2015年1月2日金曜日

蓼科だより・376号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2015年1月1日(土)★
★テーマ:ご挨拶、人生の無駄、SMKの活動、
     アメリカ陸軍公式文書、安倍内閣への期待、
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 新年明けましておめでとうございます

 今年も新年のご挨拶を一斉メールで差し上げる失礼をお許し下さい。

 平成26年はとても早く感じた一年でした。その訳を振り返ってみます。
 農楽では、5年間使わせて頂いた田んぼの返還と新規の借り上げと整備、畑の場所替えがあり、かなりの労力を要しました。その遅れのために、年末24日にやっと田ぶちを済ませ、水をかけることができました。何か新しいことをしようと思うと、意外な時間がかかものだと実感です。

 年末には子供と孫のつき合いで一週間ばかり潰した関係で26年最後のメルマガが書けませんでした。つき合いの内容はシ~!ですが、楽しい年末でした。毎土曜日に発信するようになってから5年程経ちますが、初めての休刊でした。

 時間が早く感じられるのは充実していたことでもあるとひとり納得しているのですが、仲間の協力を得てNPO法人信州まちづくり研究会の活動再開ができたことも大きな要因です。まだスタート台についたところですが、今年は具体的な展望を開きたいと考えています。

 いろいろありましたが、総じて実感できたのは、米づくり・野菜づくりについては、まだまだではありますが、基本的なことは理解でき、実践する自信もついてきました。農地を替えてみて、土の重要さも判りました。そして、農楽の体験とノウハウが、”田舎暮らし”コミュニティづくりに役立つという確信も深まりました。

 今年は、これまでの失敗と体験を生かして、更に農楽と”田舎暮らし”コミュニティづくりを進めていくつもりです。どうか、忌憚のないご意見とご指導をお願い申し上げます。

 孫の相手をする合間に下記の本を読みましたが、田舎地域興しのアイデアが一杯ですごく勉強になりました。是非読んでみてください。田舎の生活と経済が農=食を抜きにして考えづらいことも判ってきました。
 「美味しい田舎のつくりかた」(金丸弘美著:学芸出版社)

ーーー「どんな人生にも無駄ということはない」

 年末にNHKテレビが放送した「戦艦大和とカレーライス」という戦艦大和の生き残りを主人公にした映画をご覧になった方も多いかと思います。すごく考えさせられる内容でした。犬死にのように死んでいった戦友を想いながらも、そのテーマが「どんな人生にも無駄ということはない」でした。

 何故このことを書いたかと言いますと、もう20年も前のことになりますが、長野市へ講演にきた船井幸雄さんが言った「過去は全て正しい」という言葉がず~と頭に残っていて、上記の言葉と符合したからです。
 船井さんも大変な不幸に見舞われていますが、それでも「過去は全て正しい」と言ったところに同じものを感じました。どなたかご意見を頂ければ幸いです。

ーーーNPO法人信州まちづくり研究会(SMK)の活動

 先月半ばでしたが、町内に移住して10年以上経つ”田舎暮らし”の達人にお話をお伺いすることができました。すっかり地元にとけ込んで地元部落の重要な役割もこなす”田舎暮らし”のモデルにしたいような方です。改めてお話させて頂いたのは今回で3回目ですが、その都度内容が深くなり、核心に迫っていく感じです。

 幾つか重要な意見を頂きましたが、特に重要だと思ったのは次の言葉です。
「”田舎暮らし”をしたいと思っている都市部の生活者はたくさんいます。しかし、実行できる人は少数です。実行できる人は勇気がある人です。」
「”田舎暮らし”を実践する人は勇気があるだけに強い個性を持っています。だから、コミュニティとか共同には馴染まない。」
「現在ホームページに掲載されている、”田舎暮らし”コミュニティづくり企画書から感じられるのは、地域から隔絶された孤立したイメージです。」

 以上ですが、言われてみれば納得のいく話です。特に3番目はショックでしたが、確かに現在の企画書の書き方ではそう思われても仕方ないと思いました。決して孤立無縁なコミュニティなど創るつもりは毛頭ないのですが、他人様のご意見は広くお聞きするべきだと痛感です。

 基本的には、芦田宿の空地・空家を利用して近隣の住人もできるだけ巻込んでコミュニティをつくっていこうという考えです。それが広がって行けば芦田宿全体の再生にもつながる筈です。

 ひとつ救われた言葉もありました。「企画書は理念中心で抽象的で判りづらいが、具体的な現場的な提案があれば、希望者が現れるかもしれない。」と。

 大変貴重なご指摘を頂き感謝申し上げております。目指すところは同じでも、表現の仕方、進める方法・手順によって結果は変わってくるだろうことを教えて頂きました。他にも”田舎暮らし”の成功者が町内にいらっしゃいますので、ご意見をお伺いする予定です。

 答えはこれから協議しなければなりませんが、”田舎暮らし”を実践している人は勇気のある人、個性が強い人ということと、「”田舎暮らし”したいと思っている人はたくさんいる」を、連立方程式にして解けばいいのだと思います。

ーーー野口種苗代表の講演会が長野市で

 在来種、固定種のタネの生産・販売で有名です。NPO法人地球環境フォーラム長野の主催です。私は申込みました。皆さんも如何ですか?詳細は下記URLからどうぞ。

https://www.facebook.com/events/1380173192276889/?ref=6&ref_notif_type=plan_user_invited

ーーー慰安婦問題:アメリカ陸軍公式文書

 下記はfacebookの友達からの情報です。

< このアメリカ陸軍の公式文書は、1944年にビルマのミートキナにおいて米軍が捕虜にした韓国人慰安婦20名と民間業者2名の尋問調書であるが、当時の慰安所、慰安婦の実態に関するもっとも重要な資料の一つといえる。
なぜなら、これはうわさ話、あるいは後になってから集めた情報ではなく、現地で慰安婦本人の尋問に基づいた情報であるからである。もちろん、日本軍に対し て敵対的な感情を持っていた米兵の尋問であり、予断に基づいた解釈も含まれていることは当然予想される。しかし、基本的には実態を反映した内容であるとみ ることができる。
この報告書の最も大事なポイントは、「序文」のところで「慰安婦は売春婦にすぎない」という明確な性格付けをしていること、「給与と生活条件」のところで実収入が、月平均750円(上等兵は月10円なのでその75倍)という超高収入であったと記録されていることである。
つまり、米軍は慰安婦を超高収入を稼ぐ売春婦、という認識をしていたのであり、「性奴隷」などとは全く考えていなかったのである。
 慰安婦の真実を知るため、そして海外の人達に理解させるために、極めて貴重な資料である。英文の案内は下記の通り。

(私)習近平主席は、新年の挨拶でも南京の30万人虐殺を言い続けていますが、日本側が「証拠がない。無かったのでは」と疑問を呈しているのに、何故証拠を示しもぜずそう言い続けるのでしょうか。30万人もの人間が殺されたのであれば証拠が無いとは考えづらいです。
 私が今までに諸先生から頂いた情報から判断すると、「政治だから」ということになりそうです。中国も韓国も全て承知の上でこのカードを使っている。日本は国際政治力で負けているということになります。

 最近、『中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか』(加瀬英明著)を読みました。凄い本です。私には真偽を判断する能力も情報もありませんが、真実ではと感じています。どなたかご意見をくだされば幸いです。

ーーー安倍内閣への期待

 ネット産経ニュースに下記の記事がありました。
<安倍晋三首相は1日付で、自民党総裁としての平成27年の年頭所感を発表した。経済再生や東日本大震災からの復興などを念頭に「日本の将来を見据えた『改革断行の一年』にしたい」との決意を示した。
・・・
また、今年が戦後70年の節目となることから「私たちが目指す国の姿を世界に向けて発信し、新たな国づくりへの力強いスタートを切る。そんな一年にしたい」ともつづった。・・>

(私)是非こうして頂きたいと切望する者ですが、しかし、首相官邸のホームページに掲載されている元日の年頭所感(下記URL)には上記のようには書かれていません。
 意訳すればそう読めないこともありませんが、だいぶ違います。『改革断行の一年』も「世界に向けて発信」という言葉もありませんでした。どうしてこういう表現になるのでしょうか。どなたかご教授願えないでしょうか。

 年末に頂いた「HAL通信」には政治に関するごもっともで納得のいく意見が幾つかありました。要点のみなので判りづらいかと思いますが、引用させて頂きます。詳細をお読みなりたい方は下段のURLから配信を申し込めますのでどうぞ。(・・・部分は省略があります)

<・・2015年(平成27年)の3月11日が来ると、あの大震災からまる4年となります。・・・復興事業の多くは、巨額の税金が投入される国家事業です。・・・そして、それではいけないのですが、国民の関心はとても薄いのです。・・・遅まきながら、「復興プロジェクトの本質的な意味、意義とはなんだろう」と考えてみたのです。

・・・そもそも、このプロジェクトは「復興」ではいけなかったのです。「復興=元に戻す」という“短絡思考”の浅さが、大きな間違いだったのです。現実に、他の地域で生活や商売を始めた方々もいて、その大半は東北には戻ってきません。人口の減少は確実に経済を衰退させ、地域は活力を失います。

ですから、必要だったのは「復興」ではなく、「新しい街づくり」だったのです。・・・外から人が入ってくる、魅力ある「新しい東北」を創造することだったのです。俗にいう「イノベーション」を起こす、全く新しい発想のプロジェクトが必要だったのです。

・・・まさに、マスコミに発言の揚げ足を取られて辞任に追い込まれた、当時の復興大臣・松本龍氏が言っていた「国に期待するより、まず、自分たちが“何をしたいか”を決めて持ってきて欲しい」が正解だったのです。それが、上から目線だと責められて辞任に追い込まれました。
・・・そうして、「東北復興プロジェクト」は国家事業として、初めに巨額の予算が付き、国のリーダーシップで始められてしまいました。・・・>

 更に、【地方再生】について「国が具体策を作るのはダメ。具体策を持つ自治体への支援に徹すべき。」と書かれていますが、全くその通りだと思います。国がメニューを用意してそれを採用した自治体に金を配るのであれば、それは改革などではなく、失われた20年の繰り返しになるだけだと思います。

 実は、上記の「復興」と同じように、地方も「再生」というよりは「まちづくり」なのだと思います。そういう意味ではNPO法人信州まちづくり研究会の”田舎暮らし”コミュニティづくりの提案は大きな意味があると考えています。


フッターーーーーーーーーー

農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html

団塊世代の地方移住が日本を救う
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post_10.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/

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