2014年5月25日日曜日

蓼科だより・345号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年5月24日(土)★
★テーマ:大熊座、ほっとステイ、田んぼ、農協改革、
 日本人とサラダ、マッカーサーの告白、アメリカと国益
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 この季節は北斗七星がほぼ真上にきて大きく見えています。大熊座の胴と尻尾の部分なんですね。春の大曲線と言われるうしかい座のアルクトゥルスとおとめ座のスピカもよく判ります。最近、星座を見るゆとりが少なくなった気がしますが、星座を見ると何故かほっとします。

 私は下記URLの星座図表が好きです。いろいろ探しましたが一番見やすい気がします。下段のURLは大熊座の説明です。星座にまつわるギリシャ神話がまた壮大なロマンと悲劇に満ちていて飽きません。

ーー
 今日は今年3回目のほっとステイ(下段にURL)がありました。前2回は横浜市から、今回は柏市からでした。いずれも2年生で自然体験学習というのが大きなテーマです。
 この時期は、トーモロコシや野菜の種蒔きや、苗を植えたり雑草取りをします。今日は時間があったので、散策を加え、近くの仲間が飼育しているヤギの所に行きました。ヤギはとても人なつっこい動物なので、子供達はヤギが可愛くて、草を与えながらスキンシップして遊びます。

 学校により、グループによりいろんなタイプの子供達がいますが、何故人間が生きていられるかという土と植物の営みを肌で感じてもらう努力をしています。
 彼らはキャーキャー言いながらミミズやカエルと遊び、土の温もりと優しさを実感します。きっと貴重な体験になっていると思います。彼らがそうやって自然について気付いていくのが私の楽しみです。

 気になるのは、平均的に男子に元気がないことです。全般的には生活の基本動作ができないこと。たぶん、家事の手伝いなどをしたことがないのではないでしょうか。そして、アレルギーや好き嫌いが多いこと、特にみそ汁を飲めない子が10%くらいいること等です。
 いずれにしても、彼らをもっと元気に正常にするために、もっともっと自然に触れさせる必要がると痛感しています。理屈ではなく、緑と土には生命のエネルギーと癒し力に溢れていると思うからです。

ーー
 農楽のことです。数年休耕していた新しい田んぼに取組んでみて、何でも初がつくと時間がかかり頭を悩ますと改めて実感しています。
 良いことは、とても三浦雄一郎さん程ではありませんが、厳しい農楽トレーニングを要求されるので、体力増強が進んでいることです。(苦笑)

 SRI農法用の苗作りに痛い勉強をさせられています。本には種蒔きして2週間以内に田んぼに移植しなさいと書かれているのですが、明日で3週間近くになるのですが、まだ植えられる大きさに育っていません。いろいろ気がついていることがありますが、どうも苗作りに失敗したようです。結局、明日の予定も延期にしました。

 せっかく芽が出た大事な苗が何物かに食われるという被害も初体験しました。何が私の大事な苗を食べたのか判らず、仲間に聞きましたら「それはネズミだよ」とのこと。3分の1ほど食べられてしまいました。彼もやられて判ったようです。対策として、昨日水田に移しました。ネズミは水には入らないそうなので。
 そんなこともあり、今どうしょうかと思案していますが、苗の現状を確認して明日には意思決定しようと考えています。1からやり直すか、それとも現状で押していくかです。

 ですが、過去3年実績を積んできた不耕起栽培用の水苗代による苗作りは順調ですので、6月1日の田植えは予定通り行います。まだ助っ人の申込みをお待ちしております。

ーーーーー農協改革、“急展開”のワケ

日経ビジネスオンライン5/20より

< 気づけば「四面楚歌」のJA中央組織
http://nkbp.jp/1gZ3hpE

政府が農業改革へアクセルを踏んでいる。焦点の農協改革では全国農業協同組合中央
会(JA全中)を頂点とする中央会制度の廃止も議論の俎上に。背景に「強い官邸」
「農林族議員との関係変質」「地域農協との距離」などの複合要因がある。>

ーーーーー日本人はサラダを食べてこなかったのなぜなのか?

続ナチュラル☆ライフ実践メルマガ 第15回より

< 日本の農業の歴史は「人の糞尿」の歴史であるといっても過言ではありません。この人糞を中心とした肥料を用いることで、収穫量を増大させてきたわけです。それは収穫量を上げるメリットと、味と安全性を犠牲にするデメリツト。メリットを最大化し、デメリットを最小化する行為が「生で食べない」という選択だった。そう思えてくるのです。

室町時代に日本を訪れた朝鮮通信使が、「日本では人糞や家畜の糞を肥料とし、農作物の生産高が非常に高い」といった記録が残っています。お隣の朝鮮国ではこの時代まで糞尿肥料は使わっていなかった、そして日本に比べて農業の生産力が低かったことが窺い知ることができるのです。

人糞中心の日本農業は収穫量を増大させましたが、同時に伝染病や回虫などの寄生虫といったリスクを抱えました。

マッカーサー元帥指揮下の進駐軍が、日本の野菜でサラダを食べたところ「寄生虫」に悩まされました。「寄生虫がいるなんてなんて不潔な国だ!今すぐ人糞肥料の使用を中止させろ!」と日本政府に迫ったそうです。慌てた日本政府は「寄生虫予防会」を各市町村に作り、人糞肥料から化学肥料へと一大転換が行われたのです。>

ーーーーーマッカーサーの告白!

Hさんのfacebookからの情報です。
 この話は30年も前に当時上智大学教授であった渡部昇一氏から聞かされていました。私たちは今、何が真実であるのか判らなくなっていますが、日本の著名で偉い先生方は知っている筈です。もし、マッカーサーが言ったことが真実であるなら日本のみならず世界に流布すべきではないでしょうか。

マッカサーの告白 日本は自衛戦争をしたのです。
https://www.youtube.com/watch?v=pr7fFLAN6oQ

ーーーーーアメリカは国益が全て!

 柄にもなく、国際問題を・・。
 4/30日産経に、米国超党派議員が「尖閣損なう行動 反対」という「アジア太平洋地域重点法案」を議会に提出するという記事がありました。嬉しい内容です、しかし。
 今回のオバマ訪日の際の一連の発言にもつながるものだと思いますが、気になるのはこの法案をまとめた一人である日系のハナブサ議員は「アジア太平洋地域の平和と繁栄は、米国の国益につながる。中国の台頭や北朝鮮のミサイルへの対処は、米国の政策にとって決定的に重要な法案だ」と発言していることです。

 ここから先は私の素人談義ですからそのつもりでお読みください。「気になる」というのは、「米国の国益につながる」限り、米国にとって重要だと言っていることです。当たり前のことですが。
 ビジネスライクな米国は、日本を防衛して中国と敵対することが、国益につながると判断した限りの話だということになります。アジア太平洋地域の平和と繁栄は二の次ではないでしょうか。

 現に、日経は4/30日の論説で「尖閣に日米安保適用 オバマ大統領の本心」と題して、「TPP妥結に向けてのリップサービスの側面が強く、大統領にも米側にも高揚感はない。仮に、尖閣付近で挑発を繰り返す中国との偶発的な衝突が起きた場合に米軍が即座に軍事行動することを意味するのか、と疑問を投げかけています。」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2700S_Y4A420C1000000/

ーーーーー裁判官が日本を滅ぼす 5月23日「産経抄」より

 私はこの意見に賛成です.下記の書き出しです。
『徘徊(はいかい)症状のある91歳の男性が列車にはねられ死亡した事故で、裁判所は遺族に、鉄道会社への損害賠償の支払いを命じた。何度かコラムで触れた裁判は、日本の裁判官の「典型的な病理が表れている」そうだ。』


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2014年5月18日日曜日

蓼科だより・344号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年5月17日(土)★
★テーマ:米苗作り、失敗談、ドイツ式の謝罪、
     韓国と儒教、台湾人のSFPT、不都合な真実
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 子供の日に孫も一緒に種蒔きしたSRI農法用(乳苗を植え堪水しない農法)の籾が1週間経っても発芽せずやきもきしていましたら9日目に発芽しました。不耕起栽培用の籾は昨年も今年も6日目に発芽しています。原因についてはいろいろ考えられますので、今後のため記録に留めておきます。

 という訳で、結局18日に予定していたSRI農法の田植はできませんでした。来週の日曜日、25日に行いますので改めて助っ人を募集致します。泥の中を歩くのは楽しいです。要領は前回お知らせした通りですので、奮ってご参加ください。
 6月1日の助っ人の応募は、現在3名です。もう2名ほど欲しいのです。お願いします。

 雨のない日がもう1ヶ月も続いているのではないでしょうか。私の苗間(苗代のこと)の水瓶である3つの連結タンクもついに不足に陥りました。とりあえず不足分を水道水で凌いでいますが川水を利用することを考えています。
 毎日のように風も強いので、余計乾燥します。気候がおかしいと思うのはマスコミの影響でしょうか。今後はこのようなことを前提とした栽培計画を立てるつもりです。
ーー
 失敗談を一つ。近所の方のご好意で、一昨年春から耕作してなかった畑を1枚お借りしましたが、冬越しのニンニクとタマネギの収穫が終ったらお返しすることになったという話です。

 1年目にそこで栽培したヒマワリと大豆のできが非常に悪かったのですが、おかしいなと思いながらもきっと自分の作り方が悪かったのだろうと考えて、2年目は特に念入りに良質の堆肥を入れ、主にダイコンと大豆を作りましたが、これも全くダメでした。ダイコンなど人参程にしかなりませんでした。

 いくらなんでもこれは私のせいではないと思い、地主さんに事情を説明し、思い当たることはないかと尋ねましたが、全く判りませんでした。数年前まで作っていたのがご高齢の母親だったからです。

 しかし、私も納得がいかず、農協の指導員に相談したら、土壌分析をしてみようということになりました。JAの批判ばかりしていますが、こういう業務はすばらしいと思います。
 3ヶ月ほど待たされましたが、結果をみて驚きました。「この畑では何を作っても育ちません。原因はpHが8もあるからです。恐らく石灰のようなものを大量に入れたのだと思います。これを改良するには大量の中和剤を入れるか、耕土の天地替えをしなければダメですね」と。

 pHが8というのは、通常はありえません。この辺りの山野や耕地のpHは、今までの計測結果だと、5~6.5です。弱酸です。pHの計測は簡単にできるので、私もよくやるのですが、このような異常を予見したものではありませんでした。使う肥料等の適正を知るためでした。

 もちろん地主さんに故意も悪意もありませんので、私の失敗ということです。何故お借りする時に計測しなかったのか、やっていれば判った筈です。こんな異常を想定していなかったというのが言い訳です。

 農楽とはいえ2年間の畑作に失敗し、もともと無い妻の信用を更に落としたことは痛かったですが、良い教訓になりました。皆さんもこのような場面にはご注意を!
 相変わらずの失敗談でした。(笑えない)

ーーーーー「ドイツ式の謝罪」とは!

 安中さんのメルマガ「HAL通信」はとても勉強になります。商売に支障がでるのではと心配になるほど本音で語っています。下段のURLから配信を申込むことができます。

 5/15日号の内容もスゴイです。
 ドイツでの安倍首相の演説に触れて出てくる「ドイツ式の謝罪」という言葉に惹かれました。Webで探してみました。全てをナチスの所為にしたということは安中さんから教わっていましたが、その裏にる戦略的哲学ともいうべき考察に唸らされました。

 「ドイツ式の謝罪」で検索すると、予想の通り中国・韓国の非難記事が並び、その下に下記URLがあり、見事な説明があり納得しました。何と、いつもメルマガを読んでいる「国際派日本人養成講座」の記事でした。
 この問題で私が今までに読み聞きした内容と符合するものなので、これが真実に近いのだろうと考えています。

 項目だけあげますと;
1.戦後補償の日独比較
2.ナチスの犯罪
3.日本の戦争犯罪とナチス犯罪の違い
4.罪が異なれば、賠償額が異なるのは当然
5.棚上げされてきたドイツの戦時賠償
6.日本の戦時賠償
7.「罪」と「責任」の違い
8.ワイツゼッカーの苦衷
9.「過去の清算」と外交基盤


 すごいと思ったのは、7の罪と責任の違いです。さすが哲学の国だと感じました。そして、6の日本の戦時賠償を読むと、日本を誇りに思います。このような歴史的事実を高校教育あたりで教えて欲しいですね.現在の日本自身と世界を理解する為の核心に触れる事柄だと思います。

・戦後補償の日独比較
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h11_2/jog118.html

 すごく納得しちゃったので、そっくり私のブログ「田舎暮らし情報館(蓼科より)」に転載させて頂きました。

 HAL通信(株式会社HALシステム設計)ホームページ

ーーーーー韓国:フェリー事故で露呈した根本の欠陥 

 これもHAL通信5/15号の内容です。儒教思想の解釈と受入れ方が中国、韓国、日本では違っており、国家・国民の運命まで変えてしまうことが書かれており、う~ん、と唸ってしまいました。この部分をそっくりコピーさせて頂きました。

< フェリー事故に代表される「信じられない」事故が韓国で多発している。海外からは、韓国社会に根付いている儒教思想が今回の悲劇につながったとする指摘がある。これを受けた韓国では、反省と反発という両極端の意見が出ている。今回の韓国論は、このことについて書こう。

儒教に限らず、ほぼ全ての思想体系や宗教には、矛盾する教えがある。儒教の場合、それは「親に孝」と「君に忠」である。ここでいう「親」は、両親だけでなく親族、そして自分自身である。
一方、「君」は、君主であるが、現代では「国家」となる。ゆえに、儒教の教えの矛盾とは、自分を含めた両親・親族と国家の利害がぶつかった時、どちらを優先すべきかという矛盾である。
まさに、「矛(ほこ)」と「盾(たて)」の矛盾である。儒教の生みの親、孔子は、この答えを出してはいない。そして、日中韓の三国が出した答えは、まったく違っているのである。


日本に儒教を取り入れたのは徳川幕府であるが、素のままでは取り入れなかった。武士道として、大きくアレンジしたのである。しかも巧妙な方法で日本式儒教を作り上げた。
武士道には2つの武士道がある。水戸武士道と葉隠(はがくれ)武士道である。
水戸武士道は、徹底した「君に忠」の思想である。支配階級である武士に強いた「君主への忠誠」、ひいては「徳川政権への忠誠」を強いていることは広く知られている。

一方の葉隠武士道は、武士個人としての生き様を問うている。ゆえに、葉隠は自分自身の生き様を優先する考えだが、「君に忠」との矛盾をただの一言で解決している。冒頭の「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」がそれである。
これは「自殺の薦め」ではない。自らを一番大事に置くために「私心を捨てよ」という教えである。
これで、みごとに「君に忠」との矛盾を解決しているのである。ゆえに、切腹は処罰ではない。「私心を捨てる」崇高な最後の手段という位置づけなのである。
武士といえども、処罰としての死刑は「斬首」であり切腹は許されないのである。

ところが、韓国は、日本のようなアレンジをせずに、単純に「親に孝」を優先する社会にしてしまった。
だから、常に「君の忠」が揺らぎ、親族優先の汚職が耐えない社会になってしまったのである。
沈没船の船長・船員たちが我先に逃げたのも、自分を含めた「親に孝」を優先させる“当然の行為”なのである。乱暴な言い方だが、崩壊するビルや橋の確認申請が通ってしまうことも、この国民意識
と無関係ではない。

この矛盾の中で、唯一中立でいられる存在が大統領なのである。しかし、それゆえ、真面目な大統領ほど苦悩は深くなり、どんな策を取ろうが、最後は破滅してしまう運命が待っているのである。

では、儒教を生んだ国、中国はどうなのか。共産主義という「個を消し、団体に同化させる」思想を国家の規範としたため、政治的には「君に忠」の国家となった。
しかし、個人の「親に孝」を消し去ることは出来ず、また、日本のようにこの矛盾を解決する策を考えなかったため、親族を優先させる汚職が絶えないことは韓国と一緒である。>

ーーーーー日本のマスコミが言わない不都合な真実

 下記韓国論はスゴイです。三橋貴明さんという経済評論家が、You Tubeで驚くべきことを語っていますが、彼が語っていることは正しいと感じているのですが、如何でしょう。何故、日本のマスメディアはこの内容を報道しないのでしょうか。どなたかご教授願えないでしょうか?

 マスメディアは、コトアル毎に報道の自由と知る権利を強く主張していますが、国民の側の知る権利は無視なんですね。自由と権利の裏側は責任と義務の筈ではないでしょうか。

韓国大崩壊ただ1つの理由→「真実はコチラ」
http://dic.nicovideo.jp/b/a/三橋貴明/1291

ーーーーー台湾人のサンフランシスコ平和条約(SFPT)

 日本が独立を回復した条約という程度にしか記憶にない条約ですが、当時日本領だった台湾にとっては非常に複雑な状況になっていることが判ります。
 この主張が正しいかどうかは私には判りませんが、アメリカで台湾人による台湾独立運動を続けているアンディ・チャンの主張も参考にするべきと思い下記ブログに掲載しました。

台湾人のサンフランシスコ平和条約
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/05/blog-post.html

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田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
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2014年5月15日木曜日

蓼科だより・343号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年5月10日(土)★
★テーマ:佳境の農楽、田植助っ人募集、
     日本の農業の発展と活性化、農業をしない農家、
     原発なしのドイツ経済
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 春の農楽が佳境に入っています。朝7時頃から夕方暗くなる7時頃まで、少し苛立ちながらも充実した毎日を過ごしております。
 やはり新しい3枚の田んぼの整備は手間ひまがかかります。不耕起栽培でやる12アールの方は、浪板(なみいた:土手からの漏水を防ぐ材料)の布設とヨケ掘りと田面の整備が終りました。

 ヨケというのは避けと書くようです。田の外辺部に小さな水路を造り、そこを経由して耕作面に水を誘導するのです。蓼科山麓から流れてくる冷たい雪どけ水を、ヨケを通すことにより温めてから入れます。仲間の観察結果では2〜3℃違うようです。
 私のヨケは、ビオトープを兼ねているので、一般の農家のそれより巾も深さも2倍程あります。叔父から借りた小型バックホーで掘りました。早速、昨秋捕獲してあったタニシを放す予定です。

 驚きのハプニングがありました。田に水を入れる準備ができたので、勇んで用水路から水を取り込みました。数年使ってなかった田なので、浸透水も多く時間がかかるだろうと予想してヨケに溜まっていく水を見守っていましたが、半日経っても僅かしか溜まらず、しかも突然無くなってしまいました。
 何事かと驚いて調べてみると、地下水を抜く為の暗渠排水の止水キャップが無くなっていたのです。そこから水がどんどん流れ出ていました.水が溜まらなければ田んぼになりません。

 キャップは土地改良区の友人から分けてもらい修理することができ、スムーズに水を入れることができてほっとしました。

 他所の小さな2枚の方は、SRI農法(乳苗を植え、水を溜めない農法)ですが、やはり数年作ってなかったので、田面が荒れていましたが、外注で田ぶちが済んだところです。水を溜めないから止水は考えなくも良いのではと当初思いましたが、考えてみると、水が溜まらないと代掻きができません。
 思案した結果、一番安上がりな方法である畦シートで止水することにしました。ありがたいことに、隣の耕作者がトラクラーで溝を掘ってくれるというので助かります。明日決行です。皆さん、とても親切です。これが農村の良いところ、農家の人の良さです。

 乳苗のための籾蒔きは、子供の日に次男一家に手伝ってもらい無事済ませました。下記Youtubeをご覧ください。思案の後がご理解頂けると思います。

 早く食べたい野菜の苗も買い定植しています。自分でトマト、茄子、キュウリなど10種類ほど。種蒔きした苗を待ちきれないので、最小限のものを購入しました。今年は育苗用の温室整備をしなかったので、遅れてしまったのです。

ーーーーー田植え助っ人募集しています!(再掲)

 今のところ、お申し込みはゼロです。
 手植えですが、労働も心配する程のこともありませんし、楽しいですよ!
 お手伝いして、かつ楽しんで下さい。

 ◎SRI農法による乳苗の田植えが先になります。
  5月18日(日)。田植え面積は約800m2。
  ペーパーポットで育てた乳苗を手植えします。
  募集人数は3名以上です。

 ◎不耕起栽培の田植えは6月1日(日)
  面積は約1200m2。やはり3名以上。
  昨年と同じ「手一本植33」移植法でやります。手植えです。


 募集条件は,朝9時から夕方5時まで
 昼食はバーベキューを召し上がって頂き,
 秋にはこの田んぼから収穫した無農薬のお米5kgを送らせて頂きます。
 田植え用長グツと着替えを用意してきてください。

 昨年は小学生も参加して下さいました。
 6月1日の方に、私の次男一家が参加します。(小六男子と小二女子含)

 お申し込みは、このメルマガの返信で結構ですから,〒,住所,お名前,性別,年齢,ケイタイを書いてお送り下さい。
 尚、事故・怪我等についてですが、機械は一切使用致しませんので、交通も作業も全て自己責任でお願い申し上げます。

 更に、4人まででしたらお泊まり頂くことも可能です。詳細はお打合せの上。

 ご家族で来られて、小さなお子さんとお母さんは遊びながら見学というのもOKです。バーベキューも一緒に召し上がって下さい。

ーーーーーご紹介:「日本の農業の発展と活性化を期する」

 ブログの関係でご縁を頂いた弁護士高井伸夫先生と昨年から情報交換をさせていただくようになりました。
 高井先生は東大法学部卒の弁護士さんで、法曹団体の重鎮であり、上海と北京に事務所を持って、国際的に活躍なさっておられる方です。(この項の下段にURLを添付しました。)更に、農村と農業のことに大きな関心を持っておられて、去る3月には蓼科までお出かけいただき、意見交換をさせて頂きました。

 高井先生は「ザ・フナイ」に連載記事を書かれており、5月号に次のようなテーマの記事が載りました。私のところへ来て下さったのはその取材でした。

『弁護士のまなざし~老兵からの提言 〈日本の農業の発展と活性化を期する〉』

 この記事の中に私の意見を採り上げて頂いたこともあり、何よりも農村・農業のことなので、この記事についてご紹介します。

 記事はまず、江戸時代にさかのぼり、トロイア遺跡の発掘で有名な考古学者 ハインリッヒ・シュリーマン(1822年‐1890年)の「シュリーマン旅行記 清国・日本」や、アメリカの農学博士が書かれた本「近代日本の農村的起源」(トマス C. スミス著/大塚久雄訳/岩波書店)から驚きの史実を引用なさっています。
 本当は、驚いているのが恥ずかしい内容です。不勉強を恥じるのみです。

 「近代日本の農村的起源」は目を通しました。というのは非常に専門的学術的な記述が多く、理解しきれなかったので、概要を知ることに留めました。ですが、概要だけでも充分すぎる内容で、且つ今まで学ばなかったことを恥ずかしくさえ感じました。
 我々の日々の生活や自治活動の中で、当然のように行っている思考と行動様式がどのように生まれ定型化してきたかが書かれていました。

 特に記憶に残ったことは、家という概念や根回しや全員一致を基本とする村寄合(むらよりあい)というシステムなどです。農耕技術の進歩と様々な社会システムと統治機構が相互に影響しながら、国全体が変遷・進化してきたことが読み取れます。

 高井先生は、この本について次のように書いておられます。
「私ははっとした。そこには、江戸時代の農業の変化は市場の成長にあると喝破したスミス博士の言葉があったのだ。」
 蓼科便り337号に、「江戸時代に大阪の米相場では先物取り引きが行われていた。」ことを書いたことがありましたが、見事に符合します。

 更に次のような引用もあります。
『1697年には「純粋に学問的な論考で、日本で生まれたそうした学問的論考のもっとも早いものの一つである」とされる『農業全書』(元福岡藩士・宮崎安貞著/序文は貝原益軒)が出され、農耕に大きな影響を与えたという。同書は「よい農耕は儲かるということ以外、なんらの倫理観にも左右されぬもの」であり、以後、多くの農書が出されたという。』

 「シュリーマン旅行記 清国・日本」については、図書館から借りた文庫本が手元にあり、まだ読んでませんが、目次を読んだだけでワクワクしてきます。
 高井先生が次のような引用をしています。
『江戸時代末期、1865年(慶応元年)6月上旬に訪れた日本の印象を、「この国には平和、行き渡った満足感、豊かさ、完璧な秩序、そして世界のどの国にもましてよく耕された土地がみられる」と書き、絶賛している。』
 この手の記述は「逝きし世の面影」(渡辺 京二著)にもたくさん出てきます。

 ここに高井先生の書かれた記事の全てをご紹介することはできませんが、要は表題の通りで、JAと農水省を解体し、産業として自由な「市場の育成と活性化を期そう」とお考えだと思います。

 私の意見としては、農業と農家を分けて考えることを提言し、新たな農業の形として画期的なグリーンツーリズムを展開・進化させている信州せいしゅん村をご紹介し、農家の役割は環境保全と情操教育が大きいことを強調させて頂きました。
 これらをお採り上げ頂いたことに感謝申し上げております。

 高井先生の農業に対する基本の考え方は次の通りです。
 「私たちの生命の根本を支えるのは「食」であり、「食」を支える大きな柱は農業である。つまり、「食」と「農」は国家存立の根幹なのである。」

 ご興味のある方は「ザ・フナイ 2014.5vol.80」をお開きください。

ーーーーー「農業をしない農家」が多い日本

 これは本当です。皆さん、下段URL(ドア日新聞)を読んで考えてみて下さい。根本的に日本の農政はおかしいです。
 農業とは何か、農業者とは誰のことか、その定義が食糧・農業・農村基本法(以前の農業基本法)にありません。そこが定められないので、常識では考えられない表題のようなことが起きてしまうのです。「商業をしてない商店」なんて考えられるでしょうか。
 不思議なことに、農水省では「農業をしていない農家」という概念があるのです。
 安倍さんの第三の矢も、ここに踏込まない限り失敗すると思います。

 ドア日新聞の一部を抜粋します。
<多くの国民は“兼業農家は農業だけでは食べていけないから仕方なく兼業している”と誤解しています。コメ作については機械化が進み、労働時間(10アールあたり)は26時間です。本職がサラリーマンで週末にしか田んぼに来なくても問題なくできる。>

(私)そもそも、年間26時間しか携わらず、売上ゼロの仕事が何故「業」なのでしょうか?それを「業」として認める法律が何故あるのでしょうか。こんな考え方と法律の元で農業を良くしようとしても不可能だとしか思えません。
 安倍さんも農水省もJAも本気で農業のことを考えているとは到底考えられません。

http://ck.mailmag.livedoor.com/ck/2014000845e743ddb7e821c6d7/

 この記事の最期に次のようにあります。
<主業農家を戸数で凌駕する零細農家は農協とガッチリ結びついて構造改革に抵抗する。彼らは水田ならぬ「票田」となり、自民党政権の基盤を支える。見返りに自民党は減反や補助金という旨みを農協と零細農家に与え、予算獲得に執念を燃やす農水省にも力を貸す。
 この「農政トライアングル」を壊すことは強い農業を育てる必須条件になる。>


(私)ですが、これには異論があります。上記文章では「零細農家」が首謀者になっていますが、私の現状理解では首謀者は農協で、自民党と農水省は共犯者ではないかと思えます。零細・兼業農家は飴をもらって利用されていると解釈する方が正しいのではないでしょうか。

ーーーーー何故、原発なしでもドイツ経済は強いのか?

 私は表題のことがず〜と気になっていました。インターネットで「何故ドイツ経済は強いのか」で検索してみましたら、ありました。何でもありですね!

 日経ビジネスの記事から抜粋しました。
<・ ドイツは2009年、リーマンショック後の世界同時不況に直撃され、マイナス5.1%という戦後最悪の景気後退を体験した。しかし2010年には3.7%成長を達成して、不況の後遺症から急速に立ち直った。2011年の成長率は3%で、EU主要国の中で最高の水準である。

・日本の8割の労働時間で、3%多いGDPを稼ぎ出す。ドイツには「隠れたチャンピオン」と呼ばれる企業がある。消費者には名前が知られていないが、特定のニッチ分野で世界の市場シェアの60~70%を占める中規模企業だ。彼らの技術力が高い人件費を補っている。>


(私)原発がないと電力コストが上がり、企業競争力が落ち日本経済に打撃を与えると思わされていますが、本当にそうでしょうか?私は、原発即時廃止派ではありませんが、少なくとも上記の抜粋記事を読む限りでは自民党政権の主張は嘘に思えてきます。

 別件ですが、これも深い疑問です。ドイツは陸軍、海軍、空軍を持ち、世界の数カ国に派兵もしています。数十回憲法も変えてます。
 もちろん、戦争をしたい訳ではありませんが、同じ敗戦国でありながら、何故、日本とこんなに違うのでしょうか?もしかしたら、極東軍事裁判には人種差別があったのではないでしょうか。ドイツ人は白人ですから。

 詳細は下記URLからお読みください。

「ドイツ経済はなぜ絶好調なのか」(日経ビジネスオンライン2014.5.6)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120319/230010/

「ドイツ経済はなぜ蘇ったか」(みずほ総合研究所2014.2.27)
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田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
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ーーーーーーーーーーーー

戦後補償の日独比較


 日本人の尊厳に関わることなのに、今までよく知らずにいたことを恥じています。2014年5月1日、安倍首相のドイツにおける演説に出てきた「ドイツ式の謝罪」がきっかけとなり、下記の記事を見つけました。
 納得したので、記録に残したいと思い、「田舎暮らし」には似合いませんが、自分のブログに掲載させて頂きました。国際派日本人養成講座はすばらしいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Common Sense: 戦後補償の日独比較~ワイツゼッカーの苦衷~
    18,235部 H11.12.18
  Japan On the Globe(118)  国際派日本人養成講座

■1.戦後補償の日独比較■

       ドイツは旧西独時代以来、ユダヤ人虐殺などへの個人補償
      だけでも、円換算で総額約6兆円を支払ってきている。日本
      がアジア諸国に払った賠償・準賠償はざっと6千億円[1]

   この朝日新聞の挙げる数字は、ドイツは誠実に戦後補償に取り
  組んでいるのに、日本は逃げている、誠実に謝罪し、賠償しない
  から、いつまでもアジア諸国から信頼されないのだ、という主張
  の根拠とされている。
  
   これに対する反論をまとめれば、次のようになろう。
  
  ・ ユダヤ人600万人虐殺などというような犯罪を、日本は犯
     していないから、補償金額の多寡を比較すること自体、無意
     味だ。
     
  ・ ドイツはユダヤ人虐殺以外の戦時賠償をまだ完了しておらず、
     まだこれからの段階。日本は北朝鮮以外のすべての関係国と
     講和条約、平和条約を結び、正式に国家賠償が完了している。

   どちらの主張が正しいのか、読者自身で考えていただくために、
  以下のような基本的な事実を紹介したい。

■2.ナチスの犯罪■

   まずドイツが補償したナチスの犯罪とはどのようなものだった
  か、をまとめておこう。以下のような殺戮が行われた。[2,p95]

  1. ドイツ国内の療養所、看護施設の病人、不具者、神経病院に
     いるすべてのユダヤ人、3歳から13歳までの心身障害児童
     など約10万人。
     
  2. ドイツ国内、続いて東ヨーロッパの占領地域にいるジプシー
     推定50万人程度。
     
  3. ポーランド占領期間中の知識人、指導者層100万人以上。
     (ヒットラーは、東方の非ドイツ系住民は、奴隷とするため
     に小学校4年以上の教育は不必要としていた。)

  4. ロシアの占領地域での同様な指導者層の殺戮。規模はポーラ
     ンドより多いという程度しか分かっていない。

  5. ユダヤ人絶滅を目指し、ドイツ国内、ポーランドその他占領
     地域での推定600万人の虐殺。
  
■3.日本の戦争犯罪とナチス犯罪の違い■  これに対し、わが国が糾弾されている戦争犯罪とは、
    他国の例でいえば、たとえば次のようなものである。
    
    ・ 米軍の都市空襲や原爆による一般市民への無差別攻撃
    ・ 中国保安隊による通州における2百数十名の日本人居留民
       虐殺[3,p401]
    ・ 日本軍捕虜百数十名を飢えさせ、アミーバ赤痢をもった毛
       蟹を食べるのを、それと知りながら傍観して病死させたイ
       ギリス軍の捕虜虐待[4,p66]

     戦争犯罪とは戦闘の過程で、国際法で定められた戦争のルー
    ルを逸脱する事である。前項で述べたナチスの行為は、このよ
    うな戦争犯罪ではない。それは自国民をも対象にしており、か
    つ戦争開始前からすでに始められていた。それに数百万単位の
    ユダヤ人を収容所に運ぶことは、輸送力の浪費であり、戦争遂
    行にはマイナスであった。
    
     ナチス犯罪は戦争行為の逸脱ではなく、特定の人種の抹殺や
    奴隷化を目的として、戦力を阻害してまでも、計画的、合理的
    に実行された国家犯罪なのである。
    
■4.罪が異なれば、賠償額が異なるのは当然■

     ベルリンの小さな集会で、ナチの犯罪が話題となった時、大
    学でドイツ語を教えている日本人教師が、日本にも捕虜収容所
    があり、南京虐殺などの犯罪があった、と反省の言葉を語った。
    その時にあるユダヤ人がこう言った。
    
         アメリカにもイギリスにも日本にも収容所があったが、
        一民族を根絶するために収容所を作って、それを冷酷かつ
        合理的に運営した国はドイツの他には例がない。
        
     その日本人は顔色なく、シュンとなってしまったそうである。
    [2,p83]

     わが国も、当然、戦争犯罪を犯している。しかしナチスのよ
    うに、一民族を根絶すること自体を目的として、国家犯罪を犯
    したことはない。
    
     東京裁判で最大級の戦争犯罪と喧伝された南京事件において
    も、被告・松井石根大将の訴因は「違反行為防止責任無視によ
    る法規違反」、すなわち部下の戦争犯罪を防止する責任を果た
    さなかったというものであり、ナチスのように組織的、計画的
    に住民殺戮を行ったという事ではない。
    
     冒頭の朝日の記事で、ドイツが個人補償を中心に6兆円支払
    ったというのは、このナチスの犯罪に対してであって、それに
    相当する罪をわが国は犯していないのだから、賠償額の多寡を
    比較することは意味がないのである。
    
     わが国の賠償額を少ないというためには、上に挙げた戦勝国
    による同様の戦争犯罪と比較すべきである。これら戦勝国の戦
    争犯罪は裁判もなく、謝罪もなく、補償もされていない。

■5.棚上げされてきたドイツの戦時賠償■

     それでは、こうした戦争犯罪については、ドイツはどのよう
    に取り組んできたのか?
    
     当然、ドイツにも戦争犯罪がある。たとえば、1944年の記録
    では、516万人のロシア兵が捕えられ、そのうち、47万3
    千人が処刑され、3百万人が捕虜収容所で餓死したという。規
    模はとてつもないが、これらは捕虜の不法処刑、虐待という戦
    争犯罪のカテゴリーに属する。
    
     実はドイツの戦時賠償は、ドイツ統一まで棚上げにされてき
    ており、近年ようやく東欧諸国の請求交渉が始まった段階であ
    る。たとえば、96年にはポーランドとの支払協定が完了したが、
    強制労働に従事し、現在も生存している100万人に対して、
    一人あたりわずか4万円の一時金が支払われることになった。
    [5]

     対戦国に対しては53年のロンドン会議で、約200億ドル
    の賠償債務協定が結ばれたが、ユダヤ人への補償実施と引き換
    えに、ドイツはこれまた補償請求を棚上げしてきた。
    
         敗戦直後、ソ連をはじめ連合国側は、ドイツの工場施設
        をはじめ海外資産、絵画や本まで、あらゆるものを持って
        いった。英国などは、木まで伐採して持っていった。全部
        で2千億マルクになる。ドルにして470億ドル、賠償予
        定額の倍以上だ。いまさら賠償請求はないと思うが、これ
        は万一の場合の、内部試算である。
                   (ドイツ大蔵省担当官)[6,p35]

     このように、ナチス犯罪以外の賠償問題を、ドイツはうやむ
    やのまま棚上げしてきた。そこをついて、世界ユダヤ教徒会議
    などから、戦争中の強制労働への100億マルク(6千億円)
    の補償要求が新たに出された。ドイツ政府と、ジーメンス、フ
    ォルクスワーゲンなどの企業が、合計60億マルクの提示をし
    たが、隔たりは大きく、交渉は難航している。[7]

     冒頭の朝日の記事で、ドイツの補償が「ユダヤ人虐殺などへ
    の個人補償だけでも6兆円」という裏には、実はナチス犯罪に
    よる個人補償以外の戦時賠償をしてこなかった、という事実が
    隠されている。ドイツの戦後清算は、まだまだこれからである。

■6.日本の戦時賠償■

     これに対し、わが国はどうか。日本は昭和26年のサンフラ
    ンシスコ条約において、米、英、仏、オーストラリアなど45
    カ国との間で平和条約を締結した。ここでは連合国の請求権に
    ついて次のように規定されている。
    
         連合国は、連合国のすべての賠償請求権、戦争の遂行中
        に日本国及びその国民がとった行動から生じた連合国及び
        その国民の他の請求権・・・を放棄する。
    
     この代償として、わが国は海外で保有していた在外資産をす
    べて放棄した。たとえば、満洲、朝鮮の鉄道、工場から、はて
    は中国大陸やアメリカで、日本の企業や個人の保有していた建
    物、設備、預金など、すべてがそれぞれの国に没収された。
    その総額は終戦直後の日銀の大まかな試算では、1,111億ドル
    とされている。1ドル10円換算で、1兆1千億円。現在価値
    では、その数十倍にあたろう。
    
     さらに中華民国、フィリピン、インドネシア、ベトナムなど、
    アジア各国に対し、一国ごとに日本は賠償を支払い、相手国は
    請求権を放棄するという形で、正式な協定をもって解決してき
    た。現在、この処理が終わっていないのは、北朝鮮だけである。
    
     たとえば、昭和31年に結ばれたフィリピンとの賠償協定で
    は、賠償・借款あわせて2880億円を20年分割で支払うことと
    なった。この年の政府予算9900億円の3割近い規模である。す
    べての国との賠償が完了したのが、昭和52年。支払い開始か
    ら23年後であった。[6,p19]
    
     この几帳面さと誠実さは、「いまさら賠償請求はないと思う
    が」などというドイツの姿勢とは著しい対照をなしている。

■7.「罪」と「責任」の違い■

     賠償の次に、ドイツの謝罪ぶりを見てみよう。
    
         罪のある者もない者も、老若男女いずれを問わず、われ
        われすべてが過去に責任を負っている。

     このワイツゼッカー大統領の有名な「荒れ野の40年」とい
    う演説を引き合いに出して、朝日新聞「声」欄は言う。
        
         かえりみて、わが国戦後の歴代首相や閣僚は、日本の戦
        争責任と、侵略を受けた諸国に対する明確な謝罪を、心を
        込めて表明したことがあるだろうか。[8]

     しかし、それほどドイツは誠実に謝罪しているのだろうか。
    ワイツゼッカーの演説の「罪のある者もない者も」という部分
    を見落とすべきではない。「罪」と「責任」を厳密に区別して
    いる。この違いについて、ワイツゼッカーは、朝日新聞の記者
    とのインタビューで次のように答えている。
    
         人は自分に罪がないことにも、責任をとることができる。
        例えば、私の自動車を他人が運転して事故を起こしても、
        私は賠償責任を負う。[2,p326]
        
     この区別と、次の言葉をあわせて、ようやくワイツゼッカー
    の本音が見えてくる。
    
         一民族全体に罪がある、もしくは無実である、というよ
        うなことはありません。罪といい、無実といい、集団的で
        はなく個人的なものであります。
        
     ワイツゼッカーの回りくどい主張はこう要約できよう。当時
    のドイツは、ヒットラーに乗っ取られた車のようなものだ。そ
    れが暴走して事故を起こした、その罪はヒットラーとナチス党
    員の個人的なものである。車の所有者たるドイツ民族には、賠
    償責任はあっても、罪はない。

■8.ワイツゼッカーの苦衷■

     ナチスの犯罪はヒットラー個人の罪で、ドイツ民族の罪では
    ない、という主張はやや強引だ。というのは、ヒットラーは暴
    力で政権を奪取したのではなく、1937年の正規の国会選挙で、
    得票率37.4%をとって第一党となり、世論の支持のもとに合法
    的に権力についたのである。さらに戦後作られたナチ協力者の
    リストは、1200万人にものぼった。
    
     ワイツゼッカーの主張を、西尾幹二氏は「とかげのしっぽ切
    り」と形容する。ナチスの罪を徹底的に追求されたら、国民全
    体に及ぶ。なんとか、しっぽ切りで済ませて、本体を守ろうと
    いう必死の弁明なのである。ワイツゼッカーを聖者として祭り
    上げる前に、その苦衷に思いを致すべきではないか。

     国家として、賠償責任は負うが、決して罪を認めない、とい
    うドイツの必死の姿勢は見事なまでに一貫している。ユダヤ人
    虐殺に対してイスラエルと結んだ協定でも、文面上は「故郷や
    資産を失ったユダヤ人難民・犠牲者」を「イスラエル、ないし
    は新たな祖国に受け入れさせていくための編入費用」とされて
    いる。
    
     直接謝罪もなしに、ドイツの善意による人道的援助という形
    をとっていることに対して、ユダヤ人たちは怒り、補償金をも
    らうべきではない、という批判すらあったという。
    
■9.「過去の清算」と外交基盤■

     ドイツの苦渋に満ちた立場と比べて、北朝鮮以外のすべての
    国と、講和条約できちんと処置を済ませてきた日本の立場はは
    るかに恵まれている。ドイツへの強制労働補償要求に味をしめ
    て、米人元捕虜などが日本企業に対して補償請求をはじめたが、
    ドイツとは違って「連合国及びその国民の請求権」を放棄させ
    たサンフランシスコ講和条約の壁が立ちはだかっている。
    
     戦後の困難な時期にも関わらず、几帳面にすべての国と条約
    を結び、誠実に賠償を果たしてきた先人の努力に、現在の日本
    人は感謝すべきだろう。
    
         近隣諸国との関係を語る際、今なお「過去」の清算の不
        十分さが指摘される日本とドイツの相違は大きい。それが
        外交基盤の強弱につながっている。[9]

     という朝日の指摘は、事実も論理も転倒している。ドイツは
    卓越した外交能力で、EUやNATOでリーダーシップをとり、
    過去の清算の不十分さをカバーしつつ、近隣諸国との関係を築
    いてきた。逆に日本は謝罪外交、ばらまき外交しかできず、せ
    っかくの十分な過去の清算努力を無にして、一部の近隣諸国に
    つけいられる隙を与えているのである。
    
     我々は、ドイツの外交をこそ見習うべきであって、その不徹
    底な「過去の清算」ぶりは見習うべきでなく、また、その必要
    もない。両国の「過去」は本質的に異なるからである。

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2014年5月4日日曜日

蓼科だより・342号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年5月3日(土)★
★テーマ:田植えと助っ人募集、草木灰の大発見、

     ソブリンリスク、現実と法
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★


 今回は、田植えの助っ人の募集を掲載致します。
 今年は全てが遅れています。言い訳が先にたちますが、過去5年作ってきた田んぼを返さなければならなくなってしまったこととあの大雪が原因です。

 田んぼの変更によって、面積は少し増えましたが、1枚ですんでいたものが形の悪い3枚になってしまったことも作業量を増やしました。
 不耕起栽培を計画している田は、深水管理のため畦浪板を伏せ込まなければなりません。SRI農法の計画している小さい田2枚は、圃場整備がやってないので、進入路がないため現在造っています。

 昨日は、昨年末に半分しか片付かなかった返却する田の土出しが終りました。あと僅かな作業が残っていますが大きな懸案の一つが片付きました。
 嬉しいのは不耕起栽培用の苗が順調に育っていることです。2.5葉となり、草丈が10センチを越えました。

 今年初めてチャレンジするSRI農法の乳苗作りは、5日に孫達と一緒に種を蒔きます。乳苗というのは、種籾の中に成長養分である胚乳が半分ほど残っている小さな苗のことです。一般のとは一月近くも遅いですが、地温が上がってからと考えたのです。これも試験です。
 東京大学農学部に事務局がある「J-SRI研究会」が出版している「稲作革命SRI」(日本経済新聞)によると、蒔いてから15日以内に移植するのがベストだとありますので、それを目指します。

 しかし、思案すること、試行錯誤することを楽しんでいます。一番は、如何に経費をかけないか、です。(笑)

ーーーーー田植え助っ人募集します!

 この募集も昨年より20日遅れになってしまいました。毎年不足気味なので奮ってご応募ください。
 
 ◎SRI農法による乳苗の田植えが先になります。
  5月18日(日)。田植え面積は約800m2。
  ペーパーポットで育てた乳苗を手植えします。
  募集人数は3名以上です。

 ◎不耕起栽培の田植えは6月1日(日)
  面積は約1200m2。やはり3名以上。
  昨年と同じ「手一本植33」移植法でやります。手植えです。

 募集条件は,朝9時から夕方5時まで
 昼食はバーベキューを召し上がって頂き,
 秋にはこの田んぼから収穫した無農薬のお米5kgを送らせて頂きます。
 田植え用長グツと着替えを用意してきてください。

 手植えと聞いただけで、尻込みなさるかと思いますが、一日の田植え面積は昨年より小さいですし、休みやすみやりますので、楽しくできる筈です。昨年は小学生も参加して下さいました。

 お申し込みは、このメルマガの返信で結構ですから,〒,住所,お名前,性別,年齢,ケイタイを書いてお送り下さい。万一応募多数の場合はどうするかは,その時点で考えます。(笑)

 尚、事故・怪我等についてですが、機械は一切使用致しませんので、交通も作業も全て自己責任でお願い申し上げます。

 更に、4人まででしたらお泊まり頂くことも可能です。詳細はお打合せの上。
 ご家族で来られて、小さなお子さんとお母さんは遊びながら見学というのもOKです。バーベキューも一緒に召し上がって下さい。

ーーーーー草木灰の大発見!

 草木灰について新事実を知りました。花咲か爺さんの話にもあるように、子供の頃から灰を畑に撒くと良いということは聞いていましたが、その根拠はよく知りませんでした。
 知っていたのは、主成分はカリウム、カルシウム、マグネシウム等のミネラルという程度のことです。先月のこと、EM(イーエム:微生物活性剤)の製造・販売・指導をやっているサン興産業の玉江氏から「灰は強アルカリなので殺菌効果がある」と聞いたことがきっかけで研究してみました。
 pH(ペーハー)が9〜10(強アルカリ)あり、ミネラル成分が多いだけでなく、酸性土壌の中和作用があったのです。酸性土の中和とミネラルの供給になっていた訳です。

 この辺りの畑の土はpHが5から6くらいですが、ほとんどの野菜の適性pHは6〜7です。野菜づくりの資料を読むと必ずと言っていいほど石灰を使うようにと書かれています。ですが、何となく石灰類を使う気がせず用いませんでした。
 しかし、今後は草木灰を積極的に活用しようと思っています。原材料は目の前にいくらでもあるからです。

 いろんな自家製の培土を作っています。山の赤土2、キノコ培地堆肥1、籾殻燻炭1を混合したものですが、pHを計測したら5.5でした。このpHはお米には最適ですが野菜類には向きません。
 そこで、上記の混合土に灰の混合比を変えてpHの測定をしました。結果として、培土10に対し灰1を混合するとpHが野菜類の適性である6.5〜7.0になりました。現在この混合培土で苗作りを始めました。

 更に、ph7(中性)の水5Lに、布袋に100gの灰を入れて成分を滲出させると、pH9〜10のアルカリ液ができました。この20%溶液を作るとpHが7になりました。

 つまり、酸性土壌に対して、生灰とその滲出液を混合比を変えて使用すれば、pHの調整が自由にできることになります。しかもミネラルまで供給できてしまうからすごいことだと思います。

 恐らく農業をやっている皆さんはこのことをご存知なのでしょうが、私にとっては大発見でした。

 更にすごい発見をしました。花のハンギングの材料としてパーライトとピートモスを買ったのですが、調べついでにと思いpHを見ると、パーライトは7で中性でしたが、ピートモスはpH4で強酸でした。
 更に、稲の育苗はpH5以下が望ましいというので、乳苗用の培土には、燻炭を止めてピートモスにしEM活性液も200倍で使うことにしました。繊維質なので根がバラケルことも防げるでしょうし、何よりもpH5となりました。

ーーーーー個人生活に於ける災害対策

 昔のお客様で今はメル友さんから、古くて新しい悩ましい表題について論文を頂きました。副題は、「ソブリンリスクの顕在化によるハイパーインフレ対策」。ごく一部分を抜粋します。
 ソブリンリスクとは、国家(国)に対する信用リスクのこととありました。

< 2.ソブリンリスクの顕在化の危機

 昨今の我が国の財政は周知のように破産状態にあり平成24年度財務省予算は大雑把な数値では歳入(税収)40兆円に対し、歳出(社会保障費・地方交付税交付金・国債費・文教及び科学振興費・公共事業関係費・防衛関係費等)は100兆円、一方債務(国債・借入金等)は1,000兆円を超えGDPの200%となっている。
 そして今後毎年歳出から歳入を差し引いた額(100兆円-40兆円=60兆円)が1000兆円の現債務に加算されてゆく(詳細なデーターは財務省ホームページ参照・財務省アドレスは下記 10.参考資料 参照)、

 これは年収400万円の人が、既に年収の25倍の1億円の借金があるにもかかわらず年収以上(毎年600万円を借入して1000万円の生活をしている)の借金を毎年積み重ねているようなものである。
 それゆえに毎年1000万円-400万円=600万円の借金が、現在の一億円に加算され級数的に借金が膨らんでゆく。そして金利が1%で借入している場合は100,000,000×1%=1,000,000で済んでいるこれが3%上昇して4%になれば年間の金利支払額は400万円となり年収と同額になる。
 このような生活を打破する手段があるだろうか。

 このような財政を継続していれば近い将来財政破綻は目に見えている。
 特に今回の衆議院選挙で圧勝した自民党総裁が掲げるアベノミクスが失敗した場合一段と国債依存度が高くなりギリシャ同様にソブリンリスクが顕在化し、ハイパーインフレあるいは増税策を政府は取らざる得なくなり、一般勤労者は社会保障制度(年金制度・医療制度・介護保険・失業保険等)の給付の削減又は崩壊は避けられないと考えられる。
 そして保有する金融資産は価値が著しく減価して老後の生活不安を増幅することとなる。>

(私)このような例えは過去にも読んだことがあります。説得力があります。しかし、一方に国民の金融資産が膨大であることから、大丈夫という説もあります。頭の良い先生方がたくさんいらっしゃる筈、はっきりして頂きたい。ダメならダメで、国民を説得して対策を立てて欲しいものです。

ーーーーー現実が法を変える!

 下記文章は、先にご紹介した高井・岡芹法律事務所が発行している「経営法務情報」の巻頭にある「ウクライナの紛争を見て、労使関係について思う」からの引用です。

<・・つまりは法律関係とは、あるべき姿も重要であるが、それは現実(既成事実)の影響を少なからず受けるものであり、現実が積み重なってしまうと、法が想定しているあるべき姿も変質するということである。
 その意味で、使用者、さらには経営者たる者は、労使関係に限っていっても、常に能動的な意志を有し、職場の秩序維持、モチベーションの向上という目的のために、何を為すべきか、為さないべきか、はたまた為させないべきか、を見据えつつ、時宜を得た行動・決断を厭わない姿勢が必要になる。>


(私)この文章を、法律関係を国際関係に、経営者を首相に、労使関係を外交関係に読み替えると、現在の日本が為すべきことが見えてきます。
 上記にある「現実が積み重なってしまうと、法が想定しているあるべき姿も変質する」という言葉は不気味ですね。無批判に現実が積み重なるということは、容認の積み重ねになってしまうのですね。
 慰安婦問題も南京事件もそうなっていると思います。

 それにしても、ウクライナは酷いですね。公共施設を武力で占拠する彼らが唱える民主主義とは一体何物でしょう。私の判断からすれば、唱える資格も無いように思えます。

ーーーーーYoutubeへのアップロード

農家レストラン・里の食

吉田式生ごみ土作り

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