2011年9月18日日曜日

蓼科だより・205号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年9月17日(土)★
★今回のテーマ: 草堆肥づくり & 放射能情報
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  この数日,本格的な草堆肥作りに挑戦しました。草がたくさんある田んぼの方の畑に積み上げました。作り方は自然農法を進めている信州なずなの会のリーダーから教わりました。自然の植生を活かした納得のいく理論だったのでやってみることにしたのです。
 ポイントは,種のついた草をできるだけ乾燥させたものを使う。微生物のたくさんいるもの,堆肥,山の腐植土等とコヌカを挟んで積み上げます。私は微生物のたくさんいるものとして,昨年秋仕込んだ腐葉土とEMボカシを使いました。
半月程前から刈っておいた田んぼの畦草を集め,1.8m×1.5mで,5段程積み上げて1.2mほどになりました。
ヒマワリの茎はチップにし,花の部分は草刈り機で刻んで草の間に積込みました。嫌気性発行をさせるので最期はシートで包みました。乾草の匂いがとても良かったです。
数日内に「草堆肥づくり」を,Youtubeにアップロードします。
 「夏の蓼科牧場」以降,3つほど新動画をアップロードしてあります。

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 来週24日に稲刈りを計画したいのですが,台風15号に妨害されて怪しくなってきました。体験希望の方と一緒に楽しみたいのですが,24日を逃すと10月1日になりそうです。
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過去に数回,そして前2回農地法のことを書きました。このメルマガは農政通で知られる羽田孜,篠原孝両衆議院議員事務所にも送らせてもらっています。ご両人とも面識もあり,羽田さんには随分応援もさせてもらいました。しかし,両事務所から一回もご意見を頂いたことがありません。
 わたしは所詮は素人,間違えているかもしれないという思いは常にあります。もし間違っていたら教えて頂きたいし,私の批判に対して弁明や説明も頂きたいと思っています。
しかし,とるに足らぬ問題,或いは相手にせぬ方が良い人間とされているのか,それとも忙しすぎてとても付合っていられないというのか,その理由が判りませんが,無視されていることをどう解釈したらいいのでしょう。
どなたかそのへんの裏事情を教えて頂けないでしょうか?

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原発・放射能のことについての情報が溜まってしまいました。要約して転載致します。
メル友から頂いたまぐまぐのメルマガ下記「放射能ヒステリーの正体」は説得力があります。<>内に一部分抜粋。下段にURL,読んでみて下さい。ホルミシス論の総集編みたいな記事です。
<微量の放射能は健康に良い、という学説を最初に唱えたのは、ミズーリ大学の生命科学の教授トーマス・D・ラッキー博士だった。ラッキー博士はアメリカ航空宇宙局(NASA)から、宇宙における放射線の、宇宙飛行士への影響を調査することを依頼された。 宇宙船内では、毎時45マイクロシーベルト(μSv)の放射線を浴びる。宇宙船内で約半年間を過ごすと、19万μSvほどになる。地上で我々が浴びる自然放射線量は世界平均で年間2400μSvなので、その80倍程度である。
また福島第一原発から20~30Kmのエリアでは8月末現在で1万μSvだから、宇宙飛行士の被曝量はその19倍ほどにあたる。
(1000μSvは1ミリシーベルトmSvに相当するが、本稿では分かり易いように、すべてμSv〔マイクロシーベルト〕で統一する)
しかしラッキー博士が10年以上をかけて、多くの宇宙飛行士の健康状態を調べると、宇宙に行く前よりも、行った後の方が、良くなっている、という事実が明らかになった。

「我が国は世界で唯一の被爆国」というのが反核勢力の常套文句だが、それなら放射能の被曝の影響を科学的に突きとめ、合理的な対応を世界に示す事が我が国の役割だろう。>

(私)ラドン温泉のこと,広島・長崎の追跡調査のこと,核施設労働者の追跡調査のこと等,科学的論評がされており,素人の私には断定はできませんが,データも示されており,感情的雰囲気の強い反対派の論よりも説得力を感じます。

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 ハルシステムのホームページ原発シリーズ第17回に再生エネルギー派の日本総研寺島理事長の意見が載っています。私は中庸を得た現実的な意見だと思います。要点だけご紹介します。<>内。
<一方、「脱原発」は、日本という国が、清貧の思想で、「貧しくともつつましく生きる」という選択をするということである。
実施に移せば、今の経済力を維持し、国際社会での発言権を維持することは出来なくなるであろう。果たして、その国民的合意が出来るかという点が問われるのである。>

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 ”まちづくり”の出版社学芸出版社のメルマガからで紹介された「コミュニティ・デザイン」(山崎亮著,副題が「人のつながりをつくる」)を読みました。あまり本を読まない私ですが,この前の長雨から読書づいています。(笑)
 私がライフワークにしている”まちづくり”のことだったので格別な関心を持って読みましたが,目から鱗の斬新でエクセレントな考え方と実践が書かれていました。これが本当の”まちづくり”だと感じましたが,決して難しいことだとは思いませんでした。 副題にあるように「人のつながりをつくる」という仕組み,つまりソフトウェアをデザインするのです。コミュニティのソフトをデザインすると言ってるのです。 実際に日本の各地で困難な問題をいくつか解決しています。その解決への発想と取組み過程と結果を書いた本でした。
 デザインというと,モノを設計することと思っていましたが,「本来のデザインという意味は記号的な美しさを表すsign からde つまり抜け出すという意味であり,本質を探るということ」だと書かれていました。な〜るほど,と納得です。 私の稚拙な説明ではお判り頂けないと思います。この本にある考え方と手法は,”まちづくり”ばかりでなく,どんな組織にも適用できると思いますので,読んでみて下さい。 彼は,「デザインとは,社会の課題を解決するツールである」,「現在日本では,100万人以上の鬱病,3万人の自殺者,3万人の孤独死があります。これらの結果は,『人のつながり』の問題であることは間違いないと思います。」とも書いてます。 この状況から脱出する方法を”まちづくり”という視点から見たのがこの本だと思います。
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<わたしのサイト>・リンクを貼って頂けませんか?
田舎暮らし情報館(蓼科より): http://tateshinadayori2.blogspot.com/
田舎暮らし動画: http://jp.youtube.com/user/takasukey
「夏の蓼科牧場」をアップロードしました。
186号以前のアーカイブス: http://archive.mag2.com/0000200505/index.html

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