★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2015年9月19日(土)★
ーーー「佐久の花」山廃純米酒を飲んでみて!
不耕起栽培の仲間であり、師匠でもある宮下和美さんが昨年から作っている純米酒です。原料の米に自信があり、かつ美味いからです。正直言って私は利き酒ができるほど通ではありませんが、日本酒は大好きです。
まじりっけのない純粋なお米の味です。私は彼の米の作り方を知っているから言えます。自然環境の厳しい条件の下で無農薬で育てあげた米のお酒です。
ーーー福岡の開発プロジェクトを動かしているのも、”よそもの”
< 福岡の開発プロジェクトを動かしているのも、私たち”よそもの”です。
町長以外の町の方々は、「そんなこと出来るわけ無い」と冷ややかです。
でも、無理もありません。
自分の町を外から眺めたことが無いのですから。
彼らに「出来るんだ!」という実感を感じさせることが大事です。
河川の氾濫は人災です。
総合的な河川の流量調査がなされていないのです。
調査記録があっても、時期がまちまちです。
当たり前のことですが、一級河川だけの川なんてありません。
大小様々な河川が流れ込んできます。
そのデータの調査時期がまちまちでは、治水に役立ちません。
★テーマ:ユパンキのフォルクローレ、蜘蛛の死、稲刈りイベント、
千曲川流域会議、「佐久の花」、よそ者
★蓼科便りは,”田舎暮らし”と自給圏づくりの情報をお伝えします
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30年ぶりくらいに、アルゼンチンの「アタワルパ・ユパンキ」のフォルクローレをLPで聞きながら書き始めました。心に底に沈んでくるような歌声、すばらしいギター、深い哀愁の民謡です。ユパンキはインカ帝国の住民の血を引くインディオとの混血の家系だとのこと。ユパンキの音楽から、地上から抹殺された文明の悲哀を連想するのは私だけでしょうか。
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30年ぶりくらいに、アルゼンチンの「アタワルパ・ユパンキ」のフォルクローレをLPで聞きながら書き始めました。心に底に沈んでくるような歌声、すばらしいギター、深い哀愁の民謡です。ユパンキはインカ帝国の住民の血を引くインディオとの混血の家系だとのこと。ユパンキの音楽から、地上から抹殺された文明の悲哀を連想するのは私だけでしょうか。
iTunes Storeで聞くことができます。お聞きになってください。ご理解頂けると思います。
ーー
今日は、今年初めての秋晴れのような気がします。少し遅い朝でしたが、朝どり野菜を採りに出た時に見上げた空の碧さはエキサイティングでした。空って、こんなに蒼かったのか、と。
すっかり弱ってしまった這いウリを1本だけ採って、トマトの雨よけハウスに入ろうとして、いつもの通り蜘蛛に挨拶すると、だらしなく腰を折って動かなくなっていました。よく見ると死んでいました。アシナガグモと思われるスマートでカッコいい蜘蛛です。通路入口の端に陣取っていて、私はそれを避けるように出入りしていました。
夏からず~と昨日まで、入口で虫退治をしてくれていたのに、寂しい情景でした。収穫の秋ですが、生きものが死んでいく秋でもあります。しかし、すぐそばに小さな子供がちゃんといて、息をかけると元気にネットを振わせていました。冬眠するんでしょうね。
ーー
トマトは、3種類作りましたが、生食用「麗華」と料理用「ボンジョールノ」の出来がとても良くて、盆過ぎの20日から毎日5~8ケ採り続けています。大部分が孫娘が二人いる長男の家に行ってしまいますが、私達も食事の都度いただいています。大きいのは直径10センチほどもあります。真っ赤でまん丸なトマトを見ているだけで幸せな気持ちになります。美味しいですよ!
生ごみ堆肥とEM活性液で育てていますが、病気も全くなく、今でも樹は青々して元気です。全くの無農薬ですが、何の問題もありません。たまに虫が付いたのがありますが、許容範囲です。まだ一杯実をつけていますが、気温が下がるにつれて赤くなるのに時間がかかります。
ーー
仕上げペンキ塗りが半分ほど終りました。夕方、材料を手配してくれたペンキ屋さんが見に来てくれて、「艶よく塗れてますね」と誉めてくれました。確かにピカピカしています。ペンキ屋さんの話だと、「午後、気温が下がり始めると露が降り始める。乾いていない部分にその露が付くと艶がでない。艶が悪いと耐久性も落ちる」ということでした。
いつも午前中に塗っていたのが良かったようです
考えて見ると、気温が下がると飽和水蒸気量が下がるので、余った水蒸気が露として降るんですね。妻が午後2時頃になると干し物を取り込むのもこのためだったようです。実は、今日干してあった黒小豆を取り込むのを忘れていて、5時頃になって触ってみたら既に湿気っていました。昼頃はカラカラだったのに、です。
ーー
9月4日にEさんと種蒔きしたダイコン3種が、3日目には芽が出て、今は本葉も育ち8センチほどになったので間引きをしました。サラダが美味しかったです。Eさん、ごめんなさい、食べちゃいました。
大豆類もとても良い状態で育ち、びっしり実が付いています。茹で豆が食べたくて、畑に行く度に実入り状態をチェックしていますが、いよいよ明日は初採りできそうです。
ーーー稲刈りイベント参加者募集!
稲刈りの予定を決めようと、4枚全部の稲の状況を観察しました。中途で分げつ不足を心配しましたが、全体的には80%以上に回復したと思います。良い穂を付けています。数えたら150粒ほどです。一般より30%以上多いと思います。しかし、全体に成熟が遅れているので、未熟の穂も目立ちます。
ですが、稲の幹も葉も青々しているので、まだまだ登熟(とうじゅく:穂の籾に中身が入っていくこと)が続くと思います。慣行栽培の両隣の稲は、幹も葉も枯れていて、穂と同じ真っ黄になっています。同じコシヒカリなのに私のは異様な光景です。
廻りの田んぼは、稲刈りの準備で水をすっかり落として、乾かしていますが、私の田んぼは水が満杯です。稲も青々しているので、まだ育つ筈です。という訳で、今年の稲刈りは昨年より約1週間遅れです。
稲刈りイベントは、10月11日(日)
機械で刈った稲を、ハゼを作ってそこに架ける作業です。
私のロッジに、前泊或いは後泊できます。
前日、当日が雨天でしたら延期します。
お子様連れでも結構です。お気軽にご参加ください。
詳細は私の下記ブログ「稲刈り体験イベントご案内」をご覧ください。
不明な点は、電話でお問い合せ下さい。
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_9922.html
私のロッジに、前泊或いは後泊できます。
前日、当日が雨天でしたら延期します。
お子様連れでも結構です。お気軽にご参加ください。
詳細は私の下記ブログ「稲刈り体験イベントご案内」をご覧ください。
不明な点は、電話でお問い合せ下さい。
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_9922.html
今、田んぼの土手は花盛りです。ひときわ目立つのが鮮やかな紫色のアザミです。そして、アカツメクサ。名前が判りませんが、菊のような感じの白や黄の野草が一杯です。稲刈りの時には刈らなければなりませんがもったいない感じです。
ーーー千曲川流域会議で木質バイオマス利用を討議
長野大学の環境ツーリズム学部が社会貢献事業としてイニシアティブをとっている会議でした。NPO法人信州まちづくり研究会に入ってくれたバイオマス活用システムコンサルタント会社の営業マンの誘いで、理事長と私と3名で、上田市街地で行われたこの会議に参加しました。
3名ともこの会議は初めてでしたが、松枯れで問題になっている「上田市東山の復活を目指して、木質バイオマスの活用を考える」というテーマに惹かれてでした。東山は、長野大学の東側に広がる大きな山地で、松枯れが問題となっている地域です。
最初に、大学の助教による木質バイオマス活用の現況と事例の発表があり、続いて、東山をどうするか、松枯れにどのように対処するか、バイオマス発電の可能性は、と多岐にわたり、意見発表がありました。
大学の先生、生徒、県職、森林組合、環境保護団体、我々のような一般市民等が参加していたので、意見交換に留まりましたが、専門性の高い注目すべき意見もありました。
ですが、松枯れ対策はかなり悲観的意見が多く、木質バイオマス活用についてはどの組織も団体も基本戦略がないことがよく判りました。ビジョンがないので、これでは前に進みようがありません。
一つだけ頷いたのは、「このような違う立場の人が集まり、意見交換できたのは初めてです。今までこういう場がなかった。」という発言でした。
そこで私は発言を求め、本「スマート・テロワール」を紹介し、地域内の関係大学・諸組織を巻込んだプラットフォームの必要性を説明し、長野大学のイニシアティブに期待しているとお願いしました。
元県議とヤマンバの会の事務局長さんが本を買ってくれました。長野大学の先生方は既にこの本を読まれているので、私の期待は理解していただけたと思います。
元県議とヤマンバの会の事務局長さんが本を買ってくれました。長野大学の先生方は既にこの本を読まれているので、私の期待は理解していただけたと思います。
これは、16日でしたが、翌17日は、同じ3人で、本州一の大牧場を持ち、最近メガソーラーを稼働させた長和町町長を訪ね、自給圏構想とバイオマス活用について懇談しました。
ーーー「佐久の花」山廃純米酒を飲んでみて!
不耕起栽培の仲間であり、師匠でもある宮下和美さんが昨年から作っている純米酒です。原料の米に自信があり、かつ美味いからです。正直言って私は利き酒ができるほど通ではありませんが、日本酒は大好きです。
まじりっけのない純粋なお米の味です。私は彼の米の作り方を知っているから言えます。自然環境の厳しい条件の下で無農薬で育てあげた米のお酒です。
お酒好きの方、是非試して下さい。
お買い求めの方、是非、忌憚のないご感想も聞かせて下さい。
高橋酒店のサイトです。
ーーー福岡の開発プロジェクトを動かしているのも、”よそもの”
「蓼科便り412号」に書いた「よそ者」記事へのコメントを安中さんから頂きました。納得の内容なので披露させて頂きます。
福岡プロジェクトというのは、福岡市の郊外で計画している本格的な「サステイナブル・コミュニティ」づくりプロジェクトです。
彼は土木コンサルタントであり、福島第一原発建設工事に携わった一員でもあります。そんな彼の発言には実践から身に付いた重みがあります。
< 福岡の開発プロジェクトを動かしているのも、私たち”よそもの”です。
町長以外の町の方々は、「そんなこと出来るわけ無い」と冷ややかです。
でも、無理もありません。
自分の町を外から眺めたことが無いのですから。
彼らに「出来るんだ!」という実感を感じさせることが大事です。
河川の氾濫は人災です。
総合的な河川の流量調査がなされていないのです。
調査記録があっても、時期がまちまちです。
当たり前のことですが、一級河川だけの川なんてありません。
大小様々な河川が流れ込んできます。
そのデータの調査時期がまちまちでは、治水に役立ちません。
そんなことは、みな分かっているのですが、予算の壁に阻まれ、いつも頓挫しています。
民主党政権時代、「スーパー堤防はムダ」として、予算が削られました。
その中に流量調査もあったわけです。
原発事故も人災です。
その解明がなされないままの再稼働です。
私の原発推進論は、廃止で原子力技術が失われることへの危惧からです。
そして、中国の原発事故に備えるためでもあります。
エネルギー問題は、二の次です。
原発事故も今回の堤防決壊も同じ根っこからです。 >
民主党政権時代、「スーパー堤防はムダ」として、予算が削られました。
その中に流量調査もあったわけです。
原発事故も人災です。
その解明がなされないままの再稼働です。
私の原発推進論は、廃止で原子力技術が失われることへの危惧からです。
そして、中国の原発事故に備えるためでもあります。
エネルギー問題は、二の次です。
原発事故も今回の堤防決壊も同じ根っこからです。 >
フッターーーーーーーーーーーーー
農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
(月刊『ザ・フナイ』より)
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html
団塊世代の地方移住が日本を救う
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post_10.html
無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html
籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html
農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html
”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey
メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
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農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
(月刊『ザ・フナイ』より)
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団塊世代の地方移住が日本を救う
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無農薬玄(白)米の販売
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籾殻燻炭の販売
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農楽のすすめ!
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”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
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