2014年6月29日日曜日

蓼科だより・350号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年6月28日(土)★
★テーマ:野菜づくりのコツ、リアルインサイト、清掃員の誇り
     中国の領土論、韓国の反日
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

  農楽を始めて6年目にして、野菜の作り方のコツが判ってきました。本の知識よりも、本当に役にたったのは先輩たちからのアドバイスでした。特に藁と草の使い方は絶妙です。

 まずは藁です。種蒔きしたら、藁を2〜3ミリの隙間を空けて敷き詰め乾燥と保温に供します。発芽して双葉が出る頃、間引きして、その藁を条間に敷きます。乾燥防止と雑草抑制です。こんなことは野菜づくりのテキストには書いてありません。これを教わってから野菜づくりがうまくいくようになりました。 特に、発芽時の乾燥防止は重要です。

 1週間ごとに葉もの野菜の種を蒔いていますので、野菜は切れ間なく何かを食べ続けることができます。採り初めの野菜は柔らかいのでサラダで、終ることは炒めたり漬けたりと工夫します。現在はチンゲンサイとコカブが採れています。
 一方で、キュウリは1週間程前から毎朝採れますし、トマトやナスがもう10日もすると食べられそうです。もちろん全部無農薬で有機肥料のみですが、今のところ病気は出ていません。良質の堆肥とスギナエキスの点滴と灰の散布が効を証しているようです。

  刈り取った草の活用も教わりました。畝間にたっぷり敷き込むことです。草によるマルチングです。草で草を制するなんてスゴイです!しかも、秋に耕運機で土に鋤きこめば土が豊かになります。但し、半乾燥したものを使うのが肝要のようです。作物の根本で腐敗させると虫や病気を呼ぶ原因になるとのことです。
 とにかく草取は、田んぼにしても畑にしても一番時間と腰を使う作業であり生産性のない作業です。如何に草を退治するか、処分するかがお百姓さんの最大の関心事だったと思います。

 田んぼの場合など、生産に係る時間より草刈りにかかる時間の方が多いかもしれません。
 それを解決してくれたのが除草剤ですが、環境破壊を起こしました。農薬が改良されて害が少なくなったと言っても、草にしろ虫にしろ、生きているものを殺す訳ですから生物にとって悪影響がない筈がありません。
 農薬全般の問題だと思いますが、人間に表れている訳の判らない異常や蜜蜂の異変などにつながっていると思えてなりません。

 しかし、除草剤を使わず、かつ農法を誤るととんでもない非生産的な作業をするはめになります。今回の私がそうです。その悪い見本をYoutubeにアップロードしました。ご笑覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=Fc_dQbiCo3E

ーーーーーリアルインサイトに注目しましょう!

 鳥内浩一という若い経営者が日本のタブーに挑戦しています。恐らく右翼などと揶揄されているのでしょうが私はものすごい勇気ある行動だと感じています。設立3周年記念で無料放映した池間哲郎氏の講演記録をみましたが、忘れていた歴史が蘇ってきました。

 当初、放送は1回限りということでしたが、リクエストが多かったので再放送されることになりました。放映日は、来週の7月6日(日)です。時間は、15:00~17:00と、19:00~21:00の2回です。
 ご興味のある方は、下記鳥内浩一氏のメールアドレスに「見たい」と申込んでみて下さい。


 尚、下記Youtubeには池間氏の思想と思いが語られています。
https://www.youtube.com/watch?v=AXF1x6ZYZ2U

 6/23付メルマガには、日本が誇るべき歴史が紹介されていました。
 1918年に終った第一次世界大戦の翌年1月、ベルサイユ講和会議の際、米国のウィルソン大統領が提案した国際連盟が発足した。その時、日本から牧野全権大使は人種差別撤廃を盛り込むよう提案したが否決されてしまう。世界中に植民地を持つイギリス、フランス、ベルギー等が反対した。
 当初賛成したウィルソン大統領も世論に押されて、卑怯な論理をもって否決した。

 下記Youtube「人種の平等と世界平和、公正な世界を目指した日本」をご覧ください。NHKの製作のようです。感動しました。その時の牧野全権大使の行動と発言は日本の誇りだと思います。この国際連盟設立の経緯は第二次世界大戦の原因にもなったと語られています。

https://www.youtube.com/watch?v=L7KN5h8YHrE

 更に、「死ぬ前にどうしても」と、84歳の高齢で日本を訪れたあるイギリス人によって、初めて知られることとなった、日本軍が行った感動の秘話が語られています。先人たちのあまりの誇り高さに、涙せずにいられないこの動画を、ぜひご覧下さい。

http://relit.biz/kbe6125/1221

 リアルインサイトのホームページを下に掲載しますので覗いてみてください。下のURLにあるプロフィールを読むと鳥内氏は38才ですがすばらしい青年です。
http://www.realinsight.tv/
http://www.realinsight.co.jp/newcapitalism/

 歴史観、国家観、国防観が、「日本だけが何故か違う」、これが全体を流れているテーマだと思います。
 去る18日のテレビでサッカーのワールドカップに絡んで、本田選手を初めてとする世界で活躍している選手たちの生き様と価値観についてある解説者が次のようなコメントをしていました。

「本田選手たちは日本では特異な目で見られ語られていますが、実は、世界ではそれが当たり前なんです」と。

 これと同じことが日本では、立法・司法・行政でも、国防でも、教育でも起こっているように思えてならないのです。もしかしたら、これが平和ボケの現象であり、鳥内氏がやろうとしていることは、その原因を直そうということだと思うのです。

 卑怯なようですが、リアルインサイトが出す情報が100%正しいかどうかは判りませんが、少なくともそうあって欲しいと感じられる内容です。大切なのは、タブー視するのでもなく、右翼だと決めつけて切捨てるのでもなく、このような情報に正面から向き合うことだと思っています。
 違うと思うのであれば、罵りあうのではなく、お互いに証拠を出して究明して行けば良いと思うのです。

ーーーーー新幹線清掃員のプライド!

 「私はこの会社に入るとき、プライドを捨てました。でも、この会社に入って、新しいプライドを得たんです」という書き出しで始まります。サッカー場の清掃が賞賛されたように、すばらしい日本の文化だと思います。国際派日本人養成講座のメルマガからです。

No.854 新幹線清掃員のプライド
http://blog.jog-net.jp/201406/article_5.html

ーーーーー中国の領土論の根拠

 下段のURLは会員にならないと全部は読めない記事ですが、簡単に会員になることができ、有料記事も月に10本までは無料で読めます。

<・・1952年発行の中国の中学歴史教科書『中国近代簡史』の地図によれば、帝国主義者に奪われた領土は以下の地域である。
 カザフスタン、キルギス、タジキスタンの一部(1864年ロシア領)、パミール高原(96年英露が分割)、ネパール(98年英領)、シッキム(89年英領)、ブータン(65年英領)、アッサム(26年英領)、ビルマ(86年英領)、タイ(1904年英、フランス共同支配下で独立)、ベトナム、ラオス、カンボジア(1885年仏領)、マラッカ(75年英領)、台湾(95年日本領)、琉球(79年日本領)、朝鮮(1910年日本領)、露ハバロフスク州(1858年露領)、沿海州(60年露領)、樺太(1905年日露が分割)と連綿と続いている。・・>


【正論】「中華帝国」再興という危険な夢 …
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140620/chn14062003140001-n1.htm

ーーーーー韓国の反日は宗教!?

 ドア日新聞6/16号に、ほっとさせる韓国記事が載りました。
 一部抜粋します。
<韓国では反日はもはや宗教なのだという。自らを善とするため日本を絶対悪とする、「気持ち悪い宗教まがいの黒魔術」が反日なのだと。反日で声をそろえない者は韓国では売国奴、異教徒となる。的を射た見方だろう。>

【海外】韓国人「反日は気持ち悪い宗教まがいの黒魔術」
http://ck.mailmag.livedoor.com/ck/2014001531baef70fba4f766e7/

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2014年6月22日日曜日

蓼科だより・349号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年6月21日(土)★
★テーマ:田の草取り、そば談義、蜜蜂、集団的自衛権

     米軍の強姦事件
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 3日前からついに「田の草取り」をするはめになってしまいました。一番やりたくないトレーニングです。田んぼの中を四つん這いになって草取をするのですから厳しいです。朝晩40分づつやって後5日ほどかかりそうです。

 今春からスタートした新規の田んぼとはいえ、6回目の稲作りであり理屈は一通り承知していたにも係らず、稲作り行程計画を間違えたのが原因です。
 一番の過ちは、深水管理による水草抑止ができないなら、機械除草しかないと思いこんだことです。中古の動力除草機を買いました。その機械を走らせるために、田植にも随分神経と時間を使いました。しかし、やってみて、この選択が間違いだったことが判りました。

 機械による除草そのものは見事にできたのですが、考えてみれば当然のことですが、除草機を縦横に走らせても、稲の周囲に取れない部分が残ってしまうのです。私の「手一本植33」農法では稲の条間も株間も33センチあるのに、除草機の除草ロータリーは17センチしかないからです。単純計算で約3割の草が残ります。

 何故こんなことに事前に気がつかなかったのでしょう。除草機を走らせればそれでOKと思い込んでいました。「このアホッ」と呟いています。結局、稲の周りに残った水草は手で取る羽目になってしまったのです。思い込みって要注意ですね。ものごとを決めるとき反復検証が必要な理由なんだと思います。
 稲の無農薬栽培の最大のポイントは除草であることは間違いないでしょう。除草剤を使えば、田植の前後2〜3回、土手から薬品を投げ込めばそれでOKです。私の周囲の田んぼは稲と土しか見えず、整然と美しいです。私の田んぼと比べるとまるで別世界の風景です。

 本来の不耕起栽培は、通年の深水管理であり、それができれば水草もヒエもでません。
 しかし、私の場合は通年の深水が難しくて、不耕起専用の田植機もないので、浅い代掻きをする「半不耕起栽培」にしています。
 
 結論として、「田の草取り」を無くす方法はひとつ。発芽初期段階であればほぼ100%除去が可能なチェーン除草を効果的に活用することしかない、と。つまり、田植の時点で、草の無い状態にしておけば解決です。

 おかげで、半不耕起栽培であれば、チェーン除草だけで完全に除草するシステムを作ることができました。今年からお借りした3枚の内、大きい方は上記の通りですが、小さい2枚は現在全く水草が出ていません。小さい方は偶然うまくいき、それで答えが判ったのです。
 チェーン除草は、1反歩約30分でできますから、1町歩(1ヘクタール)あっても5時間程です。
 詳細は省きますが、ご興味のある方はお知らせください。

 それにしても、40〜50年前まで日本中のお百姓さんは、田植も「田の草取り」も稲刈りも脱穀も全て人力でした。非常な過酷労働でみんな腰が曲がってしまったのです。よくやったと思います。それが嫌で田舎を離れた人がたくさんいたと思います。無理もありません。

ーーーーーメル友からの「蕎麦」談義

 前々回の「蓼科便り」で磊庵(らいあん)さんのことを書きましたら、山梨県のメル友・そば処「長澤・右楽」(下段にURL)さんから嬉しいコメントを頂きました。

< ひょんなことから貴ブログに出会い、以来ズット楽しみに拝読しております。貴ブログの中での「識者の考えや情報」にも共感するところ大なるものもあります。

前回お書きになった手碾蕎麦「らいあん・はぎわら」に私も女房と出かけてきました。そば好きが嵩じて「右楽」を始めましたので、定休日には極力そば店へ出かけて他店の蕎麦を味わって居ります。
それぞれの店がそれぞれの味を追求されており、単純な素材ながらも、この奥深い食材は将に日本人の編み出した「そば切り」として今後も多いに進展していくのでは、、と考えております。
、、そして、「そば打ち」には、、少し蘊蓄が多いですが、「禅味」も多少なりとも感じられます。たかが蕎麦、されど蕎麦、、との想いです。

世間知らずの蕎麦屋の苦言一言だけ、現在の一般的日本人は「平和ボケ」し過ぎております。

蕎麦に関してのことは又メールさせてくださいね。「花火と蕎麦」には殊のほか思い入れがある71歳です。
今後共更なるご活躍を祈っております。 「長澤・右楽」>


http://www.uraku-info.com/

ーーーーー蜜蜂についてM様よりコメントを頂きました

< 本当に気象の変化は世界的レベルで大きく様変わりをしているようであります。今夏もエルニーニョや偏西風の蛇行が及ぼす影響は相当なものだそうです。

さて、話は変わりますが日本ミツバチのユーチューブはとても驚かされました。私もこの様な画像を見るのは初めてであります。ところで、あの金陵辺と云う蘭はあの後はどうなるのですか?受粉と云うには、とても荒々しい印象でしたが…(^_^;)

この画像で思い出しましたが、ミツバチが大量に消滅した現象は、その後はどうなっているのかご存知ですか?
日本うなぎの絶滅のニュースも衝撃的ですが、今後もまぐろなど金になる食料争奪で絶滅するものが増えてくる気がします。人間は本当に愚かなモノです。 M >

(私)その後の金陵辺ですが、別の巣箱の前に置いてみましたが全く効果がありませんでした。従兄弟の蜂飼い先輩がいうことには、「受粉が済めば、蜜蜂を呼ぶ匂いが発散されなくなる」とのことでした。自然界の仕組みは実に精緻だと感心します。

 蜜蜂の大量死は、ネオニコチノイド系の農薬が原因と疑われており、欧米では使用禁止になっていますが、日本ではまだ使われています。蜜蜂が減っていることは専門家がしてきしていますし、昨年、隣の養蜂家の日本蜜蜂が全滅したと聞きました。

 農薬は農業の重労働を軽減し、食糧の増産に大きく寄与していることは事実ですが、その副作用も甚大だと思います。私が特に危惧するのは、子供達に表れている発達障害です。ちょっとおかしな子供が厚労省の正式発表でも約7%あります。これは若年から社会の扶養家族になる恐れ大です。
 毎日のように起こっている「誰でもいいから殺したかった」というような訳の判らない犯罪もその現れではないかと思っています。

 農薬というのは基本的に毒物で、生物を殺す、或いは狂わすものだからです。放射能程センセーショナルに騒がれませんが、本当は目に見えないところで置く深く人類を蝕んでいるのかも知れません。
 毎日のニュースを見ていて、今一番怖いのは異常者だと思っています。異常者が核のボタンを押さないという理由は考えられません。

ーーーーー集団的自衛権

 蓼科便り347号に、「世界の軍事用語に個別だの集団などという言葉がないと聞いています。」と書きましたがこれは間違いでした。お恥ずかしいながら、自衛権について勉強したことがなく、どこかで読んだことを確認もせずに書いてしまいました。
 今思うに、その記事は「個別的自衛権も集団的自衛権も一体として作用するもの」と言っていたのだと思います。私のお粗末な誤解でした。

 昨日の安中さんのHAL通信が集団的自衛権を特集していたことに刺激されて、Wikipediaを読みましたら、1945年(昭和20年)に発効した国連憲章第51条に書かれているではありませんか。読んだことがなかったのです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/自衛権 の中から51条だけ引用します。
< 第五十一条 この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。
この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。>

(私)HAL通信の論評は信憑性は高いと感じています。「感じている」というのは、自分で検証できないので、断言できないからです。今回の中から特に頷いた部分を引用します。このメルマガは下段のURLから配信を申込むことができます。

< 誰もがわかっていることだが、自衛権には個別自衛権と集団的自衛権とがある。この2つは、それぞれ独立しているわけではなく、密接な関係にある。ところが、昨今の議論は「集団的自衛権」の是非に偏っている。まず、ここがおかしいのである。

さらに、「集団的自衛権を認めると日本が戦争に巻き込まれる」という奇妙な意見がある。このあたりの定義から確認していきたい。
そもそも「自衛」とは他国から自国を守る「戦い」である。ゆえに、国家が自衛権を行使するということは、「戦争になる」ということである。だが、「戦い=武力衝突」とするのは単純すぎる。

中国の兵法書「孫子」によれば、戦いには次の4種があるという。(1)謀略、(2)外交、(3)兵を伐つ(戦場での戦い)、(4)城を伐つ(他国を攻める)
そして、(1)謀略が「最も優れた戦い」で、(4)城を伐つ(つまり、他国に攻め入る)が「最も劣る戦い」であると説いている。

今の日本を守っている集団的自衛権は、米国の集団的自衛権であり、日本は「出来ない」というのである。こんな奇妙な話はない。これが成り立っているのは、「米国の集団的自衛権」が米国の国益にかなっているからであり、行使そのものは「米国の気持ち一つ」という心細いものなのである。
このような危うい状況をそのままにしての防衛で日本が守れるのであろうか。>

(私)一番問題なのは、相互防衛条約になっていないために、上記にあるように、「米国民が国益と感じる範囲」において日本を防衛する形になっていることです。私がアメリカ人だったら、中国の方が儲けさせてくれると思えば、自分の防衛のことしか考えていない自分勝手な日本を見放すと思います。


ーーーーーYoutube「米軍の強姦事件」

 メル友Hさんがfacebookに下記<>内の書き込みをしていました。
 
< 米軍が上陸してすぐに強姦事件が発生してた。
慰安所を作るのに膨大な予算が組まれた。
主権回復後でも、強姦事件が絶えず、国会で女性議員が問題にしてた。
これ全部証拠がある話だよね?
こういうことを報道しないで、「慰安婦がwww」って。
まあ、目眩ましのための簡単なアルバイトなんだろうな。
雇い主は、米国か?
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=tG_u2JwSPcU >

(私)この情報発信元が、右でも左でもいいのですが、全部証拠があると言っているので本当なんでしょう。この種の話は世界共通だと思っています。だから世界中の戦場には慰安所があったのだと思います。米軍も日本とヨーロッパで慰安所を作らせました。
 戦争とはそういうものではないでしょうか。公式にやらなければ闇で行われるだけだと思います。

 何故今でも世界一の売春国韓国が日本軍の慰安婦問題だけ騒ぐのでしょう。安中さんが言ってるように、日本は謀略で負けているだけだと思います。

 最近思っています。世界中の国会議事堂の前に、「平和の願い・原爆被爆者の像」というのを建立するべきだと考えています。捏造ではなく正真正銘の像を!

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2014年6月15日日曜日

蓼科だより・348号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーーー2014年6月14日(土)★
★テーマ:おかしな梅雨、金陵辺と蜜蜂、自然栽培キャンペーン、
     アメリカの人種差別、外国人労働者
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 からからの天気が続いた後、今週から梅雨に入りチラッと陽がさすこともありますが、ほとんど曇り空です。梅雨というと、シトシトと降り続く雨を想うのですが、近年の梅雨は天候現象が激しくなっています。
 シトシトではなく、激しい豪雨と強風と雷が一緒にくるような感じで、しかも短時間で降ったと思ったら陽が差したりと言った具合です。これじゃ、人間も情緒不安定になるのではないでしょうか。
 余談ですが、最近のフジテレビ「特ダネ」で、小倉アナウンサーが「最近の事件は全く訳が判らない」と首を傾げながら呟いていましたが、地球の異常気象の影響は考えられないでしょうか。

 農楽作業の方は、田んぼのチェーン除草と動力除草の両方をやりました。チェーン除草の方は下記Youtubeにアップロードしました。動力除草の方は追ってアップロードしますのでご覧ください。田んぼの作業は水の中なので、どうせ濡れるので雨でも平気でできます。水冷式ですから、見た目より案外快適ですよ!
 これらの作業は全て無農薬栽培のためです。確かに面倒ですが、体力トレーニングになる上、自分達と子供夫婦と、何よりも可愛い孫たちが食べてくれると思えば何のそのです。

 実はすばらしいできごとが10日にありました。丸2年空だった私の巣に、日本蜜蜂が入ったのです。金陵辺(きんりょうへん)という日本の蘭(中国原産、室町時代に日本に)のお手柄です。
 日本蜜蜂を引き寄せるというので、一昨年の暮れ大枚5000円をはたいて金陵辺をひと鉢買いました。妻から、「高い巣箱を買ったのにちっとも蜜が採れない」とチクチクと言われていたので、何としても蜂を入れようという悲願の結果でした。

 しかし、昨年は全く咲かず恨めしい想いで金陵辺を世話していましたが、ついに咲いてくれたのです。7日に開花し、8日に巣箱の側に置いて、10日午後4時頃、日本蜜蜂がやってきました。2年越しの悲願が実現したのです。
 蜂の分蜂と金陵辺と巣入りの様子は感動的でした。偵察隊が来てから全部が巣に入り終わるまで約1時間のドキュメンタリーでした。その一部始終を動画に記録することができ、抜粋ですが下記Youtubeにアップロードしました。

 分蜂とは社会性昆虫である蜜蜂が自分の群を増やすための大切な現象だということです。分蜂の群は、バロック音楽の通奏低音のような羽音の唸りをあげて、直径数メートルの蜜蜂の乱舞の塊になります。初めて見た時にはビックリしました。
 ですが、日本蜜蜂は逃げ出すことも多いというので、蜜蜂では先輩で私の先生である岐阜の従兄弟から教わりながら大事に世話するつもりです。


ーーーーー『自然栽培を認めて下さい』キャンペーン!

 私は自然栽培でありませんが、似たようなものです。農水省は補助金の目的を本末転倒しているようです。農業を良くすることが目的ではなく、お金を配ることが目的のように見えます。下記URLをお読みください。下に抜粋しています。

https://www.change.org/ja/キャンペーン/農林水産省-自然栽培-を認めて下さい?utm_source=action_alert&utm_medium=email&utm_campaign=55126&alert_id=wXKpNZEnMK_QYhppIBald

< 皆さまこんにちは。私は、山形県高畠町で自然栽培(無施肥・無農薬)を行う農家で、中川吉右衛門と言います。実はこの「自然栽培」のアプローチが、現在の農政の中では認められていないことを、皆様はご存知でしょうか。
例えば、「環境保全型農業直接支払い交付金」という交付金制度があります。これは、環境保全に効果の高い取組をしている農家さんを対象に、交付金を与えましょうと言うものですが、なぜか無施肥・無農薬の自然栽培には一切認められていないのが現状です。
農水省としては、以下ような理由で交付金対象外と言っております。「環境保全に効果のある営農活動の普及推進を図るうえで、必要となる掛かり増し経費に対し交付金を支払う制度となっております。」
要するに、とにかく「肥料」を使えと言う事なんです。
その肥料その物が、いかに環境に負荷を与えるかという視点は完全に無視し、とにかく、化学肥料の代わりになるものを使用せよ!と言う事です。それ以外の農業スタイルは認めません!ってことなんですよね。
これはどう考えてもおかしくないでしょうか?
低農薬や特別栽培、有機栽培は国も行政も認めるにもかかわらず、本当の環境保全に貢献する自然栽培農家は、いつまでたっても規格外なのでしょうか?
だから僕は!
この制度の見直しを心から求めます。>

(私)本末転倒とはこのことです。何のための誰のための農政かを見失っている結果です。シェークスピアが生きていたら歴史に残る悲劇を書いてくれると思います。
ーーーーーアメリカの人種差別!

 「アメリカは何時人種差別をやめるようになったのでしょうか?」と、加瀬英明先生に今年3月に質問しました。その答えが先生のブログにありました。
 先生は自ら米国屋、英國屋と称していますが、痛烈な批判も多くしています。

 ごく一部を引用します。
< ヘンリー・S・ストークス氏は、ニューヨーク・タイムズ、ロンドン・タイムズなどの東京支局長を歴任した、イギリスの大記者である。この8月に、私とともに著した『なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか』(祥伝社)が刊行されたが、同氏が第2部「ペリーからマッカーサーまで」を執筆している。

 ストークス氏はこのなかで、日本が先の大戦で侵略戦争を戦ったのではなく、「いったん戦端が開かれると、アジア人のためのアジアを創造する、強い情熱によって駆られた。これこそ、日本人による大きな国際貢献だった」と、説いている。

 そして、大東亜会議が「人類に人種平等をもたらした、出発点となった。まさに日本史における、輝かしい一瞬だった。今日、日本の多くの学者が大東亜会議は日本軍部が『占領地の傀儡』を集めて、国内向けに宣伝のために行ったと唱えている。このような日本人こそ、日本を精神的に支配しようとする外国の傀儡ではないか」と、述べている。

 そして、「当時の日本人にとって、アジア解放は大義だった。いまの日本人に、そのような気概があるだろうか。(中略)今日、日本がアジア諸国から尊敬されなくなったのは、アメリカに追従して、経済利益だけを追求して、先の大戦に敗れるまでいだいていた気高い精神を失ったからにちがいない。歴史を失った国には、品格がない」と、断じている。>


(私)下記URLを開いて、左最上部にあるワード検索に「大東亜会議」と入れて検索してください。「戦時国際法と戦争犯罪」と「大東亜会議で人種平等を宣言」というコラムに一連の記述があります。残念ながら私にはこの記述を検証する知識も能力もありませんが、何となくこれが正しいように感じています。
 というのは、この記述は前に書いたことのある、マッカーサーの部下だった女性米軍将校が書いた『Mirror for Americans: Japan』 (アメリカの鏡・日本・ヘレン・ミアーズ著)の内容と符合するからです。ミアーズは欧米白人社会の有色人種差別論理で植民地政策も対日開戦圧力もかけられたと書いています。
 この本が何故日本でベストセラーにならないのか不思議に思っています。

http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi
 前々回のメルマガで「シュリーマン旅行記 清国・日本」のことを取りあげ、「今の日本の常識ではとうてい推し量ることのできない記述が多くあります。」と書きましたが、たった140~150年前のことです。
 近年の歴史問題や慰安婦問題を聞いていて思うことは、現在の法律や倫理観・価値観で歴史を解釈するととんでもない間違いを起こすことがあるということです。事実起こっていると思います。

 明治から昭和初期の時代は世界は帝国主義・植民地主義の時代であり、日本はそのことを欧米から教わりその通りに実効したに過ぎないと、ヘレン・ミアーズは書いています。当時の欧米では黒人や黄色人種は奴隷であり人権をもった人種ではありませんでした。
 その黄色が白人のロシアを負かし、立派に帝国主義の真似をしたことを許せなかったのだと、やはりヘレンが書いています。これがアメリカが日本を挑発した真実だと今の私は思っています。

ーーーーー外国人労働者、自衛隊、農家

 去る木曜日、クローズアップ現代で外国人労働者のことを特集していましたが、それを見ながら、日本という国は本当に特殊な国だと思いました。

 NHKが労働者という言葉を使っているのに、法律と政府は労働者ではないと言っています。テレビには明らかに労働の場が写っています。憲法9条では、戦争放棄、戦力不保持及び交戦権の否認に関する規定を置いてあるのに、自衛隊を持っています。自衛隊は明確に軍隊です。
 農水省は農業をやっていない農家を農業者として農政の対象にしています。

 しかし、これらは全て嘘ではないでしょうか。苦し紛れであることは理解していますが、へ理屈と詭弁を弄して虚構を築き上げ、それを元に延々と議論を積み重ねている国会はいったい何でしょう。またこれを良しとしている日本の世論は誰が操っているのでしょうか。

 もっと不思議に思うのは、良識の府である筈の日本のアカデミーと参議院からこれらに関するアナウンスが聞こえてこないのは何故でしょう。私が知らないだけかも知れませんが・・。

 私ごときが心配することではないと思いますがとても気になります。こんな見え透いた虚構の上に成立っている社会で教育を受けている若い世代が、日本の社会・国家に対して信頼と愛国の情が育つのだろうかということです。
 最近の韓国を見ていて思うのです。国家が嘘を公然と行っている社会で、全うな理念や社会正義を築くことはできない、と。日本も韓国の二の舞を演じないようにしたいものです。

 経済的繁栄を良いことにして、理由にして、2千年以上続いてきた日本の本当の良さが失われていき、その先にあるものは内部崩壊ではないでしょうか。

 大変気負ったことを書いてしまいました。ご意見をお願い申し上げます。

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2014年6月8日日曜日

蓼科だより・347号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年6月7日(土)★
★テーマ:田植終了、日本農業の哀れな実態、そば処「磊庵」
     自衛権、諸国民の公正と信義
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 今週の農楽アスレチックは厳しかったですが、乗りきりました。
 6月1日には1反歩(1000m2=10アール=10人1年分のお米)の田んぼを、「手一本植33」稲作法(私の命名)で行い、4日には約7畝(700m2)の小さな2枚の田んぼを機械植えしました。

 当日のみならず、腰を屈めて手作業で行う植付け不良箇所の補植と補正作業があり、その方がきつかったです。しかし、晩酌して風呂につかり、一晩寝ればすっかり回復するので、かなり体力が増強されたと実感しています。

 1日には、できることなら全部終らせたかったのですが、私の段取りが悪かったのと初心者が多かったため1反歩しかできませんでした。実は、昨年は経験者が3人もいたので1.6反を1日で終えました。
 「手一本植33」は、33センチメッシュに縦横を揃えて植えつけます。中古で買った3連のエンジン付き除草機を走らせるためです。33センチピッチに目印した綱を張って植えつけるのですが、ビニールヒモだったので伸縮が大きくて、ふと気がつくとメッシュが歪んでいて直すのに時間を取られました。

 このような神経を使う作業は、全て無農薬でお米を作るためです。除草剤を使うのであれば、こんな面倒な作業は全く不要です。除草剤を土手から投げ込めば良いだけです。それだけで稲以外の生物は皆殺しにできるからです。スゴイ技術だと感心しています。しかし、そこから見える光景は異様です。

 メッシュに歪みが生じたのは、基準線を片側にしか作らなかったのが原因でした。他にもいろいろと反省点があり、結果として1反歩しかできませんでした。
 しかし、反省点や結果から判断すると、子供でも間違いなく作業が進む段取りができて、人もある程度馴れれば、1反歩の田植は5人で半日だと思います。

 実は、この「手一本植33」農法は機械力ゼロで無農薬のお米を自給する為の農法として開発しています。目標は、現在の平均的日本人の年間米消費量60kg(1俵)を生産する1人1アール(100m2)の稲作農法の確立です。
 この辺りの生産量で考えると、1反歩の田んぼは10人分(10俵採れる)です。5人で半日とすれば、1人分は2時間で終ることになります。これは田植だけの話ですが、稲刈りも脱穀もほぼ同様です。体力トレーニングには足りない程度の作業量だと思います。

 機械力ゼロというのは、不耕起栽培だからです。
 私の今年は、3枚の田全部が数年耕作していなかったため、地力は増しているのですが田面が荒れていたり凹凸が多かったので2度も代掻きしましたが、田面が整えば機械は入れません。
 岩澤信夫先生が30年以上かけて完成された農法です。私は自然耕塾@高山村で園原久仁彦塾長からその思想と科学と技術の伝授を受け、その現実を体験し確信をもって実践しております。

 この農法は、慣行農業の常識から考えると理解できないと思いますが、しっかりした科学的研究と論証が行われてきた技術です。オカルトや催眠術ではありません。
 ご興味のある方は、本「不耕起でよみがえる」(岩澤信夫著:創森社:2003年)を手にとってお読みください。下記「日本不耕起栽培普及会」のホームページもご覧ください。
 NHKテレビが放映した「田んぼに命がよみがえる」の録画DVDもあります。
 
 SRI農法でやる予定だった小さな2枚の田んぼの方は、断念してから機械植えに切換えました。幸い地元の農業仲間から無農薬の苗を手に入れることができラッキーでした。しかし、その機械操作に慣れないことと苗採り本数調整を最小にしたため植えられていない箇所が多く発生し、補植に1日程かかってしまいました。

 いろいろありましたが、圃場整備をやってない田んぼは形が悪いため何をするにも効率が悪いことと、一般のお百姓さんが除草剤を手放さない気持ちが良く理解できました。
 しかし、不耕起栽培のための田んぼの環境整備が整えば、慣行栽培と同じ程度の労力でいけると感じています。無農薬はもちろんですが、無肥料も可能かも知れません。田んぼの命がよみがえり、生物多様性、特にイトミミズが最高の肥料をつくりだしてくれるのだと思います。

 田植の様子をYoutubeにアップロードしました。

ーーーーー日本農業の哀れな実態!(日経ビジネスより)

 「日本は世界第5位の農業大国」(浅川芳裕著:講談社新書)にもあった通りで、オランダの農業の実態を見れば、日本農政の大失敗は言い訳のしようがないと思えます。
 農水省の官僚もJAの幹部もこの実態をよく知っている筈です。どんな気持ちで現状のような農政をやってきたのか、せめてもの罪滅ぼしに何時の日か本音を語って頂きたいものです。

 下記URLからごく一部分を抜粋します。( )内の数値は日本です。
<・・・オランダの人口は1679万人(1,2712万)、農地は190万ヘクタール(456万)、国土面積も415万ヘクタール(3780万)にとどまる。いずれの規模も日本の1割程度という欧州の小国だが、農産物の輸出額は年間893億ドル(32億)と米国に次いで2位の座を保つ。農業はGDP(国内総生産)の1割(2%)を占める。特にトマト、花、ジャガイモ、タバコは世界トップの輸出シェアを握り、施設園芸を活用した生産や加工品の販売を強みとしている。・・・>

「背水の農」

ーーーーーそば処「磊庵」

 昨日、久しぶりに佐久市のそば処「磊庵」(らいあん)に妻と食事に行きました。そばというと、一般的には大衆的な食事処というイメージですが、磊庵さんは違います。こだわりを通り越して、徹底的にそばの根源に迫ろうとしているように思えます。

 ただそば切りのみに拘っているのではなく、そばの実からモヤシを育てたり、独自のそば茶を焙煎したり、様々なお菓子にしたりその料理は創意に溢れています。人それぞれの好みが大きいとは思いますが、味は最高だと思います。特に信州産蕎の手碾蕎麦は逸品です。
 
 そばのルーツを世界に探し求め時折旅をしています。昨年はスロヴェニア共和国で開催されたそばシンポジウムにも参加され、国際的な交流・研究をなさっています。
 話がはずんで来春フランスブルターニュ地方にいくとの話が飛び出しました。聞いてみると、ブルターニュ地方は、蕎麦粉で作るガレットという料理の本場だそうです。
 現在、長野在住のシルビー・ジャコさんへ通ってフランス語の勉強をなさっているとか!
 余談ですが、彼女には、もう20年も前ですがNPO法人信州まちづくり研究会の講演会に講師として佐久市にお呼びしたことがあります。


ーーーーー「戦争か否か」の議論は全く無意味!

 安中さんが、6/2日付HAL通信で次のように書いています。

< 今号は、経済、経営の話題ですが、議論になっている「集団的自衛権」のことを少々。
「憲法9条は“自衛の戦争”まで否定しているわけではない」との解釈が一般化している以上、
自衛権は個別であれ集団的であれ「持っている」と考えるのが自然です。
そして、これ以上の議論はするべきでは無いと考えます。

なぜなら、憲法9条は、自衛のための戦力をも否定しているからです。
しかし、それではあまりにも非現実的であるとして、憲法解釈でかろうじて「自衛権の保持」を
確保してきたわけです。
ゆえに、今の憲法下で深い議論など出来るはずもないのです。
反対派は、それを分かっていながら、「戦争を目論む安倍首相」を印象付けようとやっきです。
“姑息”としか言いようがありません。

経済的観点からは、「戦争は避けるべき」が当然です。
安倍首相も、現代の戦争は経済的にはマイナスしかないことくらい、分かっているでしょう。
「戦争か否か」の議論は全く無意味です。>


(私)全く同感です。世界の軍事用語に個別だの集団などという言葉がないと聞いています。だいたい、自衛隊という言葉もないようです。全ての原因が、あまりにも非現実的な憲法第9条にあると思っています。
 この論争は、政争の具にするための言葉のもてあそびでしかないように思えます。しかし、もし本気で個別だ集団だと言っているとしたら、且つての非武装中立論と大差ないのではないでしょうか。
 吉田茂も本気で第9条を考えていたようですが、この非現実的な憲法を作らせた方も受入れた方も、余りにも悲惨な大戦の結末に正気を失っていたとしか思えません。
 しかし、ドイツ・イタリアは何故そうならなかったのでしょうか。そう考えると、どうしても人種問題が頭をもたげてきます。

ーーーーー諸国民の公正と信義、とは?

 6月4日付け加瀬英明先生のメルマガに次のような記述がありましたが、私は同感です。

< ・・・オバマ大統領とケリー国務長官は、ロシアがクリミアで分離独立を問う住民投票を行わせたのが、「国際法違反」であると繰り返し非難した。しかし、インドネシアの一部であった東チモールが分離独立を求めると、アメリカや、ヨーロッパ諸国が強引に介入して、1999年に住民投票が行われ、東チモールが独立した。

 強国は、国際法を都合のよい時だけ、持ち出すことを、教えている。今回のウクライナ危機に当たって、国連は役にまったく立たなかった。ロシアが安保理事会で、拒否権を持っているからである

 日本では長いあいだ、「国連中心主義」という言葉が罷り通っていたが、“役に立たないものを中心とする主義”のことだった。
 万一の時には、条約も、国際法も、国連も頼りにならない。「諸国民の公正と信義に信頼」(日本国憲法前文)しては、いられない。

 アメリカが、内向きのサイクルに入った。だが、アメリカ国民が厭戦気分へ振れたら困るというなら、日本の平和主義は身勝手な贋物だ。自分の国を自分で守る覚悟が、必要だ。・・・>

(私)かつての非武装中立論同様、この言葉程ロマンチックというよりメルヘンチックな言葉はないと思います。

フッターーーーーーーーー

田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
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無農薬玄(白)米の販売
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籾殻燻炭の販売
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農楽のすすめ!
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”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
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メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
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2014年6月6日金曜日

蓼科だより・346号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年5月31日(土)
★テーマ:松枯原因論、アトピー皮膚炎、シュリーマン旅行記
     倭国、老朽化しないコンクリート
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 予報通り暑い一日でした。明日の田植に備えて、助っ人を一人頼んで、水苗代にて苗採りをしました。前回のこの頼りで、水苗代の苗は順調だと書きましたが、実は成長の遅さを懸念していたのですが、抜き取って見るとやはり良くありません。

 肥料分のほとんど無い自家用の培土を使っているので、有機液肥で施肥したのですが量が足りなかったようです。昨年は平均3本くらいの分げつをしていましたが、今年は1本ほどで、丈も太さも劣ります。私の観察眼の欠如です。
 SRI農法用の苗作りは失敗と結論付け、今年はこの農法の実験栽培は止めることにしました。その分、苗を調達して、「手一本植33」の深水管理でやることに決めました。
 水苗代は2年目、SRI農法は初ですから、まだ学習期間と割り切りました。良い勉強になりました。

 いよいよ明日は、新しくお借りした田んぼ3枚の田植です。今夜、次男とその6年生になる長男が名古屋から駆けつけました。明日は長男と、東京からお一人と、私と地元の助っ人一人の総勢6人で、面積的には今までとほぼ同じ田んぼに一本植えをします。

ーーーーー松枯れ原因論

 ヤマンバの会の村山隆様から注目の「松枯れ原因論」が届きましたのでご紹介致します。下段のURLに転載させて頂きましたが、重要部分だけ抜粋致しました。過去の議論と現場報告書等から判断すると、村山様のお考えが妥当なのではと感じております。

<2.一般通用している松枯れの原因と防除方法(推進側)
 ◎1970年以前には『大気汚染・酸性雨などの説』が主流だったが、1971年頃に林野庁が「虫害論一辺倒」になって他説を否定・無視した。従って、媒介昆虫(マツノマダラカミキリムシ)の撲滅のために農薬散布が主流(常識化)となった。
散布方法は《地上散布⇒有人ヘリ空中散布⇒無人ヘリ空中散布》へと変遷・高度化した。名称も「松くい虫」と呼称・宣伝されて「虫害論」だけを啓蒙・普及・洗脳し、社会的に通用している。
3.推進側「松枯れ農薬散布防除方法」では撲滅不可能だった冷厳なる事実(破綻した「農薬防除論」)
 ●虫害説に依拠して1973年「松くい虫特別防除法」制定。更に1977年「松くい虫防除特別措置法」が制定され空中散布を制度化。「制定5年で撲滅する!」と豪語するも(西日本から青森県まで蔓延化)、同法は4回も延長されて現在は「森林病害虫等防除法」(1997年制定)に組み込まれて実施されている。
 ●何故に撲滅不可能だったか? 答えは簡単明瞭!「松枯れ原因」と「防除方法」とが噛み合っておらず、農薬空中散布の効果は薄弱だったのです? それも其の筈!1977年法律制定後に「空散効果データ全9資料」の全部に捏造・改ざんが発覚(農林官僚の処分)、法律は無傷で今日まで継続しているからなのです。 >


全文は下記URLからどうぞ。
 http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/05/2014527-1970-1971-1973-1977-1997-1977-9.html

ーーーーーアトピー性皮膚炎は直る!

 メルマガを読ませて頂いている田中佳先生のブログからの引用です。私には書かれていることを実証することはできませんが、何故かこの先生の仰っていることが本当に思えるのです。この先生のことを、どなたから教わったのか忘れてしまいましたが、その都度納得させられますのでご紹介致します。
 この文章の中に、「赤ちゃんは、お母さんの身体にある毒素を全部持って出る」という記述がありますが、この話は私の農業の先生から体験談として聞かされていますので真実です。
「アトピーの赤ちゃんが生まれる意味・・・」
http://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-11857519128.html
ついでに、「糖尿病の真実を知りましょう」もご紹介します。
http://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-10863098232.html

ーーーーー「シュリーマン旅行記 清国・日本(講談社学術文庫)」

 弁護士の高井伸夫先生から教わって表記の本を読みました。隣町の図書館にありました。県や国のみならず他市町村とも協定を結んで図書の融通をしてくれます。しかも、送料先方持ちです。本当にあり難い仕組みです。

 シュリーマンはかの有名なトロイア遺跡の発掘をした人だということです。
 この本は、渡辺 京二著「逝きし世の面影」以来の新発見と驚きの本でした。基本的には「逝きし世の面影」と同じ傾向の内容ですが、そこにはないものを見つけました。たった150年前の我が国のことなのに、こんなにも価値観が違うことに驚きました。「売春ついて」の記述の一部分を引用してみます。

< 貧しい親が年端も行かぬ娘を何年か売春宿に売り渡すことは、法律で認められている。契約期間が切れたら取り戻すことができるし、さらに数年契約を更新することも可能である。
その売春契約にあたって、親たちは、ちょうどわれわれヨーロッパ人が娘を何年か両家に行儀見習いに出すときに感じる程度の傷みしか感じない。なぜなら売春婦は、日本では、社会的身分として必ずしも恥辱とか不名誉とかを伴うものではなく、他の職業とくらべてなんら見劣りするこのとない、まっとうな生活手段とみなされているからでる。
娼家を出て正妻の地位につくこともあれば、花魁(おいらん)あるいは芸者の年季を勤め上げたあと、生家に戻って結婚することも、ごく普通におこなわれる。娼家に売られた女の児たちは、結婚適齢期までーすなわち12才までーこの国の伝統に従って最善の教育を受ける。
つまり漢文と日本語の読み書きを学ぶのである。さらに日本の歴史や地理、針仕事、歌や踊りの手ほどきを受ける。・・・>

(私)シュリーマンの滞在期間は約1ヶ月と短かったので、果してどこまで正しく日本の実態を知り得たのかは疑問は残りますが、今の日本の常識ではとうてい推し量ることのできない記述が多くあります。
 老若男女混浴の公衆浴場とほとんど裸の日常生活、身分制度に関わらず社会の良さ、物造りの技術の高さ、花魁が受けた尊敬、不名誉と腹切り、封建制度を支えた密告制度、等々です。
 教科書にすべきと感じています。お読みになってみて下さい。
 もちろん、この中に343号書かせて頂いた農業のことも書かれていました。
ーーーーー倭国は東アジアの大国だった

 国際派日本人養成講座の韓国問題ー歴史編が面白いです。5/4日付メルマガからです。
「倭国は東アジアの大国だった」
http://blog.jog-net.jp/201102/article_1.html

ーーーーー200年後も老朽化しない鉄筋コンクリート!

 鉄筋コンクリートの老朽度は築年や外見では判断できない」そうです。私も一応土木工学を勉強しましたが、このことは知りませんでした。何とキーワードは、塩分とpH(ペーハー)でした。まるで農業問題のようですね!この技術が実用化したらノーベル賞ものではないでしょうか。
 日経ビジネスオンラインに下記記事があり驚きました。
< 200年後も老朽化しない鉄筋コンクリートを実現。既存の鉄筋コンクリートの長寿命化も。
 トンネルや橋、建物などを支える鉄筋コンクリート。経年による老朽化は避けがたいものだったが、「200年経っても老朽化しない」鉄筋コンクリートが開発された。5年後の実用化に向けた取り組みを追う。

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田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
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