2014年12月20日土曜日

蓼科だより・375号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年12月20日(土)★
★テーマ:除雪、半不耕起栽培、野口種苗の話、SMK,

     遺伝子操作、虚しさの漂う国、放射線被曝
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 去る17日朝の雪は、標高730mの我家で20センチでしたが、自慢の除雪機があるのでルンルン気分で雪を吹き飛ばしました。子供が大きなオモチャを与えれたのと同じです。(笑)
 機械力はすばらしいです。1時間もやれば、人間力10人分位は軽いでしょう。
 我家の前は就寝前にやっておいたので、早朝6時からは隣組の割当の雪かきを行い、続いて息子が管理しているアパートの駐車場の除雪、更に車で20分ばかりのところにある息子の家のアプローチ道路の除雪に向かいました。
 息子は泊まりでいなくて、可愛い嫁さんが一人で苦労しているのが判っていたからです。良い、おじいちゃんでしょう!
 それにしても、この時期にしては雪が多いですね。いくらルンルンの除雪でも、あまりの豪雪にならないことを祈っています。そして、日本海側の豪雪地帯の皆様にはお見舞い申し上げます。
 問題は、何を恨んだらいいのかです・・。
ーー
 実は、田んぼの作業が残っています。ワラカッターで刻んだワラ全量の散布は終っていますが、コヌカと籾殻燻炭を撒いて軽く起こす作業が残っています。
 私の場合、完全な不耕起栽培ではなく、半不耕起栽培にしています。一応、開発者である岩澤信夫先生もこれを認めてくれています。半不耕起というのは、ごく浅く起こすことです。

 ワラを土に混ぜないと分解が進まないことと、混ぜずに水を溜めるとワラが浮いてしまい風で端の方に吹き寄せられてしまうからです。もう一つの理由は、浅く起こしてあると普通の田植機で植えられることです。この三つの為に半不耕起を選択しています。

 何と、今夜は雨が降っています。もし雪が融けてくれれば、この作業ができるので期待しています。

 お断り:子供・孫達とのおつき合いの関係で、次回27日の発信は休ませて頂きます。そして、新年号は元日に発信致します。

ーーーーー野口種苗代表の講演会が長野市で

 在来種、固定種のタネの生産・販売で有名です。NPO法人地球環境フォーラム長野の主催です。私は申込みました。皆さんも如何ですか?詳細は下記URLからどうぞ。
 
<在来種、固定種のタネを扱っている「野口のタネ・野口種苗研究所」の代表、野口勲さんが、雄性不稔・F1のタネが人体に与える影響や問題点を明らかにします。現在、JAなどから流通に乗ってスーパーに並んでいる野菜は全てF1のタネから作られた野菜です。
雄性不稔・F1では無い、在来種・固定種による伝統野菜こそ健康な体をつくる為に必要です。・・>

 私はできるだけ在来種を使うようにしています。
ーーーーーNPO法人信州まちづくり研究会(SMK)の活動

 宝島社が出版している月刊誌「田舎暮らしの本」の「ユニークな取組みが自慢の注目団体」に我がNPOのことが掲載されます。ほんの小さい記事ですが、今月29日発売だそうですので、お買上げをお願い申し上げます。

 去る16日には、長野市の県庁前ビルで行われた、このNPOの理事である新井さんが理事長を務めるNPO法人長野県定期借地借家権推進機構が開催している「不動産証券化のための研修会」に出席しました。

大雪が予想されたので、田中駅から電車で行きましたが、長野は雨でした。しかし、夜家に帰ったら積雪20センチでした。そして、雪かき!

私は初めて参加させて頂きましたが、このNPOは、この業界で活動している実業人が、非常に学際的にかつ行政の動きを先取りした研修会を続けていることが判りました。

内容は、定期借地借家権活用、不動産投資市場の整備・活性化、不動産証券化についてでした。こう言われても、ほとんどの方は意味が判らないと思いますし、私も半分くらいしか理解できませんでした。ただ、要旨は理解できました。

土地余りの時代になって活用が難しい土地・建物を、所有者も、使いたい人も、お金を出す人も、お互いに信頼関係を築き、安心してその土地・不動産を活用できるようにするシステムと言えると思います。我々がやろうとしている”田舎暮らし”コミュニティづくりにピッタリの内容です。

懇親会の中で、講師を務めた国交省の不動産投資市場整備室長さんに「寂れた宿場町の空地・空家を利用して”田舎暮らし”コミュニティを創りたいんです」と話したら、「協力し、支援するからがんばって欲しい」と言われ、喜んでいるところです。

不動産証券化については、下記国交省のホームページに解説があります。

ーーーーー「遺伝子組み換え」と「遺伝子操作」

 ナチュラル・ハーモニーのメルマガからです。この問題に無関心ではいけないと思いますが、難しいです。専門の皆さんにしっかり考え、指導して頂きたいですね!(・・は省略を意味します)

< ・・・明確な学術的定義は存在していないのですが、簡単にいえば とは種を越えた遺伝子の組み換えを行うこと。つまり動物や昆虫の遺伝子を植物に移すことで、人工的に種の改変を行うということです。

これに対して「遺伝子操作」とは同じ種の中での化学的操作をする行為で、菌やタネの遺伝子に化学的な刺激をあたえて破壊や突然変異させる技術になります。

さて、2013年度、世界の主要作物の遺伝子組み換え品種の割合はトウモロコシ31%、大豆79%、綿70%、菜種24%ISAAA資料より)となっており、作付面積は10年前の2003年から比べると約2倍の17520haになっています。
・・・
一方、日本では観賞用の「青いバラ」で商業的な栽培を始めました。実は2009年から商業的栽培国になっています。試験的に食用作物の栽培も始まっており、大豆、菜種、トウモロコシ、甜菜など全国の隔離された圃場で作られています。

法的にはすでに容認されていますが、食用の作物については地方自治体などの条例で規制があり実質の商業的栽培は行われていません。・・・

たとえ試験的な栽培でも屋外で行われれば一般作物との交雑の可能性が高く、大きな不安があります。もっとも不安なことはその影響がどこまで広がるか予測できないことにあります。・・・

ここで少し話を戻しましょう。前述した「遺伝子操作」の問題では、すでに「遺伝子組み換え」技術よりも先行して一般的技術として多くの食品に応用されています。

そこで身近な食品に関して遺伝子操作技術が応用されている事例を挙げてみます。まず、主食としての米であればミルキークイーンという品種があります。よりモチモチした食感に改良された米として人気があるようですが、これは米の胚になる前の受精卵に薬品処理を行い突然変異させてできあがった米です。

また、菜種油の原料になる菜種の品種としてカナダで開発されたキャノーラがあります。これもタネに化学的処理を加えて突然変異させ脂肪酸の組成を操作したものです。
・・・
医療分野では糖尿病の治療薬であるインスリンもその技術によって製造されています。

遺伝子操作技術そのものをすべて悪というレッテルを貼ってしまうには無理があるかも知れません。しかし確実にその技術が私たちの生活に浸透してきているといえるでしょう。

参考図書:『健康のトリック』三好基晴著(花書院)>

(私)変革も突然変異も自然界でも日常的に起こっていて、それが種の進化と呼ばれているのではないでしょうか。ただ、「遺伝子組み換え」と「遺伝子操作」は人為的に行われる訳ですから、自然界では起き得ないかも知れない変化が起きる可能性が大でしょうね。自然の摂理に逆らうことがどんな結果を招くことになるのか気になるところです。

ーーーーーこれだけ裕福で、これだけ虚しさが漂う国、日本!
 リアルインサイトメルマガ12/18からです。
 下記のYoutube動画は西鋭夫(にしとしお)先生のお話です。私は初めて聞きましたが強烈です。左派系からは恐らく右翼だと言われているのでしょうが、中道を自認する私は同感です。先生は私より2年先輩ですが、すごいエネルギーの方です。
 西先生の話は、アメリカを責めているように聞こえますが、よく聞いていると日本を叱咤していることが判ります。先生は長年スタンフォード大学で教授をなさっています。アメリカが凄いのは、アメリカの悪い部分を公然と批判する日本人をも大事に抱きかかえていることだと思います。

 この種の話に好感を持つ人も不快感を感じる人も参考になると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=1ls8U8ubfrk
西鋭夫先生についてWikipediaは;
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%8B%AD%E5%A4%AB

(私)
日本はアメリカの属国になっていますが、属国にしておく方とされたままになっている方とではどっちに問題があるのでしょうか。エコノミックアニマルから脱皮して、ヒューマンになりたいと思います。

 安倍首相が「日本を取り戻す」と言っているのはこのことだと思います。なので、アメリカが安倍首相を叩くのは当然ですが、民主党が「首相の暴走」と言っていることが、このことを指すとしたら、民主党に再生の芽はないと思います。

ーーーーー放射線被曝に対して、日本は神経質すぎる!

 大前研一氏がメルマガに次のように書いています。

<原子力規制委員会は10日、原発事故の発生時に現場で緊急対応する作業員の放射線への被曝限度を、現行の100ミリシーベルから、250ミリシーベルトを軸に引き上げる方向で検討に入ったとのことです。
・・・
それは、そもそも「250ミリシーベルトの被曝量で安全(大丈夫)なのか?」ということです。
被曝量の多寡は発がんリスクとの関係性で判断できますが、例えば200ミリシーベルトレベルは「野菜不足」「受動喫煙」と同レベルで、200500ミリシーベルトでも「運動不足」「肥満」「激痩せ」などと同レベルです。

そう考えれば、250ミリシーベルトがどのような量なのか判断しやすいでしょう。また日本の場合には、特に100ミリシーベルト以下の基準に問題があります。法律上、一般人の線量限度は「1ミリシーベルト/年」ですが、自然界からの放射線量だけでも「2.4シーベルト/年」に達します。
XCTを受ければ、1回あたり6.9シーベルトになります。

小学校の校庭で、1ミリシーベルト以上の放射線量が検出されたと大騒ぎして、数千億レベルの予算を割いて除染をしていますが、はっきり言って意味がありません。放射線は一様に広がるのではなく、ピンポイントで溜まる特徴があり、そこがホットスポットになります。そこだけを集中的に対策すれば良いのに、それすらもわかっていません。

東京大学の某教授の発言を引き金に、このような異常に神経質な対応をすることになったのですが、私に言わせれば、これは民主党政権が残した負の遺産の最たるものです。もっと現実的な数値に目を向けて、冷静に対処するべきだと思います。>
(私)全く同感です。もっと有害なもの・ことが世の中に溢れていると思っています。

 良いお年をお迎え下さい。

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農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
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団塊世代の地方移住が日本を救う
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蓼科だより・374号〜田舎暮らし情報


★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年12月13日(土)★
★テーマ:2度目の雪、SMK、マララさん、小林りんさん、
 相撲の神様、歴史の嘘、人種平等と日本、ペリリュー島の桜
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★
 夕方からですが、我家で2度目の雪降りです。現在夜12時、まだ3センチ、予報では今回はこれくらいで収まりそうです。しかし、日本海側では豪雪予報です。本当にお気の毒です。

 レンタル屋の都合でバックホーが借りられず2週間遅れになってしまいましたが、3枚の新規田んぼの漏水防止ベルトの埋め戻しが終りました。寝雪になる前に終ってほっとしています。
 しかし、来年に向けての準備がまだ残っていますので、今日の雪が少量で助かりました。すぐ融けてしまうでしょう。

ーーーーーNPO法人信州まちづくり研究会(SMK)の活動

 去る10日でしたが、信州まちづくり研究会の斎藤理事長と二人で、山手線田町駅前にある日本最大のNPOといわれる新現役ネットを訪ねました。”田舎暮らし”コミュニティづくり推進の協力依頼でした。
 10年ほど前に何度かそこで行われた交流会に参加したことがありました。さすがに、理事長も事務局長も担当の方も変わっていましたが、親切に対応してくださり、展開に向けて幾つかのヒントを頂いてきました。

 まず、2泊3日のワークショップと田舎体験滞在の企画を作ることになりました。
 新現役とは、判りやすく言うなら、第二の人生となると思います。1万人以上の会員がいるそうです。

新現役ネットのホームページ
 
 その後、飯田橋の住宅生産性研究会のセミナールームで行われた”まちづくり”セミナーに参加し、今秋行われたアメリカ視察の成果の報告と解説がありました。住宅生産性研究会はやはりNPO法人ですが、戸谷理事長は日本の住宅産業の改革を訴え続けています。

 その論旨は次の通りです。
<日本が住宅建設業を「建設サービス業」と定義して、「フロー(流通)としての住宅による最大利益を追求してきた」が、それでは国民が不幸になるばかりである。米国では、住宅建設業を「住宅製造業」と位置付け、「ストックとしての住宅の利益、つまり資産形成を中心に据えて住宅政策が行われてきた」が、それを見習うべきである。>

 私も戸谷理事長の主張には同感です。米国と言ってますが、住宅を一生一代の資産と考え、磨き上げて価値を上げていくというのはヨーロッパも同じだと思います。先進国の中で、この問題に関しては一番遅れていると思います。
 住宅建設の総元締である国交省は、文部省に注文して、「住まいとは何か」、「コミュニティとは何か」を義務教育の中でしっかり教えるべきです。

 人間の一生で一番高い買い物が、20年や30年でただのゴミになってしまうなど、悲惨過ぎます。所得は高いけど幸福度が低い原因はここにあるのではないでしょうか。

 下記ホームページの左サイドバーにある「メールマガジン」のバックナンバーを開くと、”まちづくり”・家造りのご興味のある方には参考になる記事がづらりとあります。

ーーーーーすばらしいマララさん!

 この数日ノーベル賞の話でもちきりでしたが、マララさんの授章で失礼ですが他の受賞者が少し霞んで見えました。本当にすごい女の子ですね。とても17才とは思えません.話す言葉が本当にすごいと思います。

下記はWikipediaの記事です。

マララ語録で検索したら下記「涙が止まらないマララ・ユスフザイの名スピーチ」が見つかりました。

特に感動した言葉をひとつだけ引用します。
<・・私たちの学校にいた少年に、あるジャーナリストが
こんなことを尋ねていたのを覚えています。
「なぜタリバンは教育に反対しているの?」。
彼は自分の本を指さしながら、とてもシンプルに答えました。
「タリバンはこの本の中に書かれていることがわからないからだよ」・・>

ーーーーー小林りんさん

 マララさんとは少し次元が異なりますが、先月NHKテレビ放映された小林りんさんのことを思い出しました。見た方も多いと思いますが、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)の創設者です。

 「貧困層の教育は大事である。しかし、同時に社会に変革を起こさせるリーダーの養成が不可欠だと痛感し、この学校の設立を決意した」といいます。
 一国連職員が、資金ゼロでスタートし、当初20億円の寄付者が現れたがリーマンショックで消えてしまい、7年間寄付集めに駆け回り、幾多の困難を乗り越えて開校したのです。
 マララさんの活動と重なるものがあります。「学校をつくることは未来をつくること」と話していました。世界に誇れる業績だと思います。

 下記ホームページの「ISAKについて」を読むと感動します。
http://isak.jp/jp/

 下記URLは日経の記事です。軽井沢町へのふるさと納税の95%がこの学校の奨学金に当てられるそうです。
「世界を変える」全寮制高校@軽井沢 ISAKの挑戦 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO76269890Y4A820C1000000/

ーーーーー「相撲の神様に感謝します」!

 白鳳関の言葉です。加瀬英明先生のメルマガ12/8からですが、下記URLのコラムから全文が読めます。日本人であれば知っておくべきことだと思いました。

<・・私は白鵬関が賜杯を手にした後に、土俵の上でNHKの優勝インタビューにこたえた言葉に、深く感動した。白鵬関はそのなかで、「相撲の神様に感謝します」といい、声を張りあげて、「天皇陛下に感謝します!」と述べた。・・>
http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi

ーーーーー歴史を見直すと、そこには多くの「嘘」!

大前研一さんが書いていました。

<・・実は、第二次世界大戦の末期あたりからの数十年間の歴史を見直すと、そこには多くの「嘘」が存在しています。
・・・
最近ではこのあたりの歴史の嘘も、ウィキペディアで正確な情報が掲載されるようになってきました。例えば、北方4島返還のダレス会談の件などを読むと、日本がロシアともめているのは米国の思惑だとわかります。
その他にも気になることがあれば、ウィキペディアをぜひ読んでみると面白いでしょう。・・>
ーーーーー今日の人種平等の世界は、日本が戦ったことによって創り出された。
 加瀬英明先生がブログに書いています。ミズーリ号では、太平洋戦争の降伏文書の署名が行われた。

< 私は中学に進んでから、父にミズーリ艦上で、どう思ったか、たずねた。
すると、父は「日本は戦いには敗れたけれども、数百年にわたって、奴隷のように虐げられていたアジアの民を、解放した。そういう歴史的な大きな、新しい時代を開いたという意味で、日本は勝ったという誇りを胸に秘めて、甲板を踏んだ。重光も同じ考えだった」と、答えた。>

(私)大勢の学者・論客が同様なことを書いています。不幸な出来事があったことも事実ですが、大筋では上記の通りだと思います。下記11/18日付けのブログをお読み下さい。


ーーーーーペリリュー島のサクラ

 
国際派日本人養成講座メルマガ11/23からです。
<1.ニミッツ提督を感銘させた日本将兵の玉砕
 フィリピン南端から東に1千キロほどの太平洋上に浮かぶパラオ諸島の一つ、ペリリュー島では大東亜戦争中、日米の激戦が行われ、1万余の日本将兵が玉砕し、米軍も1万人を超える死傷者を出した。

 日本将兵の戦いぶりを、米太平洋艦隊司令長官だったニミッツ提督が次のような詩に詠んでいる。
Tourists from every country who visit this island should be told how courageous and patriotic were the Japanese soldiers who all died defending this island.」
「諸国から訪れる旅人たちよ。この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕していったかを伝えられよ。

 ニミッツ提督は著書『太平洋海戦史』の中でも、ペリリュー島の激戦について、こう書いている。
ペリリューの複雑極まる防備に打ち克つには、米国の歴史における他のどんな上陸作戦にも見られなかった最高の戦闘損害比率(約40パーセント〉を甘受しなければならなかった。」・・>

(私)反戦平和主義者はこのような文章を読むと、戦争の美化だと批判するだろうと思うのですが、本当にそうでしょうか。日本人の誇りだと思いますし、こんな悲惨を2度と繰り返してはいけないという教訓だと思います。
 そもそも、戦争とは、人類の業であり、どうしょうもないこと。そうでなければ、人類史上延々と戦争が続いた説明がつかないと思います。戦争は悪だ、嫌いだと決めつけて叫んで歩けば戦争がなくなるのであればことは簡単です。しかし、それが幻想であることは間違いない。

 大事なことは、戦争しなければならないように自国や他国を追い込まないこと、或いは追い込まれないためにどんな外交と軍備をしなければならないかということではないでしょうか。

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2014年12月7日日曜日

蓼科だより・373号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年12月6日(土)★
★テーマ:初雪、農楽、脱法ドラッグ、スローシティ、
     何故衆院選なのか、進歩派のNHK
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

 ついに雪が降りました。今朝家の玄関前で3センチの積雪でした。朝食前に初雪かきでした。
 テレビでは、福井県の九頭竜で90センチ、広島県の八幡86センチ、岐阜県の白川68センチなど報じていました。
 今冬も豪雪の予感です。というより、予想外のゲリラ豪雨と豪雪は当たり前になったようです。今春2月の豪雪時は日本中が麻痺し、私も息子の家からの脱救出のためにクボタの除雪機を軽トラに積んで出動しました。痛かったのはビニールハウスが一棟潰されたことでした。
 今冬はしっかり備えるようにします。

 気象庁の発表している「海面水温の長期変化傾向(日本近海)」には次のようにあります。
<日本近海における、2013年までのおよそ100年間にわたる海域平均海面水温(年平均)の上昇率は、+1.08℃/100年です。 この上昇率は、世界全体で平均した海面水温の上昇率(+0.51℃/100年)よりも大きな値です。>

 気象予報士の説明によれば、海水の温度上昇が水蒸気の増加を産み、雲が増え、雨量が増えるという当然の摂理のようですからどうしょうもありませんね。この現実に合わせた防災対策をするしかありません。私の家も、緩く小さいですが、沢の中にあるので要注意です。
 やはり、地球温暖化対策は最重要課題だと思います。
ーー
 かなり一生懸命農園アスレチックをやってきたつもりですが、来春に向けての農楽の準備が遅れています。今年お借りした3枚の田んぼの畦と排水の整備が思ったより時間がかかりました。遅れた原因は、雨が一度降るとある程度乾くまで土いじりができないことです。
 しかし、5年から10年は持つだろうと思う整備ができましたので、来年からは格段に楽になる筈です。

 まだ畑の整備が残っています。一昨日の強風で、小さなものですが、5年ほど使ったトマトハウスの雨よけビニールシートが破れてしまいました。ヤーコンの堀上も残っています。急がなくちゃ・・。

 妻は、肩が凝ると愚痴りながらも、このところ毎晩のように青豆の選別をやっています。そして、毎食茹で豆を食べていますが、とても美味しいです。長岡式酵素玄米と豆は最高の食品だと思います。
ーー
 最近とても気になることがあります。テレビで放映される事件・事故のニュースを見ていると、その原因に脱法ドラッグが多いことです。そしてその報道が表面的であることです。

 確かに脱法ドラッグを売ることも買い吸引することも悪いに決まっていますが、そのことをいくら調べても事態の改善はないと思うからです。問題は事件を起こす本人が、何故脱法ドラッグを買うのか吸うのかではないでしょうか。

 良く芸能人などが厳しい仕事に堪えきれなくて麻薬に染まる話がありますが、私は脱法ドラッグの話はそれとは事情・次元が違うと感じています。
 そして脱法ドラッグの事件の度に子供たちの発達障害のことを思い出してしまうのです。彼らはごくごく単純な他人の話が理解できず、その作業もできません。つまり、物事の良し悪しの判断ができないのです。本当に可哀相な子供たちです。

 発達障害は青年はもちろん、中高年の中にもいると思います。以前に書いたことがありますが、厚生省の発表で子供たちの7%がそうだと発表しています。この数は半端じゃありません。しかも、今に始まったことでもないと思います。
 そして、この人達は脱法ドラッグの善悪が判断できるのでしょうか。私には後を断たないこの種の事件の根本原因はここにあるのではないかと考えています。

 もし、私の推論が合っているとしたら、メディアが探求するべきは、発達障害になる原因を究明することだと思います。物事の正常な判断ができない人間をいくら問いつめても調べても答えは出てこないのではないでしょうか。

ーーーーーイタリアで生まれた新しい”まちづくり”     「スローシティ & スローライフ」

 前号のイタリアの記事に関連してM教授から貴重な資料を頂きました。
 表題の言葉は、以前から言葉だけは知っていたのですが、深く勉強したことはありませんでした。概論ですが、日経Bizアカデミーのブログに、良い記事を見つけましたので、法人信州まちづくり研究会のブログに転載させて頂きました。下段のURLから全文をどうぞ。

 その要旨を抜粋します。
<20世紀は、世界各地でグローバリズムを背景にした都市の肥大化や画一化が進んだ。そこで近年、これを見直す「まちづくり」が 盛んになった。約10年前にイタリアで誕生したスローシティー運動(伊語でCittaslow, チッタズロー)もそのひとつ。

地域性や持続可能性を重視して、住民が主体的にまちづくりにかかわろうとする運動だ。日本も近年、まちづくり行政の理念を縮 小均衡にシフトしている。したがってこの運動から学べる教訓も多いものと思われる。

スローフードに始まるスロームーブメントは、食以外の分野にも拡大していくことになる。つまり「地域文化に根ざした多様 で自律的な社会」を模索する運動について、スローの語が冠されるようになったのだ。日本で独自に定着したスローライフ概念も、この一種と捉えることもでき る。>
「スローシティー」~小都市の連携が生み出す、住民主体のまちづくりhttp://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html

(私)前号の記事で「イタリアの国にも男性にも日本にない魅力が在るのかも知れません」という言葉を紹介しましたが、上記はまさにその一つでしょう。スローフードという運動を生み出した国だけありますね。

 更に、上記記事の中にある「日本版スローシティ」(久繁哲之介著)の書評に次の記述を見つけました。NPOの活動のために要勉強だと思いました。下のURLに全文があります。

<日本を訪れた外国人に対するアンケートで、「日本に来て不便に感じたこと」の1位が「街にベンチが少ないこと」だったのを以前見たことがある。確かに日本 の都市、特に大都市は、いかにも“生産者中心”にできていて「ファスト」そのものだ。加えて個々の建物が、周囲の環境を顧慮することなくばらばらに作られ 互いに“孤立”している点を合わせると、日本の都市は「ファスト&クローズド(速く、かつ閉じている)」と言わざるをえない。
・・・
そして著者の議論は「コミュニティ」に収斂(しゅうれん)し、「開放型コミュニティ」の構築こそがスローシティ実現のための必須条件であるとのメッセージに至る。>


(私)ついでに、もう一つ関連ブログ記事を紹介します。
団塊世代の地方移住が日本を救う
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post_10.html

ーーーーー何故、衆院選挙なのか?

 安中さんがHAL通信の中で次のように書いています。
<・・アベノミクスの第三の矢とは「規制緩和」だと本メルマガでも繰り返し述べているが、このところ、逆の規制強化が目立っている。これは、標的になっている官僚の抵抗の表れと見ることも出来る。規制が大幅に緩和されれば、それに伴い監督官庁の権限は大幅に縮小される。
その権限に群がる族議員たちと組んでの官僚の抵抗は激しい。

思わぬ誤算で失敗に終わった女性閣僚の登用も、真の狙いは、官僚と族議員たちとの分断だったはずである。女性議員のほうが官僚との結び付きが弱いからである。だが、官僚は闇の情報も独占している。
この登用を逆に利用して官邸を追い込んだ。
安倍政権の政敵は野党ではない。官僚と組んでいる族議員たちとその後ろにいる、かっての派閥のボスたちである。つまり、敵は身内なのである。

今回の解散の真の目的は、自民党内の敵の動きを封じるためである。選挙で「国民の支持を受けた」とのお墨付きを得、女性閣僚登用の失点を回復し、官僚と族議員たちの抵抗を排除して、アベノミクス第三の矢(規制の大幅緩和)を推進する。首相の真意がそこにあるのであれば、私は首相を支持したいと思う。
そうでなければ、「棄権」となるかもしれない。>


(私)第一次安倍政権も下記動画の高橋氏も官僚機構に逆らって潰されたようです。この事実を裏付けるのが下記Youtube動画です。両方ともリアルインサイトの配信です。
 リアルインサイトは「真実を報道する」を売りにしています。私は真実を見分ける見識はありませんが、真実なのではと感じています。すごい内容です。ご覧ください。

1_高橋洋一氏インタビューttps://www.youtube.com/watch?v=fY3Q76zkMIo#t=121
第2回_関岡英之氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=nTH-ezHIAzo&list=FLvxgQNGBZ92yoohin0Axlwg
尚、官僚について、メル友Y氏は次のように語っています。この種の話は複数の方からお聞きしているので真実でしょう。どうやったら、この状況を変えることができるのでしょうか。
<私には、高級官僚から天下りをした知り合いが何人かいます。財務省OBの某友人は、3つの天下り先から得た退職金は2億円を超え、財務省の退職金を含めると3億円を超えます。その彼がこんなことを言っていました。
「大手企業の社長の年収は1億円を超える。自分は退任前で2500万円ぐらいだった。その差額を考えれば、3億円の退職金は安いくらいだ」
つまり、自分は大手企業の社長と同額の価値があったのに、不当に給料を安く抑えられてきた、と言いたいのです。これが、キャリア官僚のエリート意識なのです。
彼等のような官僚が天下りする時、天下り先では新たな部署が作られ、公用車、運転手、秘書、さらに部員たちと多くの人件費および経費が必要になります。これらの費用は、特別会計から支出されるため、国会審議にもかかりません。これらの額が、毎年11兆あまりに及ぶと言われています。

消費税をいくら上げても財政赤字が消えないからくりは、このようなところにあります。>

ーーーーー進歩派たるNHK

 前々号からの続きで「最も信頼できる国」』の報道について唯臥独村からコメントを頂きました。何故か納得しちゃいます。朝日新聞と似たところがあるのですね。

<・・国策放送であるNHKがやらない理由は、おっしゃるとおり、NHKも自虐史観に取り憑かれているのでしょう。でなければ、世の中の「進歩的」といわれる勢力を未だに気にしているか、あるいは、自国を誇ったりすれば、「進歩派たるNHK」の沽券に係わると思っているのかもしれませんね。
 NHKは、自らを国策会社(公共放送=日本のための放送)だなどとはこれっぽっちも考えていないのだろうと思います。>
フッターーーーーーーーーー

農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
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団塊世代の地方移住が日本を救う
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”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
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2014年12月2日火曜日

蓼科だより・372号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年11月29日(土)★
★テーマ:畦漏水対策、NPOの活動、コミュニティの見直し、
     議員定数削減、イタリアの驚き、最も信頼できる国
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 前回、排水路から田んぼの水を採ることを書きましたが、うまく行きました。去る水曜日に一日小雨が降りましたが、翌朝行ってみると、その田んぼには満杯の水が溜まっていました。大成功です。たった40ミリのパイプでも24時間で約100トン(1000m2×10㎝)の水を供給できたのです。
 今回の給水は、張り巡らした漏水防止用のゴムベルトの裾の粘土を練るためなので、田植え用の長グツをはいて、ベルトの脇を踏込んで練りました。これで漏水はないでしょう。最低でも5年、できたら10年はこの漏水防止装置が持ちこたえて欲しいと願っています。
 この様子をYoutubeにアップロードしましたのでご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=u26cSNBfqus

https://www.youtube.com/watch?v=GWcRH_gYODg&list=UUvxgQNGBZ92yoohin0Axlwg

 水曜日の雨降りには、ガレージで大豆の脱穀をしました。約20日間干しました。霜や朝露が着くので、毎日シート養生しました。その甲斐あって順調に脱穀できました。
 豆は今年お借りした新しい畑に作りましたが、今年はベストでした。数年何も作っていなかったようですが、それが良かったのでしょう。黒小豆もたくさん実をつけてくれました。岩手みどり豆という品種を作りましたが、枝豆代わりにかなり食べちゃったにもかかわらず、約280本で2斗ほど採れました。
 脱穀は原始的な棒叩きです。その記録もYoutubeにアップロードしました。

https://www.youtube.com/watch?v=yBEMnZUHiUY&list=UUvxgQNGBZ92yoohin0Axlwg

ーーーーーNPO法人信州まちづくり研究会の活動

 旅籠金丸土屋旅館に泊って、芦田宿見学会をやりました。

 ここでは、”田舎暮らし”コミュニティづくりを目指して再出発をしたNPOの活動状況を記録します。
 この見学会の目的は、県内に散らばっているNPOの会員がほとんど芦田宿を知らないことが判ったからです。自ら事業をやる場所を知らずに何も語れないからです。
 
 29日午後2時に立科町役場前に集合し、夕方5時頃まで、芦田宿の本通りとその周辺の様子を見て歩きました。相当に昔の面影を失ってしまい、戸締めの商店が多くあり、空き家になり荒れた家もある寂れた街並です。芦田宿は中山道69次の中でも一番古いらしい。

 私は芦田宿の地元なので、良く知っている場所ですが、いざ、芦田宿歴史研究会の講師さんのお話を聞いてみると、知らないことばかりで、恥ずかしくなってしまいました。

 往事の芦田宿には、旅籠14軒、商家11軒、茶屋6軒、医者3軒、髪結い2軒があり、全戸数が88戸だったそうです。現在280戸ありますが、旅籠1軒、商家5軒、茶屋0、医者2軒、髪結い2軒です。
 今旅人は、車でバオパスを通って行ってしまいます。足だけが交通機関だった当時の賑わいは大変なものだったと思います。

 見学会には6名が参加し、夜の懇親会には3名増えて9名となり、酒を交えて楽しい討論会になりました。

 泊まりは、ウダツが上がり、板の雨戸、障子と襖の仕切り、コタツの暖の金丸土屋旅館。200年の歴史をもつこの宿は、旅籠という言葉にピッタリの博物館のような宿です。素朴で率直な親孝行で名高い今の当主の田舎料理を味わいました。

 皆さん、お願いがございます。下記ブログを読んで、ご感想をいただけないでしょうか。そして、このNPOの仲間になって頂けませんか。

農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html

ーーーーーコミュニティが見直される!

 22日夜の長野北部地震では、私の住む立科町は震度4でしたが、記憶では過去最高の揺れでした。でも、棚のものが落ちるようなことはありませんでした。ですが、地震の揺れって怖いですね!震度6とか7とかの恐ろしさは想像がつきません。
 白馬村は多くのけが人と家屋倒壊を出しましたが、死亡者は一人もなく、救出も非常に早かったということがニュースになっています。村が主導する防災体制ができていたということでした。
 テレビでその防災体制の取材を放映していましたが、なるほど〜、と感心することがいくつかありました。ですが、これは田舎だから、コミュニティが残っているから成立つことです。

 誰が家のどこに寝ているか、健康状態はどうかまで把握されていて、イザという時のチームまで形成されている。非難済の家の玄関には黄色のタオルがかけられる、というのにも感心しました。

 都市部のマンション生活者からよく聞かされることですが、隣にいる人も判らないというような地域では白馬村のような連帯のとれた共助活動など望むべくもありません。
 傾向として、他人に干渉されたくない、電話番号も電話帳に載せない、教えたくもない、というような人・家庭が増えているように感じますが、イザという時には助けに来て欲しいというのは虫が良すぎますよね。

 私が活動しているNPO法人信州まちづくり研究会では「田舎暮らしコミュニティ」を創ろうとしていますが、防災はもちろんのこと、暮らす、楽しむ、子供を育てる、食べ物を作る等々、あらゆる面でコミュニティが必要だと考えています。
 我田引水になってしまいましたが、下記ブログの右サイドバーからご興味のあるところをクリックしてご覧ください。

http://shinshumachidukuri.blogspot.com/

ーーーーー議員定数削減の公約違反は重大だ!

 本当にひどいと思います。産経ニュースに次のような意見が載ってました。

< 国会議員定数を「衆議院300、参議院100で十分」
・・世界で最も住みやすい街といわれるカナダ・バンクーバー市。人口約60万人、議長を務める市長も含め市議会の定数は11、議員1人当たりの報酬は市民の 平均的収入である年間約6万8千カナダドル(約711万円)。生業を持つ議員が多いのと市民の傍聴機会を増やすため、議会は原則、夕方に開会される。・・>

議員定数削減で地方創生図れ
http://www.sankei.com/column/news/141127/clm1411270001-n1.html

(私)立科町と姉妹都市でるアメリカオレゴン市の人口は32,000人、シティコミッショナーと呼ばれている議員5名と市長は無報酬。議会は夕方や休日にもやると言ってました。

ーーーーーイタリアのこと、驚き!

 世界遺産の審査に関わる機関の会議でイタリアに行かれていたS様からのお便りを頂戴しました。

<・・11月3日から16日迄、2週間イタリアに会議で行ってきました.ミラノとフィレンツエです.ミラノの落書きは特に酷く一棟ごとにある状態で10年前、20年前と比較するといっそう絶望的に思えます。落書きとともに物乞い、物売りが行く手を遮り、同僚は鞄を一瞬の隙に奪われました。

ユーロが高いのでタクシーで目と鼻の先が1000円、スパゲッテイが3000円、エスプレッソを飲んでも1000円かかりました。通訳をしてくれた日本人の女性の話では、夫君の10年ほどの経験のある機械製図技師で月収13万円だそうで、日本から見て半分以下でしょう。
それでもこの期間中、日本人妻には4人ほど会いましたので、イタリアの国にも男性にも日本にない魅力が在るのかも知れません.来週から京都で庭園の学会に出かけるのですが、どのホテルを調べても空室が在りません.漸く大阪の不便なホテルが予約でき1時間かけて通います。

紅葉のシーズンとはいえ、ホテル側の話では外国人観光客は、いくら高くても泊まリ、わんさか押し掛けているようで、毎年同じ時期に開催される学会なのに如何して今年は?と思います.沢山のおみやげを買うアジア系の観光客を有り難く思わなければならないのでしょう.円安を身近に感じた11月でした。・・>

(私)日本って、すばらしいですね!なんだかイタリアのイメージが壊れてしまいました。残念です。しかし、「イタリアの国にも男性にも日本にない魅力が在るのかも知れません」の言葉には引っかかりますね。このこと、お判りの方はご教授ください。
 大事なことは正しい世界の現実を知ることだと思います。NHKには、恣意的にテーマを選ぶのではなく、世界の現実をしっかり捉えて放映して欲しいですね。 
 正しい現状認識がないと、何をやっても的外れになってしまいます。変な言い方ですが、世界の酷い現実が判れば、自国に対して誇りが持てます。逆に、良い面が判れば、努力目標ができます。
 S様にはお米を買って頂きました。ありがとうございました。

ーーーーー「最も信頼できる国」           

 前号の記事『アジアで、「最も信頼できる国」』についてコメントを頂きました。全く知らないのは私だけかと恥ずかしい気持ちでいましたら、唯臥独村さんが同調のコメントを下さいました。更に、『食人宴席』(1993年刊)についても頂きました。

<・・外務省がアセアン諸国で「最も信頼できる国」を調査したところ、日本33%で首位、つづいて米国が16%で2位。中国は5%、韓国は2%だった、という読売新聞の報道、私は全く知りませんでした。・・

・・鄭義氏著・黄文雄氏訳の『食人宴席』は凄いですね。朝日や毎日などは、かつては文化大革命を称賛していましたが、今でも共産主義への郷愁?は捨てきれていないようです。目次を見ただけでも、その凄まじさが分かります。>

(私)「最も信頼できる国」なんてすばらしいですよね。しかも外務省が調査している。何故こんな名誉なことがもっと積極的に報道されないのでしょうか。特に国策放送であるNHKが何故やらないのでしょう。こう考えると、嫌な言葉ですが、NHKまでも自虐史観に取り憑かれているのでしょうか。
 尚、増税に絡んで、下記のYoutubeをご紹介頂きました。

三橋貴明氏の『世界一金持ちの国・日本がなぜ借金大国と呼ばれるのか』
https://www.youtube.com/watch?v=Zkc81JswSuM

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農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html

団塊世代の地方移住が日本を救う
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post_10.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

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