★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年12月31日(日)★
★今回のテーマ: 2011年を振り返って & 安中さんの便り
★”田舎暮らし”と長野県東信地区の情報をお伝えします
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★ 長男家族と妻の母と一緒の年とリを過ごして,夜9時,パソコンに向かっています。パソコンからどんな音楽でも聞くことができてとても便利です。
★今回のテーマ: 2011年を振り返って & 安中さんの便り
★”田舎暮らし”と長野県東信地区の情報をお伝えします
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★ 長男家族と妻の母と一緒の年とリを過ごして,夜9時,パソコンに向かっています。パソコンからどんな音楽でも聞くことができてとても便利です。
チョット気取った気分で,今は亡き現代クラシック・ギターの父と呼ばれたアンドレス・セゴビアの奏でるバッハをBGMにして書き始めました。とても気持ちが落ちつきます。
今年も無いないづくしの中で,妻や家族をはじめとして周りの人に迷惑をかけながらも,一つの割り切りの中で自分勝手な充実な日々を送れたような気がします。
腹は良いが口の悪い友人が,「お前は失うものがないから,気楽なもんだ,好きなことが言える」と言いますが本当です。きっと,私にもっと言えと言いたいのでしょう。
無いないづくしと言いながら,自分のやってきたことや自分の環境を見回すと,有形無形のたくさんの現役時代の遺産に与っていることが判ります。
一番は友人・知人です。名義は変ってしまっても,誰も私から取り上げなかった今の家があります。従来通り,家の前の畑も田んぼも使わせてもらっています。
使ってくれと言わんばかりの里山の恵みも目の前にあります。
思うに,やはり日本は豊なんだと思います。私のような立場の人間でもちゃんと活かしてくれるのですから。
親父はよく「足るを知る」,「手を開けば無一物」という言葉を書いていました。この言葉の難しい解釈は知りませんが,今のわたしにはとても胸に落ちるのです。
市川覚峯先生のおかげで,10年以上も前から般若心経を唱えることができるようになり,今年は毎朝修証義を少しづつ読んでいますが,やはり数千年の歴史をもつ仏典が説く内容は静かに心に沁みこんできます。
判らないながらも自分なりの解釈では,般若心経も修証義も生きる勇気を与えてくれるものだと思います。「足るを知る」,「手を開けば無一物」も「色即是空」や「生死,唯一大事因縁」も皆同じことを言っているように思います。
こんな知ったようなことを書くと「この馬鹿が」と笑われそうですが,無一物ですから馬鹿丸出しにできるのです。これが幸せです。
今年も「蓼科便り」をお受取り頂きありがとうございました。そして,Youtubeの動画もたくさん見て頂き感謝申し上げます。Youtubeは1日平均250回位の閲覧がありましたので,年間では9万回以上のヒットになります。
もっと売ろうとしている”田舎暮らし”ですが,”まちづくり”の関係でご指導を頂いている先生方のお話を総合すると,人間社会の根本的なパラダイムチェンジが起き始めており,田舎が新たな価値を持ってくるように思います。
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ついに「伝統の炭窯づくり」のDVDを売り出しました。
私のブログ
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
[所在地] 〒384-2305 長野県北佐久郡立科町芦田2076-1
[連絡先] 090-3148-0217、0267-56-1033
[メール] takasuke@mitsuyakogyo.co.jp
[Skype] takasuke6(夜可。スカイプ同士は無料です)
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そのパラダイムチェンジを裏打ちするような論説が今朝の産経に載りました。12/31付,1面「人界観望楼」・「道しるべなき世界を後に」岡本行夫著です。
「夜の海で漆黒の闇に潜ると無重力の世界なので,体が逆立ち状態にあるのかも,どっちが海底なのか海面なのかわからない。」という言葉で,今年の世界の混沌を振り返っています。
今まで正しいと信じ込んでいたことが,本当にそれで良いのかという国際社会の根本原則に対する疑念が書かれていました。民主主義,反独裁,進歩,発展というような言葉が世界の常識としてきた価値観への疑問です。
私は,岡本さんがつくった日本最大のNPO新現役ネットの準会員ですが,同じことを感じていたので,反骨精神のある元高級官僚でさえそう思っていることが判って変な納得をしました。
今まで正しいと信じ込んでいたことが,本当にそれで良いのかという国際社会の根本原則に対する疑念が書かれていました。民主主義,反独裁,進歩,発展というような言葉が世界の常識としてきた価値観への疑問です。
私は,岡本さんがつくった日本最大のNPO新現役ネットの準会員ですが,同じことを感じていたので,反骨精神のある元高級官僚でさえそう思っていることが判って変な納得をしました。
ーーーーー安中さんから締めくくりに相応しいメールを頂きましたのでご紹介します。ーーとーーの間です。
ーー
本日31日に「原発コーナー:第29回」をHPにアップします。
これが、本年最後の仕事になります。
正月のお暇な時にでもお読みください。
これが、本年最後の仕事になります。
正月のお暇な時にでもお読みください。
http://www.halsystem.co.jp/column/detail.asp?id=87
低レベル放射線をめぐる論戦を私なりに解説しました。
結局は、「個人が何を信じるか」の問題なのですが、
過剰に危険を訴えるほうが、安全を訴えるほうより有利です。
「安全を訴えて」、「災禍が起これば」、徹底的な糾弾を受けます。
しかし、「危険を訴えて」、「災禍が起きなくても」、何も言われません。
だから、過剰に危険を訴えるほうが強気になり、支持を集めやすいのです。
それゆえ、危険派は、安全派をとにかく攻撃します。
「けしからん奴だ!」と正義の味方を気取るわけです。
しかし、安全派が危険派を攻撃することは、まず無いです。
立場が弱いですからね。
常に「100%安全」が勝ってしまうのです。
それでも、原発に事故は必ず起きるのです。
だから、事故が起きることを前提として、
事故発生の確率をいかに低くするか、起きた場合の災禍をいかに小さくするかの
議論・方策が必要だったのです。
低レベル放射線をめぐる論戦を私なりに解説しました。
結局は、「個人が何を信じるか」の問題なのですが、
過剰に危険を訴えるほうが、安全を訴えるほうより有利です。
「安全を訴えて」、「災禍が起これば」、徹底的な糾弾を受けます。
しかし、「危険を訴えて」、「災禍が起きなくても」、何も言われません。
だから、過剰に危険を訴えるほうが強気になり、支持を集めやすいのです。
それゆえ、危険派は、安全派をとにかく攻撃します。
「けしからん奴だ!」と正義の味方を気取るわけです。
しかし、安全派が危険派を攻撃することは、まず無いです。
立場が弱いですからね。
常に「100%安全」が勝ってしまうのです。
それでも、原発に事故は必ず起きるのです。
だから、事故が起きることを前提として、
事故発生の確率をいかに低くするか、起きた場合の災禍をいかに小さくするかの
議論・方策が必要だったのです。
しかし、それが出来なかったことが、今回の事故の一番の原因なのです。
なにしろ、東電も政府も「原発は100%安全です」と言ってしまったからです。
いや、正確には「言わされた」からです。
100%安全だから、事故発生は考える必要がない ⇒ 考えてはいけない。
こうなってしまったわけです。
なにしろ、東電も政府も「原発は100%安全です」と言ってしまったからです。
いや、正確には「言わされた」からです。
100%安全だから、事故発生は考える必要がない ⇒ 考えてはいけない。
こうなってしまったわけです。
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(私)本当は違うと判っていることでも何十年も繰り返していると自己暗示に罹ってしまうのでしょうね。それに,もし事故発生を仮定した発言をしたら,たちまち「それみろ,だからダメだと言ってるんだ」となってしまいますね。それを恐れたからではないでしょうか。
しかし,その危険な技術のおかげで今の世界の繁栄があるのだと思います。だから非難するのではなく,克服して行くべき課題と考えるべきだと思います。
日本でも昭和初期まで,家計の足しに我が娘を身売りする程貧しく飢えていたと教わっています。
大正中期から昭和初期のたった30年程の間に,ヨーロッパだけで約8000万人,日本を含むアジアで約1000万人,そこに世界で起きた共産革命を含めると少なく見ても1億人以上が戦火の犠牲になっています。
その原因は失業と飢餓だと教わっています。それを解消してきたのはリスクを伴った技術・経済の発展だと思います。日本は江戸時代は3000万人が食うのが精一杯だったのが,今1億2千万人が食っています。こんな素晴らしいことがあるでしょうか。
世界には飢餓の問題が残っているのも事実ですが,ともかく60億を超える人間が食えているのは技術と経済の発展のおかげだと思います。
もし,江戸時代のエコ社会に戻したら40億人くらいは餓死するのではないでしょうか。
やはり,「足るを知る」べきではないでしょうか。
最後に力み過ぎましたが,(笑)
ともかく,今年1年間ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。
良いお年をお迎え下さい。
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ついに「伝統の炭窯づくり」のDVDを売り出しました。
わたしのYoutubeにダイジェスト版をアップしました。
ブログ「デーランボー」を作りました。
代表はあの中野宏さんです。
私のブログ
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
[所在地] 〒384-2305 長野県北佐久郡立科町芦田2076-1
[連絡先] 090-3148-0217、0267-56-1033
[メール] takasuke@mitsuyakogyo.co.jp
[Skype] takasuke6(夜可。スカイプ同士は無料です)
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