2012年1月27日金曜日

槌の子編機(つちのこあみき)を作る

私の農楽の先生であるSさんから,ムシロの編み方を教わり,機具を貸して頂けるというのでお借りしてきた。

編みかけのムシロを頂いてきたので昨日はそれを完成させた。うまくできた。

今日は,その機具を作った。倉庫から古材を見つけて来て,約4時間ばかりでできた。

昨年末,バイオマス温室を作った時に木工に関してはいろいろと勉強できたので,今回は案外要領よく作ることができた。

枠組みはビス止めがいいこと。
長めのビスは先にドリルで穴を開けた方が良いこと。
そうしないと木目が影響して位置がずれるからだ。
改造する時のことを念頭に,できるだけ解体し易いようにつくること。
等だった。

名称が判らなかったので,Sさんから電話で教わった。
大正時代に発刊されたものだという「道具の本」というのがあるらしい。
貴重品らしい。一度見させて頂きたい。

メインの横棒は編棒,二股になっている足は編又,ここに写っていないが編糸の末端につける重しのことを槌の子という。

この機具の総体を「槌の子編機」という。
明日からこの機具でムシロを編むことにする。

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