2014年7月26日土曜日

蓼科だより・354号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月26日(土)★
★テーマ:梅雨明け、再び田の草取、野菜のこと、地球交響曲、
     都議会差別発言、民主主義と平和主義
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 数日前に梅雨明け宣言されたとたんに猛暑に見舞われ汗だくで農楽しています。予想していたこととはいえ、やはりキツイです。
 このところ、朝飯前に約1時間田の草取りをしていますが、それだけで汗ビッショリになるので朝食前に下着一式着替えです。そして、昼と夕方と毎日3回着替えています。

 一度終了宣言した田の草を、こんなにやるつもりではなかったのですが、余りに水草の生長のすごいところが気になり今日で10日目です。神様は公平のようです。稲も草もスクスクと成長しています。
 コナギという水草など片手で握りきれない程に成長していて、ビッシリと逞しい根を持っています。その姿を見れば、これじゃ稲の栄養分が取られちゃう、と心配になり、それで田の草取を続けています。

 稲も草も今の時期が一番成長するようです。一日数センチ伸びると思います。先週分げつが20本くらいと書きましたが、今は多いのは目標の25本になっています。ともかく植物の成長力のすごさに驚きます。梅雨で水分をしっかりもらい、この猛暑で太陽のエネルギーをたっぷり取り込んで光合成が加速度的に増えているのだと思います。

 田の草取をしていて寂しいのは、昨年までの田んぼにいたトノサマガエルがいないことです。トノサマガエルは貫禄もあり親しみ易くて必ず挨拶にきてくれたものです。前の田んぼにいって捕獲してこようかなと思っているこの頃です。しかし、除草剤を撒かれているのでダメかも・・・。
ーー
 気温と土中温度が高いと野菜の発芽が実に早いです。22日にチンゲンサイとコカブとミズナの今年3回目の種蒔きをしましたが、24日には発芽を確認しました。但し、保湿と給水に神経を使っています。炎天下ですぐ乾いてしまうので、ワラと不織布で保湿してこまめに給水しています。
 私など農楽ですから気楽なものですが、これで飯を食ってる農業の皆さんの気の使い用は大変だと思います。数時間の油断でダメにしてしまうからです。生物を扱うとはこういうことなのだと、今さらながら自覚しているところです。。
ーー
 トマトとインゲンが昨日から採れ始めました。まだ試食程度ですが、とても美味しかったです。自分で種から育てたトマトも40本ほどありますが、その収穫はまだ2週間程先になるでしょう。
 今年はラズベリーがたくさん採れました。デザートで食べたり、ジャムにしたり、レストランをやってる妹にあげたりして楽しみました。それも数日前に終り、今はブラックベリーが色づいてきているのが楽しみです。まだ、樹はたった一本しかありませんが実はびっしりと付けています。
ーー
 ユメノコーンというトウモロコシの試験収穫をし茹でて食べてみたらすばらしい美味しさでした。獣避けシステムで守っているトウモロコシです。早速近くに住む長男家族にあげました。孫に食べさせたい!切なるじいちゃんの願いです。

ーーーーー地球交響曲(ガイアシンフォニー)

 「致知」のメルマガに地球交響曲(ガイアシンフォニー)のことが書かれていたことがきっかけで始まったこの映画の全巻鑑賞が終りました。このDVDは価格が一巻6000円以上と高く、レンタルにも無いため、この便り第333号に「お貸しください」と書きました。

 お二人の蓼科便りの読者さんとユシカフェさんのおかげで、地球交響曲7巻全部(現在第8巻を製作中)を観ることができました。すばらしい!の一語に尽きます。この交響曲の概要は下段のURLをご覧ください。
 各巻毎に世界から選ばれた3~4人の出演者がいますが、大きく共通していることがありました。当然のことながらガイア理論(下にURL)を信じている人々です。もう一つの共通点は日本の神道に通じていることです。

 出演者は何れも名前を聞けば知っている、或いは聞いたことのある人ばかりです。その大半が外国人ですが、何故か神道と日本食に通じているのです。そういう人を選んだと言えばそれまでですが、実は、ガイア理論そのものが神道に通じているからだと思っています。

 ガイア理論と命名されたこの仮説は、NASAに勤務していた大気学者であり、化学者でもあるジェームズ・ラブロックによって1960年代に仮説が提唱された。映画の中で、ガイアについて次のように説明されています。

地球は、それ自体が一つの巨大な生命体である。
全ての生きものと、岩や風、水や土などが
互いに繋がって、38億年の歳月を生き続けて来た。
この人智を越えた生命の仕組みを
ギリシャ神話の女神に因み、GAIAと名付ける。


 詳細は下記URLを参照して下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ガイア理論
http://ja.wikipedia.org/wiki/ガイア

 この考えは、一見、宗教かオカルトかと思ってしまいますが、わたしは科学だと思っています。
 この映画に登場する人々は皆、常に生死の限界に挑んでいる、或いはそのような立場に身を置いている人々です。その人々が極限状態の中で感じとり、それを表した言葉にはすごい重みと迫真性があります。
 この理論の証明はまだ道半ばのようですが、私はこの理論が真理であって欲しいと願っています。ラブロック博士については第4番で採り上げられていますが、本当にすばらしい人です。

 第1巻に登場する野沢重雄博士は、筑波万博で話題を呼んだ一本のトマトの樹に1万5千個の実をならせた方ですが、これを見たのがきっかけで、博士の著書「ハイポニカの不思議」を今読んでいます。
 生命の根源に迫ることが書かれており、ダーウィンの進化論にも疑問を投げかけていますが、野沢理論の方が正しいのではと感じています。実は第5番で、ブダペストクラブの創設者アーヴィン・ラズロ博士もダーウィンは違うと唱えていました。

 話題が多過ぎて切りがないので、アメリカ合衆国の健康医学研究者、医学博士であり日本でもベストセラーになった「癒す心、治る力」の著者であるアンドルー・ワイル博士の言葉を引用してガイアシンフォニーの紹介を終りにします。

「全ての存在は生きていると私は思っています。だから地球全体が大きな生命体であるという考え方は有効です。私たちの日々に営みの全てが、意識するとしないとに関わらず、地球環境に影響を与えています。だから、私たちひとり一人がほんの少し生き方を変えるだけでその影響は必ず地球環境に現れます。
 又、他の人の考えにも影響を与えます。だから、ひとり一人が自分の場で、自分のやり方で一歩踏み出すことによってのみ地球規模の変革が起きます」


 皆さん、このDVD(映画)を見て下さい。きっと感じるものがあると思います。仮にこの映画が唱えていることが納得できないにしても、世界から尊敬を受けている著名な人々が信じていることを知っておくことは重要だと思うからです。下記URLをご参照ください。


 残念ながらこのDVDはレンタル屋さんにはありませんが、佐久市望月のユシカフェさんには全巻が置いてあり、貸して頂けます。もちろんレンタルではなく、マスターのご好意によるものですから、友達になる必要があります。(笑)
 コーヒーもすばらしいですよ!ユシカフェさんの情報は下記URLからどうぞ!

http://www.dankami.net/yushi.htm

ーーーーー都議会差別発言へのアメリカからのコメント

 とても気になるこの問題。日経電子版メールマガジン7/22からです。<>内が引用部分です。
 この見方・分析には納得です。そして情報公開の意味も納得です。男女平等とは何か、白人社会の本音は何か、そして日本の立ち位置は、その全てが書かれています。すごい論説だと思います。下段のURLから全文をお読みください。

 下記の書き出しで始まっています。
< 驚いてはっと顔を上げ、発言者の方向を見た彼女は、とっさに言葉に詰まった。そして、次の瞬間には表情がぎこちないほほ笑みに変わった。首を傾けながら「ふーっ」と息を吐き出し、ほほ笑みとも困惑とも取れる表情を浮かべてスピーチを続けようとする彼女。そして彼女を取りまいたのは周囲からの笑い声だった。
 見た瞬間、いやーな感じがわき上がってきた。昔、自分がセーラー服を着た中学生だった頃、身動き取れないほど混んだ朝の電車の中で、痴漢に遭って「やめてください」と小さく声を上げても、周囲の大人の男性たちが誰ひとりとして助けてくれなかった時の「あの感覚」が蘇ってきた。>
 そして、結びは下記です。
< 人々の「声」が政治のガソリンである「票」を実際に動かす民主主義の原則が機能するのかどうか。トウキョウは世界から見られている。
 東京の海外特派員協会で会見した塩村議員に対し「日本の恥を海外にさらす必要があるのか」と批判する意見もナンセンスだ。
 自国の庭でオリンピックという名の国際運動会を開くと宣言した瞬間から、世界に「開国する」と宣言し、黒船を東京湾に「どーぞ、ウチに来て下さい」と自ら招待したのと同じなのだ。
 オリンピックの開催都市で、公人が公人を公の場で差別する光景が世界に報道されなかったら、それは北朝鮮でオリンピックをするのとあまり変わりないってことだ。
 東京で何が起こっているか、世界で逐一報道されることは「恥」ではなく、むしろめちゃくちゃ健全なことなのだ。>


http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK11009_R10C14A7000000

ーーーーー何故、平和主義はうさん臭いのか?
 やはり気になる9条問題。京都大学の佐伯教授の下段URLの論説から引用しました。
<・・いわゆる護憲派の平和主義者からすれば、憲法9条に示された平和主義こそが理想的理念だということになる。とすれば、その途端にまたうさん臭さが露呈してくる。それは、日米安保体制の存在である。平和主義を掲げながら米軍を駐留させ、他国との交戦になれば、米軍を頼みにするというこの欺瞞(ぎまん)である。・・>

(私)このような欺瞞によってしか成立たない平和主義はおかしいと思っています。改憲に反対する皆さんはこのことを承知の上で主張しているのでしょうか。それともそこまでの思慮のない単なるメルヘンの平和を求めているのでしょうか。著者は次のようなことも言っています。

<・・実は、民主主義はイコール平和主義ではないのである。たとえば、戦後日本で民主主義の手本とみなされたジャンジャック・ルソーは、決してそんなことはいっていない。それどころか、統治者が国のために死ねといえば、市民は進んで死ななければならない、と明瞭に書いている。言い方は少々どぎついが、端的にいえばそういうことになるのであって、それが西欧政治思想の根本なのである。・・
・・どうしてかというと、近代国家は主権によって動かされる。そして、主権者の役割は何よりまず国民の生命財産を守ることとされる。とすれば、もし主権者が君主なら、君主は彼の国民の生命財産を守らなければならない。そして主権者が国民ならば国民が自らの手によって彼ら自身の生命財産を守らなければならない。これが道理というものであろう。・・>
「京都大学教授・佐伯啓思 誰が国を守るのか」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140721/plc14072103150003-n1.htm

 最近の安中さんのメルマガに次のような記述がありましたが、「その通り」だと納得です。
< 
ウクライナにおけるマレーシア航空機の撃墜、イスラエルのガザ侵攻。
世界が平和からほど遠いことを思い知らされる今日この頃です。
話し合いを拒否し、平和解決への努力をせず、軍事力や誹謗中傷のみでひとりよがりの解決を図る。
これが今の世界なのです。
そのような中で、日本はいかに振る舞うべきか。>


(私)これは今さらの話ではなく、昔からこれが当たり前だったと思います。NHKの「黒田勘兵衛」も常に謀略を仕掛けています。この世界共通の常識を教えるのが教育ではないでしょうか。
 今の文科省は間違っていないでしょうか。ありもしない、戦争のないユートピアの世界を前提に考えて、幼稚な教育をしているように思えてなりません。このような教育で育った人間が世界で通用するのでしょうか。
フッターーーーーーーーーー

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2014年7月19日土曜日

蓼科だより・353号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月19日(土)★
★テーマ:ほっとステイ、獣避け装置、蜜蜂、農業問題、
   除菌と健康、奇形精子、中韓問題、台湾人の歴史観
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 昨年も1回あったのですが、千葉県の小学5年生のほっとステイが水曜日にありました。とても良い子供達で、こちらも素直に楽しめました。社会の空気に暴露されている時間がまだ短いせいでしょうか、素直で、元気で、率直で良いです。今回は、ジャガイモ掘りと里山の散策・やぎの餌やりをやりました。
 いつも思うのです。これが中学生になり、高校生になるとこの素直な元気さが無くなっていくのです。無理のないことだと思うのですが、それを一般的に「大人になる」というのでしょうか。

 だんだん世の中のことが判ってきて、いろんなわだかまりや反抗心や疑問に取り憑かれるからだと思いますが、若い時に悩んだり疑問を持つことは良いことだと思っています。ただ、捩じれた現実を飲み込まなければならないような悩みはさせたくないと思うのです。もっとも大事なことでそういうことがあるのではないでしょうか。
 青少年の意識調査で、「自分に自身が持てない」とか「将来に希望が持てない」という回答が60%もあって、世界の主要国の中でもワーストにいるというのは問題です。
ーー
 このところ激しい雷雨の夕立が続いています。
 どこもかしこもべたべたで、梅雨明けが待ち遠しいです。天候のせいでしょうか、テントウ虫ダマシの発生がすごいです。この数日、灰溶液を入れた半切りのペットボトルで捕獲しています。テントウ虫ダマシは葉が動くとすぐ転がり落ちてしまうので、ボトルを葉の下にして落とすのです。うまく採れます。(笑)
ーー
 今日、最初に蒔いたトウモロコシに安江式の獣避け装置を設置しました。ぼつぼつ食べられそうに実が充実してきたからです。狸やハクビシンが多いです。明日採ろうかなと思う頃、その夜にいらっしゃる。実の賢いです。
 安江式獣避け装置は、灯と音と暗闇をタイマーで組み合わせたものですが、過去2年完全防衛の実績を持っています。柵などは一切無しです。すごいでしょう!
ーー
 金陵辺に誘われて来てくれた蜜蜂たちは元気で通っています。天気が悪いのとこの時期は花も少ないので、砂糖水を補給してやりました。ほとんどの蜂が両脇に花粉を持って帰ってきます。子育の餌なんだそうです。たくさんの子供が育って梅雨明けの頃にはもっと賑やかになることを期待しています。
 畑の作業小屋の前に巣があるので、毎朝晩蜂の働きぶりを見て楽しんでいます。
ーー
 一番問題の稲作りですが、この2週間ばかりで一気に分げつが進んでいます。多いのは20本(元は1本)くらいにもなりました。25本が目標ですから、何とかいけるだろうと期待しています。それでも隣の田を見ると、ビッシリと真っ青ですが、私の方はまだ田の水面が見えています。ですが収量は同じになる予定です。

 この田んぼに、4回目のEM活性液投入をしました。EM活性液は自分で培養できるので経費がそれほどかからず助かります。今年の3月からEMのメーカーであるサン興産業の情報を活用していますが、科学的にしっかりした説明をしてくれます。ご興味のある方は下記URLをご覧ください。


ーーーーー農業の記事のないJA機関誌

 「jaHOO」という農協の機関誌があり毎月配達になります。これをめくっていくと、いつも、とても寂しい気持ちになります。好んでJAの悪口を言いたい訳ではありませんが、情けないのです。
 というのは「農業」の記事が皆無と言っていいくらい掲載されていないのです。見開きはお年寄りの健康、そして学習会、お料理、福祉、子供の野菜づくり等々と続き、家庭菜園の記事はありますが、「農業」経営の記事は皆無といっていいと思います。農業ではなく、農村と家庭菜園の機関誌です。

 農業の元締めである農協の機関誌がこの内容ですから、日本の農業について何をか言わんやです。テレビでは安倍首相が「60年ぶりの農業政策の抜本改革をします」と言い続けていますが、できるんでしょうか。
 これは私の持論ですが、農家と農業を分けて考えることができるかどうかにかかっているように思います。
ーーーーー『除菌』をすると健康が遠ざかる!

 脳外科医田中佳先生のメルマガからです。仰ってることは正しいと思っています。「からだを守る常在菌」、「過剰な『除菌』が耐性菌や食中毒を生む」、「病原菌に勝つ人・負ける人」等、納得します。下記URLを読んでみて下さい。近年の神経質な除菌志向はおかしいと思っています。

医療法人照甦会 医師 田中 佳 - EM生活
http://www.em-seikatsu.co.jp/_upload/dlseason/file/85c3c824741cabadf6e8edba2349e2e0.pdf

ーーーーー男子60人中58人が奇形精子!

 このことは最近テレビでも報じていましたから事実でしょう。人間の体は口から入るものでしか作られません。外見上は健康に見えても、身体の内部が犯されているようです。特に問題なのは生殖機能と脳の働きです。この記事は生殖のことですが、最近の意味不明の不可解な事件の数々は脳の問題ではないでしょうか。
http://fukinoto.com/blog/item/537 から引用しました。

< 婦人科の健診の半分は不妊症についてです。
昔は10組に1組の割合が現在では7組に1組に増えています。
その原因の半分は男性にあります。

1998年に日本不妊学会で森本義晴先生が研究発表をしました。
不妊外来以外の健康な男性60人平均年齢21歳の精子の調査結果です。結果、60人のうち正常だったのはたったの2人でした。

どんな食生活をしているか調べてみたら、8割の人がカップ麺とハンバーガーを常食していました。
ハンバーガーの45%は脂肪です。
ダイオキシンは油に溶けるので、それが精巣に蓄積され、精子に異常が生まれたのだと考えられます。
不妊の原因の6割は男性の側にあるといいます。
現在の日本では男性も妊娠、出産に父体の意識をもつ時代です。>

ーーーーー韓国では「中国による歴史侵略」と非難!
 国際派日本人養成講座の内容はすばらしいと思います。100%正しいかどうかは私には判定はできませんが、こういう見方があるということは事実でしょうし、私自身は正しいと思う方に偏っています。
 6/15メルマガより抜粋しました。下段のURLから全文を読むことができます。

< 中韓の間の歴史紛争を見れば、歴史問題の重要性が理解できる。中国と韓国は、日本に対して歴史観の問題で、いろいろ言ってくるが、実は両国の間でも「歴史紛争」が勃発している。これを見ていると、「歴史」が政治や外交に持つ意味がよく分かる。

中韓歴史紛争の発端は:
韓中の“歴史紛争”は昨(2003)年夏、中国社会科学院傘下の歴史研究組織が高句麗の歴史を「中国の地方史」と位置付ける大掛かりな「東北工程(プロジェクト)」を推進していることが韓国に伝わり大騒ぎとなった。

高句麗は紀元前後から七世紀にかけ、朝鮮半島北部から中国大陸(旧満洲)にかけて存在した朝鮮族の国家とされる。しかし中国は現在の領土を基準にその領域内の歴史を「中国史」とし、辺境民族の歴史的な独自性を否定する動きを見せている。

このため韓国では「中国による歴史侵略」「歴史覇権主義」などと非難を高め、逆に現在の中朝国境地帯の朝鮮族自治州などを「中国に奪われた領土」として“奪還”を主張する声さえ出ている。>


中韓歴史紛争
http://blog.jog-net.jp/201312/article_11.html

(私)下記記事もすごいです。
  人物探訪: 近藤亨 ~ ネパールを救った現代の二宮尊徳
http://blog.jog-net.jp/theme/9dee4b95b0.html

ーーーーー台湾人が見る日中問題

 アメリカで台湾独立運動を展開している「AC通信」は読み応えがあります。日本のことを外から見ているので一つの客観的見解として評価できるように思います。下記引用は、No.504からです。

<・・中国が最も恐れるのは日本が自衛権を発動できるようになって、日本と米国がアジア連合を主導することである。日本国内でも憲法改正は戦争になるという議論があるが、自衛権が戦争になる、日本が侵略戦争を起こすという理論はまったく根拠がない。
日本の自衛力が中国覇権を抑止する力となるのである。日本が早く平和聯盟の主導国となることを祈ってやまない。>
(私)AC通信のバックナンバーは下記の通りです。

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2014年7月15日火曜日

蓼科だより・352号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月12日(土)★
★テーマ:キリギリス、畑仕事、アナと雪の女王、

     武石の文化、中国の見方、硫黄島・奇跡の島
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 昨日、キリギリスが鳴いているのに気がつきました。台風一過の青空に鳴き始めるとは粋なことをするもんです。昨年7月20日のメルマガに、「先週からキリギリスが鳴き始めました」という記述がありましたので、合ってます。夏本番ということです。
 今、夜9時過ぎですが、近所に用事があって外を歩きましたが、月が満月かと思われる程大きく明るくて、その前を真白い鱗雲が東に向かって月にレースをかけたような美しさでたなびいていました。台風と梅雨前線で被害を受けた地区の皆さんには申し訳ないような素敵な情景でした。

 田んぼの仕事が一段落したので、このところ畑仕事に集中しています。草退治とネギや大豆の土寄せ、トマトの管理、灰とEM活性液とスギナエキスによる病害虫予防等です。
 今日は、新規にお借りした畑に植えた大豆の土寄せをしました。土づくりしているゆとりもなく定植してしまったので、この際にキノコ培地の完熟堆肥と灰を混入しました。

 基本的には大豆には肥料は要らないと言われていますが、堆肥は土壌改良材として、灰は酸性土の中和剤として入れました。畑の土はpH5.5、灰はpH8〜9なので。
 灰を作るのにコツがあります。当初、剪定枝等を燃やせばそれで良し、と安易に考えていましたが、イザある程度の量を採ろうとすると、それなりの工程管理が必要なことが判りました。
 火が消えた後、よく見ると、かなり量の炭が残ってままです。そして、炭はほとんど中性なので中和剤にはなりません。火が消えた後、残っている炭を完全に灰にするコツを習得しました。

 酸性土の中和は一般的に石灰が使われますが、いろいろと副作用もあるようです。灰は成分は石灰と全く一緒なので私は灰を使うことにしています。心掛けているとかなりの灰を採ることも可能ですので。それなりの手間はかかりますが、お金がかからないのがありがたいです。
ーー
 数十年にわたりお世話になった且つてのお客様だった横浜市の皆さんが招いて下さる親睦会に年2〜3回参加させて頂いています。お客様と業者という関係を越えた人間同士のおつき合いをさせて頂けることが嬉しくていつも感謝しながらの参加です。

 ついでに、今回はディズニーの長編アニメ映画「アナと雪の女王」をみました。話題になっていますが先入観念なしにみました。主人公である大きな魔力をもった美しい女王がいきなり現れてくる突飛さに戸惑いながらの鑑賞になりました。
 さすがにディズニーのアニメは美しく画像はすばらしいと思いましたが、ディズニーはこの映画で何を表そうとしたのか判然としませんでした。真実の愛が世界を救うというだけでは単純すぎるように思い物足りなかったのです。


 家に帰ってからWikipediaを読むと、さすがに克明にこの映画の全てが書かれていて、先にこれを読んでおけばもっとこの映画を楽しめたのではと思いました。
 この物語のポイントは、一つは女王が自分がかけた魔法の解き方が判らなくなってしまったこと、もう一つは魔法の力をコントロールする術が「恐れ」ではなく、相手を心から思いやる「真実の愛」だということに気がつくことだと観ました。

 物語は、女王の勝手な振る舞いがその王国の全てを凍りつけてしまい、国民が危機に晒されます。一国のトップの勝手な振る舞いはその国を不幸のどん底に突き落とします。そこにつけ込んでその王国を我がものにしようとするものも現れます。
 しかし、勇気ある女王の妹アナと氷切りの青年が身を呈して女王を救い、真実の愛に目覚めさせ、魔法の解き方も判るのです。

 私の考え過ぎだとは思うのですが、どこかの将軍様が持つ強烈な魔力と勝手な行動が一国を大変な苦難と危機に晒しています。その将軍様は、被害妄想(恐れ)に陥っているようにも見え、自分の魔力を解く方法も判らなくなっているようです。
 今、現実の世界でアナを必要としているのはこの将軍様ではないでしょうか.ディズニーがそこまで考えているとは思いませんが・・・。

 下記URLにはストーリーも書かれています。これを読まれてから映画を見た方がより楽しくなるような気がします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アナと雪の女王

ーーーーーピザ窯つくりと武石の文化

 田植で中断していたピザ窯つくりが再開され、今日半日行ってきました。このことは完成してから書かせて頂くとして、現地で頂いたギャラリーの情報をお伝えします。小さいけど素敵なギャラリーですよ!

「ガラスと暮らす」展示 7/25〜27、8/1〜3 10時〜16時
8/2にはアロマテラピー講座があります。(要予約)
場所ギャラリークラノマ 上田市下武石700 0268-85-2129
「クラノマ 上田市」で検索して下さい。
尚、手作り石鹸、無農薬・玄米・ジャム・野菜等を販売します。

ーーーーー中国の見方いろいろ!

 アクアビジネスコンサルティングの高田様のメルマガから引用させて頂きました。中国の著名な作家のお話です。視点を変えると、物事は全く違って見えるのに驚きます。しかも真実味があります。10円玉が四角形であるように。

< 1.9.11のお陰で中国は今日の飛躍を手に入れたと分析する中国の友人。
上海で久しぶりに中国で著名な作家と会食しました。鋭い分析眼も持っており、メディアでも本音を書いてしまうので、若いころに共産党からも目をつけられたこともありましたが、うまく、生き延びで元気にされています。現在では彼の著作は中央政府の高官も愛読するくらいの影響力を持っているようです。

(作家)米国がその後10年余りテロ対策に気を取られた結果、中国に対するけん制が弱まり、その結果、中国は経済的にも軍事的にも現在のポジションを獲得することができた。
(作家)ただ、中国はあと30年我慢が必要。30年間、内乱とか大きな問題がなければ、米国を越えることができる。
(作家)中国はなんと言っても大きな国土と人口というこの規模が強みだ。無理に新しい技術を創造しなくとも、それを活用さえできれば十分だ。
(話は歴史に及び)
(作家)日本は、共産党の中国があったからこそ、戦後、発展することができた。
共産党の中国の脅威がなかったら、米国はそんなお人よしでないので、日本を経済的に発展させる余裕を与えなかったはず。
(作家)反対に、戦前日本軍が中国に入ってこなければ、国民党はつぶれなかったはずで、そのお陰で共産党の中国が成立したが、長い間の経済的な停滞をもたらした。

(高田)日本軍は、当時のコミュンテルン、中国共産党の戦略でうまく引き込まれた部分もあるのだろう。その辺はどうみているのか?中国共産党の歴史観を見ていると、自己正当化の為の政治宣伝的な歴史観ばかりが目に付くが、言っている本人たちも、その宣伝の部分を信じてしまって、その裏に隠されたいろいろな複雑は事情を忘れてはしまっていないか?

(作家)それはないと思う。宣伝は宣伝だとしても、裏に隠された部分も冷徹に見れていると認識している。

(高田)最近日本では、中国共産党に対する軍の発言力が強まっているとの分析がメディアで見られるが、どう思う?

(作家)それは絶対ありえない。その理由は、---。(メールでご報告すると本人にご迷惑をかける恐れがある内容なので割愛します。ご興味ある方はお会いしたときにでも口伝します。)

(作家)ところで、この前、日本が尖閣諸島を国有化して中日関係が緊張したときは、高田も相当熱くなっていたね。あの問題は、多分に中国の国内の権力闘争に絡んだ問題で、本質的には日本は関係ないのに、そのときは改めて高田も日本人と思ったね。

2.子供の喧嘩
上海におりますとき、週末は中学2年生の息子を連れて、ホテルのスポーツクラブに行くのですが、そこで、息子がプールで水泳のコーチを受けているときに、ちょっとした子供同士の喧嘩がありました。

(息子の言い分)バタフライをして泳いで折り返しのところにきたら、中国人の男の子が手で水をかけてきたので、こちらも仕返しした。そうしたら、相手はもっと激しく応酬してきたので、自分ももっと激しく報酬したら、大声で中国語でどなりながら、追いかけてきた。
相手は、水中で足蹴をしたので、僕は、相手にのど輪をした。そこでプールの人に止められた。

(中国人の子供の言い分)相手が水をかけてきて、水の掛け合いになったら、いきなり首を絞められた。

プールでは、中国人の子供が日本人の子供に殴られたということで、騒然となり。息子は、水泳のコーチにプールを出るように言われて、悔し涙で私になきついてくる。その後、子供同士の喧嘩ということでコーチがうまく取り持ってくれまして、大事にはなりませんでしたが、息子にとってはとてもいい経験になりました。

(私から息子へのアドバイス)
どちらにせよ、手を出したらお前の負け。ここは中国で、お前は日本人、中国語も中途半端なんだから、周りのひとはお前に味方をしないと考えていたほうがいい。
周りの人は、お前が首を絞めたところしか印象に残っていない。水をかけるくらいはいいけど、相手に罵られても、相手を罵ってはだめ。
特に「馬鹿」は絶対だめ(今回息子も幸い「馬鹿」はいわなかったようで「うざい」とかそういう言い方だったみたいです。)。それで問題あれば、コーチにいいなさい。それでもだめなら親に言いなさい。後でちゃんとホテル側に注意をするから。

と、息子を諭しつつ、なにか最近の日中関係をみているような気がしてまいりました。>

ーーーーー硫黄島・奇跡の島

 下記引用は国際派日本人養成講座のメルマガからです。下段に全文のURLを添付してます。

<■1.「奇跡の島」
 日米の最大の激戦が行われた硫黄島(いおうとう)は、アメリカでは「奇跡の島」と呼ばれている。戦後、日米の生き残った戦士やその子、孫、ひ孫が集まって、毎年早春に合同慰霊祭をやっているからだ。

 青山繁晴さんは、硫黄島で生き残った一人、金井啓さん(当時82歳)と会った時、この合同慰霊祭について、こう語った。

 それなのにそこにやってくるアメリカ軍の生き残りは、自分だけでなくて子や孫、ひ孫に至るまですべてアメリカ国民が支えて、つまりみんなみんな、税金で来ますね。アメリカ国民の支えによって、アメリカの政府とアメリカ軍の支えによってやってくる。

そして亡くなった方々は、ぼくが調べたらケンタッキーに帰った人も、ニューヨークに帰った人も、カンザスシティーに帰った人も、サンフランシスコに帰った人も、みなヒーローになって、そこで褒め称えられて祖国を守った英雄として扱われています。

 ところが日本では生き残った金井さん、あなたは政府が決めた、あんな小さい場所で、そこだけで戦友の遺骨を探し、お金も自分たちで出さなければいけない。そういう扱いを受け、国民からも忘れられ、そして亡くなった方はいまだに滑走路の下や岩の下に閉じ込められたままになっています。

■2.「この違いは何ですか。日米の違いは何ですか」

 日本から遺骨収容に行く人々は自費で硫黄島に渡り、政府に許されたごく一部の地域でしか、活動を許されていない。そして、米軍が作り、今は自衛隊が使っている滑走路の下には無数の遺骨が、今も眠っている。およそ2万人の戦没者のうち、遺骨として収容されたのは、いまだ8千数百柱に過ぎない。>

(私)国を守るために死んでいった人々を慰霊しなかったり、明確におかしな憲法を糺そうともしない国は根本的におかしいと思っています。人間と国の存在の根本に関わる部分に手抜きやごまかしがあってはならない筈です。この報いは必ずあると思います。修証義に業報(むくい)のことが次のように書かれています。

「因果の道理歴然(れきねん)として私なし、造悪(ぞうあく)の者は堕ち、修善(しゅぜん)の者は陞(のぼ)る、毫釐(ごうり)もたがわざるなり、」

 私は、これは真実だと思っています。今青少年に業報が現れているのではないでしょうか。
 
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2014年7月7日月曜日

蓼科だより・351号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月5日(土)★
★テーマ:田の草取り、仲間の発見、集団的自衛権
★蓼科便りは,”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 断続的に2週間もかかってしまいましたが、3枚ある内の一番大きい田圃の田の草取りが一応終りました。一応というのは、初めに取った方では、取り残しの水草が大きく成長して水面に顔を出しているからです。
 1週間前に目に留まらない程小さくても成長しだすと10センチくらいすぐ伸びてしまうからです。これから後は、除草剤を使わない限り100%除去は不可能ですから、どの程度で自分を納得させるかという問題です。私の感覚では、稲刈り機の動きに支障のない程度であればOKです。
 実は、他の2枚はうまい具合にチェーン除草だけでOKになっています。

 何れにしても、次回は深水管理を充実させて、チェーン除草で間に合うようにしたいものです。そこで残る問題は、冬期間は用水路に水がないことです。秋以降は来春まで止められてしまうからです。
 以前の田んぼの時、水管理をしている土地改良区にお願いしたことがありましたがダメでした。聞くところによると、日本中同じ状況のようです。頼りは、量はとても少ないですが、排水路に絞れ水が流れているので、それをパイプで拾い上げることです。やるつもりです。

 嬉しい発見をしました。今週初め、私の田んぼから7〜8枚下の田んぼでチェーン除草と機械除草をしている人を見つけたのです。これをやっているということは無農薬栽培ということです。
 チェーン除草している人と話しました。当町内でも有名な大規模稲作農家の従業員でした。何と、その農家は私が機械除草機をお借りした方だったのです。

 全部では数十枚ある筈ですが、その内3枚の田んぼを無農薬栽培でやっているということでした。大規模農家がやっているということに驚くと同時に嬉しくなりました。近い内にその社長さんのところへお話に行こうと考えています。
ーー
 既存のものより小さいですが、2つ目のトマトハウスが完成し、既に定植してあったトマト30本の誘引が終りました。今年は昨年の倍のトマトが作れます。野菜の販路を広げたいという思いがあるからです。 葉物類も量を増やして順次種蒔きしています。

 もう一つ嬉しいことがありました。以前に、畑の土が強アルカリで「何を作ってもダメ!」と言われたことを書きましたが、ニンニクだけはまあまあにできたのです。実は、強アルカリの話を聞いてから、ニンニクにpH5くらいに調整したEM活性液をたっぷり灌水しました。それが効を奏したのかもしれません。

 この話の畑はお返ししたので、家の近くで800m2ほどの畑を新たにお借りし、そこには「岩手みどり豆」を定植しました。もちろんpHを測定しました。5.5で、この辺りの標準でした。カルシウムとカリウムが多い草木灰を大量に撒くつもりです。石灰の正体はカルシウムですから。

ーーーーー集団的自衛権行使容認に絡んで・・

 この際だと思い、Wikipediaで憲法第9条を読んでみました。自分の不勉強が恥ずかしいですが、知らないことばかりでした。なるほどと感じた部分を抜粋してみます。<>内が引用です。
 専門家の間でも様々な異論がある問題ですから私がどうこう言えるようなことではありませんので、あくまでも素人の私の個人的見解だとご承知ください。

 まず第9条の条文です。
<1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。>

 何度も読み返してみましたが、この条文だけを素直に読む限りではどう考えても自衛隊は持てないと思います。そこで、Wikipediaにあるその経過を追ってみます。

<『タイムマシン』を発表したSF小説家であり、思想家でもあるハーバート・ジョージ・ウェルズ(H.G.ウェルズ)は、日本国憲法の原案作成に大きな影響を与えたとされる。特に、日本国憲法9条の平和主義と戦力の不保持はウェルズの人権思想が色濃く反映されている。
しかし、ウェルズの原案から日本国憲法の制定までに様々な改変が行われた為、現在における日本国憲法9条の改正議論が行われる一つの原因となっている。
また、この原案を世界全ての国に適用して初めて戦争放棄と戦力の不保持が出来るように記されていることが根幹にある。そして、ウェルズも世界全ての国に適用しようと考えたが、結果として、日本のみにしか実現しなかったことで、日本国憲法9条の解釈に無理が生じたといわれている。
 
 アンダーラインは私が入れましたが、この通りではないでしょうか。

< 1945年(昭和20年)7月26日に発表されたポツダム宣言では、日本軍の武装解除とともに、再軍備の防止を示唆する条項が盛り込まれた。

< 終戦後、憲法改正に着手した日本政府は大日本帝国憲法の一部条項を修正した、陸海軍をまとめて「軍」とする、軍事行動には議会の賛成を必要とする、という規定のみを盛り込んで済ませるつもりであった。

 GHQの最高司令官マッカーサーがホイットニー民政局長(憲法草案起草の責任者)に示した「マッカーサー・ノート」には;
< 国権の発動たる戦争は、廃止する。日本は、紛争解決のための手段としての戦争、さらに自己の安全を保持するための手段としての戦争をも、放棄する。日本はその防衛と保護を、今や世界を動かしつつある崇高な理想に委ねる。日本が陸海空軍を持つ権能は、将来も与えられることはなく、交戦権が日本軍に与えられることもない。>

「今や世界を動かしつつある崇高な理想」という部分はウェルズの理想のことでしょうか。この指令を受けて作成された「GHQ原案」との比較が記載されていました。

< 1.マッカーサー・ノート第二原則第2文「even for preserving its own security(自己の安全を保持するための手段としてさえも)」に該当する部分が削除された。
これはすべての国は自国を守る固有の権利を有しており、自衛権の存在・行使を明文で否定することは不適当であるとGHQ原案の作成にあたった運営委員会の法律家らが考えたためとされる。マッカーサーも後年の回想録の中で憲法9条は自衛権まで放棄したものではないと述べている。

2.「The threat or use of force(武力による威嚇又は使用)」の文言が加えられた。 これは前年に国際連合原加盟国によって調印されていた国連憲章24を受けたものとされている。

3.「forever(永久に)」の文言が加えられた。

 その後様々な経過を経て、1946年(昭和21年)417日に政府案として発表され枢密院に出された「憲法改正草案」は下記のようになった。

< 第二章 戦争の抛棄
第九条 国の主権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、他国との間の紛争の解決の手段としては、永久にこれを抛棄する。
第二項 陸海空軍その他の戦力の保持は、許されない。国の交戦権は、認められない。>

 更に修正が繰り返され、芦田均が委員長を務める衆議院帝国憲法改正案委員小委員会において芦田修正が加えられ最終的に現在の法文になったそうです。
 この時の条文の解釈について次のように書いてありました。

< 芦田均が委員長を務める衆議院帝国憲法改正案委員小委員会においていわゆる芦田修正が加えられ1946年(昭和21年)824日、衆議院本会議での委員長報告において芦田均はいわゆる芦田修正について「戦争抛棄、 軍備撤退ヲ決意スルニ至ツタ動機ガ、 専ラ人類ノ和協、 世界平和ノ念願ニ出発スル趣旨ヲ明カニセントシタ」ものであると述べている。
ところが、のちに公開された小委員会の速記録や『芦田均日記』からは修正の意図がこのような点にあったかは必ずしも実証的には確認できないといわれる。ただし、国際法の専門家である芦田が自衛のための戦力保持の可能性を生じることとなった点について気付いていなかったとは思われないとみる見方もある。
その後、この修正について芦田は、自衛戦力を放棄しないための修正であり、このことは小委員会の会議録にも書かれていると発言している。
このようなこともあって芦田の真意は未だに謎とされている。芦田の真意の問題は別として、総司令部や極東委員会は芦田修正の結果として「defence force」を保持することが解釈上可能になったと考えられるようになったといわれる。
 

 以上の全ての段階に自衛戦力の保持を認めています。でも、どっか変だと思えてなりません。自衛戦力を認めるなら何故「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」という言葉があるのでしょう。自衛の戦いも「交戦」ではないでしょうか。

 ともかく私には理解できません。ウェルズのいう世界平和という服にかける武力放棄というボタンの掛け違いだと思うのです。ボタンはあるがボタン穴は日本一つしかなかったので、世界平和の服としては用をなしていない、ということではないでしょうか。冒頭のアンダーラインの部分です。


< 2012年時点で、日本政府は、自衛隊を合憲とする根拠について「『戦力に至らない必要最小限の実力』の保持は合憲」とする解釈をおこなっており、芦田修正は政府の合憲根拠とは無関係であり、芦田修正が無くとも合憲であるとしている。>

 『戦力に至らない必要最小限の実力』って、何でしょう。戦力に至らなければ自衛はできないのではないでしょうか。他国に恐怖を与えない武力で自衛ができるのでしょうか。解釈の無理も極まれりだと思います。

 驚くのは、昭和21年の憲法改正審議についての次の記述です。
< 日本共産党の野坂参三衆議院議員は自衛戦争と侵略戦争を分けた上で、「自衛権を放棄すれば民族の独立を危くする」と第9条に反対し、結局、共産党は議決にも賛成しなかった。
また、南原繁貴族院議員も共産党と同様の「国家自衛権の正統性」と、 将来、国連参加の際に「国際貢献」で問題が生ずるとの危惧感を表明している。

それは「互に血と汗の犠牲を払うこと」なしで「世界恒久平和の確立」をする国際連合に参加できるのか?という論旨であった。これらの危惧感は後の東西冷戦終結後、現実問題として日本に生じ、結果的にPKOなどの派遣を憲法の無理な解釈で乗り切ろうとする事態が生じている。
(この憲法の推進を行ったダグラス・マッカーサー自身も日本再独立後にこの事項を作った事を戦後の米軍の負担増という点から後悔し、旧軍を最低限度の人数と装備で存続させるべきであったと一生の悔いにしていたとの逸話がある) 

 護憲だと思わされていた共産党が9条否認だったとは本当に驚きです。
 次のような面白い記述もあります。
< 朝鮮戦争勃発によってアメリカから、日本を朝鮮戦争に派兵させるため改憲要求が出された。アメリカの要求に対抗するため総理大臣吉田茂は社会党に再軍備反対運動をするよう要請した。 >

 結局、日本を隷属国扱いしようとした下心が仇になって、アメリカも間違えたし、日本は手痛い敗戦のショックで自己喪失していたということでしょうか?
 気がついた時には、共産主義、社会主義勢力が勢いづいており、日本転覆には好材料である9条の改正は不可能となってしまった。しかし、軍隊は必要なので、苦し紛れの解釈論議に行かざるを得なかったということではないでしょうか。
 というような次第で、わたしは改憲派です。しかし、それが困難である以上、安倍首相の選択は次善の策だと思います。

 法律って難しいですね。Wikipediaを読んでいても判らないことがたくさんあります。全部読みきれませんでした。下記URLを是非お読みください。
 ご忠告・ご意見など頂ければ幸いです。

 下記産経の記事も参考になりました。
630日産経1面の「自国を防衛する権利」

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http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html

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