2022年9月16日金曜日

『こんなに違う高校「歴史総合」教科書

メルマガと本のご紹介です。タイトルは本の題名です。

ウクライナや台湾の問題を考えるにつけ、
国を守るということはどういうことなのか、
改めて「歴史教育」の重要さに思いを馳せました。

「歴史修正主義者」という言葉が、
歴史を糾そうとする人々に対する批判・非難用語になっています。
安倍晋三元首相はじめ、日本の教科書や様々な場面における歴史解釈の現状を
糾そうとする人々にそのレッテルが貼られます。
右翼だなどと避難されることもあります。

しかし、私にはそのような悪いことをしている人達とは到底思えませんし、
日本の近現代史は修正しなければ、日本自身がダメになると心配しています。

失われた30年と言われている現状も、
このことが根本にあるのではないでしょうか。
伊勢雅臣さんがよく口になさっている
「国の根っこ」がおかしくなっていると思います。
「根っこ」とは、正しい自己認識=正しい歴史教育ではないでしょうか。

印象に残った言葉をメモします。

歴史家とは、過去を研究するのではない、過去をうまく蘇らせる人を歴史家というのです。・・・歴史家の精神の裡(うち)に、過ぎ去った歴史が生き返っていて、その生きたさまを書くから、僕らを捉えるのです。歴史家の目的は、歴史を自分の心の中に生き返らせることなのです。(小林秀雄)

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本の内容を知るために、まず、伊勢雅臣氏の主宰する
「国際日本人養成講座」の2021年10月17日付け下記ブログをお読み下さい。
本の内容を紹介しています。



ついでに、「根っこ」について下記ブログをご参照ください。
「日本が復活できない【根本的】理由」


そして、本を手にとって下さい。正式名は、
「判定:高校『歴史総合』教科書」(伊勢雅臣著グッドブックス)

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2022年8月15日月曜日

日本人の魂の死体が憲法第9条

 

西鋭夫<ルネサンス編集部>メルマガ  2022815日 からです。

過激な表現ではありますが、これが本当だと思います。

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本日815日は、終戦の日。

今からちょうど77年前の正午、昭和天皇による玉音放送によりポツダム宣言の受諾・連合国への降伏がラジオと新聞で日本国民に伝えられました。

そして、GHQの占領を受けた後

主権を回復した日本は戦後の悲しみや屈辱をバネにするかのようにみるみると経済成長を遂げ、あっという間に先進国の仲間入りを果たします。

しかし…占領史研究の世界権威であるスタンフォード大学フーヴァー研究所教授西鋭夫氏によると、そんな私たち日本人は終戦直後に失われた“あるもの”を未だに取り戻せていないと言うのです。一体、西教授が言及する“あるもの”とは何なのでしょうか?

今回のメルマガでは、西教授の大著『國破れて マッカーサー』から引用し、今でも癒えないGHQの呪いについてご紹介いたします。

 

日本人の魂の死体が憲法第9条

 愛国心と誇り

国破れて、占領が始まった。1945(昭和20)年の真夏から、「無敵の日本帝国がなぜ負けたのか」と国民は自責の病に冒され、惨敗の理由探しに苦しんだ。

「精神力では勝っていた」と占領の屈辱を耐えた。

飢餓寸前の食糧危機の中で自分を慰めるかのように、この念仏を呟き、「富」の蓄財に奔走した。「富」の魔力に惑わされ、「富」に真の幸せがあると錯覚し、日本国民は形相物凄く「富」を追求した。

戦勝国アメリカが「世界一素晴らしい」アメリカ国内市場を日本の企業に提供してくれた。

「日本のために」「経済復興のために」と。しかし、「富」という甘い麻薬への代償は、日本が最も大切にしていた「大和魂」を失う事だったとは国民誰1人として気づかなかった。

この危ない絡繰に気づいて警告を発した人がいたとしても、「極右」とか「軍国主義者」と罵倒を浴び、無視されただろう。

アメリカにモノを売って日本は金儲けをした。アメリカにとっての見返りは、日本人の服従。日本人の勇敢さ、戦闘心、「武士道」。脈々と絶えることなく流れ続けた日本国の歴史。歴史に育  

まれ、成長してきた愛国心と誇り。即ち、日本人の「魂」。この無形の「見返り」をまんまと日本から取り上げたアメリカは、「また、勝った!」と思っている。

銭では計れない、赤字・黒字決済簿に出てこない「誇り」を、アメリカは敗戦直後の虚脱状態にあった日本国民の心の中から、永久平和と民主主義という甘い言葉で誘い出し、アジア・太平洋の「征夷大将軍」マッカーサー元帥の密室で扼殺した。その死体が、憲法第9条。 

憲法9条と平和教育

第9条は「愛国心」の墓。富める国の真っ只中にありながら、忘れ去られた墓。誰も訪れない無縁墓地。ブランド物の美しい服で着飾り、美味しいものを食べ、多額の金を使い世界へ物見遊山に行き、またハイ・テクの小道具で日常生活を楽しんでいる富国日本の人々の心の中にはペンペン草が生えているのだろう。

己を顧みず、国の歴史となんの絆も持たず、国の栄光と失望、夢と後悔、誇りと反省などには目もくれず、ひたすら「物・富」を追いかける今の日本の姿は、飢えていた5歳の私と同じではないのか。

我々の「誇り」は第9条の中に埋葬されている。

 日本国民は、戦後、第9条があるから日本が「平和」でおられたと信じている。そのように教育されてきた。今でも、そう教えこむ。

アメリカは自国の国益を護るため、自国の安全を確保するため、あの猛勇日本、あの「神風特攻隊」を生み出す日本、国のために玉砕する日本人を2度と見たくなかった。我々日本人から「命をかけても護らなければならないもの」を抹殺しなければ、いつまた日本が息を吹き返し、強い国になり、太平洋で、アジアで、アメリカの進出を邪魔するかもしれない、アメリカに報復するかもしれないと恐れていた。

日本の文化から、日本の歴史から、日本人の意識から、「魂」を抜き去り、アメリカが「安全である」と吟味したものだけを、学校教育で徹底させるべし。

マッカーサー元帥の命令一声で、日本教育が大改革をさせられたのは、アメリカの国防と繁栄という最も重要な国益があったからだ。

アメリカが恐れ戦いた「日本人の愛国心」を殺すために陰謀作成された「洗脳」を、日本は今でさえ「平和教育」と呼び、亡国教育に現を抜かしている。

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2022年7月11日月曜日

 カンボジアでパイピングの建設工事をしている次男からカンボジアの安倍元首相暗殺の反応が届きました。安倍さんの功績の大きさに日本人は気づくべきです。以下、次男からのメッセージです。

『安倍さんの突然の死にカンボジアの政府も反応しています。
現場の旗も反旗にしています。
私の指示ではなく。
政権が長かっただけあって知名度の高さは抜群です。
カラオケやビアガーデンも営業停止になりました。
クメールタイムスの記事を送ります。』

https://www.khmertimeskh.com/501109532/karaoke-entertainment-clubs-bars-discos-and-beer-gardens-must-shut-tomorrow-for-1-day-to-mourn-assassinated-former-japanese-pm/?fbclid=IwAR3mlwp4Ds83AxUBx2Ys_jJIXthd2QOvJQjJzhNexonPakPDVEo_f3e7xI8

以下に、記事をコピーしました。
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2022年7月9日 クメールタイムスの記事

カラオケ、エンターテインメントクラブ、バー、ディスコ、ビアガーデンは、暗殺された元日本の首相を悼むために、明日1日間閉鎖する必要があります。

観光省は、暗殺された元日本の安倍晋三首相を悼むために、すべてのカラオケ、娯楽クラブ、バー、ディスコ、ビアガーデンを明日(7月10日)1日間閉鎖しなければならないという通知を出しました。

この通知は、フン・セン首相の推薦で発行されました。
通知には、'元日本の安倍晋三首相が2022年7月8日に暗殺されたと書かれています。

過去には、カンボジア国民との友好関係を築き、インフラや資源構築など多くの分野でカンボジアの発展を支援する戦略的パートナーとして、カンボジアと日本の二国間関係のレベルを高めるという重要な任務と使命を果たしてきました。人と他の開発プログラム。

2022年7月10日を公式の追悼の日として宣言した王立政府に加わるために、観光省は以下を導入しました。

1.州都全体のカラオケ(KTV)、エンターテインメントクラブ、バー、ディスコ、ビアガーデンの所有者または経営者は、2022年7月10日に1日間事業活動を停止する必要があります。

2.レストランおよび食堂事業の所有者または管理者は、2022年7月10日にアルコールの販売を1日停止する必要があります。

3.首都省観光局長は、上記の観光サービス事業の所有者または管理者に、この回覧に従って効果的かつ責任を持って事業停止を実施するように広め、教育するものとします。

今朝早くの特別な音声メッセージで、カンボジア王国のフンセン首相は、カンボジアの連帯と王室との嘆きを示すために、明日の半ばに旗を掲げるように全国のすべての公的および私的機関に指示しました、カンボジアの親友である元首相を失ったことに対する政府と日本の人々。

「日本の優れた政治家であり、戦略的パートナーシップへの二国間協力の昇格を含め、初演中に両国間の二国間関係を強化するためにカンボジアと緊密に協力してきた安倍晋三首相の死去について知ってショックを受けました。 2013年に」と彼は言った。

安倍首相は、金曜日の京都近郊の奈良市での演説中に射殺された。

日本のメディアからの映像は、安倍氏のスピーチがショットガンからの2つの大きな前髪によって中断され、安倍氏が2番目のショットの後に地面につまずいたことを示しました。

TBSテレビは、安倍氏が胸の左側と首にも撃たれたと報じた。

安倍首相の警備の詳細のメンバーは、前首相の後ろで男を地面に格闘した。
容疑者は灰色のシャツ、薄茶色のズボン、灰色のトレーナーを着ていた。
彼の顔はサージカルマスクによって部分的に隠されていた。
伝えられるところによると、彼は現場に拘留される前に逃げようとはしなかった。全国放送のNHKは、奈良在住の41歳の山上徹也容疑者が警察に拘束されたと述べたが、詳細は明らかにされていない。
NHKは当初、安倍氏はバイタルサインを示さなかったと消防士を引用した。
安倍氏は後に病院で亡くなったことが確認された。

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2022年5月12日木曜日

★対ドイツ戦勝記念日でプーチンがついた大うそ

【夕刊】北野幸伯(パワーゲームメルマガ)2022.0512からです。 
北野幸伯(よしのり)氏の論説は納得がいきます。
人間は間違うことがあります。
しかし、ほとんどの間違いは、善意からではないでしょうか。
プーチンの間違いはそれとは明白に違う!!!
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ダイレクト出版・パワーゲームメルマガ読者の皆さま、こんにちは!北野幸伯です。

59日、ロシアでは、「対ドイツ戦勝記念日」が祝われました。これは、ロシアで最大の祝日です。ソ連時代は、117日のロシア革命記念日が最大の祝日でした。しかし、ソ連崩壊後は、ロシア革命記念日を国家として祝わなくなった。それで、戦勝記念日が最大の祝日になったのです。この日のプーチンの演説に注目が集まっていました。「勝利宣言をするのではないか?」、「戦争宣言をするのではないか?」

 

「戦争宣言」とはなんでしょうか?

ウクライナ戦争のこと、ロシアで「戦争」と呼ぶことは禁止されています。「特別軍事作戦」と呼ばなければならない。「戦争」という言葉を使うと、冗談でなく捕まります。

ところが「特別軍事作戦」が長期化しているので、「そろそろ戦争が起こっていることを

認めるのではないか?」と。

 

私は、59日放送の「ミヤネ屋」で、「勝利宣言も戦争宣言もない」といい、そうなりました。(収録は、58日でした。)勝利宣言は、「勝利してないからない」。戦争宣言は、「動員令とセットだからない」と。

 

どういうことでしょうか?

戦争宣言がでると、18歳から50歳の一般男性が戦場に送られる可能性が出てくる。国民は、「テレビで戦争を見て、ロシアを応援するのはいい。でも、なんで俺がウクライナ人を殺さなければいけないのだ!?」と考えるでしょう。

死ぬ可能性がある男性は、ほとんど反対するでしょう。自分の父親、夫、息子たちが死ぬ可能性のある女性も、ほとんど反対するでしょう。社会の動揺は激しく、プーチンの支持率は急落するでしょう。だから、私は「戦争宣言もない」といったのです。

さて、プーチンの演説。ここで彼は、「大うそ」をいっていました。

一部引用してみましょう。

<ドンバスでは、さらなる懲罰的な作戦の準備が公然と進められ、クリミアを含むわれわれの歴史的な土地への侵攻が画策されていた。

キエフは核兵器取得の可能性を発表していた。そしてNATO加盟国は、わが国に隣接する地域の積極的な軍事開発を始めた。このようにして、われわれにとって絶対に受け入れがたい脅威が、計画的に、しかも国境の間近に作り出された。

 

アメリカとその取り巻きの息がかかったネオナチ、バンデラ主義者との衝突は避けられないと、あらゆることが示唆していた。

繰り返すが、軍事インフラが配備され、何百人もの外国人顧問が動き始め、NATO加盟国から最新鋭の兵器が定期的に届けられる様子を、われわれは目の当たりにしていた。

危険は日増しに高まっていた。ロシアが行ったのは、侵略に備えた先制的な対応だ。それは必要で、タイミングを得た、唯一の正しい判断だった。>

 

ポイントは、<ロシアが行ったのは、侵略に備えた先制的な対応だ。>

つまり、「ロシアが先制攻撃しなければ、ウクライナがロシアを侵略しただろう」と主張しているのです。「ウクライナがロシアを侵略する??????????」

国際社会で、これを信じる人は皆無でしょう。ところが、ロシア国民でこの妄言を信じている人は多いようなのです。知人のロシア在住ロシア人ジャーナリストによると、「ロシア国民の70%ぐらいは、信じているだろう」とのことでした。

 

ちなみに、ロシアによるウクライナ侵攻。理由は、ころころ変わっています。まず、昨年11月に、10万人の大軍をウクライナ国境沿いに集結させたとき。プーチンは、「ウクライナをNATOに入れない法的保証をしろ!」と脅迫していました。

221日、プーチンは、ルガンスク人民共和国、ドネツク人民共和国の独立を承認。「平和維持部隊を派遣する」と宣言した。

実をいうと、ロシア国民は、ここまでほとんど反対していませんでした。

 

「ウクライナ軍が2014年から8年間、ルガンスク、ドネツクのロシア系住民をジェノサイドしていた」という話を信じているからです。

224日、プーチンは、ウクライナの首都キーウや第2の都市ハリコフへの攻撃命令を出しました。多くのロシア人が、これにとまどったのです。「なぜルガンスク、ドネツクのロシア系住民を守るためにキーウを攻撃する必要があるのか??????」と。

 

よくいわれることですが、キーウは、ロシア人にとって、日本人にとっての奈良、京都のような位置づけです。それで、大規模な反戦運動が起こりました。困ったクレムリンが考え出したのが、「ウクライナがロシアに侵略しようとしていた」というウソです。

 

しかし、プロパガンダによる洗脳というのは、おそろしい。私の知人、友人で、本当に善良な人たちですら、「プーチンは正しい」と断言しています。しかし、いつか彼らも気づくでしょう。かつてドイツ国民の9割が、ヒトラーを支持していた時代がありました。

ロシア国民も、後で「嗚呼プーチンに洗脳されていた」と気づくのです。

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