2014年10月15日水曜日

蓼科だより・365号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年10月11日(土)★
★テーマ:稲刈、湯島で収穫祭、新米販売、
ザ・フナイ、
   こんな国では、競争と順応、中耳炎と風邪、緒方竹虎
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 去る日曜日の稲刈りイベントは、朝から台風18号の影響による雨が降り、楽しみが半減してしまいましたが、私の町・中山道芦田宿の旅籠土屋旅館に前泊して下さった一家が参加して下さいました。
 5才の男の子ちゃんを連れたご主人が弁護士、奥様は経理士さんというご一家でしたが、雨をものともせず、カッパを調達して、しっかり雨の農作業を体験してくださいました。今日のためにと思い、前日刈ってあった稲束を掛けるだけの作業をしました。土の上に放置すると品質が落ちてしまうからです。

 5才の子がどろんこになりながらも一生懸命に稲束を運んでくれたのがとても健気で可愛かったです。とても素直でお手伝い好きな良い子でした。良い子育をなさっていると感じました。雨の稲刈りも貴重な体験として記憶に残ってくれることを願っています。

 11時頃までで作業は終了しましたが、濡れてしまったので、私のロッジで着替えて頂き、ガレージで恒例のバーベキュー。父が30年も前にアメリカから買ってきた立派なバーベキューコンロで炭焼きした肉の味は格別です。私の孫娘も加わって総勢7名で楽しみ、午後は解散しました。

 その後、6、7、8日と3日間天気が続き、作業できる程度に乾いたので、9日の午後から10日で1反歩の一番大きな田んぼの稲刈りを終らし、明日は小さな残りの2枚をやります。かなり、ぬかっていた田んぼでも一度乾いてしまうと、その後の雨からの回復は以外に早いことを発見しました。
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 今日は、東京湯島で開催されたGOP・グリーンオーナー倶楽部の秋の大収穫祭に参加しました。基調講演は、9月22日に勉強・見学させて頂いた愛知県の神谷成章先生の「食と農、新たな展開」でしたが、又しても革新的な実証研究成果に惹きつけられ、唸ってしまいました。前にもちょっと触れましたが、革命的なこと起ころうとしています。
 草が生えない、成長が早い、実りが豊かで、虫もつかない、病気にもならないという正に夢の農法です。しかも、無農薬で、手がかからないという、まるで嘘のような話です。ですが、間違いなく現実です。それを見てきましたし、全て自然素材であり、太陽との共演による電子の働きであるということです。

 「これからの農業は電子工学をやらんとダメ」ということです。超好熱細菌を使って活性炭を作るのです。神谷先生は国際特許を20以上お持ちの科学者であり、農業研究者でもあります。
 この農法で作られた野菜の内容が良いために、病院で治療に使われている事例もあります。癌、アトピー、アレルギー、無精子、不妊、発達障害等の病気は食に原因がある、と仰っていますが、私は本当だと思っています。
 ご興味のある方は「新時代の食と農業へのいざない」(大下伸悦著 新日本文芸協会Ω)をアマゾンで買って読んでみて、見学に出かけて下さい。神谷先生は日本の食と農を変えたいというのが願いです。

ーーーーー私の新米をお買い上げ下さい!

 全くの無農薬で有機肥料だけで、蓼科の水で育てました。
 昨年より1kg当り200円料金を下げました。世間相場の下落と私の生産効率の向上のためです。
 発送は今月末頃になります。販売可能数量は500〜600kgと見積もっています。
 来年は1トンにする予定です。
 脱穀はこれからです。
 詳細は下記URLをご覧ください。

ーーーーー月刊『ザ・フナイ』10月号

 NPO法人信州まちづくり研究会の計画であり、私の夢でもある『農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る』が掲載されています。店頭かアマゾンで買えます。お読み下さい。
 ”田舎暮らし”をお考えの方は仲間になってください。

ーーーーー「こんな国では、もう仕事なんてできませんよ」

 下段のURLの日経ビジネスオンラインの記事に書かれていることが、安倍総理がやるべき第三の矢の中身だと思います。「国の正義を守るべき司法制度が腐っている」と書かれていますが、やはりそうなのかと納得させられる事例を知っています。
 もう一歩突っ込んで言えば、この司法制度を支えている日本の目に見えない支配機構ーーもしかしたら東京大学を頂点とする何かーーのバックボーンになっている思想=基本的価値観に原因があると思います。
 何故、こんなに断定的に書くかというと、住宅生産性研究会の戸谷理事長がマンションの建替え問題でこの数年、自治体や国と裁判で争っている実態をお聞きしているからです。その内容と酷似しています。民主主義社会の基本である公平・公正に裁判を受ける権利が犯されています。

 下記引用がその全てを語っています。全部、中村修二教授が語った言葉です。

<・・「日本の司法制度は腐っている――。言いたいことは、この一言に尽きますよ。本当に頭にきています。」。
・・・
「「お前ら両方の主張はよく分からんから、わしが全部決める。落としどころの判決はこれじゃー」と言って終わり。封建制度そのままの、まさに裁判長の独壇場。江戸時代から全く変わってない。」
・・・
「本当に悲しいことですが、裁判所が保守的である限り日本は何も変わらない。技術者が全員海外に出ていって、日本がおかしくなるまでは真剣に考えないんじゃないでしょうか。」
・・・
「こんな国では、もう仕事なんてできませんよ」。この言葉を残し、中村氏は米国へと帰っていった。そして今も米国を拠点に研究を続けている。・・・>


ノーベル賞学者は10年前、「敗軍の将」として何を語っていたか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20141007/272279/?P=1

(私)この記事は科学技術のことではなく、日本の司法を作り維持している基本思想と理念のことを書いているのだと思います。端的に要約すれば、日本社会では諸問題を正しく評価する裁定する仕組みがおかしいということになります。誰がどこでこの思想と仕組みを作っているのでしょうか。
 「日本の司法制度は腐っている」。このような国の根本に関わる問題を、私のような凡人ではなく、ノーベル賞をいただくような世界で認められている立派な科学者が言っていることが重要です。

 官僚全般に言えることだと思いますが、特に法務省は東大閥が強いと聞いています。東大卒の中に尊敬すべき方がいらっしゃることもよく承知していますが、東京大学法学部に問題があるということにならないでしょうか。IQではなく、人間性の問題だと思います。社会正義を希求する精神に欠けるのでは・・。

 東京大学が閉塞した現在の日本をつくり、頑として変えようとしないといったら言い過ぎでしょうか。吉田茂はじめ、総理大臣の中にも東大卒がかなりいますが、結局、官僚とお友達なので、改革ができないのではと思えてきます。

 司法の判断がおかしいために、当然解決されなければならないいろんな社会問題が放置されている事例がたくさんあります。それらが複合的に作用して日本の社会を停滞させてしまっているのだと思えてなりません。
 卑近な例では、街並の美化やゴミ屋敷が個人の財産権と対立して何もできないとか、所有者・管理者がいなくなった危険家屋の処理も自治体を含めて誰も手が出せないなどがあります。
 私自身も体験し、見回すとあちこちに目につくことですが、処理できない抵当物件の責任をとる人がいなくて、腐るに任せている実態があります。こんなことでは、地方の再生も街並整備もできる訳がありません。何故、この実態に対処する法整備ができないのでしょうか。

ーーーーー競争と順応が生命のひとつの原理

続ナチュラル☆ライフ実践メルマガ 第46回 「免疫 自己と非自己」より引用。

< 私たちの肉体は歴然として自己を守り、自己を維持するために活動している。そのように言うとあなたはどのように思われるでしょうか。
「免疫」という人体に備わるシステムがあります。
・・・
さて、麻疹やおたふく風邪に一度かかると、二度はかからないといわれますね。これはなぜそんなことが可能なのでしょうか。

ご存知のように抗体ができて、その外敵の形を記憶するわけですが、実は外敵を見分けるリンパ球の抗体は、常に必要な抗体を維持するために、自分の一部を抗原と呼ばれる外敵にしています。・・

そういった意味では、この人体の免疫というシステムは、あらゆる外界の多様性を受け入れているともいえます。非自己を受け入れることで、自己を守っている。あくまで自己を存続させるためにあるわけですね。

そう考えると、ある一定の刺激・緊張によって、私たちの免疫力は維持され保たれているといえます。そしてその緊張を常に内在させているともいえるのです。・・・

・・ナチュラルライフの実践という意味では、やはりある一定の競争の原理があるように思われます。
人間はやはり過保護では弱い。生き抜くたくましさは、まさしく、自己をより強く維持することだといえます。

筋肉をつけるために筋肉に負荷をかける。風邪を引いてウィルスを身体に取り込むことで免疫ができる。
ストレスのある環境でそれを乗り越えると力になる。

競争と順応が生命のひとつの原理のようですね。

ナチュラルライフを実践していく意味では、より体力のつくいい素材を食べて、外界の菌やウィルスを適度に取り込みながら、免疫力を鍛えていくことが大事ですね。・・・>


ーーーーー「中耳炎と風邪」と抗生物質

続ナチュラル☆ライフ実践メルマガ 第45回より抜粋しました。

<・・中耳炎のために入退院を繰り返す子供がたくさんいます。その多くは中耳炎の薬剤耐性菌を持っていたという報告もあります。
・・・
また風邪に抗生物質を与える医療関係者も多いのですが、ほとんどの風邪に抗生物質は効きません。よくある医療の教科書にも風邪に抗生物質は効かないと書かれているそうです。
これは医者にとっては常識。しかし医療の現場では、合併症を恐れてか、または抗生物質を配布してお金を稼ぐためか、子供の風邪にまで抗生物質が手渡されることが多いのです。

日本呼吸器学会が平成15年に次のような、発表をしています。「呼吸器感染症の治療に関するガイドライン」で「風邪は薬を使わず、自宅療養が有効である」と発表しました。また「風邪に対する過剰な治療を推奨するかのような印象を与えている」と市販の風邪薬について述べています。

(私)、除菌も薬もどうしても必要なこともありますが、製薬会社の餌食にならないようにしたいものです。お金を捨てるだけならいいのですが、健康まで捨てさせられたら悲惨です。

ーーーーー朝日新聞主筆緒方竹虎は、A級戦犯容疑者だった

<・・朝日新聞が8月に、「強制連行」の誤報を認めて撤回した。それでも、「報道の一部が誤まっていた」と弁明している。往生際が悪かった。
・・・
15年前に、自社のカメラマンが沖縄の海に潜って、珊瑚に傷をつけ、スクープとして「サンゴ汚したのは誰だ」という見出しをつけて、紙面に大きく載せたことがあった。この時は、社長が責任をとって、辞任した。朝日新聞珊瑚記事捏造事件として、知られる。
・・・
金日成主席の北朝鮮が「労働者の天国」だと煽り立てて、1959年から84年にかけて、9万3千人以上の在日朝鮮人と日本人妻が、地獄へ渡った。このうち6千7百人あまりが、日本人妻とその子どもたちだった。
・・・
朝日新聞は「A級戦犯」という言葉を、好んで使用してきた。先月、私は福岡に講演に招かれた時に、中洲の古い料亭『老松』に案内されたが、玄関に緒方竹虎の揮毫が飾られていた。

緒方は福岡出身で、朝日新聞主筆、副社長を歴任したが、終戦とともに占領軍によって、「A級戦犯容疑者」として逮捕されている。朝日新聞は岸信介首相が、「A級戦犯容疑者」だったことは書くが、ご都合主義だから、緒方についていっさい触れることはない。・・>

(私)どの報道機関も間違いも恣意的な記事もあるのでしょうが、それにしても朝日のそれは度がすぎ、厚顔無恥には呆れます。それも国や国民を欺くなど、理解できません。全文は下記URLの内、Date : 2014/09/22 (Mon)」を開いて下さい。
http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi

フッターーーーーーーーーーー

田舎暮らしコミュニティ・中山道 芦田宿:企画書
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/09/blog-post_29.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/

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