2014年10月27日月曜日

蓼科だより・367号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年10月25日(土)★
★テーマ:コンバイン、国保税、日本の司法、侵略国、

     大西中将、死んだら心は、
★蓼科便りは,”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします
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 昨日からやっと天気が回復しましたが、脱穀は来週にならないとできそうもありません。ですが、私の田んぼの周囲を見渡すと、ほとんど終了していて、ハゼが残っているのは私だけになりました。
 コンバインによる収穫が主流になったので、家族・親戚が集まって大勢で作業する風景はあまり見られなくなりました。また、ライスセンターで燃料を使って強制乾燥するので、少々の雨や湿気をものともしません。

 最近、町営温泉で知合いの兼業農家さんと農作業の話をしました。田んぼを3町歩(3ヘクタール)やっているそうですが、田植は朝4時から8時まで4時間で終了する、稲刈りはコンバインでやはり4時間くらいで終了すると言ってました。8条の田植機とコンバインだそうですが、機会の威力はすごいです。

 私の1.6反歩が、人力ですが1日かかるとすると、コンバインは4時間で30反ですから、単純計算すると37.5倍の仕事をしていることになります。私の場合の1日の経費を仮に4万円(4人×1万円)とすると、コンバインの仕事は150万円の価値があることになります。

 同規模の仲間と組合を作って補助金をもらって共同購入しているそうです。このような合理化をしても計算すると赤字になるとぼやいていました。仮にこの組合が10名で構成されているとして、一人3町歩としても、せいぜい30町歩ですから、農業経営の規模とすれば零細です。
 日本でも米所に行けば100町歩単位でやっていますし、アメリカでは500町歩位は普通だそうです。
 農政改革は大問題です。口では大規模化を説きながら、やったことはそれとは正反対の零細農家(農業ではないのに)を保護と農地の小口化です。しかも長過ぎました。それだけにこの改革は大事だと思います。

 私は農業ではなく農楽ですから、上記の話は関係ありません。私の田んぼを8条植えの田植機でやったら10分ほどで終ってしまいます。それでは運動になりませんし、孫達もやることがなくなります。
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 私が副理事長を務めているNPO法人信州まちづくり研究会で、”田舎暮らし”コミュニティづくりを始めたので、”田舎暮らし”に関連する諸問題を調べていますが、今週は、都市部から地方への移住者の国民健康保険税のことで新発見をしました。
 65才まで東京で働らき、66才で地方に移住したとします。誰しも若い内は病気はあまりしません。ですから保険税は納入する一方ですから首都圏の自治体は制度運営が楽な筈です。ところが、地方に来てから病気になったとすると、国民保険による医療費の給付は地方の保険組合から支払われることになっています。

 この仕組みはおかしいですよね。たくさん保険税を納めてもらった首都圏の自治体は得をして、もらうのは少なく払いが多くなる地方の自治体は損をしていることになります。
 実は、国もそのことは判っていて、移住者が増えた団塊世代のために、都市部の保険組合から地方の保険組合に対して過剰負担分を補填する仕組みがあったのです。

 ところが、その制度が今年度で廃止になるというのです。今のところその代替え案はないということなので、非常に心配しています。というのは、”田舎暮らし”を推奨する事業をやると、地元自治体に損失を増やさせる迷惑事業になってしまうからです。
 非常のおかしな問題ですし、しかも、地方創生を強調している政府の方針に相反します。まだ来年3月まで時間がありますので、国会議員の皆さん、この問題に是非対応して下さい。

ーーーーー私の新米をお買い上げ下さい!

 全くの無農薬で有機肥料だけで、蓼科の水で育てました。
 太陽のパワーをいっぱい吸ったハゼ掛け米です。
 昨年より1kg当り200円料金を下げました。
 自信がついてきましたので。(笑)
 発送は来月上旬になります。
 販売可能数量は500~600kgと見積もっています。
 現在ご注文を頂いているのは約100kgです。

 少量定期発送もお受け致します。
 宜しくお願い申し上げます。
 詳細は下記URLをご覧ください。


ーーーーー日本の司法制度腐っている

 この便り365号に掲載しました表題の記事について、稲刈りにご参加頂いた弁護士さんからコメントを頂きました。私のような素人ではなく、弁護士さんが仰っていることにご注目ください。

<「日本社会では諸問題を正しく評価し裁定する仕組みがおかしい」⇒その通りです。
  どうも立法・司法・行政全てに切迫感が無いというのが私の印象です。・・>

ーーーーー「日本は侵略国だった」

 安中さんが教えてくれた、元細川首相が「日本は侵略国だった」と言ってしまった件について、「何故糾弾の声が上がらなかったのでしょう」と問うと、下記のような返事を頂きました。

<・・「細川発言を糾弾する世論がおきないのは、「日本は侵略国だった」との刷り込みが日本人の意識になされているからです。その行為者は、社会主義者(教員の多くはそうでした)でした。
そして、朝日新聞は、彼等の機関紙の役割をしていました。若き日の私も、この思想を刷り込まれ、学生デモにも参加していたのです。
「朝日を読むのはインテリ、社会主義は先進思想」との刷り込みも同じ理屈ですね。」・・>


(私)な~るほど!です。アメリカによる日本罪悪国家の日本人への刷り込みは徹底していたようですね。同時に、世界に共産主義への大きなうねりがあったことも影響していると思います。
 このような話になる時にいつも思いだすのが、ヘレン・ミアーズが書いた『Mirror for Americans: Japan』 (アメリカの鏡・日本)のことです。
 日本を占領した連合国軍最高司令官マッカーサーの部下であった彼女が、日本擁護論とも思える内容の本を書いたのです。日本占領中にも関わらず、マッカーサーは日本での出版は禁止しましたが、アメリカでは許したのです。さすがに言論の自由の国だと感心しました。どなたか、朴大統領に教えてあげてください。

お読みになっていない方は是非読んでみてください。日本人が書くべき文章を書いています。私は、自分の考えが大きく変わったことを覚えています。

お忙しい方は下記書評が良いと思います。
http://d.hatena.ne.jp/AtoB/20091124/1259047608
ーーーーー吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せん!

 こんなことばかり掲載していると、安江は右翼になったのかと言われそうですが、私は右翼でも左翼でもなく胴体だと思っていますので、ご理解下さい。
 国際派日本人養成講座メルマガからの引用です。全文は下段のURLからどうぞ。
「特攻の創始者」と呼ばれた大西瀧治郎(たきじろう)海軍中将の話です。

<■1.「祖国を憂える貴い熱情」
フランスの元文化大臣、アンドレ・マルロー(ミロのビーナスを日本に持ってきた)は次のように言っている。
「確かに日本人は第2次大戦で敗れた。だがその代わりに何ものにもかえ難いものを得たことを忘れてはならない。それは世界のどの国にも真似のできない特別攻撃隊である。戦後フランスの大臣として日本を訪れたのは私が最初だが、その時も陛下(昭和天皇)にとくとそれを申し上げておいた。」

「日本の純真な若い特攻隊員たちは、ファナチック(狂信的)だったとよくいわれる。それは違う。彼らには権勢欲とか名誉欲など露ほどもなかったし、ひたすら祖国を憂える貴い熱情があるばかりであった。」・・・
しかし、他方、送り出した方はどうなのか。最近、ある読者からいただいたお便りに、次のような一節があった。
「特攻隊の自滅死戦術は 国の責任によって行われた。国の上層部は黙認したのか?」
もっとも至極の疑問である。本号は「特攻の創始者」と呼ばれた大西瀧治郎(たきじろう)海軍中将を取り上げて、送り出した側の考えを探ってみたい。

■2.「吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす」
大西瀧治郎中将は、終戦の翌日、昭和20(1945)年8月16日午前2時45分に、遺書を残して割腹自殺した。

作法どうり腹を十文字にかき切り、返す刀で頸(くび)と胸を刺しながら、なお数時間は生きていた。従者が発見して、軍医を呼んだが「生きるようにはしてくれるな」と頼んだ。駆けつけた部下には「介錯不要」と言った。「できるだけ永く苦しんで死ぬのだ」 その遺書には、こう書かれていた。

「特攻隊の英霊に曰す。善く戦ひたり、深謝す。最後の勝利を信じつゝ肉彈として散華せり。然れ共其の信念は遂に達成し得ざるに至れり。吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす。」 >


http://blog.jog-net.jp/201410/article_5.html

(私)たぶん、軍国教育だという批判があるのでしょうが、これは人間の生き様の話だと思うので、こういう史実も歴史教育で教えるべきだと思います。感情を挟まずに事実だけを教えるのです。どう判断するかはひとり一人の課題であり、そこで各自が考えれば良いのでは。教える側が解釈を押しつける必要はないと思います。

 ともかく、この国際派日本人養成講座のメルマガはすばらしいです。いつも書いているように、史実を自分で確かめることはできないので、絶対正しいとは言い切れませんが、私の常識から判断すると、基本的に事実の記述で構成されているように感じています。

上記URLからもメルマガの受信申込みができますので、トライしてみてください。

ーーーーー死んだら心はどうなるのか

少し前の号に書いたこのテーマについて、O様が情報を下さいました。
作家の立花隆さんが、世界を廻って、臨死体験の研究を取材した動画が入っていました。NHKスペシャルでも「臨死体験」について放映したようですね。

「死んだら心はどうなるのか」
http://ouchicafebar.blog11.fc2.com/

<・・
立花隆「結局、人間の死ということは、死と神秘と夢が隣り合せのボーダーランドに入っていくことだ。だから、死ぬことはそれほど怖いことではない。ギリシャの哲人は、『人生の目的は結局アタラクシア、心の平安ということを得るのが最大の目的』と言っている。・・>

(私)何だかよく判りませんが、動画は興味深かったです。
 
フッターーーーーーーーーーー

田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/09/blog-post_29.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
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