2014年12月20日土曜日

蓼科だより・374号〜田舎暮らし情報


★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年12月13日(土)★
★テーマ:2度目の雪、SMK、マララさん、小林りんさん、
 相撲の神様、歴史の嘘、人種平等と日本、ペリリュー島の桜
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★
 夕方からですが、我家で2度目の雪降りです。現在夜12時、まだ3センチ、予報では今回はこれくらいで収まりそうです。しかし、日本海側では豪雪予報です。本当にお気の毒です。

 レンタル屋の都合でバックホーが借りられず2週間遅れになってしまいましたが、3枚の新規田んぼの漏水防止ベルトの埋め戻しが終りました。寝雪になる前に終ってほっとしています。
 しかし、来年に向けての準備がまだ残っていますので、今日の雪が少量で助かりました。すぐ融けてしまうでしょう。

ーーーーーNPO法人信州まちづくり研究会(SMK)の活動

 去る10日でしたが、信州まちづくり研究会の斎藤理事長と二人で、山手線田町駅前にある日本最大のNPOといわれる新現役ネットを訪ねました。”田舎暮らし”コミュニティづくり推進の協力依頼でした。
 10年ほど前に何度かそこで行われた交流会に参加したことがありました。さすがに、理事長も事務局長も担当の方も変わっていましたが、親切に対応してくださり、展開に向けて幾つかのヒントを頂いてきました。

 まず、2泊3日のワークショップと田舎体験滞在の企画を作ることになりました。
 新現役とは、判りやすく言うなら、第二の人生となると思います。1万人以上の会員がいるそうです。

新現役ネットのホームページ
 
 その後、飯田橋の住宅生産性研究会のセミナールームで行われた”まちづくり”セミナーに参加し、今秋行われたアメリカ視察の成果の報告と解説がありました。住宅生産性研究会はやはりNPO法人ですが、戸谷理事長は日本の住宅産業の改革を訴え続けています。

 その論旨は次の通りです。
<日本が住宅建設業を「建設サービス業」と定義して、「フロー(流通)としての住宅による最大利益を追求してきた」が、それでは国民が不幸になるばかりである。米国では、住宅建設業を「住宅製造業」と位置付け、「ストックとしての住宅の利益、つまり資産形成を中心に据えて住宅政策が行われてきた」が、それを見習うべきである。>

 私も戸谷理事長の主張には同感です。米国と言ってますが、住宅を一生一代の資産と考え、磨き上げて価値を上げていくというのはヨーロッパも同じだと思います。先進国の中で、この問題に関しては一番遅れていると思います。
 住宅建設の総元締である国交省は、文部省に注文して、「住まいとは何か」、「コミュニティとは何か」を義務教育の中でしっかり教えるべきです。

 人間の一生で一番高い買い物が、20年や30年でただのゴミになってしまうなど、悲惨過ぎます。所得は高いけど幸福度が低い原因はここにあるのではないでしょうか。

 下記ホームページの左サイドバーにある「メールマガジン」のバックナンバーを開くと、”まちづくり”・家造りのご興味のある方には参考になる記事がづらりとあります。

ーーーーーすばらしいマララさん!

 この数日ノーベル賞の話でもちきりでしたが、マララさんの授章で失礼ですが他の受賞者が少し霞んで見えました。本当にすごい女の子ですね。とても17才とは思えません.話す言葉が本当にすごいと思います。

下記はWikipediaの記事です。

マララ語録で検索したら下記「涙が止まらないマララ・ユスフザイの名スピーチ」が見つかりました。

特に感動した言葉をひとつだけ引用します。
<・・私たちの学校にいた少年に、あるジャーナリストが
こんなことを尋ねていたのを覚えています。
「なぜタリバンは教育に反対しているの?」。
彼は自分の本を指さしながら、とてもシンプルに答えました。
「タリバンはこの本の中に書かれていることがわからないからだよ」・・>

ーーーーー小林りんさん

 マララさんとは少し次元が異なりますが、先月NHKテレビ放映された小林りんさんのことを思い出しました。見た方も多いと思いますが、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)の創設者です。

 「貧困層の教育は大事である。しかし、同時に社会に変革を起こさせるリーダーの養成が不可欠だと痛感し、この学校の設立を決意した」といいます。
 一国連職員が、資金ゼロでスタートし、当初20億円の寄付者が現れたがリーマンショックで消えてしまい、7年間寄付集めに駆け回り、幾多の困難を乗り越えて開校したのです。
 マララさんの活動と重なるものがあります。「学校をつくることは未来をつくること」と話していました。世界に誇れる業績だと思います。

 下記ホームページの「ISAKについて」を読むと感動します。
http://isak.jp/jp/

 下記URLは日経の記事です。軽井沢町へのふるさと納税の95%がこの学校の奨学金に当てられるそうです。
「世界を変える」全寮制高校@軽井沢 ISAKの挑戦 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO76269890Y4A820C1000000/

ーーーーー「相撲の神様に感謝します」!

 白鳳関の言葉です。加瀬英明先生のメルマガ12/8からですが、下記URLのコラムから全文が読めます。日本人であれば知っておくべきことだと思いました。

<・・私は白鵬関が賜杯を手にした後に、土俵の上でNHKの優勝インタビューにこたえた言葉に、深く感動した。白鵬関はそのなかで、「相撲の神様に感謝します」といい、声を張りあげて、「天皇陛下に感謝します!」と述べた。・・>
http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi

ーーーーー歴史を見直すと、そこには多くの「嘘」!

大前研一さんが書いていました。

<・・実は、第二次世界大戦の末期あたりからの数十年間の歴史を見直すと、そこには多くの「嘘」が存在しています。
・・・
最近ではこのあたりの歴史の嘘も、ウィキペディアで正確な情報が掲載されるようになってきました。例えば、北方4島返還のダレス会談の件などを読むと、日本がロシアともめているのは米国の思惑だとわかります。
その他にも気になることがあれば、ウィキペディアをぜひ読んでみると面白いでしょう。・・>
ーーーーー今日の人種平等の世界は、日本が戦ったことによって創り出された。
 加瀬英明先生がブログに書いています。ミズーリ号では、太平洋戦争の降伏文書の署名が行われた。

< 私は中学に進んでから、父にミズーリ艦上で、どう思ったか、たずねた。
すると、父は「日本は戦いには敗れたけれども、数百年にわたって、奴隷のように虐げられていたアジアの民を、解放した。そういう歴史的な大きな、新しい時代を開いたという意味で、日本は勝ったという誇りを胸に秘めて、甲板を踏んだ。重光も同じ考えだった」と、答えた。>

(私)大勢の学者・論客が同様なことを書いています。不幸な出来事があったことも事実ですが、大筋では上記の通りだと思います。下記11/18日付けのブログをお読み下さい。


ーーーーーペリリュー島のサクラ

 
国際派日本人養成講座メルマガ11/23からです。
<1.ニミッツ提督を感銘させた日本将兵の玉砕
 フィリピン南端から東に1千キロほどの太平洋上に浮かぶパラオ諸島の一つ、ペリリュー島では大東亜戦争中、日米の激戦が行われ、1万余の日本将兵が玉砕し、米軍も1万人を超える死傷者を出した。

 日本将兵の戦いぶりを、米太平洋艦隊司令長官だったニミッツ提督が次のような詩に詠んでいる。
Tourists from every country who visit this island should be told how courageous and patriotic were the Japanese soldiers who all died defending this island.」
「諸国から訪れる旅人たちよ。この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕していったかを伝えられよ。

 ニミッツ提督は著書『太平洋海戦史』の中でも、ペリリュー島の激戦について、こう書いている。
ペリリューの複雑極まる防備に打ち克つには、米国の歴史における他のどんな上陸作戦にも見られなかった最高の戦闘損害比率(約40パーセント〉を甘受しなければならなかった。」・・>

(私)反戦平和主義者はこのような文章を読むと、戦争の美化だと批判するだろうと思うのですが、本当にそうでしょうか。日本人の誇りだと思いますし、こんな悲惨を2度と繰り返してはいけないという教訓だと思います。
 そもそも、戦争とは、人類の業であり、どうしょうもないこと。そうでなければ、人類史上延々と戦争が続いた説明がつかないと思います。戦争は悪だ、嫌いだと決めつけて叫んで歩けば戦争がなくなるのであればことは簡単です。しかし、それが幻想であることは間違いない。

 大事なことは、戦争しなければならないように自国や他国を追い込まないこと、或いは追い込まれないためにどんな外交と軍備をしなければならないかということではないでしょうか。

フッターーーーーーーーーー

農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html


団塊世代の地方移住が日本を救う
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post_10.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
ーーーーーーーーーーーーー

0 件のコメント:

コメントを投稿