2014年4月6日日曜日

蓼科だより・338号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年4月5日(土)★
★テーマ:苗代、EMの培養、農政官僚の焼け太り、
   私たちの本音は、復興の実態、クマラスワミ報告書
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

  先週は田んぼの土手焼きで肝を冷やしましたが、今週は順調に苗代(なわしろ:稲苗を作る場所)を整備しました。昨年不注意で用済み後の苗代に雑草をたくさん生やせてしまったので、どうやってその種を絶やそうかと思案したあげく、工事用のガスバーナーで焼いてみました。
 この上に新たに作った苗間土を1~2センチ入れて種籾を蒔きます。基本的には陸の草は水中では発芽しないのですが、苗代の場合、当初2週間ほど冠水させないので雑草が出てしまう恐れがあるからです。

 雪の下でトンネルが押しつぶされていた冬野菜(小松菜、葉だいこん等)の手入れも済ませました。冬の間に貯まっていた庭木の剪定枝の焼却もしました。下仁田ネギとナスタチウムの種を128穴のトレイに蒔き、ビニールハウスに置きました。可愛い赤い芽を出し始めているルバーブと冬越しのネギに完熟の草堆肥と草木灰とEM活性液200倍液をたっぷりくれました。

 新しいEM情報源を株式会社アドバイスさんから紹介して頂き、研究しながらEM活性液の培養を進めています。今まで曖昧だった培養の理論が判ってきました。pH(ペーハー:酸度を表す:7が中性)3.5というのが理想の完成数値とされてきましたが、その目的は腐敗防止でした。用途によってそこに拘らなくも良かったのです。
 その他幾つかの疑問点も解けてきました。pHのことなど、酢漬け食品を考えれば判ることですが、言われなければ判らない愚かさに自嘲しております。
 
 アドバンスさんは佐久市にあり、白井社長とは長年のおつき合いを頂いています。わたしより遥かにお若いですが、しっかりした理念をもって、肝の据わった経営者です。EMを活用して中国雲南省の奥地で田七人参を栽培し、それを原料とした田七人参商品とEM関連商品を販売しています。
 ホームページ「白井の田七人参」をご覧ください。この田七人参はすばらしいと思います。

ーーーーー農政官僚の焼け太り!?

 前回のメルマガの記事「国家戦略特区で農業はどうなる?」に、安中さんから歴史に学ぶコメントを頂きました。とても参考になるので、下に引用させて頂きました。

< 農業特区の話、今度、郷里(新潟県)に帰ったら意見を聞いてみます。親戚には農業従事者が結構いますので。でも、安江さんの仰る通り、農政官僚の焼け太りの感じがしますね。

日本の戦後復興期の自動車産業の話があります。当時の通産省は、トヨタなどの自動車会社に対し、合併再編をさせようとしました。弱者ばかりで、アメリカの自動車会社の足元にも及ばないとしてです。
しかし、自動車産業は、この勧告を蹴り、互いに切磋琢磨する道を取りました。結果は、現在の自動車産業が示してくれています。

逆に、通産省の指導に従った繊維産業は衰退の一途をたどりました。農業は、紛れも無く後者の道を歩んでいます。

自由に参画できるようになったら、故郷の農家をまとめて運営する会社を興したいと考えていますが、今回の特区構想では無理そうですね。

安江さんのご指摘とおり、徳川幕府の農業政策は見事でした。幕府を開いた当時1000万石だった生産量が、およそ100年で3000万石になったのですから、戦後70年ですっかり衰退した現在の農政とは雲泥の差ですね。

幕府の行なった具体的な政策とその効果を少し上げてみます。
(1)新規開発した新田に対する7年間の年貢免除政策は、民間資本の活用を生んだ。

(2)新田開発や用水路建設を設計・監督した職人の棟梁たちに「名字帯刀」を許しました。今の建設業の現状からみると、羨ましい限りですね。

(3)札差(ふださし:米取引の金融業)の存在を許したことで、米流通が劇的に効率化され、さらに金融経済を生むことにつながりました。この政策により、経済の主役が武士+農民から商人へと移っていくことになり、日本全体の経済規模が格段に大きくなっていきました。今でいうイノベーションですね。

こうしてみると、現代の農政は、徳川幕府に学ぶことだらけですね。>

(私)立科町にも江戸初期に、蓼科山の七合目付近から延々50km以上にもなる塩沢堰が引かれました。近隣市町村にもこの種の史実が残っています。
 「日本とは何か」(梅棹忠夫著)の中に、日本の優れた歴史の積み重ねがあって初めて、明治維新の成功も戦後の復興もあったのだという意味のことが書かれていたと思うのですが、それを再確認できた気がします。不勉強な自分が書くのも憚られますが、日本ほど恵まれた歴史を持った国はないのではと思っています。
 問題は、今の私たちがこの歴史を生かすことができるかどうかだと思います。しかしそのためには、余りにも私は日本の近現代史を知りません。やはり教育が大事ですね。

 続いて次のようなやりとりがありました。
(安江)農政がダメなのは、原則規制で、条件付き緩和だからです。他産業のように、原則自由で条件付き規制にするべきです。
(安中)政策当局は、「原則規制で条件付き自由」にしたいのです。分からないのではなく、分かってそうしているのです。理由は、己の存在を守るためです。古今東西、官僚機構とはそういうものです。
しかし、彼らに自助努力を期待することは出来ません。ゆえに、官僚機構より強い政治が、そして、その政治を支える国民の力が必要なのです。それが民主主義の根幹です。残念ながら、日本の民主主義は、まだまだそこまで育っていません。あと50年ぐらい必要なのでしょうね。

ーーーーー私たちの本音は何なのでしょうか?

 「蓼科便り」305号に掲載しましたウルグァイ大統領のリオで開かれた環境サミットでの演説は世界から注目されたようです。
 305号に掲載したのは大統領の原語による演説と日本語訳文でしたが、facebookにテロップ付きのYoutube画像が載りました。本当にすばらしい演説だと思います。下記URLからご覧ください。
 一部、下に引用します。

http://buzznews.asia/?p=1118&utm_source=post.twitter.com&utm_medium=post&utm_content=1118&utm_campaign=tw_buzz_news_#_

<・・・昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています
「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。
国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。
根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。・・・>
(私)ムヒカ大統領のすごさというのは、言葉だけでなく行動にも表しているからだと思います。「世界一貧乏な大統領」と言われているのは資産が少ないからではなく、個人資産を87%寄付して家とトラクターだけで暮らしているからです。

ーーーーー『知っていますか?』復興の実態について、・・!

 希望日本の会4/4メルマガに下記のような記事がありました。

<・・・震災から3年経ちましたが、いまだ多くの方が仮設住宅にお住まいです。そんな中、8千億円から1兆円かけて防潮堤がつくられようとしています。守るべき人命の無い、人がまったく住まないところにも…

国土交通省も、政府も、安倍総理も、巨大防潮堤は見直しを考える必要があると言っています。ところが宮城県、村井県知事はまともに住民の意見も聞かず、かたくなに防潮堤建設を進めようとしています。
中止にはなりましたが、宮城県は無人島に20億円かけて防潮堤をつくる計画もありました。

北海道奥尻島(1993年マグニチュード7.8)は地震後、巨大防潮堤をつくり、
・漁業が死にました
・観光が死にました
・防潮堤のメンテナンスで財政も苦しい
このような状況にしてはならない!・・・

https://www.youtube.com/watch?v=mZYniYKpqVE#t=34 >


(私)上記Youtubeの中で、「気仙沼小泉地区では、住民は全員高台に避難します。なのに230億円かけて、高さ14.7mの防潮堤を造ろうとしています。これはなんなのだ!」と言っています。私も本当におかしいと思います。下記運動の署名をしました。


ーーーーー遂に出た「クマラスワミ報告書」への反論!

 真偽、善悪の判断は別として、これが慰安婦問題の原点なんですね。知りませんでした。
 産経ニュースから引用します。下段URLに要旨があります。
<裏付けなき糾弾許した日本外交の事なかれ主義、決別の時 4.1 09:46
 まともな裏付けもないまま一方的に日本を糾弾したクマラスワミ報告書と、それに対する日本政府の事なかれ主義的な対応は、歴史問題に関する戦後日本外交のあり方を象徴している。
 産経新聞は31日、日本政府がいったん国連人権委員会(現人権理事会)に提出しながらすぐに撤回した反論文書を入手した。

(私)腹芸などという海外には通用しない手法ではなく、徹底的に公開討論して本題の本質を極めて頂きたいと思っています。

フッターーーーーーーーーー

田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/
ーーーーーーーーーーー

0 件のコメント:

コメントを投稿