2012年10月21日日曜日

蓼科だより・262号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーー2012年10月20日(土)★
★テーマ:脱穀,タニシ汁,トレッキング,農業セミナー,

     東京駅見学,中国,ブルーリボン
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 去る15日(月)に脱穀をやりました。毎年お世話になっている近くの農楽先輩から脱穀機をお借りしました。性能の良い機械で,一人でやっても約4時間で終了しました。
 昨年から田植・稲刈り・脱穀の体験募集をやめてしまいましたが,日程が天候に左右され迷惑をかけてしまうからです。

 稲刈りだけが2日かかりますが,他は一人でやっても1日で終ってしまいます。ただ,大勢でやると楽しいので何とかならないかと思案しています。
 収穫ですが,田植直後にはかなり良さそうだと期待したのですが,途中で成長が鈍り,結果的に収量は昨年と同じで16アールで,籾で約600kgでした。玄米にすると480kgになってしまいます。
 この辺りの標準と比べると約半分です。目的は安全な主食作りですから,元々標準に達しなくもいいと思ってやっていることですが,8掛け位にはしたいと言うのが本音です。

 稲刈りを「いいっこ」したMさんと減収について研究した結果,たぶん草の繁茂が大きな原因だろうという結論になりました。
 今年こそは成功させるぞ,と意気込んでやった結果がこの始末ですが,今年の失敗の中でいろいろ勉強しましたので,来年こそはと意気込みを新たにしているところです。

 ただ,言い訳をしますと,不耕起移植栽培の米は,無農薬で有機肥料だけのお米です。ですから,価格は1kg当り800円で売られています。農協に供出すると1kg当り約200円ほどですから,経済的価値からすると,収量が半分でも2倍の価値があることになります。
 8掛けの収量が実現すれば,1×0.8×4=3.2倍の経済性があることになります。しかも,トラクターが不要なので原価も安いです。栽培法に自信がついたら販売用栽培も始めるつもりです。
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 今日は,田んぼでタニシをたくさん拾いました。不陸直しのために,高低を見るために水を入れたが,少ないなと思っていたタニシが続々と現れたのです。稲刈りで水を落とした時に皆土に潜っていたのでしょう。
 3年前にタニシのいた田から2〜30個もらってきて入れたのですが,今日の感じでは数百から千はいるのではないかと感じました。
 大きいのだけ5〜60個拾いました。交尾なんでしょうか,二つが口を合わせてくっついているのもたくさんあり,それは大きくてもそっとしておきました。家に持ってきて清水に入れ毎日代えて数日後にタニシ汁を頂きます。先週一回作りましたが美味でした。
 動画にもとりましたので,後日アップロードします。
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 蓼科山麓トレッキングがすばらしかったです!
 17日(水)朝8時に蓼科牧場に集合し,すずらん峠~八子ケ峰~白樺湖を,ゆっくりと,ビューポイントで楽しみながら,約3時間かけて歩きました。
 昨年から始まったTHE BEST OF TATESHINAのイベントですが,この素敵さは言葉になりません。大自然は本当に命を癒してくれるのが判ります。
 蓼科牧場の「水仙」で新ゾバを食べて解散でした。
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 信州大学繊維学部で,農業の6次産業化の講演会があり参加しました。
 産直新聞の毛賀澤社長から,農業の6次産業化の重要性を説き,現日本で唯一の成長産業が「直売所」であり,山古志村や東北の被災地で大きな復興の役割を果たしているとの講演がありました。

 小池芳子さんの『農村手造り加工の現状と課題』がスゴイと思いました。もう80才になろうかという下伊那の方で,この世界では日本的に有名な方ですが,すばらしい実績に驚きました。
 30年前に「農家による農村の加工品を売る」という方針の下に野菜作りから初めて,幾つかの加工所も作り,今では一定の量があれば何でも加工するという事業を展開しています。
 気迫がすごく,多いに刺激を受けました。下記URLをご覧下さい。


 この会場であったメル友が次のようなメッセージをくれました。
<現在の「農業・農村・農民」を支配しているのは、マスコミをはじめ、農業関係者も、評論家も「やらせる側」の論理ばかりで、「やる側」の論理が衰退し、農民の内面まで「やらせる側」の論理に染まって、踏ん張りがきかず、自力では局面打開ができないようです。これでは農民は幸せにならないです。
「百姓魂」「百姓スピリット」の復活、復権「百姓よ、もっと自信を持て!」「元気をだせ!」「だまされるな!」と言いたい。
百姓の立場で、百姓の方法で、世論にとう発言をしていきたいものだと思いました。>

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 昨日は,所用ができバス往復4.500円で東京に行ってきました。時間は新幹線の2倍ですが,本が読めて一眠りもできて快適です。負け惜しみですが,時間があるというのは豊かですね!
 昼食は40年来の且つてのお客様5人と一緒に歓談の一時を過ごし,夜のセミナーとの間の時間に,お昼の仲間と一緒に東京駅見学をしました。この数年,東京行きはバスばかりなので,東京駅は久しぶりでしたが,テレビで見た通り威風堂々の壮麗な建物でした。
 2時間近く駅の内外をうろうろし,ホテルのフロントへも行きました。大正モダニズムという言葉を頭に浮かべながら,あちこちビデオに収めましたので,近い内にYoutubeにアップロードするつもりです。

 帰ってから,改めてWikipediaで東京駅を読むと大量の説明・資料があり,日本の現代史が絡み興味深かったです。ごく一部分をコピーします。
<かつての丸の内側の赤レンガ本駅舎は1945年(昭和20年)5月25日、アメリカ軍による東京大空襲によりその多くが破壊され、終戦後の1947年(昭和22年)、開業当初の状態より一回り規模を縮小して修復された。GHQの体制下応急処置的に工事が行われ、屋根の小屋組については復員してきた海軍の技師が5年もてばよいということで、薄い木材のトラス造りで応急的に工事をしたというが、結局60年以上の歳月が過ぎることとなった。>
 
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/東京駅

ーーーーー中国・・

■猪瀬さんメルマガより□
 <中国は近代国家なのかということが問われていると思います。仮に尖閣諸島が自分のもので、日本がじゃまをしているという考えが前提にあったとしても、日本企業の店で略奪・暴行してもいいのかということは、全く次元のちがうことです。外交的に争いがあって暴動がおきてもそれを取り締まらないというのは、近代国家とはいえないと思います。尖閣は自分のもの、じゃあ略奪してもいいというのは論理が成り立ちません。>
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大前研一ニュースKON436より
<大手損害保険各社が中国での暴動被害を補償する保険の新規契約を中止したことが分かりました。
 9月の反日デモで日本企業の商業施設や工場が従来の想定を超える被害を受け、保険金の支払いリスクが増していることを受けたものです。

 日中国交正常化40周年を迎えましたが、この間にも中国による反日デモは何度も起きていますし、特別今回のデモが大きかったわけではありません。
 ただ、明確な被害が出たという点で目立った形になっています。
 実は中国における労働者の器物破損などのデモ行為は、日本企業だけでなく、中国企業も台湾企業も受けています。>

(私)は,中国の友人がいます。こんなことを書きたくありません。世界中にたくさんの中国人が活躍していると思いますが,気の毒に思います。早く中国に本当の開放の日がくることを願っています。

ーーーーーー「ブルーリボンの会」より
(北朝鮮に拉致された日本人拉致被害者を救出するための団体)

<私たち、「日本ブルーリボンの会」では発足以来 お一人でも多くの方々に、少しでも無理なく
「ブルーリボン運動」に参加いただくために支援者の皆様の有難いアドバイスにも謙虚に耳を傾け活動しております。
このたび、車やその他金属であれば簡単に着脱ができるマッグネット仕様のステッカーを制作いたしました。アドレスはこちらです

https://ssl69.heteml.jp/altarico/nippon-blueribbon-org/cart/view.php?p=1

(私)お金は全く無く,それどころではないのですが,余りにも酷いことなので一つ注文しました。800円でした。

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「田舎暮らしコミュニティ」のすすめ!
http://shinshumachidukuri.blogspot.com/2011/10/blog-post_9187.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey
ケイタイ 090-3148-0217
Skype名 takasuke6(夜可。スカイプ同士は無料です)
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