2014年10月27日月曜日

蓼科だより・367号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年10月25日(土)★
★テーマ:コンバイン、国保税、日本の司法、侵略国、

     大西中将、死んだら心は、
★蓼科便りは,”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします
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 昨日からやっと天気が回復しましたが、脱穀は来週にならないとできそうもありません。ですが、私の田んぼの周囲を見渡すと、ほとんど終了していて、ハゼが残っているのは私だけになりました。
 コンバインによる収穫が主流になったので、家族・親戚が集まって大勢で作業する風景はあまり見られなくなりました。また、ライスセンターで燃料を使って強制乾燥するので、少々の雨や湿気をものともしません。

 最近、町営温泉で知合いの兼業農家さんと農作業の話をしました。田んぼを3町歩(3ヘクタール)やっているそうですが、田植は朝4時から8時まで4時間で終了する、稲刈りはコンバインでやはり4時間くらいで終了すると言ってました。8条の田植機とコンバインだそうですが、機会の威力はすごいです。

 私の1.6反歩が、人力ですが1日かかるとすると、コンバインは4時間で30反ですから、単純計算すると37.5倍の仕事をしていることになります。私の場合の1日の経費を仮に4万円(4人×1万円)とすると、コンバインの仕事は150万円の価値があることになります。

 同規模の仲間と組合を作って補助金をもらって共同購入しているそうです。このような合理化をしても計算すると赤字になるとぼやいていました。仮にこの組合が10名で構成されているとして、一人3町歩としても、せいぜい30町歩ですから、農業経営の規模とすれば零細です。
 日本でも米所に行けば100町歩単位でやっていますし、アメリカでは500町歩位は普通だそうです。
 農政改革は大問題です。口では大規模化を説きながら、やったことはそれとは正反対の零細農家(農業ではないのに)を保護と農地の小口化です。しかも長過ぎました。それだけにこの改革は大事だと思います。

 私は農業ではなく農楽ですから、上記の話は関係ありません。私の田んぼを8条植えの田植機でやったら10分ほどで終ってしまいます。それでは運動になりませんし、孫達もやることがなくなります。
ーー
 私が副理事長を務めているNPO法人信州まちづくり研究会で、”田舎暮らし”コミュニティづくりを始めたので、”田舎暮らし”に関連する諸問題を調べていますが、今週は、都市部から地方への移住者の国民健康保険税のことで新発見をしました。
 65才まで東京で働らき、66才で地方に移住したとします。誰しも若い内は病気はあまりしません。ですから保険税は納入する一方ですから首都圏の自治体は制度運営が楽な筈です。ところが、地方に来てから病気になったとすると、国民保険による医療費の給付は地方の保険組合から支払われることになっています。

 この仕組みはおかしいですよね。たくさん保険税を納めてもらった首都圏の自治体は得をして、もらうのは少なく払いが多くなる地方の自治体は損をしていることになります。
 実は、国もそのことは判っていて、移住者が増えた団塊世代のために、都市部の保険組合から地方の保険組合に対して過剰負担分を補填する仕組みがあったのです。

 ところが、その制度が今年度で廃止になるというのです。今のところその代替え案はないということなので、非常に心配しています。というのは、”田舎暮らし”を推奨する事業をやると、地元自治体に損失を増やさせる迷惑事業になってしまうからです。
 非常のおかしな問題ですし、しかも、地方創生を強調している政府の方針に相反します。まだ来年3月まで時間がありますので、国会議員の皆さん、この問題に是非対応して下さい。

ーーーーー私の新米をお買い上げ下さい!

 全くの無農薬で有機肥料だけで、蓼科の水で育てました。
 太陽のパワーをいっぱい吸ったハゼ掛け米です。
 昨年より1kg当り200円料金を下げました。
 自信がついてきましたので。(笑)
 発送は来月上旬になります。
 販売可能数量は500~600kgと見積もっています。
 現在ご注文を頂いているのは約100kgです。

 少量定期発送もお受け致します。
 宜しくお願い申し上げます。
 詳細は下記URLをご覧ください。


ーーーーー日本の司法制度腐っている

 この便り365号に掲載しました表題の記事について、稲刈りにご参加頂いた弁護士さんからコメントを頂きました。私のような素人ではなく、弁護士さんが仰っていることにご注目ください。

<「日本社会では諸問題を正しく評価し裁定する仕組みがおかしい」⇒その通りです。
  どうも立法・司法・行政全てに切迫感が無いというのが私の印象です。・・>

ーーーーー「日本は侵略国だった」

 安中さんが教えてくれた、元細川首相が「日本は侵略国だった」と言ってしまった件について、「何故糾弾の声が上がらなかったのでしょう」と問うと、下記のような返事を頂きました。

<・・「細川発言を糾弾する世論がおきないのは、「日本は侵略国だった」との刷り込みが日本人の意識になされているからです。その行為者は、社会主義者(教員の多くはそうでした)でした。
そして、朝日新聞は、彼等の機関紙の役割をしていました。若き日の私も、この思想を刷り込まれ、学生デモにも参加していたのです。
「朝日を読むのはインテリ、社会主義は先進思想」との刷り込みも同じ理屈ですね。」・・>


(私)な~るほど!です。アメリカによる日本罪悪国家の日本人への刷り込みは徹底していたようですね。同時に、世界に共産主義への大きなうねりがあったことも影響していると思います。
 このような話になる時にいつも思いだすのが、ヘレン・ミアーズが書いた『Mirror for Americans: Japan』 (アメリカの鏡・日本)のことです。
 日本を占領した連合国軍最高司令官マッカーサーの部下であった彼女が、日本擁護論とも思える内容の本を書いたのです。日本占領中にも関わらず、マッカーサーは日本での出版は禁止しましたが、アメリカでは許したのです。さすがに言論の自由の国だと感心しました。どなたか、朴大統領に教えてあげてください。

お読みになっていない方は是非読んでみてください。日本人が書くべき文章を書いています。私は、自分の考えが大きく変わったことを覚えています。

お忙しい方は下記書評が良いと思います。
http://d.hatena.ne.jp/AtoB/20091124/1259047608
ーーーーー吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せん!

 こんなことばかり掲載していると、安江は右翼になったのかと言われそうですが、私は右翼でも左翼でもなく胴体だと思っていますので、ご理解下さい。
 国際派日本人養成講座メルマガからの引用です。全文は下段のURLからどうぞ。
「特攻の創始者」と呼ばれた大西瀧治郎(たきじろう)海軍中将の話です。

<■1.「祖国を憂える貴い熱情」
フランスの元文化大臣、アンドレ・マルロー(ミロのビーナスを日本に持ってきた)は次のように言っている。
「確かに日本人は第2次大戦で敗れた。だがその代わりに何ものにもかえ難いものを得たことを忘れてはならない。それは世界のどの国にも真似のできない特別攻撃隊である。戦後フランスの大臣として日本を訪れたのは私が最初だが、その時も陛下(昭和天皇)にとくとそれを申し上げておいた。」

「日本の純真な若い特攻隊員たちは、ファナチック(狂信的)だったとよくいわれる。それは違う。彼らには権勢欲とか名誉欲など露ほどもなかったし、ひたすら祖国を憂える貴い熱情があるばかりであった。」・・・
しかし、他方、送り出した方はどうなのか。最近、ある読者からいただいたお便りに、次のような一節があった。
「特攻隊の自滅死戦術は 国の責任によって行われた。国の上層部は黙認したのか?」
もっとも至極の疑問である。本号は「特攻の創始者」と呼ばれた大西瀧治郎(たきじろう)海軍中将を取り上げて、送り出した側の考えを探ってみたい。

■2.「吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす」
大西瀧治郎中将は、終戦の翌日、昭和20(1945)年8月16日午前2時45分に、遺書を残して割腹自殺した。

作法どうり腹を十文字にかき切り、返す刀で頸(くび)と胸を刺しながら、なお数時間は生きていた。従者が発見して、軍医を呼んだが「生きるようにはしてくれるな」と頼んだ。駆けつけた部下には「介錯不要」と言った。「できるだけ永く苦しんで死ぬのだ」 その遺書には、こう書かれていた。

「特攻隊の英霊に曰す。善く戦ひたり、深謝す。最後の勝利を信じつゝ肉彈として散華せり。然れ共其の信念は遂に達成し得ざるに至れり。吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす。」 >


http://blog.jog-net.jp/201410/article_5.html

(私)たぶん、軍国教育だという批判があるのでしょうが、これは人間の生き様の話だと思うので、こういう史実も歴史教育で教えるべきだと思います。感情を挟まずに事実だけを教えるのです。どう判断するかはひとり一人の課題であり、そこで各自が考えれば良いのでは。教える側が解釈を押しつける必要はないと思います。

 ともかく、この国際派日本人養成講座のメルマガはすばらしいです。いつも書いているように、史実を自分で確かめることはできないので、絶対正しいとは言い切れませんが、私の常識から判断すると、基本的に事実の記述で構成されているように感じています。

上記URLからもメルマガの受信申込みができますので、トライしてみてください。

ーーーーー死んだら心はどうなるのか

少し前の号に書いたこのテーマについて、O様が情報を下さいました。
作家の立花隆さんが、世界を廻って、臨死体験の研究を取材した動画が入っていました。NHKスペシャルでも「臨死体験」について放映したようですね。

「死んだら心はどうなるのか」
http://ouchicafebar.blog11.fc2.com/

<・・
立花隆「結局、人間の死ということは、死と神秘と夢が隣り合せのボーダーランドに入っていくことだ。だから、死ぬことはそれほど怖いことではない。ギリシャの哲人は、『人生の目的は結局アタラクシア、心の平安ということを得るのが最大の目的』と言っている。・・>

(私)何だかよく判りませんが、動画は興味深かったです。
 
フッターーーーーーーーーーー

田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/09/blog-post_29.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
ーーーーーーーーーーーーー

2014年10月20日月曜日

蓼科だより・366号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年10月18日(土)★
★テーマ:脱穀、不耕起と慣行、不良資産処理、教育論、
     自衛と侵略、日本人妻、ドイツの電気料金
★蓼科便りは,”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします
★発行:田舎暮らし世話人・安江高亮
★後援:NPO法人信州まちづくり研究会
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 今日、家の周りで初霜を確認しました。霜をみると、いよいよ冬支度かと、ちょっと切迫した気持ちになります。蜜蜂を呼ぶ秘密兵器の金陵辺も軒下に移しました。
 今日は、最初に稲刈りしてところで、含水比が16%になったハゼだけ脱穀しました。小さなハゼ1つ分ですが、30kg袋に4.5袋でした。全体の10%程です。他のハゼは、台風19号直前に刈り取ったものなので、まだ含水比が18〜19%あったので、もう数日乾燥させてからです。近くのJAが測定してくれるので助かります。

 不耕起仲間の宮下さんから、良い学習材料があるから動画を撮って発信して欲しいという電話があり、上田市武石まで行ってきました。
 確かに良い教材でした。彼は私の農楽と違って本物の農業を目指していて、大規模化と機械化を進めています。コシヒカリと深山錦という酒米を作っています。

 説明を聞きながら動画を撮りました。荒らしてあった田を今年から借りて、不耕起で深山錦を植えた田んぼでした。初年度なので、半不耕起にしようと思い、トラクターを入れたが、爪が通らないほど硬かったそうです。ところが、深山錦を植えたその2枚の田んぼは見事に実っていました。
 茎が太くてどっしりしていて穂が大きいのです。普通は100〜120粒くらいですが、180〜200粒着いていそうです。標高890mでは信じられないできです。きっと廻りの人はビックリしていることでしょう。

 注目したのは、その隣で慣行栽培で作っている深山錦との比較でした。その稲はまだ穂の形成が半分もできていない未成熟な状態でした。霜が降るほど寒くなった現状ではそれ以上実が入るのは無理のように思えます。
 宮下さんの方が田植が遅かったにも関わらず、稲が立派に育ったのは、不耕起農法とEM活性液のおかげだと彼は分析していますが、私も自分の体験に照らしてもその通りだと頷きました。

 失敗例もありました。昨年まで地主さんがトラクターで草退治のために年に数回起こし続けていた田んぼに植えた深山錦はできがダメでした。
 つまり、耕さない不耕起の方が断然できが良いことが証明されたのです。EM活性液も私と同じで数回投入したようです。その複合作用であることは間違いないと思います。

 全部文字で書ききれませんが、月曜には、記録動画をYoutubeに公開しますので、ご覧ください。
ーー
 安中さんが私が現役時代に造成販売した”まちづくり”開発事業を泊まりで見に来てくれました。私の手料理を食べながら、田植体験以来の諸事鬱憤ばらしのような会話を楽しみました。明日は、彼が九州で企画・設計している”まちづくり”開発の担当者を交えて、フォレストヒルズ牟礼とフォレストヒルズ平井を見る予定です。

ーーーーー価格をゼロにしても売れない不動産!

 前号で、競売しても売れない不動産のことを書きましたが、都市部では土地価格が高いのでこのようなことは起こらないと思います。 
 建物つき不動産の場合ですが、土地価格の安い田舎では、例えば白樺湖の湖畔ホテルなど、老朽化した5階建てホテルの解体費が土地代を上回ってしまうので、競売落札予定価格をゼロにしても売れないのです。

 年ごとに外見ははげ落ち崩れ落ち無惨な姿を晒し続け、その地域の景観は台無しになってしまいます。夜、大きな建物に灯がないのは気味が悪いです。これで観光地経営が成立つでしょうか。所有者は倒産していません。唯一権利者として残っているのは抵当権利者である金融機関だけです。
 この状況は、ただ困ったと言っているだけで済まされる筈がありません。この状況に対処できる法整備があってしかるべきだと思います。
 このような場合、誰が後始末の責任をとるべきなのでしょうか.もし誰もいないとしたら、自治体か国がやるしかないと思います。税金を使ってでも始末しないことには、地方創成など夢の又夢に終ると思います。

ーーーーー教育論あれこれ!

 唯臥独村さんから女性の就業について下記コメントを頂きました。とても勉強になります。

母親の愛情の大切さについては、『松陰神社(吉田松陰) ③--幼児教育論』

 更に、公務員の新規採用数の削減についても下記コメントを頂きました。「今回の方針決定は、現職公務員の給料の削減や、定員削減、出先機関の廃止等には全く言及しておらず、自らの政権公約に抵触するのではないか。」と書いてあります。

『殿!お言葉ですが、それはちょっと・・・。』

ーーーーー自衛か、侵略か!

 ちょっと長いですが、日本の今後を考える上で非常に重要な情報だと思います。不勉強な私もこのことは知りませんでした。歴史教科書にはこのような記載はなかったように思いますが、こんな大事なことをどうして教えてくれなかったのでしょうか。HAL通信10/15号から抜粋します。

<戦後は、“勝手”に他国を攻めること(つまり侵略戦争)は国際法違法となっています。では、どんな法律(条約)に違反するということなのでしょうか。
それは、1919年のパリ講和会議で締結された「国際紛争を解決する手段としての戦争を放棄する」との不戦条約です(一般に「パリ不戦条約」と呼ばれています)当時のアメリカ国務長官ケロッグとフランス外相ブリアンの名前から「ケロッグ・ブリアン協定」とも呼ばれています。

この条約で「国際紛争は戦争ではなく平和的手段により解決する」と規定されたのです。ゆえに「戦争放棄に関する条約」とも言われていますが、「自衛の戦争は除く」とされたのです。

パリ不戦条約は「侵略は悪」と初めて定めた画期的な条約だったのですが、肝心の「侵略」の定義は「当事国の自国裁量権に任せる」とされました。要するに、その国が侵略戦争と認めれば侵略戦争、自衛戦争と認めれば自衛戦争ということになったのです。

現代の誰しもが、「そんなバカな」と思いますね。でも、条約に参加した各国の“お互い様”の思惑で、こういう規定にするしかなかったようです。
安部首相は、かって「未だ『侵略』の定義は定まっていない」と発言して、内外の批判を浴びましたが、それが“正しい”解釈であることは、上述の説明を読めば分かると思います。
(これは安部首相の擁護ではなく、パリ不戦条約の定義上の解釈です)

ゆえに、韓国に侵略して朝鮮戦争を引き起こした北朝鮮も、独立国であったチベットやウイグルを侵略した中国も、ベトナムやイラクを侵略したアメリカも、自分たちの戦争を「侵略戦争」とは認めていません。

つまり、自らを「侵略国」などという国は永遠に現れるわけはないはず・・だったのです。東京裁判でA級戦犯たちが、日本の戦争は「自衛戦争」だったと主張したのも、この解釈に沿った主張です。
インドのパール判事が主張した日本の「無罪論」も、パリ不戦条約への違反にはならないという解釈でした。

ところが、1993(平成5)、当時の細川護煕首相は「日本は侵略戦争をした」と言ってしまったのです。この結果、日本は世界で唯一の「侵略国」となってしまったのです。
軽い言葉の首相を持った悲劇です。・・>

(私)これに関連して、何故自虐的思考に陥るのかを考えてみました。次のようになりました。
「皇国・軍国価値観から一転、世界の実状を知らされないまま(ここが重要)、日本悪玉論に洗脳されてしまい、結果として、世界共通の判断力を失しない、自虐を良心と勘違いしてしまった、と解釈できないでしょうか。」
 欧米列強の常識を知らなかっただけ、ということにならないでしょうか。
ーーーーー朝鮮の男が日本女性を妻にした!

 これも唯臥独村さんから、前号の緒方竹虎の記事について頂いたコメントですが、大きく頷ける主張だと思います。この中に、スペイン人によるインディアスの破壊についてのスペイン人修道士による報告書の紹介が載っています。凄まじい虐殺が行われたんですね。下記ブログをどうぞ。

<・・「被植民地の男(朝鮮人)が植民者の女性(日本人)を妻とすることは、当時の世界の常識からは考えられないことです。」6千7百人もの日本人妻がいたということは、「朝鮮半島は日本の植民地だった」などというのは朝日など左翼の吐いた大きなウソであり、デタラメです。朝鮮半島の人々は、法的にも、実質的にも日本国民だったのです。・・>
『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(ラス・カサス著)に詳述されています。http://sendatakayuki.web.fc2.com/etc6/syohyou336.html

ーーーーードイツの標準家庭の電気料金は、約2倍に!

 昨日の産経抄にやっぱりそうか、という当然ごもっともなエネルギー問題評がありました。放射能は恐ろしいですが、経済恐慌は戦争を引き起こすことも歴史の事実です。第一次と第二次世界大戦でヨーロッパだけで7000万人〜8000万人が犠牲になったと、木村尚三郎監修「ヨーロッパの歴史」に書かれています。

http://www.sankei.com/column/news/141017/clm1410170004-n1.html

フッターーーーーーーーーー

田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
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無農薬玄(白)米の販売
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籾殻燻炭の販売
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農楽のすすめ!
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”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
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2014年10月15日水曜日

蓼科だより・365号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年10月11日(土)★
★テーマ:稲刈、湯島で収穫祭、新米販売、
ザ・フナイ、
   こんな国では、競争と順応、中耳炎と風邪、緒方竹虎
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

 去る日曜日の稲刈りイベントは、朝から台風18号の影響による雨が降り、楽しみが半減してしまいましたが、私の町・中山道芦田宿の旅籠土屋旅館に前泊して下さった一家が参加して下さいました。
 5才の男の子ちゃんを連れたご主人が弁護士、奥様は経理士さんというご一家でしたが、雨をものともせず、カッパを調達して、しっかり雨の農作業を体験してくださいました。今日のためにと思い、前日刈ってあった稲束を掛けるだけの作業をしました。土の上に放置すると品質が落ちてしまうからです。

 5才の子がどろんこになりながらも一生懸命に稲束を運んでくれたのがとても健気で可愛かったです。とても素直でお手伝い好きな良い子でした。良い子育をなさっていると感じました。雨の稲刈りも貴重な体験として記憶に残ってくれることを願っています。

 11時頃までで作業は終了しましたが、濡れてしまったので、私のロッジで着替えて頂き、ガレージで恒例のバーベキュー。父が30年も前にアメリカから買ってきた立派なバーベキューコンロで炭焼きした肉の味は格別です。私の孫娘も加わって総勢7名で楽しみ、午後は解散しました。

 その後、6、7、8日と3日間天気が続き、作業できる程度に乾いたので、9日の午後から10日で1反歩の一番大きな田んぼの稲刈りを終らし、明日は小さな残りの2枚をやります。かなり、ぬかっていた田んぼでも一度乾いてしまうと、その後の雨からの回復は以外に早いことを発見しました。
ーー
 今日は、東京湯島で開催されたGOP・グリーンオーナー倶楽部の秋の大収穫祭に参加しました。基調講演は、9月22日に勉強・見学させて頂いた愛知県の神谷成章先生の「食と農、新たな展開」でしたが、又しても革新的な実証研究成果に惹きつけられ、唸ってしまいました。前にもちょっと触れましたが、革命的なこと起ころうとしています。
 草が生えない、成長が早い、実りが豊かで、虫もつかない、病気にもならないという正に夢の農法です。しかも、無農薬で、手がかからないという、まるで嘘のような話です。ですが、間違いなく現実です。それを見てきましたし、全て自然素材であり、太陽との共演による電子の働きであるということです。

 「これからの農業は電子工学をやらんとダメ」ということです。超好熱細菌を使って活性炭を作るのです。神谷先生は国際特許を20以上お持ちの科学者であり、農業研究者でもあります。
 この農法で作られた野菜の内容が良いために、病院で治療に使われている事例もあります。癌、アトピー、アレルギー、無精子、不妊、発達障害等の病気は食に原因がある、と仰っていますが、私は本当だと思っています。
 ご興味のある方は「新時代の食と農業へのいざない」(大下伸悦著 新日本文芸協会Ω)をアマゾンで買って読んでみて、見学に出かけて下さい。神谷先生は日本の食と農を変えたいというのが願いです。

ーーーーー私の新米をお買い上げ下さい!

 全くの無農薬で有機肥料だけで、蓼科の水で育てました。
 昨年より1kg当り200円料金を下げました。世間相場の下落と私の生産効率の向上のためです。
 発送は今月末頃になります。販売可能数量は500〜600kgと見積もっています。
 来年は1トンにする予定です。
 脱穀はこれからです。
 詳細は下記URLをご覧ください。

ーーーーー月刊『ザ・フナイ』10月号

 NPO法人信州まちづくり研究会の計画であり、私の夢でもある『農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る』が掲載されています。店頭かアマゾンで買えます。お読み下さい。
 ”田舎暮らし”をお考えの方は仲間になってください。

ーーーーー「こんな国では、もう仕事なんてできませんよ」

 下段のURLの日経ビジネスオンラインの記事に書かれていることが、安倍総理がやるべき第三の矢の中身だと思います。「国の正義を守るべき司法制度が腐っている」と書かれていますが、やはりそうなのかと納得させられる事例を知っています。
 もう一歩突っ込んで言えば、この司法制度を支えている日本の目に見えない支配機構ーーもしかしたら東京大学を頂点とする何かーーのバックボーンになっている思想=基本的価値観に原因があると思います。
 何故、こんなに断定的に書くかというと、住宅生産性研究会の戸谷理事長がマンションの建替え問題でこの数年、自治体や国と裁判で争っている実態をお聞きしているからです。その内容と酷似しています。民主主義社会の基本である公平・公正に裁判を受ける権利が犯されています。

 下記引用がその全てを語っています。全部、中村修二教授が語った言葉です。

<・・「日本の司法制度は腐っている――。言いたいことは、この一言に尽きますよ。本当に頭にきています。」。
・・・
「「お前ら両方の主張はよく分からんから、わしが全部決める。落としどころの判決はこれじゃー」と言って終わり。封建制度そのままの、まさに裁判長の独壇場。江戸時代から全く変わってない。」
・・・
「本当に悲しいことですが、裁判所が保守的である限り日本は何も変わらない。技術者が全員海外に出ていって、日本がおかしくなるまでは真剣に考えないんじゃないでしょうか。」
・・・
「こんな国では、もう仕事なんてできませんよ」。この言葉を残し、中村氏は米国へと帰っていった。そして今も米国を拠点に研究を続けている。・・・>


ノーベル賞学者は10年前、「敗軍の将」として何を語っていたか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20141007/272279/?P=1

(私)この記事は科学技術のことではなく、日本の司法を作り維持している基本思想と理念のことを書いているのだと思います。端的に要約すれば、日本社会では諸問題を正しく評価する裁定する仕組みがおかしいということになります。誰がどこでこの思想と仕組みを作っているのでしょうか。
 「日本の司法制度は腐っている」。このような国の根本に関わる問題を、私のような凡人ではなく、ノーベル賞をいただくような世界で認められている立派な科学者が言っていることが重要です。

 官僚全般に言えることだと思いますが、特に法務省は東大閥が強いと聞いています。東大卒の中に尊敬すべき方がいらっしゃることもよく承知していますが、東京大学法学部に問題があるということにならないでしょうか。IQではなく、人間性の問題だと思います。社会正義を希求する精神に欠けるのでは・・。

 東京大学が閉塞した現在の日本をつくり、頑として変えようとしないといったら言い過ぎでしょうか。吉田茂はじめ、総理大臣の中にも東大卒がかなりいますが、結局、官僚とお友達なので、改革ができないのではと思えてきます。

 司法の判断がおかしいために、当然解決されなければならないいろんな社会問題が放置されている事例がたくさんあります。それらが複合的に作用して日本の社会を停滞させてしまっているのだと思えてなりません。
 卑近な例では、街並の美化やゴミ屋敷が個人の財産権と対立して何もできないとか、所有者・管理者がいなくなった危険家屋の処理も自治体を含めて誰も手が出せないなどがあります。
 私自身も体験し、見回すとあちこちに目につくことですが、処理できない抵当物件の責任をとる人がいなくて、腐るに任せている実態があります。こんなことでは、地方の再生も街並整備もできる訳がありません。何故、この実態に対処する法整備ができないのでしょうか。

ーーーーー競争と順応が生命のひとつの原理

続ナチュラル☆ライフ実践メルマガ 第46回 「免疫 自己と非自己」より引用。

< 私たちの肉体は歴然として自己を守り、自己を維持するために活動している。そのように言うとあなたはどのように思われるでしょうか。
「免疫」という人体に備わるシステムがあります。
・・・
さて、麻疹やおたふく風邪に一度かかると、二度はかからないといわれますね。これはなぜそんなことが可能なのでしょうか。

ご存知のように抗体ができて、その外敵の形を記憶するわけですが、実は外敵を見分けるリンパ球の抗体は、常に必要な抗体を維持するために、自分の一部を抗原と呼ばれる外敵にしています。・・

そういった意味では、この人体の免疫というシステムは、あらゆる外界の多様性を受け入れているともいえます。非自己を受け入れることで、自己を守っている。あくまで自己を存続させるためにあるわけですね。

そう考えると、ある一定の刺激・緊張によって、私たちの免疫力は維持され保たれているといえます。そしてその緊張を常に内在させているともいえるのです。・・・

・・ナチュラルライフの実践という意味では、やはりある一定の競争の原理があるように思われます。
人間はやはり過保護では弱い。生き抜くたくましさは、まさしく、自己をより強く維持することだといえます。

筋肉をつけるために筋肉に負荷をかける。風邪を引いてウィルスを身体に取り込むことで免疫ができる。
ストレスのある環境でそれを乗り越えると力になる。

競争と順応が生命のひとつの原理のようですね。

ナチュラルライフを実践していく意味では、より体力のつくいい素材を食べて、外界の菌やウィルスを適度に取り込みながら、免疫力を鍛えていくことが大事ですね。・・・>


ーーーーー「中耳炎と風邪」と抗生物質

続ナチュラル☆ライフ実践メルマガ 第45回より抜粋しました。

<・・中耳炎のために入退院を繰り返す子供がたくさんいます。その多くは中耳炎の薬剤耐性菌を持っていたという報告もあります。
・・・
また風邪に抗生物質を与える医療関係者も多いのですが、ほとんどの風邪に抗生物質は効きません。よくある医療の教科書にも風邪に抗生物質は効かないと書かれているそうです。
これは医者にとっては常識。しかし医療の現場では、合併症を恐れてか、または抗生物質を配布してお金を稼ぐためか、子供の風邪にまで抗生物質が手渡されることが多いのです。

日本呼吸器学会が平成15年に次のような、発表をしています。「呼吸器感染症の治療に関するガイドライン」で「風邪は薬を使わず、自宅療養が有効である」と発表しました。また「風邪に対する過剰な治療を推奨するかのような印象を与えている」と市販の風邪薬について述べています。

(私)、除菌も薬もどうしても必要なこともありますが、製薬会社の餌食にならないようにしたいものです。お金を捨てるだけならいいのですが、健康まで捨てさせられたら悲惨です。

ーーーーー朝日新聞主筆緒方竹虎は、A級戦犯容疑者だった

<・・朝日新聞が8月に、「強制連行」の誤報を認めて撤回した。それでも、「報道の一部が誤まっていた」と弁明している。往生際が悪かった。
・・・
15年前に、自社のカメラマンが沖縄の海に潜って、珊瑚に傷をつけ、スクープとして「サンゴ汚したのは誰だ」という見出しをつけて、紙面に大きく載せたことがあった。この時は、社長が責任をとって、辞任した。朝日新聞珊瑚記事捏造事件として、知られる。
・・・
金日成主席の北朝鮮が「労働者の天国」だと煽り立てて、1959年から84年にかけて、9万3千人以上の在日朝鮮人と日本人妻が、地獄へ渡った。このうち6千7百人あまりが、日本人妻とその子どもたちだった。
・・・
朝日新聞は「A級戦犯」という言葉を、好んで使用してきた。先月、私は福岡に講演に招かれた時に、中洲の古い料亭『老松』に案内されたが、玄関に緒方竹虎の揮毫が飾られていた。

緒方は福岡出身で、朝日新聞主筆、副社長を歴任したが、終戦とともに占領軍によって、「A級戦犯容疑者」として逮捕されている。朝日新聞は岸信介首相が、「A級戦犯容疑者」だったことは書くが、ご都合主義だから、緒方についていっさい触れることはない。・・>

(私)どの報道機関も間違いも恣意的な記事もあるのでしょうが、それにしても朝日のそれは度がすぎ、厚顔無恥には呆れます。それも国や国民を欺くなど、理解できません。全文は下記URLの内、Date : 2014/09/22 (Mon)」を開いて下さい。
http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi

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田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
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2014年10月5日日曜日

蓼科だより・364号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年10月4日(土)★
★テーマ:御岳山、稲刈り、農業は、運命の分れ目、

   蚊と良寛さん、ニッポン景観論、NHKの大罪、
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 御岳山で非業の死を遂げられた大勢の犠牲者の皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 その瞬間まで、晴天・紅葉の大自然の中で、夫婦や親子や恋人や仲間達が幸せを満喫していた筈なのに、何の前触れも覚悟も無いままに一瞬にして命を奪われる。
 このようなことが有り得ることを記憶に留めたいと思いますが、考えてみれば、一歩家から外に出れば交通事故の危険は常にあります。やはり一瞬です。現在でも、毎日10人以上が車で命を落としています。しかし、何故か普段そんなことは忘れています。
ーー
 このメルマガ、読み直してみると誤字脱字が多くて、お恥ずかしい次第ですが、前後の文脈からご賢察下さい。それにしても迂闊すぎたのは「無情頼み難し」でした。「無常たのみ難し」です。パソコンが勝手に変えてしまうのです。(笑)

 明日5日の稲刈りイベントに備えてこの数日少しづつ稲刈りの準備をしてきましたが、意地の悪いことに940ヘクトパスカルという大型台風が接近してきて、この長野県でも朝から雨予報になっています。
それでも、東京から若夫婦家族が既に地元旅館に来ていらっしゃいますので、できる限りやる予定です。もし雨だったら、みんなでコモ編み(槌の子編み=つちのこあみ)でもやろうかなと考えています。

 嬉しいのは、田んぼで準備をしていると近所の人が来て、「安江さん、最初は米が採れるのかと心配していたが、すばらしい稲になったね。大したもんだ!」とお褒めを頂いたことです。
 私は、「全くの無農薬と無化学肥料で作ったんです」と胸を張りましたが、「できが良いのは偶然ですよ」(もちろん、本音は別)と付け加えるのも忘れませんでした。(笑)

 今年3回目になる春菊と水菜がとてもできが良く、今週は毎日収穫でき、少しづつですが、息子や妹や近い友人に分けてあげました。採りたてのお浸しの味は格別で、晩酌も美味しくなります。

「田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書」を更新しました。
是非、お読み下さい。

 月刊『ザ・フナイ』10月号も読んで頂けると幸いです。

ーーーーー農業は、全ての学問が必要!

 数年前から、横浜市から住宅と試験工場を佐久市に移転したIターンの実践者K様から前回のメルマガの記事に貴重なコメントを頂きました。
 K様は、私より数年先輩で、元日立の研究所に勤務された超音波の専門家です。現在は地域のボランティア活動にも参加しながら研究も続けていらっしゃいます。
 以前にお伺いした時に、参考に、Iターンした理由をお尋ねしましたら次のようなお答えを頂戴しました。1東京への時間距離が横浜より佐久市の方が近い。(新幹線が大きな要素)2家賃が4分の1になった。3空気,水,ソバがウマイ。都市の皆さん、これを良くご理解下さい!
 コメントをご紹介させて頂きます。

<・・今回の「萩原紀行様の農業の話」は大切なお話でございました。農業は生物学・生化学・地質学・物理学・統計学等のすべての学問をもって学ぶべき分野で、そのことが従来「経験」として受け継がれてきた詳細な技術の伝承に裏付けられたものだったのでしょうね。
今、農学部で集成して「農学」と言う分野で一言で表現しても、大変広い分野の学際的研究を必要とするものと考えられます。大変広く難しい技術分野で総合科学ですね。

それから、もう一つ注目した事象として、安江さんが最初に取り上げられた「御嶽山噴火のニュース」ですが、9月10日頃に微振動が検出されて居りましたが基準値に達していなかったために警報が発せられず惨事になりました。

9月10日頃の微振動に注目して、空振りでも入山規制を出しておけば軽微なもので済んだものと考えられます。自然現象は微細な兆候も見逃してはならないものと考えられます。
小職の経験で約50年位前の話になりますが、伊豆地方を震源とする海底直下地震があり、海上実験中に船底を大型ハンマーで叩かれた現象を経験致しました。

その時の震源は大島付近の海底でしたが、地元漁師の話では、その1週間位前から捕れる魚の種類が急変して、普段は大島近海で捕れる魚が真鶴海岸で大量に捕れた話を聞いた事があります。自然を対象とする農業をはじめすべての生活に対して自然現象の僅かな変動にも注意深く気遣う必要があるものと改めて痛感致しました。・・>

(私)コメントに、「農業は生物学・生化学・地質学・物理学・統計学等のすべての学問をもって学ぶべき分野」とありますが、その通りだと思います。
 つい最近、月刊『ザ・フナイ』の縁で知ることになった「超高熱細菌と活性炭を活用した有機農法」開発した神谷成章先生は、これからの農業は電子工学が重要だと仰っていました。
 「新時代の食と農業へのいざない」の著者大下伸悦先生のご案内で知多半島まで見学に行ってきましたが、現場を見て本当に驚きました。常識をぶち破ることが起こっていて、農業に革命が起こると感じました.印象的だったのは「農水省もついに認めたよ」と仰られていたことです。
 この農法については、もう少し勉強させてもらってから、改めて書きます。

ーーーーー運命の分かれ目!

 おなじみの安中さんから下記のメールを頂きました。彼は真から山が好きで、常に山の話がついて廻ります。
 
<・・27日(土)は、御嶽山の隣の乗鞍岳に登っていました。12時まで山頂にいましたが、目の前に見えるはずの御嶽山は雲に隠れていました。でも、ちょうど御嶽山が噴火した時間に、雲の上にさらに盛り上がる雲が見えました。
「季節外れの入道雲?」と思いましたが、あれは噴煙だったのですね。乗鞍岳の山頂には大勢の登山者がいましたが、だれも気がついてはいませんでした。下山して、登山センターのTVを見て、びっくりしました。

実は、今回は御嶽山に登る予定でいました。でも、前日の仕事の関係で早い時間に出発出来なかったので、東京からの距離で乗鞍岳にしました。
御嶽山に登っていたらと思うと、複雑な心境です。
多くの方が亡くなっておられす。ご冥福を祈るしかありません。・・>

(私)の中全て塞翁が馬ですね!彼は、福島原発造りの現場や登山で何度も命の危機に遭遇したようですが、奇跡的に助かっています。強運の方ですが、仏の顔も3度までと言いますからね!

ーーーーー片足出して寝た良寛さん!

 蚊について唯臥独村さんよりコメントを頂戴しました

< 人類にとって一番厄介な蚊が、その一方では人類にとって無くてはならない水質浄化や受粉の役割を担っているとは驚きです。私たちは、その生物が人間にとって意味があるかどうかによって益虫だとか害虫だとか言っているに過ぎないように思います。

一見して害虫にしか見えなくても、どんな取るに足らない生物でも、それは人間にとってそう見えるだけであって、たとえどんな生物であっても、それぞれがそれぞれの意味や役割を以ってこの地球上に生まれたきているのでしょうね。それを考えれば、蚊だからと言って、徒や疎かにはできません。
ところで、デング熱の人間への感染拡大を防ごうと、デングウイルスを媒介しない蚊を自然界に増やす試みがブラジルで始まったそうです。
・・・
成功を祈るばかりですが、そのことによって新たな問題が発生しないか、心配でもあります。
その点、1匹の蚊の生命も奪わない日本の蚊帳や蚊取り線香は実に素晴らしい発明ですが、越後の良寛さんは、蚊が1滴の血も飲めなくては可哀想だと、毎晩、蚊帳から片足だけ出して寝たそうです。現代にはこの精神が必要なのかもしれませんね。・・>

(私)とても良寛さんの真似はできませんが、「
デングウイルスを媒介しない蚊」も心配ですね。

ーーーーー哀れな日本の”街づくり”の実態

 10/4日付日経の「春秋」欄で、
アレックス・カーの近著「ニッポン景観論」を引き合いにだして、日本のまちづくり・景観づくりのゴソマツさを指摘しています。

 アレックス・カーは、ベストセラーになった「美しき日本の残像」(新潮社、1993年)と「犬と鬼 – 知られざる日本の肖像--」(講談社、2002年)の著者です。
Alex Arthur Kerr1952616日 -は、アメリカ合衆国出身の東洋文化研究者、著述家。日本を愛してる62才)
 私もたまにこの問題に触れますが、いい加減に気がつくべきです。日本人が韓国人や中国人のモラルの低さを蔑む場面が多々ありますが、欧米人が日本の「街づくり」を見た時に同じ感覚になっているように思えてなりません。

 折角のすばらしい過去の遺産を台無しにしている場面が多過ぎます。最近、物議をかもしている’20年の東京オリンピックのための国立競技場の建替え問題も同じ範疇に入るのではないでしょうか。卑近な例では、新幹線開業時に善光寺を象った旧駅舎を壊してしまったことです。

 都市は、国家(=民族)が造りだす最大の創造物であり、その民族の持つ文化と人間性の全てが集約されていると思います。だから大事なのだと思います。下記URLをお読み下さい。

春秋(2014/10/4付)
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO77958140U4A001C1MM8000/

ーーーーーNHKに朝日を叩く資格なし!

 Jbpressのメルマガ10/3からですが、この教授の仰ること、凄く説得力があります。下段のURLから全文をどうぞ。要点を抜粋しました。



<・・官僚の天下りについて言えば、僕は前から指摘していますが、官僚というのは優秀で頭がいいんだから、どんどん民間企業に再就職させればいいと思うんです。・・・
安倍政権は、女性活用としきりに言っています。女性を家庭から外に出し、働かせようとしています。しかし、これは少子化対策と矛盾しているじゃないですか。子供を産む、育てるには、家庭にお母さんがいて、温かい家庭の雰囲気を守っていくことが基本だと思います。
もちろん、外に出て働きたい人もいるでしょう。その人のために環境を整備するというのはいいですが、扶養控除も配偶者控除もなくして外で働かざるを得ないようにしていくというのはおかしい。
・・・
メディアがいまいっせいに朝日新聞を叩いていて、NHKも一緒になって叩いていますが、NHKにその資格はないと私は思います。慰安婦問題について、朝日新聞の「虚報」の片棒を担いでいたのがNHKです。どちらが罪深いかといえば、NHKのほうです。
・・・
そのNHKが何をやってきたか。慰安婦問題では、悪徳業者が女性をだまして連れてくる例があるから、軍と官憲が協力してこういう悪徳業者を取り締まろうというのが、いわゆる「陸支密大日記」と言われる軍の通牒文です。
NHKはこれを、日本軍が勧誘の際に誘拐に等しいことをやってもいいから連れてこいと命令した証拠だとして放送したんです。トンデモないですよ。僕がNHKに電話して批判したところ、相手は間違いだったと認めたんです。それで修正番組を流さなければ、僕は受信料を払いませんと言って、実際払っていません。・・>


慰安婦虚報の片棒担ぐNHKに朝日を叩く資格なし
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41867

フッターーーーーーーーーーー

田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
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