2013年2月17日日曜日

蓼科だより・279号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2013年2月16日(土)★
★テーマ:冷気と晩酌,最良の堆肥,中国米,太平洋戦争
★蓼科便りは,”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします
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 冬になってから今日までに最低気温がマイナス12℃になった日が5回ありました。真冬日も5日ありました。去年と比べてみようと思いデータをみましたら,今年より寒い日が多くあり,2月20日付けですがマイナス15℃というのがありました。
 ですから,私のデータで見る限りは,今年が特に寒いということはないと思います。

 数日前から妻の実家の庭木の剪定を始めましたが,水曜日と昨日雪が降り,除雪もあったりでなかなか捗りません。高さ5mほどもある立派な松の老木に取組んでいますが,まだ自信がないので,切り過ぎて枯れやしないだろうかと心配しながら鋏をいれてます。

 防寒着を着込んで防寒靴をはいていれば,真冬の作業も平気です。冬の空の色も空気も澄んでいて気持ちが良いものです。外気温は陽が照っていても5℃前後ですが,直射日光を受けながら剪定していると防寒着がいらないくらい暖かいです。
 ですが,陽がかげったとたんにキューっと冷え込みますので,晩酌の焼酎のお湯割りを楽しみにしながら終います。

ーーーーー知的障害者が作っている最良の堆肥!

 先週末でしたが,知的障害者に仕事の世話をしている「とんぼハウス」が良質な堆肥を作っていると不耕起栽培の仲間から教わったので,訪ねて取材させてもらいました。
 堆肥そのものがすばらしいことと,働いている皆さんの素直さと礼儀正しさに驚きました。原料はナメコ栽培に使った広葉樹のオガコ培地。熱殺菌処理したものなので最高の原料だと思いいます。手で掴んでみましたが,木の香りがして柔らかくシットリと心地よいものでした。
一通り説明を受けながら撮影させてもらいました。

 とんぼハウスは堆肥ばかりでなく,クッキー,パンやボトルキーパーなども作り販売しています。
 詳細は,下記Youtube動画と,「とんぼハウス」のホームページをご覧下さい。



 この良質な完熟堆肥(商品表示は改良土となっています)が軽トラに一台5000円だというので,私も使わせて頂くことにしました。
 皆さんも商品の購入や仕事の斡旋のご協力をお願いいたします。

ーーーーー困った中国米のお話!

 中国への悪口が続くので,気が引けるのですが,週刊文春2/14日号に,「中国『猛毒米』が日本人を破壊する」と題して,信じ難い暴露記事が特集されていました。
 「日本の数千倍の土壌汚染」,「中国で健康被害が止まらない」との中見出しで,農地汚染データを掲載して汚染の凄まじさを記述しています。

 週刊文春がここまで書くには,掲載したデータに相当な自信があるのでしょう。
 データの解析によると,日本の土壌汚染の基準値との比較ですが,水俣病を起こした水銀は244倍,イタイイタイ病を起こしたカドミウムは4.2倍,ヒ素は1495倍,というような凄まじい数値です。
 中国人の健康被害についても深刻な状況がレポートされていました。

 ただ,週刊誌はいい加減なことを書くことが多いのと,局所的に悪いデータを取り上げるということもあると思い,Webに信頼性の高いデータを探してみました。

 大阪大学の教授が書いたレポートで,2010年8月に中国江西省赣州で開催された第4回「現代中国と東アジアの国際環境」国際シンポジウムでの提出論文がありました。
 テーマは,「中国の重金属汚染土壌の現状と今後の対策に向けて」。長いレポートなので全部読んでいませんが,下記の記述がありました。

<中国は、21 世紀に入って急激な高度経済成長を実現しており、並行して各種の環境問題も発生してきている。ただし、その規模と広がり、被害の深刻さは日本の体験をはるかに超える勢いを呈しているといえよう。>

 ということは,文春の内容は当らずとも遠からずではないかと思いました。
 下記URLは,そのレポートです。
http://www.law.osaka-u.ac.jp/c-forum/box2/dp2011-7anezaki.pdf

 一番の問題は,日本への輸入米のチェックと消費先です。2012年の中国からの輸入米は,東北放射能汚染問題の影響で前年比で倍増しています。
 この記事で読む限りでは,輸入時のチェックにも大きな問題がありそうです。安いということで,外食産業,煎餅業者,スーパー等に行っているようですが,猛毒米が混じっている可能性もありそうです。

 大事なことは,この種の話しをいたずらに恐れたり攻撃したりするのではなく,科学的・論理的に処理することだと思います。輸入時に税関で安全性チェックをキチッとやれば解決することだと思います。感情を交えずに是々非々でいけば良いのではないでしょうか。
 輸入が増えたのは,放射能汚染が心配される東北米より中国米の方が良いということだったようですが,厳重にチェックされた東北米の方がはるかに安全ではないかと思ってしまいました。これも感情的になった結果ですね。

 次ページの記事は「殺人スモッグPM2.5」でした。余りにも悪いニュースばかりで,日本の被害もさることながら,中国人が気の毒に思えてきました。日本の公害問題と同じで中国国民は被害者です。国=政治を憎んで中国人を憎まずでいきましょう。

 中国も本当に大変です。同情している場合じゃないんでしょうが,余りにも急激な工業化,近代化と独裁政治体制が,どうしょうもない制御不可能な状況を作りだしているように思えてなりません。
 国民に膨大な健康被害が発生し,大きな批判となって政府を攻撃するでしょうが,その矛先を日本に向けることだけは止めて欲しいと思います。

ーーーーー太平洋戦争は何だったのか?

 私に歴史の真偽など判る筈がありませんが,歴史は様々な角度から様々な価値観のメガネを通して語られるものだと思います。
 ここに引用したメルマガは,一般的に右寄りとか国粋的とか批判されていることを承知していますが,わたしはこういう見方があって然るべきと思っています。
 
加瀬英明先生のメルマガより抜粋:
<先の大戦は、「軍国主義国日本と、民主主義国だった米国が戦って、米国がファシスト日本を打倒した」という話をお聞きになってきた方も、きっとおいでのことと思います。そんなことは、まったくの嘘です。

 私達が戦った米国は、同じ国民である黒人を、法的に差別していました。米国の南部諸州では黒人は一切投票することができませんでした。
 私は1950年代末に米国に留学をしましたが、当時の米国では、黒人と白人は、公衆便所から食堂、列車やバスの座席や水飲み場まで、あらゆるところに差別がありました。
 ニューヨークやワシントンでは、1960年代にはいっても、白人が使うレストランに黒人が入るということはありえないことでした。
・・
 さて、ミズーリ号に戻りましよう。日本は連合国が発したポツタム宣言を受諾して降伏しました。日本の多くの方は、「日本が無条件降伏をした」という嘘を信じ込まされていますが、日本は無条件降伏などしていません。「ポツタム宣言を受諾して降伏」したのです。
・・
 いまでもジャカルタの中心に、ムルデカ広場があります。「ムルデカ」は、インドネシア語で「独立」をいいます。そこにはインドネシア独立宣言文が刻まれた大きな石碑が建っています。その両側にハッタとスカルノの銅像も建っています。
 この独立宣言文は短いものですが、最後の日付は、西暦でいいますと1945年8月17日ですが、インドネシアはイスラム国ですから、まさかキリスト教歴である西暦を使うはずがありません。
 ならばイスラム暦を使ったのかというと、これも使っていません。では何を使っているかというと、日本の皇紀です。なんと皇紀を使って、2605年8月17日と刻まれています。

 インドネシアでは、毎年8月17日になると、インドネシア独立記念祝典が行われます。この式典はPETAの軍服、これは日本の軍服と同じですが、その軍服を着て、日本刀を吊った将校たちが出てきて、インドネシアの国旗を掲揚するのに当たって、敬礼するところからはじまります。
 そして毎回インドネシアの若い女性たちの合唱団が、必ず日本の『愛国の花』などの愛国歌をメドレーで合唱いたします。・・・>


(私)達は日本軍の残虐行為について教え込まれてきました。事実,数字の真偽はともかくそれはあったと思います謝罪すべきことです。東京裁判のことも,ここに書かれている解釈は違うとする研究論文もたくさんあります。
 しかし,それらのことを承知した上でも知るべき事実だと思います。
 国の教育も私自身もおろそかにしてきましたが,太平洋戦争について学ぶことは,日本人が世界の一員として生きて行く上で最重要なことだと思っています。

 ここに引用したのはごく一部です。下記URLから全文をお読みください。

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「田舎暮らしコミュニティ」のすすめ!
http://shinshumachidukuri.blogspot.com/2011/10/blog-post_9187.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

「街並づくり」の理念にご興味のある方は
http://www.youtube.com/watch?v=nn5OVYAwJnQ

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/

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