2014年8月31日日曜日

蓼科だより・359号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年8月30日(土)★
★テーマ:異常気象、皮膚の微生物、傲慢な小学生、
     異常な中国、新釈古事記伝
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 昨日、数時間青空が見えましたが、今日も曇時々雨でした。蜜蜂も雨の日は元気がありません。野菜の育ちも悪く、トマトの色づきも遅いです。もう20日間ほど満足な青空を見ていません。涼しくて昼間でも上着が欲しいほどです。ですが、広島市や西日本のことを考えると信州は恵まれていますが・・。
 異常気象のことを言いたかったのです。視聴率が高かったのではと思いますが、NHKスペシャルが今日・明日夜連続の「巨大災害 MEGA DISASTER」を放映しました。
 その要旨は、インドネシア近海の海水温が異常に高まっており、その影響で発生した大量の水蒸気が上空で凝結する時に大量の凝結熱を放出し、それが北半球の気象を支配している偏西風の進路を狂わせているということでした。英国を中心とした世界中の気象学者の研究の成果だということです。
 気温が上がると海水温も上がる。すると水蒸気が増え、雲が増え、雨も増える。地球温暖化が豪雨になるんですね。言われてみれば当然の結果です。やはり、温暖化が大きな要素のようですね。

 前回の蓼科便りで、除菌について、「最近のテレビの除菌の宣伝は良くないと思います。まるで菌は全て悪いと思わせてしまうことは社会悪だと思います。生物は皆菌によって生かされていることを教えるべきです。」と書きました。
 その後の「続ナチュラル☆ライフ実践メルマガ」に、人間の皮膚について次のように書かれていました。人間の細胞の数より多い細菌が皮膚だけにいるとは驚きです。内蔵を含めればものすごい数でしょうね。

<・・人間の皮膚は100兆の菌達に守られている!
 皮膚は、「人体最大の臓器」といわれます。表皮、真皮、皮下組織の三つから構成されています。表皮は角質の層とたんぱく質の層、脂質の層などが重層的に15層くらい重なっています。
 真皮は、ぷるぷるとした潤いを持たせるというコラーゲンが多く含まれる層です。皮下組織は、脂肪が多く、さまざまな物質が蓄積しやすい場所でもあります。この三つが、人体のバリアのようになっていますよね。
 とくに角質は細胞の間をうめる細胞間脂質と皮膚に住み着く100兆の菌たちとともに、細菌やさまざまな外敵から身を守っています。彼らを皮膚常在菌といいますよね。
 角質の役割は壮絶で、あまりにも過労なためか、たった2~3週で次々と役目を終えて、アカとして剥げていくのですね。・・>


(私)生物は微生物の働きによって生かされていることを知ってか知らでか、除菌の宣伝は細菌(=微生物の一種)が全て悪玉であるかのような印象を与えています。殺菌剤は上記の皮膚常在菌をも殺します。農業で使う殺虫剤が害虫だけでなく益虫も殺してしまうのと同じです。

 免疫力というのは、悪玉菌とも一緒に生きられる力だと思います。「悪」という考えは人間の都合で言っているだけで、自然界では必要な存在の筈です。共存するのが一番理想の筈です。
 「水清ければ魚棲まず」という言葉もあります。無菌室で人間を育てるような発想は間違っていると思えてなりません。心身共に虚弱になり、生命力を失うと思います。

 関連しますが、前回畑のpH(ペーハー)のことで、pHの調整と、堆肥や肥料分の投入は別に行うのが望ましい。一般的には、一緒にやってしまっているようですが、pH調整が先です。pHの調整には強アルカリ成分(灰や石灰)を使うので、土中微生物を殺す作用があるからです。」と書きました。

 これを書いた後で気がついたのですが、上記のことは化学肥料と農薬でやってる畑には関係ないのです。何故なら、農薬を使っている畑には微生物が少ないことと、微生物の働きを期待してもいないからです。従って強アルカリによるpH調整と施肥が一緒でも良いことになります。
 しかし、地球環境には悪です。温暖化にも繋がっているのではないでしょうか。

 下記は、最近アップロードしたYoutube動画です。

8/18日の私の蜜蜂

稲の花

8/27日の稲と草刈り

ーーーーー傲慢な横断歩道の小学生!

 最近のことですが、我が町の小学校前の県道横断歩道の情景です。私は軽トラックを運転していました。手前にゆるいカーブがありますが、子どもが二人横断歩道に入ろうとしているところでした。当然私はゆっくりと止まりました。

 私が「んッ」と思ったのは、二人は私の車の方を一度も振り向かず、ゆったりと話しながら横断歩道を渡ったその態度です。車が止まるのを確認しようともしません。車が止まって、自分達が渡り終わるのを待ってくれていることに、すまないと思う気持ちも感謝の気持ちも現れていません。
 そこに見えるのは、「車は当然止まるもの、俺たちはここを渡る権利ある」という傲慢な態度です。

 逆の体験もあります。子供達が渡り終わった後、振り向いて帽子をとって礼をしてくれたました。何とも爽やかな気持ちになりました。こういう子どもの方が多い気がします。
 以上二つの事例は何を意味するのか考えました。ヨタガキはいるのさ、と考えればそれまでですが、昨今モンスターペアレントが多いと聞きますので、もしや、と思ってしまいます。

 横断舗装を渡るのは、権利ではなくルール、規則の筈です。この子供達はとんでもない勘違いをしています。というより、間違って教えられているのでしょう。彼らはまだ小学生です。親か学校か、そのどちらかが「渡る権利があるのだから、急ぐ必要なない」と教えたとしか考えられません。
 ですが、今の日本には自分に都合の良い権利を振り回す人々が結構います。一番酷いのは、全部ではありませんが、マスコミだと思います。報道の自由とか知る権利とか言って、正しく知らせる義務を忘れていないでしょうか。73年前、対米英戦争に踏み切ったのもマスコミの影響が大きかったと言っている識者も大勢います。

ーーーーー中国は異常な国である!

 在米台湾独立運動家チャン氏のメルマガについて、国際的に活躍している友人Uさんから頂いたメールからの抜粋です。Uさんはカナダと日本で商売しています。

<・・いつも“田舎通信”興味を持って拝見しています。まだアメリカとの商売をやっていますので、悠々自適の晴耕雨読生活に入れないので安江様の境遇をうらやましく思っています。さて私が協賛している”台湾独立運動”の志士、ANDY CHAN氏の対中国観をご参考までにお送りいたします。
8月24日、東富士演習場で開催された自衛隊の富士総合火力演習を見学しました。中国の恫喝には毅然とした態度で対応する必要があるといまさらのように自覚しました。石原慎太郎氏が云うように”寄らば切るぞ”と侍精神を持って泰然と構えること必要と思います。

心あるお知り合いに転送していただければ幸いです。9月中旬からしばらくアメリカとカナダに行きます。尚中国のスパイからAOL.のアメリカ本社にハッキング攻撃がなされ、私も商売上に影響が出ました。・・>

 そのアンディ・チャン氏のメルマガ[AC論説] No.509より、ごく一部分を抜粋します。ご希望の方はこのメールの返信でお知らせください。全文をお送りします。

< 中国の戦闘機が米国の対潜哨戒機に異常接近した上で、米国に対し海上偵察の停止を要求した。6月には尖閣諸島付近で自衛隊機に異常接近した。二つとも中国側の威嚇であり、米国の衰退を中国の覇権進出のチャンス、威嚇を繰り返し米国や日本が何所まで譲歩するかを見極めようとする。

米国だけでなく世界諸国は中国に対応する方法を間違えている。中国人の野心を見極めなかったからである。この状態から脱出するには中国人の本質を見極めて中国政策を改善すべきである。

中国は異常な国である。異常な中国には世界共通の道徳は通用しない。中国人は常に自己の利益、自国の利益を追求する。シナ人根性を理解して対応すべきだ。・・>
(私)更に、加瀬英明先生が中国を批判して、次のようにメルマガに書いています。

<・・アメリカでヒラリー・クリントン夫人の回想録が、よく売れている。このなかで、国務長官時代にASEAN(東南アジア連合)会議に出席した時に、中国の横柄な態度に呆(あき)れたと、回想している。
この席上で、中国の楊潔虎外相が領土問題が取り上げられた時に、アジアの代表を見まわして、「中国は大国である」と傲然として、いい放ったという。

習近平主席は、2013年に最高権力者の座についた時に、全人代における就任演説で、「中華民族5千年余の文明に立ち返って、国造りに当たる」と述べ、閉幕式において「中華民族の偉大な復興という、中国の夢(チュングオモン)を実現しよう」と、訴えた。・・>

(私)植民地時代は70年前に終りました。周辺国を脅かすような夢は時代錯誤も甚だしいと思います。国家の品格が問われるのではないでしょうか。
 第二次世界大戦の勃発は、フランスが、ヒットラーの横暴を初期の段階(ポーランドへの侵攻?)で許容してしまったことが原因のひとつだと読んだことがありますが、そうならないようにしてもらいたいものです。やはり、「寄らば切るぞ、といいう毅然とした態度」が必要だと思います。

ーーーーー 新釈古事記伝はすばらしい!

 私は二人の息子を海外留学させましたが、「外国語をいくら話せても、日本の文化と歴史を語ることができなければ、恥を晒すだけだよ」と言って送り出しました。自分のことは棚に挙げて、当時の草柳大蔵先生はじめ識者の言葉を受け売りしたのですが、今さらながら日本の神話と古典の重要さを感じているところです。遅すぎる気づきですが・・。

袋背負いの心 ~ 『新釈古事記伝』から
http://blog.jog-net.jp/201407/article_6.html
赤猪(あかい)抱き ~『新釈古事記伝』から(2)
http://blog.jog-net.jp/201408/article_7.html
BBR 読書のすすめ】新釈古事記伝 阿部國治著 栗山要 編
https://www.youtube.com/watch?v=EN0Vd_gusvU
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2014年8月24日日曜日

蓼科だより・358号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2014年8月23日(土)★
★テーマ:土づくり、稲、蜜蜂、広島の災害、キトサン、
     インフルエンザ、朝日の閉鎖
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 この数日、今春から新規にお借りした畑にて、現在順調に育っている大豆と枝豆と黒小豆に続いて、ダイコンを種蒔きするための土作りをしています。今月末には蒔きたいので、本当は遅すぎるのです。うっかりミスというより、スケジュール管理のミスです。1ヶ月前というのが標準のようです。
 この畑は、pH(ペーハー)が5.0~5.5と弱酸なので、6以上にしたいと思い、日頃蓄えてきた草木灰を主にして、ヨウリンなども足して耕運していますが、2~3日では効果が出ないようです。今日時点ではまだ以前のpHのままです。仕方ないので種蒔きの時期を少し先送りするつもりです。温暖化なので大丈夫!

 今回、土作りについていろいろサン興産業さんから勉強させて頂きました。
 ダイコンの適性pHは、6.0~6.8と本にあります。適性pHというのは、その植物が一番効率よく必要な養分を土中から吸い上げられる数値を表しているそうです。つまり適正だと、強くて、栄養バランスの良い美味しい野菜ができるということです。pHが適当でないと、折角くれた肥料分が吸収されにくい。
 更に、重要なことが判りました。pHの調整と、堆肥や肥料分の投入は別に行うのが望ましいということです。一般的には、一緒にやってしまっているようですが、pH調整が先です。
 pHの調整には強アルカリ成分(灰や石灰)を使うので、土中微生物を殺す作用があるからです。pH調整後であれば、強アルカリは中和されてますので、堆肥や微生物活性剤を入れてもその働きを阻害されることはないことになるからです。スケジュール管理が大事ということです。
 良い情報が頂けることに感謝しています。
ーー
 稲は順調ですが、ひとつ事故が発生しました。穂の籾に茶褐色の染みのようなものがぽつぽつとあることに気がつきました。今まで経験したことのない現象だったので、JAの指導員に見てもらいましたら、病気ではなく褐変化(かっぺんか)だとのこと。
 大勢の農家が診断にきているとのことでした。原因は、丁度開花時期に台風11号の影響で、穂が風に煽られて擦れたことと、その後の悪天候による日照不足という説明でした。病気でなくて安心しましたが、収量には影響が出ると言われました。
ーー
 6月10日に、金陵辺(キンリョウヘン:和蘭)に誘われて私の巣箱に入ってくれた蜜蜂がとても元気です。鏡で巣内部を覗いて見ると、当初より4~5倍の大きさになっていました。小さな子ども蜜蜂もたくさんいるのが判ります。

ーーーーー広島県の災害に思う

 広島県には、そして安佐南区にも20年来の恩人・知人・メル友がいます。幸いその方には直接の被害はありませんでしたが、関係の皆様には心よりお見舞いとお悔やみを申しあげます。
 ニュース番組で居並ぶキャスターが、「日本は山国、このような災害はどこで起きてもおかしくない」と口を揃えていいます。確かにそうです。ですが、捉えようによっては、「だから、起きても仕方ないんだ」と言っているようにも聞こえます。

 本当にそうでしょうか。毎年、特に異常気象が顕著な近年はこのような災害が頻発しています。その度にテレビで詳細に被害状況が伝えられますが、それを見ていて昔から感じていることがあります。
 山間地の雨災害は二つのタイプがあると思います。沢水によるものと崖崩れです。ですが、圧倒的に沢の出口の被災が多いと思います。ものすごく簡単な道理ですが、雨が沢に集まるのは当然のことであり、その沢が長い程、深い程、急峻なほど危険度が高いことも、誰でも判ることです。

 何故、その出口に住宅団地があるのでしょうか。沢の出口は、千年、万年の歴史の中で、流れ出した土砂で扇状地になっており、比較的なだらかで景観も良い、一見素敵な場所です。だからでしょうか。長野県にもそのような場所に建てられた住宅や施設がたくさんあります。
 しかし、扇状地程危険な場所はありません.人間の記憶の範囲はせいぜい数十年です。たった数十年の間その場所に災害がなかったからといって、本来もっている危険性がなくなる訳がありません。例え100年に一度でも、被災して家を失ったり命を落としたりするのはごめん、と誰でも考えている筈です。

 深くて長い谷の出口と崖の下は危険に決まっています。しかし、「日本は山国で平地が少ないからそんな危険場所でも仕方ないんだ」という理論で、今まで建築行政は行われてきていると思います。でも、それで良いのでしょうか?これは極論ですが、マンション一つに千人でも入ってしまいます。

 欧米では質の良い集合住宅を上手に使っていると思います。日本で集合住宅というと、一分の例外を除けば、ほとんどが安アパートか安マンションです。日本の住まいの造り方と住まい方については、国家プロジェクトとして検討し直す必要があると考えています。
 住宅は一生で一番高い買い物です。「人間を幸福にしない日本というシステム」と言われないようにするために必須の問題だと思います。

ーーーーーキトサンと終戦の詔勅についてコメント

安中さんからです。
<・・休耕した田んぼでの稲作りの謎が解けてよかったですね。
 「昆虫が死んだら土に還り、その殻は時間をかけてキチンからキトサンへと分解をされていきます。」
 この話は納得です。北岳の山頂付近の岩壁には「チャート」と呼ばれる石が多いのですが、太古に海底に沈殿したプランクトン類の死骸が折り重なってできた岩石です。それが海底からあの高さまで隆起して、今の南アルプスを造ったわけです。
 つまり、北岳を形つくっている成分は「生物」なのです。山の気持ち良さの一部は、ここにあるのかもしれませんね。近代農業の間違いに、みな気付いて欲しいです。

 終戦の詔勅は、子供の頃から何度も聞かされました。母や祖母が暗記していて、聞かせてくれたからです。母たちは、最初は意味が分からず、「今後も『頑張れ』と言っている」と思ったそうです。
 天皇や大多数の日本国民に悪意はなかったと断言できますが、ただ、軍部の独走を許してしまった国家の統制機構に大きな欠陥があったことは日本の反省点です。その中核にあった陸軍参謀本部の勢力図の反転が戦争への道を採ってしまったわけです。ここが残念でならないことであり、その反転の原動力は当時のマスコミでした。
 今のマスコミは、その当時のマスコミの延長線上にあります。国民がそのことに気付いて欲しいものです。・・>

(私)南ルプスがプランクトンでできているとは知りませんでした。我家では終戦の詔勅の話はありませんでした。学校でも内容についてはやらなかったと思います。でも、考えてみれば、日本が初めて外国に負けた革命的大転換の文書をよく学ばないというのはおかしいですね。

ーーーーー 「インフルエンザと劇薬」

 続ナチュラル☆ライフ実践メルマガ 第37回からですが、前後が長い文章なので、下記抜粋だけでは意味がお判りいただけるか心配ですが、わたしはこの考え方は正しいとおもっています。

<・・国際的な科学者チームが、51の研究結果を精査。所見を英医学会会報で発表した。研究チームでは「山のような証拠は、ワクチンや抗ウイルス薬がインフルエンザの感染を予防するのに不十分であることを示した」として、国の流行病対策プランはより簡単で安価な物理的手段に重点を置くべきだと提言している。
手洗いうがいにしても、実際には感染して時間が経過してからの除去であり、実際にはあまり意味を持たない可能性があることも指摘されています。

かつて第一次大戦のとき、世界中で5000万人を死に追いやったスペイン風邪(スペインインフルエンザ)がありました。日本にその風邪がやってきたとき、明治の詩人、与謝野晶子が11人の子供を介抱しながら、人事をつくすことを新聞紙上で訴え、対応が遅れた政府を批判したことが有名ですね。

現代においても、人事をつくすことは正しいと思うのです。しかし、それはどうやらクスリを使うことではないように考えられます。
結局は自身の日頃の生活が重要なようです。インフルエンザや風邪には時折かかって免疫を作るのが、何よりだといいます。自分でインフルエンザにかかった方が予防接種よりはるかに免疫が高いのです。

さらに子供には普段から自然の中で泥遊びをさせたりして、細菌への耐性を持たせるようにした方がいいでしょう。予防接種に可能な限り頼らず、できるなら日頃から化学物質をなるべく取り込まず、おいしく農薬や添加物などのない食事をし、規則正しく、適度な運動をしてすごすのが一番のようですね。
インフルエンザの感染を抑える手立てはない。あえていうなら、交わらないこと。しかしそれは現代人には不可能といえます。・・

・・元国立公衆衛生院 疫学部感染症室長の母里啓子氏も著書『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』の中で、インフルエンザにかかったら、薬は飲まず、熱にまかせるように指摘されています。・・>
(私)が強調したい部分は「子供には普段から自然の中で泥遊びをさせたりして、細菌への耐性を持たせる・・・」です。結局全ての薬品も人間の免疫力に頼っていると書いてあります。田中佳先生が言ってました。「病気を治すのは医者でも薬でもない本人です」と。免疫力を上げることが健康の元のようですね。
 最近のテレビの除菌の宣伝は良くないと思います。まるで菌は全て悪いと思わせてしまうことは社会悪だと思います。生物は皆菌によって生かされていることを教えるべきです。

ーーーーー朝日が閉鎖に追い込まれてもおかしくない!

 大前研一氏がメルマガに書きました。この通りだと思います。
<・・韓国は「日本が歴史を正しく認識していない」と指摘してきたわけですが、の大きな要因を作ったのが、今回取り下げると発表された朝日新聞の一連の捏造記事です。
朝日新聞としては、国家・日本国民に迷惑をかけたという認識を持つべきだと思います。自分たちの捏造記事のせいで、韓国の反日感情を産んだという責任を感じるべきです。

従軍慰安婦の問題という個別の視点ではなく、「もし自分たちが記事を書いていなければ、日本と韓国の歴史はどうなっていたと思うのか?」ということを追求し、「できれば新しい歴史を作り直したい」という前向きな謝罪をしてほしい、と私は強く感じています。

日本のインテリ世論には、朝日新聞の影響が強いので、そのような事態には発展しないでしょうが、今回の件は、朝日新聞の閉鎖に追い込まれてもおかしくない出来事だと思います。・・>

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2014年8月17日日曜日

蓼科だより・357号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年8月16日(土)★
★テーマ:雨のお盆、田んぼ、長岡式酵素玄米、無肥料の訳、
     終戦の詔勅、強制連行、
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 台風11号以来太陽の顔も天の川も見ていません。立科では夜寒いくらいでした。今本州に停滞しているのは秋雨前線とか?1ヶ月早いですね。毎日の雨でうんざり、全員で登ろうと言っていた蓼科山登山もできませんでした。
 先ほど、13日に名古屋から来ていた次男一家がありったけの野菜他妻が用意したお土産を満載して帰省の途に着きました。長男一家がまだ残っていますが、遊び相手がいなくなった子供達が急に静かになり、しんと静まっています。夏が終わった感じです。
ーー
 「手一本植33」のコシヒカリは順調に穂を伸ばしています。3日ばかり前に、EM活性液希釈液の葉面散布と5回目の原液田面注入を行いました。一株の穂数ですが、平均25本と言いたいところですが、よく見ると20本位のも半分位ある感じです。ただ穂の大きさは隣と比べてもかなり大きいです。
 抜いたヒエは、3枚の田んぼ全部で10本でした。ですが、ヒエに関しては深水管理でほぼ完璧に排除できることは実証されているので安心です。
 一番しつこいのはコナギですが、圃場整備がされていない小さい2枚の田んぼの方は、2回チェーン除草をしただけで、田の草取りは一回もやっていませんが草はありません。しかし、理由が解明しきれていません。

ーーーーー長岡式酵素健康の会からのお知らせ

 酵素玄米内のセシウムについてと、長野県における講習会の通知が届きました。

< 原発事故の年の話になりますが、長岡式酵素健康の会では1Bq/kgから計測できる機関に検査を依頼していました。その結果は当会で扱う玄米の中で汚染度の高いと思われる産地で、セシュウムが5.4Bq/kg(23年産玄米)という低い数値でした。
 それでも、もしかしたらと思い、その玄米を長岡式の炊き方をして発酵熟成させ酵素玄米の状態で検査依頼してみました。するとその結果は、なんと検出なしでした。・・>


(私)改めて凄いことが起こるものだと感心しています。セシウムの半減期は30年だそうですが、それ以外のどういう現象で消えていくのでしょうか?しかし、世の中に解明されていない問題はたくさんありますので、説明できなくても事実は真実だと思っています。
 我家では毎日3食この玄米食を頂いています。まじめにやってるこの会が言ってることに嘘があるとは思いませんが知りたいです。科学に強い方、どなたかコメントを頂けないでしょうか。

 尚、9月中に長野県内13ヶ所で長岡式酵素玄米炊飯の講習会が行われます。受講料は500円程です。何の強制もありません。ご希望の方はフッターにある電話、或いはこのメールの返信でお問い合わせください。

ーーーーー休耕田が無肥料でできる訳!

 キトサンをミツバチに与えるとある病気の予防になるというので、少し調べてみました。EMの製造元サン興産業さんが情報を下さいました。そこに下記の記述があり、表記の訳が理解できました。

<・・太古のむかしから植物は土や空気中から様々な栄養物質を必要に応じて十分にとる事で延々と種族を絶滅させずに今日まできました。ところが、この50年くらいの間に、植物の母胎である土の中では劇的な変化が起きてしまいました。

 それは、キトサンという物質の圧倒的な減少です。キトサンはグルコサミンの一種で、カニガラや海老ガラに含まれているキチン質を精製して作られるという事やその効果が医療や農業、工業といったさまざまな分野で極めて優れた効果・効能を発揮していることは、よくご存知のことと思います。

 キトサンはカニガラや海老ガラだけではなく、実はカナブンやバッタやクワガタといった昆虫の体を包んでいる物質でもあるのです。膨大な数の昆虫はやがて死んで土に返ります。昆虫の体を作っていたキチン質も土の中の微生物の力でキトサンに変化して行きます。

 それを植物は根から吸収することで免疫力が飛躍的に高まり病気にかかりにくく強い成長を維持できていました。人間が食べれば、おいしくて元気になる野菜や穀物が、ほんの数十年前には手に入っていたのです。
 ところが農薬や殺虫剤の散布の影響で、先進国の昆虫の数は100年前の約30%にまで減少してしまったという研究報告もあります。

 昆虫が死んだら土に還り、その殻は時間をかけてキチンからキトサンへと分解をされていきます。つまり植物の健全な成長に絶対必要不可欠の土中キトサン量が、昔にくらべて70%も減ってしまっているとも言われているのです。これでは、「病気にかかるな」「おいしい実をつけろ」という方が無理というものです。>


(私)数年休耕した田んぼで稲作りすると、全くの無肥料ですばらしい稲ができる原理が判りました。これはキトサンの話ですが、休耕田に繁茂する植物が窒素や他の養分を固定し土に返しているのでしょう。たくさんの昆虫類の遺骸が大地に諸成分を還元しているんですね。
 先進国の昆虫減少の話も、慣行栽培の作物以外の生物ゼロの姿を見れば納得です。松食い虫防除など、飛行機から農薬を散布するのですからその影響たるや甚大です。

 不耕起移植栽培は無農薬ですから、その田んぼにはたくさんの水中生物がいます。その代表は糸ミミズで、大量の肥料分を製造してくれていますが、当然その死骸も土に返っている筈です。蜜蜂の働き蜂の寿命は20日間くらいだそうですが、同じような水中生物もたくさんいるのではないでしょうか。大抵は秋には死にます。

 生物がいれば諸養分は循環するということですね。除草剤で稲以外の生きものを全部殺してしまえばこの現象はあり得ないことになります。
 不耕起移植栽培では、水田の環境が好循環できるようになれば無肥料栽培が可能だと言われていますが、理にかなっています。

ーーーーー終戦の詔勅

 私の誕生日は8月15日です。昭和18年に今の厚木市で生まれました。この日は一般に終戦記念日と呼ばれていますが、政府では戦没者を追悼し平和を祈念する日」と、昭和57年に閣議決定したとあります。我家では、正午に黙祷を捧げました。
 この日に因んで、今注目しているリアルインサイトから下記のメールが届き、「終戦の詔勅」が添付されていたので聞き、口語訳も読んでみました。71才にして始めてでした。何か恥ずかしい気持ちです。正直言って、余りに素直な文章で驚きました。
 恐らくこの話は、リベラルや左寄りの人達からは右翼のデマだ嘘だと決めつけられるのでしょうが、本当にそうでしょうか。私は決して右翼でも軍国主義者でもありませんが、全国民がこの詔勅をよく聞いて、考え、疑問があれば歴史をひも解くべきだと感じました。
 お互いに、護憲派だ、改憲派だ、自虐派だ、反米だ、軍国派だなどと感情的なレッテルを張り合うのではなく、事実に基づいた議論を深めるべきだと思っています。詔勅もその一つだと思います。

< リアルインサイト 鳥内浩一です。
本日、終戦記念日です。先の大戦で亡くなられた世界中の人々に謹んで哀悼の意を表するとともに、平和への誓いを新たにし、命を賭けて祖国を守り、今を生きる私達に命を繋いでくださった先人の心安らかなることを、心より祈念いたします。
また、この日改めて聴いて頂きたいのが、69年前の本日、昭和天皇が出された、終戦の詔勅(玉音放送)です。

戦争を肯定・賛美するつもりも、間違いがなかったというつもりもありませんが、この中にこそ、大東亜戦争の真実、すなわち、日本が、・東アジアでの利権を狙った米英、その背後にいた国際金融資本・ソ連・米国の中枢を侵食していたユダヤ人共産主義者の拡大の野望・米英に媚び諂った蒋介石国民党(今の中国を統治する中共ではない)・欧米諸国が行った残虐非道な植民地支配から祖国を守るために戦った歴史が色濃く映し出されています。・・>


終戦の詔勅(玉音放送)
http://realin.jp/kdz58866/12451
終戦の詔勅(玉音放送)口語訳http://homepage1.nifty.com/tukahara/manshu/syusensyousyo.htm

ーーーーー強制連行についてコメントを頂きました
 ご紹介させて頂くのは、当然のことながら私が信頼を寄せている方からのもので、自分が納得しているからです。感謝申し上げております。

 A様からです。
<・・自虐の根っこにあるのは、「謝ることは”いい子”の証」という日本人だけが持っている観念だと思います。「とにかく謝りなさい!」学校の先生や親が使う常套文句ですね。
小学6年の時、私や私の親を侮辱した同級生の腕をへし折ったことがあります。自分への侮蔑の言葉は我慢しましたが、貧乏の中でも必死に働いている両親に対する侮蔑の言葉だけは我慢できませんでした。思わず飛び掛かって、気が付くと、相手は悶絶していました。

その時、先生方は、みな私が悪いと決めつけ、こう言いました。
「とにかく謝りなさい!」
私は決して謝りませんでした。たしかに暴力を振るったことは悪いが、彼の言葉の暴力はそれ以上だと思ったからです。でも、このような考え、態度は日本人としては評価されないのです。自虐が正しいと思い込む心情が、日本人として評価されるのです。

戦後、敗戦の経験が、この心情を強化してしまいました。「とにかく謝れば、許してもらえる」となったのです。しかし、外国人はそうは思いません。自虐は「全面的に自分の非を認めた証」となるのです。戦後の日本は、小学6年の私のように謝るべきではなかったのです。・・>
(私)この方の考え方はよく承知していますが、上掲の鳥内さんが言っているように、「戦争を肯定・賛美するつもりも、間違いがなかったというつもりもありません」ということが前提の言葉です。

Y様からです。
<・・ホワイトハウスの前に「二度と過ちは繰り返さないでください。日本国民」と碑文を入れた「原爆被爆者の像」を建てることに私は大賛成です。
広島の原爆慰霊碑には「安らかに眠って下さい。過ちは繰返しませぬから」と日本人自身の手で刻まれていますが、これは「原爆を落とされたのは日本
()が悪かったからです。ごめんなさい」と言う意味で、こんなことを不思議と思わない日本人の目を覚まさせる意味でも、
ホワイトハウスの前に「原爆被爆者の像」を建て、そこに「二度と過ちは繰り返さないでください。日本国民」と刻みこむことは効果的だと思います。

 「朝日は日本で一番良心的な新聞」だと信じて疑わない善良でナイーブな朝日新聞の読者は、それでも目を覚まさないでしょうね。嘆かわしいことです。>

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2014年8月12日火曜日

蓼科だより・356号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年8月9日(土)★
★テーマ:トウモロコシ、出穂、オオカミ復活、

     外国人実習生、朝日の虚偽報道
     富山市、大国主命
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 今年のトーモロコシづくりは成功しました。4月21日に種蒔きしたユメノコーン(という品種)を8月1日から採り始めて、今日その最終日でした。すばらしく美味しかったです。買って頂いた方からも差し上げた方からも絶賛されました。甘くて柔らかくて旨味がありました。
 昨年までとは違いました。虫のつきも非常に少なかったのです。
 何故か?記録を辿って原因を考えてみました。まず土づくりですが、昨年よりベターな方法を採っていました。一昨年仕込んだ腐葉土をたっぷり使い、そこに、とんぼハウスのキノコ培地堆肥を入れ、EM活性液をたっぷりかけて、耕運機で撹拌してありました。
 通常ですと腐葉土は昨秋に使ってしまうのですが、昨秋は、田んぼを返却するための作業に追われて手が廻らずそっくり残っていたのです。堆肥とEM活性液とのミックスも相俟って、この土づくりが良かったことが考えられます。
 次に考えられるのは、スギナエキスとEM活性液の希釈液によるこまめな点滴(葉面散布)です。梅雨時などは週2回くらいやっていました。背負い噴霧器でやります。
 科学的な分析はできませんが、何が従来と違ったかを考えた時、上記2点が思い浮かんだのです。
 これは1回目のトーモロコシの話です。実は、知人の篤農家から7月末から10月末まで食べ続ける方法を3年前に教わり実践しています。なかなか計画通りにはいかないのですが、4月下旬から7月末まで2週間毎に種1袋を蒔くと7サイクルほどになりますので、ほぼ通して食べられそうです。
 狙いは我家や親戚・知人の孫達です。何といっても、小学生の孫から電話が入り「おじいちゃん、ありがとう。トウモロコシ、すっごく美味しかったよ」と言われるのが最高の楽しみ!
ーー
 キュウリ、インゲン等に加えて、トマトが毎日採れるようになりました。5種類ほど作っています。そして、料理用イタリアントマト・ボンジョールノで作ったスパゲッティは最高です。
ーー
 コシヒカリが穂を出しました。去る5日に出穂(しゅっすい)を確認し、今日9日を出穂日としました。穂が40%出た日を出穂日とするのだそうです。とても良い稲になっています。太くガッシリしていて分げつ数も平均25本はありそうです。
 機械で植えた方の田んぼは平均3本くらい植っていますが、一本植えでも3本植えでも結果は同じになりそうです。面白いものです。

ーーーーーオオカミ復活で生態系を戻す!

 前回鹿害のことを書きましたら、M様から下記コメントを頂戴しました。
 良い勉強になりました。キーワードは「生態系の安定」。
 この考え方、というよりこの真理は、農業にも共通だと思いました。稲の不耕起移植栽培は水田の生態系の活用によって成立っています。農薬は生態系を破壊してしまいます。
 ありがとうございました。

<・・先週から朝のラジオ番組で害獣としての鹿の駆除をするならばオオカミを自然界へ放しなさいと云う所説を唱える、丸山直樹氏の話し聴いております。・・

 文化放送のホームページ内にある『武田鉄也のラジオ三枚おろし』と云う番組の収録を聞かれると、今回の此処までの話しを聴けるかと思います。
今日も、まだこの話が続いて居て沖縄や奄美のハブを駆除する為にマングースを放ったら、お互いの習性を良く理解せずに行った為に、逆効果になったそうです。
鹿の話しは、日本だけの問題でもないそうです。
本当に私達の知らないところ、気付かずに見過ごしている事だらけの自然界に対しもう少し関心を持たないといけないなと反省しきりです。>


(私)さっそくネットで探すとありました。丸山直樹氏は、1943年新潟県生れ。東京農工大学名誉教授。66年、新潟県林業試験場勤務を経て、68年、東京農工大学自然保護学講座助手。以来、一貫して野生動物保護の研究に従事。下記URLの対談に納得です。要旨を抜粋しました。

<・・生態系の安定、すなわち食物連鎖の保護は、生態学や保全生物学が教えるイロハのイです。にもかかわらず、私はシカだけをみて、シカを駆除することだけを考えていました。
しかし日本では、捕食者であるオオカミを絶滅に追い込んで、食物連鎖を破壊していた。それが今日のシカをはじめとした、中大型哺乳類の獣害問題の根底にあったことに気付いたのです。・・>

絶滅したオオカミの「復活」が、日本の自然を救う?! 
http://www.athome-academy.jp/archive/environment/0000001016_all.html

 下記URLから「武田鉄也のラジオ三枚おろし」を聞くことができます。私はラジオをインターネットで聞くのは初めてでしたが、これは良いです。ラジオは雑音が多くて聞きづらいですが、インターネットだとすっきりクリアです。NHKはどうかな、と探しましたが、やっていませんでした。
 鹿の被害は年間200億円、毎年2万頭以上増え、10年後には500万頭になり、森が消える、とか・・・。

文化放送インターネットラジオ

ーーーーー外国人実習生の受入れ方

 この記事はすばらしいです。外国人実習生(NHKでは労働者と言っている?)について相当に現実的に書いています。農業だけでなく、その産業でもこのマニュアルは使えると思います。
 「農業ビジネス」のホームページからです。下記URLを開いて、会員登録(無料)をすると読むことができます。

生かすも殺すも経営者次第の外国人実習生
http://agri-biz.jp/item/detail/8015

ーーーーー朝日が強制連行は虚偽だと認めた!
 ついに出ましたね。慰安婦問題に大きな転換期がきました。虚偽と知りながら、30年間もその主張を続けた。先週の少女の同級生殺人事件も信じられませんでしたが、これも信じられません。
 しかし遅過ぎますね。アメリカでは6つ目の慰安婦像が立ったそうです。
 アメリカがそれを許すなら、ホワイトハウスの前に、「原爆被爆者の像」を建てさせてもらいましょう。「二度と過ちは繰り返さないでください。日本国民」と碑文を入れて。
 朝日の虚偽報道が日本国と国民に与えた名誉毀損と経済的損失は計り知れないと思います。100兆円くらいの損害賠償請求が起こってもおかしくないのでは・・・。
 ですが、もっと大きな疑問は、この新聞が3大紙として、国民の支持を受けていることです。何と判らないことが多いことでしょう。

 東京基督教大学教授・西岡力氏の論評と共にURLを添付します。

朝日慰安婦報道 「強制連行」の根幹崩れた
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140806/plc14080603430002-n1.htm
東京基督教大学教授・西岡力氏 日本の名誉傷つけた
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140806/plc14080611000003-n1.htm

ーーーーー富山市の”まちづくり”

 日経ビジネスオンライン「人類の7割が都市部に住む未来」からです。
 もう15年程前のことですが、NPO法人信州まちづくり研究会で視察に行ったポートランドは本当に素敵な都市でした。当時既に「住み易い都市」のトップクラスにいました。OECDのリポートに、そのポートランド市と並んで富山市が伍しているのはすばらしい。
 下段のURLから全文をお読みください。

<・・米国のポートランドと北陸の富山。何らつながりもなさそうな両都市だが、実は共通点が存在する。郊外の開発を極力控える一方で、街の中心部にヒト、モノ、カネの機能を集約する「コンパクトシティ」の先行事例として世界で注目されているのだ。
OECD(経済協力開発機構)は両都市に加え、パリ、メルボルン、バンクーバーの5都市について、2年前に分厚い研究書を公表した。・・>
ポートランドと富山が映す世界最新の街作り
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140731/269503/?P=1

ーーーーー大国主命(おおくにぬしのみこと)の話

 国際派日本人養成講座メルマガ7/30からです。
 古事記は面白いです。一度じっくり読んでみたいと思っていますが・・。
 下記の書き出しで始まります。

<出雲大社に祀られている大国主命(おおくにぬしのみこと)には大勢の兄弟、八十神たちがいた。ある時、稲葉の国(鳥取県東部)に八上比賣(やかみひめ)という日本一の女神がいると聞いて、兄弟で嫁取り競争をする事になった。・・>

袋背負いの心 ~ 『新釈古事記伝』から
http://blog.jog-net.jp/201407/article_6.html

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田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
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無農薬玄(白)米の販売
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2014年8月3日日曜日

蓼科だより・355号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年8月2日(土)★
★テーマ:トノサマガエル、鹿避け、玄米と食育、

     自然治癒力、第三の矢、電力コスト
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 昨年までお借りしていた田んぼに、トノサマガエルを捕獲しようと思い行ってみましたが、やはりいませんでした。
 そこに見えたのは、稲と水と土だけ、実に透明でスッキリしていました。周りの田んぼも皆同じです。草はもちろん、動く生きものも何もいません。私には冷たく寂しい風景に見えました。

 でもこれが世間では常識の世界であり、私の田んぼのように、草が目立つなんていうのは非常識の誹りを受けるのです。
 ですが私は密かに、こうしている自分を誇りに思っています。昨年はほんの数時間草取をしただけで、全くの無農薬で有機肥料だけで、籾でですが1反歩当り10俵の収穫を得ました。この辺りのほぼ標準だと思います。
 今年の田の草取りは、新規の田んぼの諸事情に起因した特殊な状況です。

 不耕起移植栽培に挑戦を始めて今年で5年目になり、試行錯誤しながらですが、この栽培理論の正しさを確信しています。
ーー
 今春の豪雪で潰されたビニールハウスから解体したパイプを利用して、鹿が来ると忠告を受けている田んぼに鹿避けネットを設置しています。
 友人が鉄工所をやっているので、工場の設備を使わせてもらいとても重宝しました。切断し、曲がりを直し、ちょっとした加工をしたりです。やはり、それなりの設備がないとできません。

 建設業の経験は農業には役立つと誰かが言っていましたが、それを実感しています。過去のつき合いと自分の経験が全て役に立つので、廃品を利用すれば出費はほとんどゼロでできます。しかし、時間だけはダメです。今年は新規の田んぼと畑のために、耕作以外の時間をかなり使いました。
ーー
 私の3枚の田んぼの稲はどれも好調に生育しています。何れも数年休耕してあった田んぼなので、全くの無肥料ですが、稲の青さは周りより濃いくらいです。
 6年前に初めて、やはり数年休耕してあった田んぼで稲作りを始めた時、指導員から「肥料分は十分溜まっているから、肥料をくれてはダメですよ」と言われましたが、その年はできがすばらしく標準以上に採れたのを思い出しています。自然(草と虫達と雨)が蓄積する地力の凄さに驚きです。

 そこで、最近考えています。田んぼの面積を充分確保して、1回作ったら、3年休耕する。これを繰り返していけば無肥料で米を作り続けられることになります。そして無農薬なら、大幅なコスト削減になります。但し、維持管理費とのバランスを計算しなければなりませんが・・。

ーーーーー玄米、一分づき、食育

 当立科町に一台しかない一分づきができるコイン精米所の中に、「一分づきと標準白米との比較」が掲示されていました。改めてなるほどと思いました。下記データです。

・ビタミンB1 約4倍 神経機能を正常に保つ働き
・ビタミンB2 約2倍 成長促進、代謝を活性化する働き
・カルシウム  約2.5倍 骨をつくり精神を安定させる働き
・食物繊維   約5倍 体内の有害物質を排出する働き

 しかし、玄米食は養分があっても、食べづらかったり吸収できないと言われ敬遠されてきました。それを解決したのが、発芽玄米とか長岡式酵素玄米だと思います。

 私は、長岡式酵素玄米(下記URL)方式で一分づき玄米をいただいております。正直なところ科学的に不明な部分がありますが、現実にとても美味しいので良しとしています。
http://www.n-kousogenmai.co.jp/index.html

 何故一分づきなのかですが、一般に玄米をつくる農協や精米所にある籾すり機では、どうしても籾が僅かですが残ってしまうからです。何ヶ所も精米所を訪ねてみましたがダメでした。
 食べている時に、ガリッと籾を咬む感じは折角の玄米食の良さを削いでしまいます。困っていたところ、今春、一分づきのできる最新の精米機が農協に設置されたのです。
 一分づきの良いところは、純粋の玄米より少し柔らかいので胃の悪い人でも食べられることですが、玄米と目視で比較しても違いは判らないくらいのものです。

 米飯と玄米食の良さを実践で示したすばらしい記録があります。いろんな方がこの事実を書いていますが、一番判りやすいと感じた「致知」2008年8月号に掲載された「子どもたちをよみがえらせる」のURLを添付します。是非お目通し下さい。

 最近、信じられないような酷い殺人事件が続いていますが、脳と神経の異常としか思えません。幼い犯罪者たちは加害者でしょうか?私には殺されてしまった人と共に被害者に見えます。
 報道では、犯人は「何故そのような理由なき猟奇的殺人を犯したのか」ということを根掘り葉掘り究明していますが、これでは問題の本質は解けないと思います。探求すべきは、「何故このような異常な犯罪を起こす人間ができてしまったのか」ではないでしょうか。

 道徳教育も英語教育も大事ですが、まずまともな人間でなければなりません。その重要な要素の一つが食事だと思います。人間の体は、口から入ったものからでしか造られないからです。

http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/ootsuka-mitsugu.html

ーーーーー自然治癒力

< 外科医はなぜ患者さんの皮膚を切る事ができるのか?
メスで切る。違います。。。縫えばくっつくことを知っているからです。しかし、なぜ、切った組織がくっつくのかは分かっておりません。 > 上記は田中佳先生のブログからの引用です。
 いつも納得させられます。下記URLをお読みください。
 この考え方は上記の食育の話に通じていると感じています。

自然治癒力は医学で未解決
http://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-11899437908.html?frm_src=favoritemail

 このブログの中にあった下記の言葉はすごいと思います。
<・・大切なことは、医学とは、この自然治癒力の上に成立しているということです。医者はそのことを意識しておりません。かなりの医者は「俺が治した」などという傲慢さを持っています。もっともっと謙虚さが必要です。・・>

ーーーーー「第三の矢」とは・・

 HAL通信7/29号からです。 
「安倍政権の第一の矢と第二の矢は、日銀が主役なのでやり易くそれなりに効果は出ている。しかし、第三の矢は勝手が違う」という安中さん。「第三の矢」について意見交換しました。

(安中)第三の矢「成長戦略」は、政府ではなく民間主導である。日銀と違い、民間の金融機関の腰は引けたままで、企業の投資意欲を削いでいる。安倍政権が描く成長戦略のシナリオの成功率は、今のままでは低いと言わざるを得ない。

(私)そう思います。第三の矢とは、民間=社会の事業経営に対する意識改革を誘発する政策と解釈しています。この半世紀、日本社会が優先順位を置いている安全と平穏から、前進・向上のためにはリスクを分ち合うことが必要なんだという価値観への転換が基本ではないでしょうか。

(安中)まさに仰る通りです。原発問題は、この象徴ですね。マスコミは、安全と平穏を絶対視しながら、第三の矢を批判します。そして、古い価値観に凝り固まっている連中を「リベラル」と呼ぶのですから、救いようがありませんね。

(私)つまり第三の矢の成功は、放たれる矢そのものが良くても、我々が新しいものには必ずつきまとうリスクを分ち持つ気持ちに意識改革できるかどうかにかかっていると思います。失敗の責任を安倍首相に求めるようではこの矢は折れてしまうと思います。

 金融機関が間接投資するのではなく、個人がベンチャーや起業に直接投資しやすい環境整備をすることが大事ではないでしょうか。これがリスクの分担であり、意識改革ではないでしょうか。
 自分は変わりたくないが、世の中は変わって欲しいとというのはあり得ないですよね。

ーーーーー再生可能エネルギー、日本の常識は世界の「真逆」

 発電コストについて、どっかおかしいと思い続けていましたが、やっぱりそうか、という記事です。サブタイトルが「ドイツや米国の太陽光や風力が安い理由」というこの記事は、日経ビジネスONLINE7/31からです。下に一部を抜粋しました。下段のURLから全文をお読みください。

<・・政府が2011年に公表した火力の発電コストは、石炭火力で1キロワット時当たり9.5円、天然ガス火力は同10.7円。一方、固定価格買い取り制度における2014年度の買い取り価格は、太陽光発電が1キロワット時当たり32円(税別)。風力発電は同22円だ。
 買い取り価格は、発電コストに適正利潤を上乗せしているとはいえ、価格差は23倍もある。
 ところが、米国エネルギー省によると、2013年末時点の米国における太陽光発電のコスト(発電事業者と購入者の契約価格)は1キロワット時当たり平均11セント(約11円)。風力に至っては、2012年の平均でわずか同3.83セント(約3.83円)だという。・・>


(私)日本の電力事情が1995年に自由化されたとはいえ、実質的に9電力会社により独占が続いているのではないでしょうか。このような電力事情が日本の電力コストを高止まりさせているとしか考えられません。この状況は農業・農協問題とよく似ているように思います。

 表題のように「日本の常識は世界の「真逆」」であり、「人間を幸福にしない日本というシステム」の大きな要因なのだと思えてなりません。

フッターーーーーーーーー

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