2014年2月9日日曜日

蓼科だより・330号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年2月8日(土)★
★テーマ:大雪と除雪機,ワラ堆肥,何故宮部は特攻を,
     慰安婦問題,新国立競技場
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 2日遅れの発信となりました。
 先月はパソコンのハードディスクドライブ(HDD:情報記憶装置)が壊れて交換し3日間ストップし,今回は原因不明(私が判らないだけですが)のメール発信不能になり,2日間ストップしてしまいました。受信はできるのですが,発信ができなくなってしまったのです。6年目にして初めてのトラブルです。

 インターネットを介してアドバイスは受けましたが,自力で解決できホッとしております。ですが,ご覧のとおり新しいアドレスになりました。1文字「2」の数字が加わりました。宜しくお願い申し上げます。
 下記「蓼科便り」の内容は7日(土)に書いたものです。
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 昨夜から降り始めた雪が,朝には10センチほどでしたが,昼には30センチになり,現在夜10時では40センチになりました。これで止みそうです。
 どんなに暖かくも雪が少なくも,大寒過ぎには降るというのが常識でしたが,今年はその常識が外れました。マイナス10℃以下になった日も,昨年は4〜5回あったと記憶していますが,今年はありませんでした。やはり暖冬なんですね。

 今冬初めて除雪機を使いました。クボタの除雪巾80センチほどの機械ですが,馬力があり6〜7m先まで雪を飛ばしてくれます。機械を使ってみると,文明の威力が実感できます。ガソリンを12リットル使いました。
 具合良いな,と思いながらも,この便利さが環境負荷を増やしてるんだろうなと感じます。しかし,40センチの雪道を200mも手でかきなさいと言われたら逃げ出します。田舎は幹線までの距離が長いのです。

 そんな時,自然環境に負荷をかけることによってしか今の快適な生活は保てないんだなと思うのです。「所詮,人間は地球の癌細胞なんだよ」と言った大先輩の言葉が忘れられません。今は,放射能のリスクによる負荷か,CO2による負荷のどちらをとるかという選択を迫られているんですね。
 第三の道が見つかれば最高だと思うのですが・・。
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 昨秋からの懸案だった稲ワラの処理がやっと終りました。火・水と延べにして6時間ばかりかけて,お借りしたカッターで刻んで,堆肥にするために積上げました。EMの本部でも今回の私のような試みをやったことがないというので,いつもの生科学に詳しいS先輩に指導を仰ぎました。

 ストックヤードは,コンパネで2間(3.6m)四角に囲んで造りましたが,終ってみると,積上った高さが80センチほどだったので丁度良い大きさでした。
 エンジンのワラカッターは稲束を10センチほどに刻んで,ストックヤードに吹き込んでくれます。敷き均して踏込んで10センチほどの厚みにして,そこにEM活性液と糖蜜液を50倍位の濃度にしてジョロでまんべんなく撒いてから米糠を振りかけ,レーキで撹拌しました。これを繰り返して積上げたのです。
 この様子を記録しましたので,Youtubeにアップロードします。

 S先輩の助言で,低温に強い好気性発酵を目指すことにしました。その方が発酵が早いのだそうです。時期遅れを取り戻すためです。EMは嫌気性菌が主ですが,好気性菌も入っているので,OKとのことでした。通気のためにストックヤードの底部に50ミリの有孔ビニールパイプを4本入れました。

 果して発酵してくれるのか,それが一番の問題です。日中は0℃を上回りますが,朝夕はマイナスになるので,水を使うとジョロも道具も凍りついてしまいます。先輩の話だと,10℃を下廻ると菌は休眠してしまうということです。春まで発酵しないかも知れません。こんな真冬に堆肥づくりをすることが非常識なのでしょう。(苦笑)
 しかし,変則を楽しむ農楽者にとってはこの試みの先行きが楽しみです。一週間も経って温度が上がってこないようであれば加温しようと思っています。ポリタンクに熱湯を入れて埋め込もうと考えています。

ーーーーー「何故,宮部は特攻を志願したのか?」2

 「永遠のゼロ」(百田尚樹著)をテーマにして,表記の謎解きのために,安中さんとインターネット対談をしました。わたしもとても良い勉強になったので,掲載させて頂きました。前回からの続きです。
 グリーンは(安中)さんの語りです。

(安江)次のような記述もあります。
「ミッドウェーから戦っていたベテラン搭乗員が『敵艦に爆弾を命中させたら,戻ってきてもいいでしょうか』と尋ねたそうです。すると宇垣長官は『ならん』と言い放ったそうです。」

 これも本のどこかに書いてありましたが,「飛行機と戦艦が残っている内は手が挙げられない。なら特攻で使ってしまえという訳だ。あの『大和』もそうだ。」と。

 本当にこういう会話があったのかどうか判りませんが,特攻の本質を表しているのではないでしょうか。 純粋な国民を,愛国心を盾にとり,そんな状況に追い込んだ時の日本の指導者は許せません。そういう意味で,私はA級戦犯達は日本人から見ても有罪だと思います。

 開戦は容認できるとして,終盤は,彼らの保身だったのではないでしょうか。負けると知りながら,戦いを継続したからです。結局,軍も政府も,自分で終戦の決断(=責任をとる)もできずに,天皇が決断した。天皇は,決断の時,自分の命はないと思っていたのではないでしょうか。

(安中)う~ん,事実は少し違います。彼らがどうこうより、国の統治システムや教育の欠陥だと思います。その意味では、今の中国や韓国が当時の日本にそっくりで、背筋が寒くなります。
 また、東京裁判はリンチのようなものですから、私はA級戦犯という罪を法治の意味で認めていません。

 宇垣長官の話は本当です。最後の特攻は、玉音放送の1時間後に基地を飛び立ったと言います。宇垣長官は、終戦のことを隠蔽し、6機の特攻機を発進させました。宇垣とはそんな人です。

 大和の海上特攻は、「アメリカの手に大和を渡したくない」との歪んだ意識で、命令が下されたとのことです。ただ、沖縄が陥落して以降は、特攻機の発進は大幅に減りました。このことから、「残った飛行機を特攻で使ってしまえ」は無かったと思います。

(安江)東京裁判の事後法裁判と勝者の裁き批判は私も承知しています。しかし,国の統治システムと教育のことを持ち出したら,責任者はいなくなってしまいます。このような責任は,そのシステムの由来も含めて,時のトップが責任をとるしか方法はないのではないでしょうか。

(安中)もちろん、東条たち責任者の責任は大きいですし、処罰は必要です。しかし、死刑にすれば、事実の確認、およびシステムの欠陥の解明が出来なくなります。実際、出来なくなってしまいました。
彼らの責任は国内法廷で裁くべきだったのです。死刑を免れた人もいたのですから。

 戦争は、開戦以上に終戦(特に敗戦)することが難しいのです。この頃の指導層の意識は「国体の護持=天皇制の維持」の一点でした。前線の兵隊の命を救うという意識はほとんど無かったのではないかと思います。
 また、昭和20年5月時点で、政府はソ連が参戦するとの情報を得て、8月までに降伏する用意に入っていました。しかし、陸軍の同意が得られなかったことと、原爆の威力を確認するため、終戦を遅らせたかったトルーマンの意図により、8月15日まで戦争が伸び、原爆の悲劇を生みました。

(安江)結局,軍も政府も,自分で終戦の決断(=責任をとる)もできずに,天皇が決断しましたね。

(安中)昭和20年4月に首相に就任した鈴木貫太郎は、5月に陸軍参謀の瀬島龍三から「8月までに降伏すべき」との意見書を受け、終戦を決断しました。
 昭和天皇の侍従長も務めた鈴木貫太郎は、天皇からの信頼も厚かったと思われ、天皇の同意も得て、終戦への画策をしていました。それから終戦までの3ヶ月は、遅いと言えば遅いですが、精一杯と言えば、精一杯努力したと言えます。

 なにしろ、内地、海外を合せて、なお700万の軍勢を擁していたのです。これだけの兵力を持ちながら、完全なる降伏を実行したのです。こんな国は、古今東西なかったと言えます。
 鈴木たちが1億総玉砕の悲劇を防いだ功績は大きいと私は評価します。

(安江)本土決戦の回避ですね。もしやっていれば,千万単位の犠牲者が上乗せされたでしょうね。幸い320万人(政府の公式発表。原爆・空襲全てを含む)で済みました。
 安中さん,ありがとうございました。良い勉強になりました。自分の不勉強がよく判りました。

(参考)
(安江) ヨーロッパでは,第一次と第二次大戦,約40年ばかりの間に,7千万~8千万の戦争犠牲者を出しました。(「ヨーロッパの歴史」木村尚三郎監修より)
 その間に起きたロシア革命では,スターリンが2千万人を粛正殺害しました。(草柳大蔵談)
 同じ時代の日本の犠牲者の約30倍です。当時のヨーロッパの人口は日本の10倍もありませんでした。

(安中) ジブリの宮﨑駿が「永遠のゼロ」を「ウソ八百だ」と批判しています。なぜ、こんな言葉を使って他の作者を責めるのか、宮﨑駿の作品の価値まで下がるような気がして、とても残念です。
 それと、「永遠のゼロ」は全くのフィクションではありません。
 原作を読まれた方は分かると思いますが、「大空のサムライ」の著者である坂井三郎たち、ラバウル基地に本拠を置いた「台南空」という海軍航空隊のパイロットたちがモデルです。
 宮部が後ろに付いた戦闘機からの機銃照射を、機体を横に滑らせながらかわす場面がありますが、坂井三郎の秘技と言われた「左半ひねり」そのものです。だから「ウソ八百」の非難は当たらないと思うのです。

ーーーーー慰安婦問題のYoutube画像

 前号の表題の画像についてY様からコメントを頂きました。

< 今回のお便りの中の慰安婦問題のYoutube画像を今見たところです。最近、フランスでもコミックのフェスティバルか何かで、韓国は国をあげて作ったアニメで慰安婦問題を流し続けているというニュースを見ました。
 本当にパク・クネという大統領は・・・と怒りを通り越してあきれる思いでした。今のこの状態は河野談話が発端ということも知識としてはありましたが、この画像を見て、この問題の全体像、何が問題なのかがクリアになった気がします。
 この内容が真実に近いのでは、という安江さんのコメントにうなずいた次第です。それにしても、会場で韓国のアニメを見たフランス女性が、これを見ると日本人がひどいと思えてくるというようなことを話していました。
 このYoutube画像を世界中の多くの人、特にマスコミの人たちに見てもらって、もっとフェアなグラウンドでこの問題を扱ってほしいと切に思いますね。
 まだ河野さんは生きておられるわけですが、日韓がこのようなことになっていて何もおっしゃられないのでしょうか。政治的な何かがそこにはあるのでしょうが、いつも思うことです。
 スピーカーの力強いスピーチ内容に感動して、つい書かせていただきました。>

(私)グレンデール市に慰安婦像が建ったり,ニュージャージー州で「東海」併記が可決されたりしましたが,外務大臣の責任問題ではないでしょうか。しかし,日本の高級官僚さんは,どんな失敗をしても責任をとらなくてもいいのだという不文律があると聞いていますが,本当でしょうか。

GEISHA, TONY BLAIR & COMFORT WOMEN
http://www.youtube.com/watch?v=9bOw0uhgfrY
ーーーーー新国立競技場の是非!

 2月5日昼近く,国会中継で,2020年の東京オリンピックに向けて計画されている新国立競技場の建設について,予算委員会で質疑されているのをテレビで偶然見てしまいました。
 この質疑を聞いていて,大きな疑問を感じました。国際標準とされる8万人収容の競技場が必要との主張は理解できるのですが,犠牲にするものが大き過ぎるように感じました。この建築のために都市計画法も変えてしまおうということのようですが,やりかたが変です。

 初めてこの問題に接しましたが,素敵な公園と環境と景観を破壊してしまいます。状況を知りたくなったので,ネットで「新国立競技場と都市計画法」というキーワードで検索してみました。
 ありました。伊達美徳氏という,経歴を見ると学会にも官界にも実業界にも立派な経歴をお持ちの方が驚くほどオープンなスタンスで情報を公開していました。こんな方なら信用できると思いました。
 日頃,HICPM(住宅生産性研究会)の戸谷理事長からメルマガにより,日本の都市計画の問題を知らされていましたので,伊達先生の仰っていることがスムーズに理解できました。

 要点を抜粋しますと;
「新国立競技場の設計コンペ募集要項が公開されたのは、2012年の7月である。このときその対象敷地のあたりには、都市計画の第二種高度地区で20mまでの高さの建築が許容されていた。
 しかるにコンペ募集要項には高さ70mまで建てて良いとする条件になっていた。つまり、新国立競技場のコンペの主催者は、これが都市計画法違反、建築基準法違反であることを承知で、コンペを実施したのだ。」

 本当に酷い実態です。下記を読んで見てください。
「建築家たちの新国立競技場デカ過ぎ論・・・」
https://sites.google.com/site/dandysworldg/newnatinalstadium2

 尚,戸谷理事長のブログも参考にしてください。
「私有財産権の保障と公共性(法定都市計画)」
http://www.hicpm.com/20140120-2407.html

 話が飛躍し過ぎるとは思うのですが,「満州事変」(緒方貞子著)について学んだ時,関東軍が政府方針と外交の原則を踏み外し,満州で勝手な行動をとり続けたにも関わらず,本国政府はそれを次々と追認したとありました。その結果が泥沼の支那事変となり,遂には日米戦争になってしまったと。

 私は,戸谷先生と伊達先生の論述から,土地計画法のデタラメの運用の中に関東軍の姿が重なりました。現場と政府が一体になっている姿も当時と同じに見えます。関東軍と時の政府は日本を敗戦に導きましたが,都市計画法の蹂躙はいったい何をもたらすのでしょうか。伊達さんは「貴方の暮らす街はもうすぐ消える」と書いています。
 違法な既成事実を先に作っちゃって,それを追認していくのはどうも日本の文化なのかもしれませんね。

 別情報ですが,下記ホームページの組織はすごく学際的に景観と環境問題に取組んでいるようです。このURLを開き,緑枠の「公開質問状」をクリックするとその内容を読むことができます。質問の内容は至極ごもっともな内容だと思いました。

新国立競技場について:http://2020-tokyo.sakura.ne.jp
フッターーーーーーーー

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
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