2015年2月23日月曜日

蓼科だより・383号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2015年2月21日(土)★
★テーマ:採蜜、オープンデータ、農地法再び、
     中国、絞首刑、戦争と平和
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 完全に一日遅れのメルマガになりました。内緒ですが、昨夜は楽しいことがあったのです。そして、今日も楽しくてエキサイティングなことを一日中やってました。
 蜂蜜を採集しました。4年ぶりす。その間、日本蜜蜂が私の巣に入らなかったのです。昨年6月10日でした。金陵辺(キンリョウヘン)に誘われて大きな群が巣に入ったのは。その時は本当に嬉しくて、金陵辺の威力が凄くて興奮しました。その時にアップロードしたYoutubeを再掲します。


 その日本蜜蜂は秋までとても元気に働いていました。何度か砂糖水の給餌もしました。給餌口から鏡を使って巣がだんだんと大きくなるのを見るのが楽しみでした。
 ところが、年末でしたが急に蜂の数が減り、年が開けた頃、ほとんど蜂の姿が見えなくなってしまいました。それでも、蜂の姿が見えるのではと思い、今まで様子を見ましたが、全く姿が見えないので、諦めて蜜を採集することにたのです。

 上2段を外して家の中に運びましたが、ズッシリと重く、これはたくさん入っているぞ、と気を良くして久しぶりの作業にとりかかりました。ところが、どうやって採蜜したのか忘れてしまい、養蜂先輩の従兄弟に電話で聞き直しました。記憶が全くありません。大丈夫でしょうか?
 最初は、ガスストーブの前で、たれ蜜採取の要領でやりましたが、時間がかかってダメなので、ガスレンジで湯煎し、木綿布(洗って干した手ぬぐい)で絞りました。

 巣は大きなものではありませんでしたが、8段あった巣にはびっしりと蜜が詰まっていました。生きた蜂はまったくいなくて、数十匹の死骸がありました。
 みごとに蜜が詰まった巣をカッターナイフで端の方から5センチ角ほどに切取っていくのですが、なんだか申し訳ない気持ちになります。蜜は美しい透明な金色です。切取るとタラタラと蜜の雫が落ちます。
 蜜房のフタをカッターナイフで薄く落とし、すばやく湯煎の鍋に移し10分ほど加熱し、手ぬぐいで絞りました。約80℃で10分間加熱してから、ビン詰めしました。味もすばらしいです。

 何と、3升半採れました。従兄弟にこの話しをしたら、1年目の巣にしてはスゴイ、とビックリしていました。比重は1.4だというので、6.3リットル×1.4=8.82kgとなります。ネットショップで値段をみると、200gで2500でしたから、8.82/0.2×2,500=110,250円となりました。
 えっ、本当?と驚きました。別のネット販売を覗きましたが、やはり価格は同じでしたから間違いないですね。本当に貴重品なんですね。

 昨年は金陵辺がひと鉢しかありませんでしたが、今年は現在6鉢育てています。何鉢咲いてくれるか判りませんが、楽しみです。
ーー
 昨日(土曜)は、「International Open Data Day」なんだそうです。この日は、2013年のG8で採択されたオープンデータ憲章によって決められているそうで、世界で一斉にこの記念日にオープンデータ推進のためのイベントをやるとのことです。
 この近くでは長野大学で行われ、日頃SNS「おらほねっと」でおつき合い頂いている前川教授から情報を頂き参加しました。昨年は全国で35ヶ所、今年は倍増して60数カ所になり、県内では3ヶ所とのことでした。

 昨年は途中参加でよく判らなかったのですが、今年はよくその意味が判りました。オープンデータとは、「政府や自治体等がもつ膨大なデータを、コンピュータが加工できるような形式とライセンスで公開したデータのこと」とあります。
 膨大な公式データを活用するために、著作権問題や悪用問題に対応できるシステムということでしょうか。当初ビックデータと同じようなものかと思っていましたが、全く別物でした。情報処理の世界は本当に進化が激しいですね。

ーーー農地法は平成21年に改正されている

 前号で、「使い手がなくて困っている田畑を使いたいという人に何故自由に使わせてあげないのでしょう。・・・他の産業には絶対あり得ないことを農政ではやっているのです。」と書きましたが、実は国は平成21年に農地所有(賃貸)下限面積50アールを撤廃しているのです。
 当町の農業委員会がそれを拒んでいるだけです。何と、身内の恥を晒してしまいました。笑って下さい。

 前回書いた私がやろうとしている手続きも、国の方針通り(所有権移転登記制限下限面積の撤廃)立科町がやってくれていれば、必要ないのです。新任の担当者が1ヶ月も悩んで、私から叱られる必要も全くないのです。なんという馬鹿げたことでしょう。

下記URLに21年に行われた法改正の要点が判りやすくまとめられています。
http://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/kaikaku/pdf/kaisei_gaiyou.pdf

 ただ、原則自由でも、やはり細分化を認めてはいけない場所もあります。多大な国税と地方税両方を使って圃場整備を行った地域です。ここでは細分化を認めるべきではありません。
 ところが、とんでもないことが行われています。農家の相続の際には、限りない細分化が認められているのです。現実に私より小さい農地しか持っていない農家がたくさんあります。
 非農家には下限面積を設け、農家には制限がないということは、下限面積を設けた理由、つまり「小さい農地では農業が成立たない」という主張はどうなるんでしょう。ことほどさように、日本の農政には理念も論理も感じられません。

ーーー上海で見る中国

 上海のT様から下記の書き出しで始まるメルマガを頂戴しました。想像していたイメージと随分違うと感じたのは私だけでしょうか。

<・・・年末の上海を見ておりますと、全く不景気な感じはいたしませんでした。
会社の忘年会をしようと、社員の希望で日本料理の食べ放題のお店を予約しようとしましたら、10 カ所の日本料理店に電話して一箇所も予約がとれませんでしたので、結局私が贔屓にしている元関取がやっているちゃんこ料理のお店を予約いたしました。・・・

・・・今後の相場とか世の中の先行きを考える上で日本の主要メディアの情報は当てにしないが、日本の大勢がどちらの動くのかを見極めるために、日本の新聞は読んでいるとのことでした。・・・>


(私)いずれも日本人の言葉ですが、日本の中にいる人間にとっては寂しい言葉ですね。

ーーー「絞首刑の松井石根大将」の話し

 2/18日産経朝刊の記事です。「元陸軍第36師団歩兵第224連隊の少尉、内貴(ないき)直次(93)は戦後、松井の元私設秘書、田中正明から幾度となく聞かされた。」。この内貴さんのお話です。

 これを事実隠蔽のためのデマと読むか、それとも事実と読むか迷いますが、私は事実と読む側にいます。そうしないと、私なりの考え方ですが、私の既知全体のつじつまが合わないからです。
 どちら側の人にも、下記URLから読んで頂きたい内容です。一部を下に引用します。

「南京に入ったのは攻略戦から6年後。街は商店や人であふれ、平和な様子だった。もし、大虐殺があれば、住民の恨みを買い、われわれは平穏に駐留できなかったはずだ」

http://www.sankei.com/life/news/150218/lif1502180008-n1.html
 現在日本のこれほど平和な社会に暮らしていても、「誰でもいいから殺したかった」などと、毎日凶悪犯罪が絶えません。ましてや、極限状態に置かれた戦場で、とんでもないことをした兵隊がいたであろうことは容易に想像がつきます。沖縄の米軍兵士による犯罪が後を断たないのも一緒だと思います。

 しかし、そのことと、軍が虐殺を命令したなどということは、まったく別物の筈です。だいたい、日本軍は極悪非道だったという前提にたって全てを組み立てる人に聞いてみたい。その日本軍というのは、我々の親や祖父であることを知っているのか、ということです。
 自分の親だから良い方向に考えるべきということではなく、自分達の先祖がそんなに信じられないのかと言いたいのです。場合によると過ちはあったかもしれない、気違いもいたかもしれません。しかし、極悪非道はないと思うのです。

ーーー戦争と平和

 HAL通信2/18号より転載しました。

< 前号で、戦争と平和は「軍事コストの比較で決まる」という話をした。軍拡のコストと戦争のコストを比較すれば、明らかに戦争のコストのほうが高い。ゆえに、「戦争にならないようにする軍拡」が、リスク管理面からみた合理的選択となる。

勿論、こうした結論は、「絶対平和」を志向する方々からは批判されるであろう。「とにかく軍拡は悪」と考えるからである。そう、確かに「軍拡は悪」である。では、「戦争を辞さない国家」に対して「軍拡をしない」という政策で対抗し得るのか。そこを歴史上の事実から考えてみよう。

有史以来、第一次世界大戦までは、ほとんどの国家が侵略国家であった。侵略によって自国を繁栄させることは、その国にとって「善」だったからである。反対に、侵略される国は弱いからであって、弱さは、その国にとって「悪」だったのである。

日本国の内部でも、東北の蝦夷(えみし)は、武力の差で侵略してきた大和朝廷に滅ぼされた。結果、大和朝廷が「善」で、蝦夷は「悪」とする歴史が書かれてきた。蝦夷を意味する「夷(い)」は、悪の代名詞として、その後も長く使われてきた。

幕末時代、欧米を「夷狄(いてき)」と呼び、彼らを追い払う「攘夷(じょうい)」という言葉は「悪を滅ぼす」という意味であった。弱さは、まさに「悪」であったのである。

しかし、第1次世界大戦は、それまでの戦争の常識を覆した。戦勝国といえども、非戦闘員である国民に多くの死傷者を出し、国家はボロボロになってしまった。ごく一部の国を除いて・・。そして、その国だけが利益を貪(むさぼ)れた。そう、アメリカと日本である。

戦場となったヨーロッパの国民は、戦争を「悪」と考えるようになったが、戦争の災禍と無縁だったアメリカと日本の国民だけは、戦争を「悪」とは考えなかった。そして、両国の国民は「戦争するための軍拡」を「善」と考え、支持したのである。

日本国民は、米国との戦争に破れたことで、ようやく戦争を「悪」と考えるようになった。米国国民の一部も、ベトナム戦争の敗北で戦争を「悪」と考えるようになったが、未だに国民の多くは「悪」とは捉えていない。

だが、第1次世界大戦で、戦争が「悪」と理解したはずのヨーロッパの国民の考えも浅かった。戦争の責任を敗戦国のドイツだけに押し付け、多額の賠償金を課し、ドイツ国民の労働の果実を全て奪い取ったのである。その結果、ナチスの台頭を許し、第二次世界大戦への道を開いてしまった。>

(私)この考え方は正しいと思っています。価値観は時代と共に変わります。今の価値観で歴史を語ることは間違いです。良い悪いの問題ではなく、真理だと思います。だから、植民地政策を謝った先進国はないと聞いています。申し訳ないことをした、しかし、国家として過った訳ではない、という立場でしょうね。
 くどいですが、マッカサーの部下だったヘレン・ミアーズが書いた『Mirror for Americans: Japan』 (アメリカの鏡・日本)は教科書に採り上げるべきと思います。

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蓼科だより・382号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2015年2月14日(土)★
★テーマ:農地法、ソ連の宣戦布告、ユダヤ人難民救済、
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

  1月半ばだったと思いますが、今年から本格的に、農楽希望の非農家の皆さんに農地の小分け賃貸を実施しようと思い、地元町役場の農政課にその手続きについて指導を受けに行きました。
 以前からおつき合いのある頭の良い男が担当者と共に対応してくれたのは良かったのですが、「当町では初めてのことなので、調べさせているから、もう少し待って欲しい」と言ったきり、未だにご返事がありません。

 昨年春相談に行った時は、特定農地貸付法に則ってやるのが一番簡単で良いとのことでしたが、3週間以上たっても返事ができないほど複雑なようです。
 実は、農地の小分け貸し出しはあちこちで見られる事柄です。皆、近所のよしみでもぐりでやっているのです。各部落にいる農業委員も見て見ぬ振りをしています。このような違法行為が今まで問題になったとは聞いたことがありません。

 何故問題にならないかを考えてみると、恐らくどうでもいい問題だと、関係者全員が思っているということではないでしょうか。つまり、要らない法律だということです。

 違法行為が当たり前に行われていても、その管理監督の立場にいる者が何も言わないその法律の中身はいったい何の意味があるのでしょうか。私にはその法律は必要ないとしか思えません。
 問題なのは、その法律を建て前通りに運用しようとすると、判らなくて、間違うのが怖くて、担当職員が一月近くもそのために時間を潰していることです。

 何故私が建て前通りにやろうとしているかというと、不特定多数に宣伝して貸そうと計画しているからです。たまたま隣の非農家に畑の端を少し貸す程度なら、もぐりでやってしまうかも知れませんが、宣伝してやろうと思えばそうはいきません。

 使い手がなくて困っている田畑を使いたいという人に何故自由に使わせてあげないのでしょう。以前に何度もこの問題を書いていますが、農地使用に差別待遇があるからです。他の産業には絶対あり得ないことを農政ではやっているのです。
 商店でも工場でも、自由に売買・賃貸できます。資格など問われません。農地の所有・賃貸を自由にできない理由が判りません。農業官僚・役人はこう言います。「農地を潰されたら困る」、「小さい農地では農業が成立たない」というのがお決まりの理由です。


 ですが、大して考えなくも判ることですが、農地の他の用途への転用は所有権や使用権の問題ではありません。関係ありません。農地転用を認めなければいいだけの話しです。誰が持っていようと農地として使われている限り関係ないことです。つまり、農地転用だけをしっかり見張っていればいいことです。

 また、小さい農地の問題は、それを考えるのは買う側、借りる側の問題であり、役所に決めてもらう必要のないことです。余計なお世話ではないでしょうか。大店舗を構えようと、屋台で商売しようと勝手ではないでしょうか。

 何故そんなことのために、日本中の自治体から中央省庁に至るまで、莫大な人件費を使っているのでしょうか?馬鹿げています。

 「農地として使うのでればご自由にどうぞ」とすれば、届出くらいは必要として、1年中、担当者を置いておく必要はありません。いい加減に、役人の失業救済事業のための法律は改正するべきと思います。

 今、農業の世界で最重要なのは、人材であり、経営者だと確信しています。その人材は他産業にいます。その人達の農業への参入を拒否してきたのも農地法です。これでは日本の農業が良くなる筈がないではないでしょうか。日本農業がダメな根本原因はここにあるのではないでしょうか。

 誤解を恐れずに言えば、現在の日本の農業者従事者の99%は農作業者であり、農業者ではないです。そもそも兼業ですから、農業者にカウントすること自体がおかしいのです。「業」をする意志を持っていないからです。
 敢えて法律で括りたいのであれば、環境保全農とでもして、環境省の管轄にしたらどうでしょうか。環境省の予算で、JA主導の農薬付け農業から解放したら良いと思います。

 この問題には、つい熱くなってしまいます。安倍さんに早くこのことに気がついて頂きたいです。農地の解放が地方創生に大きな意味を持っていると思います。

ーーー昭和20年8月10日:ソ連は日本に対して宣戦を布告!

 小金芳弘先生の「戦中日記」からです。
 先生の孫のような私が評するのは口幅ったいのですが、小金芳弘先生のホームページを紹介させて頂きます。誰もが関心がある日本の現代史とEMに関わっているからです。
 先生は、東京大学生として戦中を過ごし、戦後は経済企画庁やOECDで活躍され、退官後は大学や研究所で働かれ、常に社会正義を物差しに行動し記録を書き続けてこられたと思います。

 ご縁は、私が建設会社の現役時代、平成9年でしたが、シニアタウンの勉強のために、当時「生活文化綜合研究所」にいらした先生をお招きした時からです。そして私の運命を変えてしまった本「サステイナブル・コミュニティ」をご紹介下さった方です。

 ホームページには、既に本になっている昭和13年からの日記が全部掲載されています。本は「戦中日記」と「戦後日記」の2冊で、東洋大学出版会から出版されています。

 終戦(敗戦)の8月15日の記述は次のように始まっています。

<正午の重大放送とは、天皇陛下御自らの戦争終結の大詔の御放送だった。日本民族始まって以来こんなことがあっただろうか。御放送が終わった時、突如として涙が溢れ出てきた。家族一同はもとより、近所の人達もラジオの周囲に粛然として起立し、慟哭し、ただ涙をふくのみだった。
しかし、今は感傷にふける時ではない。我等は敗戦国民だ。後何年か何十年か、新生日本の建設までにはどれほどの血と涙を要するだろうか。・・・>
(私)現代史を教わっていない日本人必読の書だと思います。また、EMEffective Microorganisms有用微生物群)に対する強い期待と今後の微生物と生物化学の重要性、そしてマスコミと政治の節操の無さを訴えています。他に数多くの社会・経済論説が収録されています。

小金芳弘のホームページ
http://www.geocities.jp/ryuryuiso/

ーーー満州国境まで来ていたユダヤ人難民2万人を受け入れた

 どうか、私を右翼などと言わないでください。リアルインサイトのメルマガ2/11より引用します。私は当然で平凡であるべき内容だと感じています。

<・・・本日は紀元節ですね。
神武天皇の即位から2675年、日本国は、世界で最も長い歴史を持つ国家。「建国記念日」か「建国記念の日」かなどという不毛な議論を、私はしたくありません。
そして私達は、何よりも大切な、日本国建国の精神を忘れてはならない、と思います。建国の精神とは、どの国でも国民としてのアイデンティティの根幹をなすものであり、それを知って初めて、日本人は日本人たりえます。

八紘一宇(はっこういちう)ー

天の下で全ての民族は平等であり、天下を平和な一つ屋根にしようというこの日本建国の精神こそが、
日本人を日本人たらしめます。それは同時に、全てのものには神が宿っているとする八百万の神々を祀る精神であり、この精神ゆえに、日本人は、他者との違いを受け入れ、尊重することができるのだと思います。

それが1919年、パリ講和会議で日本が世界で初めて人種差別の撤廃を訴えた精神であり、二次大戦中にドイツの要請を断り、ナチスの迫害を逃れて満州国境まで来ていたユダヤ人難民2万人を受け入れた精神であり、その精神が戦後も絶えることがなかった事実が最も証明されたのが、東日本大震災の時だったと思っています。

あの震災を受けて世界から日本に届いた義援金と物資の合計額は800億円を超え、日本は世界一の援助受け取り国になりました。
先進国のみならず、数多くの途上国を含む、190以上の国々が、私たちを支援してくれました。なぜそんなことが起こったのか?まぎれもなく、この八紘一宇の精神に基づき、日本が、世界中の国々に支援を行ってきたからだと思います。・・>

フッターーーーーーーーーーー

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2015年2月8日日曜日

蓼科だより・381号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2015年2月7日(土)★
★テーマ:脱芒、
小學國語讀本、微生物、「死の淵を見た男」
     ポルポトの虐殺
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

 今のところ、ここ立科町では、穏やかな天候が続いています。気温も例年より若干高めですし、雪の量も少ない気がします。ですが、近年の気象変動から察すれば、いつ異常気象が襲ってきてもおかしくないと思います。
 それに、本当に世界が不穏当ですね。中東の混乱も訳が判りません。アメリカの失政だ、ロシアの陰謀だ、グローバル金融資本が第三次世界大戦をしかけているとか、いろんな推測が飛び乱れていて、訳が判りません。
 徳川家康や吉田松陰が現在に生きていたらどうするんだろうなんて考えてみますが、所詮答えが判りません。「鳴くまで待とう」と言ったって、お隣のいかつい方が泣くとは思えませんし、黒船ならぬ核ミサイルが4発西の方からいきなり飛んできて、首相官邸で緊急会議を招集している間に日本壊滅なんて、大丈夫ですかね。
ーー
 昨日、米づくりの初仕事をしました。脱芒(だつぼう/ノギとりとも言う)といって、籾に残っている穂にとりついていた毛筋ほどの枝(枝梗/しこう)を取除く作業です。餅つき機によく似た機械があって、その中に入れて10分ほど撹拌して落とします。
 私の田んぼは、昨年より1反歩増えて3反歩、つまり30アールになりました。その必要量は、計算上は3kgほどですが、塩水選(えんすいせん/塩水で軽い籾を排除する作業)でかなり減るのと、初めての苗箱による苗作りなので、何が起こるか判らないので余裕をみて30kg行いました。

 嬉しいことに、小作仲間が一人増えました。一昨年、横浜から”田舎暮らし”に挑んで蓼科牧場に移住してきた方です。20年来の東京のメル友が紹介して下さいました。信州まちづくり研究会にも入って頂き、畑と田んぼを一緒にやることになりました。
 ノギとりはそのEさんと一緒です。一人でできる作業ですが、一通り体験して覚えてもらいます。どんなことでもそうですが、仲間がいると楽しいものです。
ーー
 今日は、誘われて、子供達に本を読み聞かせている町内3つのボランティア団体が主催している「大きなおはなし会」というイベントに、見学者として参加しました。町の公民館でした。
 半分くらいしか見られなかったのですが、子供達と大人の共演による劇や、小学3年生くらいでしょうか、自作の和歌の発表や、百人一首の朗詠があったりして、とても素敵でした。
 各リーダーも全体をまとめているのも女性でした。百数十人の集まりですが、中は笑いと熱気に包まれていました。筋書きも脚本も、舞台装置も廻りの飾り付けも音響も全て手作りという心のこもったものでした。まとめていたのは私を誘ってくれた地元町区の女性リーダーでした。
 5年目、5回目ということでしたが、子供たちの演出のすばらしさに感動しました。
ーー
 今年初めてのYoutube動画をアップロードしました。おなじみのユシカフェで、素敵な戦前の教科書を見つけたからです。昭和7年に文部省が作った教科書です。ご覧ください。読んでいると気持ちがほのぼのとしてきます。

小學國語讀本・蓼科田舎暮らし日誌389号

 実は、ノギとりも撮影したのですが、何故か動画が収録されていませんでした。こんなことは初めてで原因が判りません。カメラの故障かな、と心配しています。

ーーー微生物のこと・・田中佳先生のブログから

<・・EM(有用微生物群)と知り合って10年ちょっと。EM界ではEMドクターとか言われますが、いち早く認識したのが後輩のDr.杉本一朗。同じく映画に出 てます。彼のお陰で今の私があるのですが、私も、EMが深くて、広くて、面白いのでずっと付き合ってきました。
このEMの活用範囲は農業に始まり、畜産、水 産、洗濯、環境浄化、プール清掃、建築、放射能対策などなど多方面に優れた影響を出し続ける素晴らしさを実感すると、益々好きになって、ジワジワと生活の 中に浸透していきます(いわゆるEM生活の実践)。
これ、相当に安価ですし、それ故に世界57ヶ国で現地生産され、92ヶ国に代理店があり、国家プロジェ クトにも組み込まれるEM。赤道直下だろうが、北の国だろうが、現地の菌と仲良くできるEMだからこその世界普及かと。
信じるとか、信じないとか、そうい うことではなくて、どこぞの偉い学者が何と言おうと実績が既に世界で30年ございます。
・・・有機水銀で汚染された水俣病ですが、その海からは水銀を食べる微生物が検出され、予測を遥かに上回る速度で環境改善した事実もある。・・・>


http://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-11979432020.html

(私)は田中先生ほどEMを極めていませんが、実感として仰っていることは本当だと思います。どんな仕事でも運動でも、教わったことができる人とできない人がい、成功する人と失敗する人がいます。取組み方の問題のように思います。そういう意味では私ももう少し本気でやる必要があります。(笑)
 続きに、下記の記述がありました。

< 今の地球環境の基礎を作ったのは主に微生物である。
 汚染された環境を救うのもきっと微生物である。
  人は汚染というが、微生物はいわない。
   その環境に適した微生物が増えるだけだから。

有機水銀で汚染された水俣病ですが、
 その海からは水銀を食べる微生物が検出され、
  予測を遥かに上回る速度で環境改善した事実もある。

成層圏に住んでいる菌も居れば、
 超高圧で生きている菌も居ればで、
  マグマにも居るかもと言われていたり、
   それなら火星にも居るだろうて。

EMの中心菌の酸素が大嫌いな光合成細菌。
 この古代菌はメタンや硫化水素などを好む。
  紫外線や放射線でも光合成をしてしまう能力。
   人間が汚染と呼ぶ環境に生きる微生物を活用。 >


ーーー「死の淵を見た男」(門田隆将著PHP)
・・吉田昌朗(あきお)と福島第一原発の500日・・


 涙無しには読めません。日本人の弱点とすばらしさの両面が書かれていると思いました。長いですが、記憶に留めたい部分を抜粋してみました。(・・・は省略部分です)

< はじめに
『・・・明日の見えない太平洋戦争末期、飛行技術の習得や特攻訓練の厳しい現場となった跡地に立つ原子力発電所で起こった悲劇ーー絶望と暗闇の中で原子炉建屋のすぐ隣の中央制御室にとどまった男達の姿を想像した時、私は運命をいう言葉を思い浮かべた。
戦時中と変わらぬ、いや、ある意味では、それ以上の過酷な状況下で、退くことを拒否した男達の闘いはいつ果てるともなく続いた。自らの命が危うい中、なぜ彼らは踏みとどまり、そして、暗闇に向かって何度も突入しえたのか。彼らは死の淵に立っていた。
それは、自らの「死の淵」であったと同時に、国家と郷里福島の「死の淵」でもあった。そんな事態に直面した時、人は何を思い、どう行動するのか。力及ばず大きな放射能被害が生じた。しかし、土壇場で、原子炉格納容器爆発による放射能飛散という最悪の事態は回避された。・・・』

おわりに
『・・・そして、現場で奮闘した多くの人々の闘いに敬意を表すると共に、やはり、これを防ぎ得なかった日本の政治家、官庁、東京電力・・・等々の原子力エネルギーを管理・推進する人々の「慢心」に思いを致さざるを得なかった。
この事故を防ぐことにできる”最後のチャンス”は、私は実は「二度」あったと思う。その最大のものは、9.11テロの「2001年9月11日」である。

改めて言うもでもないが、・・・原発の敵は、「自然災害」と「テロ」である。
・・・アメリカの原子力関係者の動きは素早かった。ただちに、テロ対策を強化し、その中で、「全ての電源を失った場合、原子炉の制御をどうするか」ということが、以前にも増して議論されることになった。そして、5年後の2006年、アメリカのNRC(原子力規制委員会)が対策のための文書を決定し、それは、日本にも伝えられた。
・・・しかし、我が国の原発では、「全電源喪失」「冷却不能」の状態がもたらされる可能性を、それでも想定しようとはしなかった。

・・・もう一つのチャンスは、9.11テロの3年3ヶ月後、2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震である。・・・23万人もの犠牲者をだした。・・・それは、巨大地震と大津波が、人間の想像を絶するものであることを見せつけるものだった。
・・・だが、この天の啓示ともいえる二度の警告は、日本の原子力行政に携わる人間にも、そして原子力を扱う事業者にも、ついに「響く」ことはなかったのである。
・・・結局、日本では、行政も事業者も「安全」よりも「採算」を優先する道を選んだのである。それは人間が生み出した「原子力」というとてつもないパワーに対する「畏れのなさ」を表すものだった。世界唯一の被爆国でありながら、その「畏れ」がなかったリーダーたちに、私はもはや言うべき言葉を持たない。

・・・私は、事故以来巻き起こった反原発運動の凄まじいエネルギーを「当然」と思う反面、火力発電などでおこる地球温暖化などの環境問題について指摘する声が急になくなったことも、恐ろしいと思っている。
「極端」に流れるのではなく、代替えのエネルギーができ上がるまで、資源小国の日本がなんとか成立つ方法は何か、国民全体で冷静に知恵を絞らなければならないと思う。・・・・・』 >

(私)門田さんの考え方は中庸を得ていると思います。エネルギー論にも賛成です。軍部の驕りが太平洋戦争を生み、55体制(自民党官僚政治)の驕りが福島原発事故を生んだと言えるのではないでしょうか。
 更に心配になるのは、55体制の形こそ崩れましたが、日本が、敗戦国の卑屈な存在観に留まっていることです。原発事故よりもっと大きな事故が起こる可能性があるのではないでしょうか。

 柄にもなく大上段なことを書いてしまいましたが、門田さんに刺激されました。
 すばらしい本をありがとうございました。

ーーーポルポトの虐殺はあり得ない・・朝日新聞

 唯臥独村さんより頂きました。

<・・・ポルポト派(クメールルージュ)は当時、僅か人口が5~600万人しかいなかった小国の、実に200万人以上を虐殺したと言われています。
 そんなポルポト派を、朝日新聞の和田俊記者(当時)は「小乗仏教のカンボジア人はアジア的優しさを持っており、虐殺はあり得ない。虐殺の噂はアメリカのCIAが故意に流した可能性が高い」などと伝えていました。

当時、私は勤務先で和田記者の記事を「まさか」と思いつつ読みましたが、大新聞の特派員が現地から伝えているのだから本当なのだろう、と半信半疑ながら信じてしまったものです。今から思えば、飛んだデッチアゲを信じてしまったものです。朝日新聞はウソばかり、捏造ばかりですね。

※『ポルポト派を”優しい”と表現した朝日新聞のトンデモ記事』(http://blogs.yahoo.co.jp/torakyojin88/44342602.html )を参照願います。

※和田俊氏は当時朝日のカンボジア特派員で、虐殺がウソではなく真実と判明した後にテレビ朝日「ニュースステーション」の解説者となりました。「ニュースステーション」の解説者は「朝日新聞の顔」であり、してみると会社ぐるみのデッチアゲだった可能性が高いですね。 >

(私)どんなメディアでも間違いはあると思いますので、朝日新聞の悪口ばかり書きたくありませんが、ひどすぎますよね。まるで、国際共産主義組織の出先機関のように思えてしまいます。朝日新聞が共産・社会主義を理想とするのは自由だと思いますが、嘘によるプロパガンダは犯罪ですよね。

 カルフォルニア州の韓国系米国人団体が、慰安婦問題について過った記述がされている米国人作家の小説「ドーターズ・オブ・ザ・ドラゴン」を全米の図書館に送付する活動を始めたそうですが、これも朝日新聞の犯罪の余波ではないでしょうか。

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農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
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団塊世代の地方移住が日本を救う
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無農薬玄(白)米の販売
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籾殻燻炭の販売
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農楽のすすめ!
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2015年2月1日日曜日

蓼科だより・380号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2015年1月31日(土)★
★テーマ:後藤さんの死、ユシカフェのパン、終活ノート、

 友人からコメント、イノベーション、宗谷、21世紀の資本
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 後藤さんもついに殺されてしまったようです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 何といういうことでしょう。暗澹たるとはこういう気持ちを言うのでしょうか。海外で暮らしている日本人始め同盟国の人々は安心して外も歩けないのだと思います。

 ですが、冷静に考えて見ると、世界は膨大な規模で人間を虐殺し続けています。カンボジアのポルポトなど100万単位の虐殺をしたのは事実のようです。たった40年前のできごとです。数万単位の虐殺は常にどこかで起こっているのではないでしょうか。虫けらのように殺されて・・。公開されないので判らないだけです。
 アイシルがインターネットで公開したから世界中に知れることになりましたが、黙って殺されていれば判りません。あの地域では毎日戦闘が続いていて、軍・民を問わずかなりの犠牲者が出続けているのだと思います。

 私は戦争死でも事故死でも、ベット上の死以外は皆悲惨だと思っています。交通事故にしても、挟まれて潰れていたり、燃えて黒焦げになっていたりするのでしょう。ただ、そういう写真は公開されることがないので、その悲惨さを直接感じることがないだけです。建設現場の事故死もそうでした。

 それにしても知りたいのは、どうしてアイシルのような組織が生まれたのかです。アイシルを作りだしたのは国際金融資本だという指摘があります。第三次世界大戦に導こうとしているとも言っています。昔から聞かされていた「死の商人」は本当にいるのでしょうか。
 私にはとても、こんな地球規模の問題にコメントを挟むことなどできませんが、いるのかもしれないな、と思うこともあります。下記URLはこれについて語っています。

ーー
 昨年末に隣組で大きな変化が起きました。私が物覚えついた頃からやっていた酒屋が閉店しました。店主は私の友人で、2年ほど前から「赤字でダメだから閉める」と呟いていましたが遂にその時がきたようです。毎日その前を通りますが、閉めっぱなしのシャッターを見るのは何とも寂しいものです。
 ところが、とんだ余波があることが判りました。閉められた店の通りを挟んだ向い側に、食品移動販売をやっている青年の拠点店舗があるのですが、客が半減してしまったというのです。

 この場所から車で2分もかからないところに立派なスーパーがあるので、元々訪れる客は限られているのですが、いわゆる買い物難民救済には大きな貢献をしています。
 私も今までその店に行ったことがなかったのですが、友人の友人だということを知ってから、その店にあるものは買わせて頂こうと考え通っています。好感の持てる青年で、過疎地の食品販売についていろいろ聞かせてもらいましたが、懸命に取組んでいる様子が判って「立派だな」と思いました。

 ”まちづくり”などと口にしている人間がこんなことに気がつかなかったことを恥ずかしいと思いました。何の商売でも同じだと思いますが、やってる本人が熱心にやるのは当然ですが、その地域の住民の応援も不可欠です。過疎が進行している地域だからこそです。

 移動販売の1トン車に積める限りの食品ですから、品数も少なく、値段も安くはないかも知れませんが、良心的な商品を置いています。すぐ近所にある老舗豆腐屋のしっかりした豆腐と油揚がり、魚の切れ実の品質については自慢していましたが、確かに美味しかったです。日常の必要食品は一通り揃っています。

 食品といえばスーパーへと、何の疑念も挟まず直結していました。車に乗れる人は皆同じだろうと思います。これはまずい、問題だと思いました。悪くすると、撤退などいうことも起こりうるのではと感じたからです。近くて、歩いて行けますから、ガソリンもかからず問題ない筈と思います。何よりも買い物難民を出させちゃいけませんよね。

 何かお手伝いできることはないか、と考えています。

ーーーユシカフェのパン

 「TENPODO BREAD 地粉の食パン」:地元の(無農薬、無化学肥料)小麦を使った1斤で500gもある食パンです。どっしりとして美味しいパンです。一般市販のフカフカの食パンとはまったく異質なものです。つぎのようなコメントがついています。
「遠クバカリ見テイルト 結構気ヅカナイ モノダケレド 本当ニ素敵ナモノッテ 足元ニ転ガッテイル」

 良い言葉ですね。ユシカフェのマスターのセンスと感性の良さは評判ですが、流石だと思いました。皆さんも食べてみませんか?発送もしているようです。1斤380円、プラス送料500円。意味あり・価値あり商品です。
 私は、酢屋茂の味噌とマヨネーズと砂糖を練り合わせてペーストにして、この食パンに塗り、ピザ風にトッピングしてオーブンで焼いて食べます。すばらしい味に仕上がります。
 電話は下記です。
 0267-53-1043

ーーー終活ノート(エンディングノート)

 去る金曜日のNHKテレビでした。
 「ひとり死 支え合うために」のお話。医師の周防正行さんと渡辺エリさんの出演。
 日本の一人暮らしは600万人だそうで、このテーマは私にとっても切実な現実的問題です。

 終活ノートとコミュニティのことが大きなテーマとして語られていました。もちろん、私はコミュニティの方を強調したいのです。よく言われる言葉ですが、「遠くの親戚より近くの他人」という言葉も出てきました。

 少し考えれば判ることですが、本当に大きな問題(震災や戦争)が起こった時に、消防署や警察署が役に立つとは思えません。過去に日本で起きた大震災や津波を考えればすぐ判ります。何もかも全てが被災してしまいます。

 ケイタイもパソコンも通じない。道路も通れない。スーパーにもコンビニにも商品が届かない。ガソリンがない。電気もつかない。そんな時、助け合えるのは隣近所だけです。つき合いが煩わしいなんて言ってられるでしょうか。
 お互いに心を閉ざして交流がなかったら、イザという時に助け合いができません。良好なコミュニティこそ、生活の安全と安心を担保してくれる究極の砦だと思います。
 下記のURLに次のように書かれていました。
<・・2011年に「エンディングノート」という映画が公開され、エンディングノートという言葉も普及し、2013年の今、耳にする機会も増え、書店では数十冊のエンディングノートを目にします。エンディングノートとは、直訳すると「最期の覚書き」といったところでしょうか。>

http://明るい終活.com/index.php?%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88

ーーー友人Kより、「国際社会は嘘ばかり」へのコメント

<・・こんな(憲法の)前文、民族として恥ずかしい。穏やかに言うと安部首相いわく無邪気な平和主義ですね。国民が知るべきだと思います。
平和を愛する中国、北朝鮮、韓国国民と具体的に書いてみると、その人たちに自分たちの平和、生存を委ねる国家ですからね。
「・・平和を愛する中国、北朝鮮、韓国の公正と信義に信頼して、・・」となります。>

ーーーシリコンバレーでイノベーションが繰り返される理由 

WEDGE Infinity1/19より抜粋しました。

<・・・シリコンバレーから次々にイノベーションが生まれる理由に「ボランティア精神と人的ネットワーク」を挙げる。
 「起業して成功した人はもちろん、所属企業の上場で報酬を得た人など、個人がエンジェル投資家になります。エンジェル投資はリターンを得ることが目的ではあるのですが、基本的には失敗します。それでも、かつては自分もお世話になったということで後進に投資するのです」

・・・マネーは稼いだ人から、必要とする人へ循環していく。・・・意外に感じるかもしれないが、シリコンバレーは人脈(コネ)がモノを言う世界・・・

・・・ビジネスとして成立するかどうかも分からないモノに対して懸命に取り組む人がいて、そこに投資する人がいる。そんな人たちがたくさんいることが、日本との 違いだ。シリコンバレーでは「多くの失敗の上にしか成功は生まれない」と、誰もが口にした。失敗も含めて将来に対して投資するのだ。・・・>


(私)これがアメリカの真骨頂なんでしょうね。大きなリスクは、分散させることによりサポートする。もう20年も前だと思いますが、日経のコラムに「株式会社の目的はリスクの分散である」とあり、大きく納得した記憶があります。
 日本は100年くらいしたらこうなるでしょうか。これも教育と世論形成の問題だと思います。その道で権威をお持ちの皆さん、お願い申し上げます。

ーーー南極観測船宗谷の数奇な運命!

 昭和を走り続けた「宗谷」とその乗組員たち。足も遅く恰好も悪いが、「宗谷」とその乗組員たちは、その時々の使命を実直に果たしてきた。
http://blog.jog-net.jp/201501/article_4.html


ーーー「21世紀の資本」(トマ・ピケティ著)

 去る金曜日にNHKがこの本について素人にも判り易い解説をしていました。
 私が不思議に思っていたのは、「長期的にみると、資本の収益率は経済成長率よりも大きい。だから、富は資本家へ蓄積される。」というごく常識的と思われる論理の発見が何故こんなに騒がれるのだろうかということでした。NHKの番組ではその答えを教えてくれました。

 今まで、アメリカのノーベル経済学者サイモン・クズネッツの理論が経済学の常識になっていて、それを覆したからだといいます。Wikipediaから引用します。
<・・サイモン・クズネッツの 仮説をも否定している。クズネッツの仮説とは、逆U字型仮説と呼ばれるもので、「資本主義経済では経済成長の初期には格差が拡大するが、その後格差は縮小 に向かう」という説である。
実際、クズネッツがこの仮説を発表した1955年の時点では、格差は縮小していた。しかし、ピケティは、1980年代になると 格差が再び拡大していることを示した。>

 世界の経済学者に賛否両論あるようです。上記Wikipediaの続きに、下記のような批判記事もあります。
<・・サマーズは、1982年におけるアメリカの富裕者上位に名を連ねていた400人のうち、2012年にもその地位を維持していたのはわずか10人に1人だっ た事も指摘している。富裕者層の財産は増加していない。
さらに、富裕者上位1%の収入は現在大半が給与所得であり、資本から得られる収入ではない。他の多 くの経済評論家は上位1%の収入の増加をグローバリゼーションと技術革新で説明している・・>

 更に不思議に思うのは、「資本主義の特徴は、格差社会が起きることである。」と書かれているそうですが、「共産主義・社会主義国家の方が格差社会になりにくい」と読み替えても良いのでしょうか。だとしたら、共産主義・社会主義国家の方が所得格差が大きいことはどうやって説明されるのでしょうか。
 下記Wikipediaに世界銀行によるデータがありますが、経済大国の中では、中国がアメリカを凌いでワーストワン、ロシアがワースト2です。日本はほぼノルウェーと並んでベストと言えます。説明がつきません。どなたかご教授願えないでしょうか。
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農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
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団塊世代の地方移住が日本を救う
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無農薬玄(白)米の販売
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籾殻燻炭の販売
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農楽のすすめ!
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