2020年12月4日金曜日

中国は、絶対にアメリカに勝てない

わたしは北野さんの言葉を信じます。

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中国は、絶対にアメリカに勝てない
北野幸伯(パワーゲームメルマガ)より。2020.1204

「6月に香港国家安全維持法が施行され、事実上「デモ=違法」になってしまいました。
去年は、100万人、200万人デモがありましたが、
もうしばらく大規模デモは起こらないでしょう
昨年のデモに参加していた100万人、200万人。
そのほとんどは、いわゆる「普通の人々」です。
デモに参加して逮捕されたら困る。失職したら家族を養えなくなる。
だから、「もうデモにはいけない」と考えるのは当然のことです。

▼歴史を動かす力
しかし、なんやかんやと、歴史はいい方向に動いていきます。
100年前、世界のほとんどは、欧米列強の植民地でした。
160年前、アメリカでは、合法的に奴隷を所有することができました
今は、黒人(と白人のハーフ)がアメリカ大統領になり、
イギリスの王子と結婚する時代です。
世界は、明らかに、「より自由に」「より平等」になっています。
なぜ、世界はいい方向に進んでいるのでしょうか?
一部の人たちが、努力をつづけているからでしょう。
私は、これらの人たちを、「理想を目指すリアリスト」と呼んでいます。
たとえば、明治維新のことを考えてみましょう。
江戸時代末期、庶民は、それまで通り普通の生活をつづけていました。
しかし、一部の人たちは、「このままでは、 日本は欧米列強の植民地になってしまう」
「江戸幕府では、 欧米列強から日本を守ることはできない」
「江戸幕府を倒して強力な日本を創ろう」
「欧米列強の植民地にされないよう、 新しい政体、経済体制、 軍隊は、全部欧米風にしよう」
と考えて、行動を起こしました。
おかげさまで、日本はイギリスやフランスの植民地にならずにすんだ。
日本の例をあげましたが、こんな風に、歴史は進んでいくのでしょう。
世界は、「より自由」に「より平等」になってきている。
しかし、その流れに逆行している国もあります。
一番わかりやすい例は、中国ですね。
私はリアリズムの視点から、「中国は、絶対にアメリカに勝てない」と主張しています。
歴史的視点から見ても、中国に勝ち目はありません。
歴史を見ると、
スペイン 対 オランダ   (オランダ独立戦争、1568年80年戦争)
オランダ 対 イギリス   (英蘭戦争、イングランドが勝)
イギリス 対 フランス   (英仏戦争、百年戦争、)
イギリス 対 ドイツ    (第一次・第二次大戦)
アメリカ 対 ソ連     (1989年ベルリンの壁崩壊)
と覇権争いがつづいてきました。
そして、常に「より自由」な方が勝利してきた。
哀れ、周庭さん、黄之鋒さんは、しばらく牢屋の中で暮らすことになります。
しかし、彼らの意志は消えません。結局、中国共産党の一党独裁体制は崩壊し、
中国は民主化されるでしょう。
ソ連が崩壊し、世界が良くなったように、
中共が崩壊して、世界はさらによくなっていきます。
これは「理想主義」でしょうか?
そう思った方は、100年前、200年前のことを調べ直してみてください。
ここ100年、200年でどれほど世界がよくなったか、理解できることでしょう。
そして、「歴史の流れ」も見えてくるはずです。

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