2011年10月9日日曜日

蓼科だより・208号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年10月8日(土)★
★今回のテーマ:ニンニク植え & 農村セラピー協会第1回イベント
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  去る火曜日にニンニクを植えました。昨年より20本多い130本です。昨秋植えて今春堀上げたニンニクは自己採点80点くらいにできたので,今年はそれを種にしました。これも初めての挑戦です。
S先輩から教わりながら種取りにも挑戦しています。長崎の七角オクラをはじめ5種類ばかり採りました。
 ただ,ハイブリッド種はダメだから気をつけなさいと言われていますが,自分では判断できないので,苗を買った店に聞いてみるつもりです。
来週は,腐葉土づくりのために,昨秋薮を刈り払って整備した落葉収集の仕掛けを仕上げなければなりません。何のことはない大きな土手の草を刈り,落ちた小枝を拾いきれいに整備するだけですが,今までの2〜3倍の落葉が,しかも楽に集まると期待しています。
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数日内に臨時号で,かねてより温めていた「田舎暮らしコミュニティ」づくり提案書を発信させて頂きます。私が副理事長兼事務局を務めているNPO法人信州まちづくり研究会からの情報です。

ーーーーー農村セラピー協会第1回イベント
 昨日・今日と飯綱高原の公共の宿アゼリア飯綱で行われた農村セラピー協会主催の「第1回農村セラピーDAY」に出席しました。
農村セラピー協会は,「ほっとステイ」の生みの親信州せいしゅん村の小林村長(むらおさ)が会長を務める理想高く夢多き団体です。今年2月に設立されました。その初イベントです。
小林会長とその仲間の皆さんが10年の歳月をかけて創り上げた農村活性化と農村セラピーの仕組みが県と国に公式認知された日と言えると思います。本当にすばらしいことです。

 信州せいしゅん村はたくさんの農村セラピーシステムを創り上げました。その柱となっているのは,日帰り体験農園「ほっとステイ」と,生きる力を確かめると銘打つ「観郷(かんきょう)ウォーク」です。
セラッチ(セラピー値の意味)という評価基準を創り上げ,癒しを科学しています。小林さんは元は私と同業ですが,本当にスゴイ人です。
詳細は,http://www.murada.com/ をご覧下さい。
阿部県知事が7日の情報交会と8日のシンポジウム両方に参加しました。国交省と農水省からは局長さんが,そして田舎暮らし誘致で名をあげている足立飯山市長さんもシンポジウムに参加しました。

冒頭の基調講演は立教大学観光学部特任教授清水慎一氏が「観光と農村の融合」と題して講演されました。私なりに要約してみます。
「3.11の大災害の後,その復興のキーワードは「絆」であり,その絆を支えたのがグリーンツーリズムだった。そして観光のあり方にもグリーンツーリズムが決定的ともいえる大きな役割を持つようになった。
その中身は,「農家」と「農村環境」と「農村景観」がセットになった農村の「暮らし」そのものである。」

 故木村尚三郎氏の「旅人は生活者」という言葉を引き合いにされ,「生活」「暮らし」そのものが観光であると強調されました。「長野県観光行政はこれ一つに絞り込んでも良いのではないか」とも。
阿部知事もこの考え方に同調されていました。そして農村セラピー協会の発足と活動は大歓迎であり,「県と一緒に推進しましょう」と強調されました。
 シンポジウムの最期に,知事と賛同者一同名で「国際青少年交流農村宣言」(内容はホームページに載ります)が阿部知事の朗読で満場の拍手で採択されました。
 更に,観光庁長官溝畑宏氏からの下記メッセージが披露されました。
「あらゆる国や地域の若者の交流の場となる世界一の青少年交流農村づくり。長野県様によるこの画期的な取組みを心より応援しています!」

 午後4時20分に閉会しましたが,大成功でした。
小林会長,本当におめでとうございます。
農村の一員として,「ほっとステイ」ホストの一員として,小林会長に心より感謝を申し上げます。
ですが,これからですね。私も微力ですが努力致します。
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景観については,”まちづくり”の恩師元立教大学環境学部長溝尾良隆先生の著書「観光額と景観」に,観光景観論から始まり,日本と世界の景観について歴史的・文化的考証を詳細に説かれています。
先生は,「本来の日本の自然は大変に美しいのに,人間が壊し続けている」と述べていますが,私の海外視察の経験から考えてもその通りだと思います。
総じて日本の景観は汚いと思います。外国人観光客の入り込みが少ないのはこれが大きな原因だと思っています。

ーーーーーメル友情報
下記<>内は私のメル友が船井幸雄さんから頂いたという転送メールです。

<今月15日に『超マインドコントロール』(池田整治著 マガジンハウス刊)が発刊されました。著者は去年12月に陸上自衛隊を退官したばかり(退官時、陸将補)。もちろん私、船井幸雄の親しい人です。
本書の企画・構成が昔なじみの中島孝志さんだったのでさっそく読みました。
1福島第一原発の実情と今後の見とおし
2日本の政治家や官僚の実態
3第2次世界大戦の実態
4アメリカという国の建国以来の歴史と現状
5中国のこれから
6今後の日本のあり方
だれにも分るように綴られた警告書です。いま、これだけ分りやすく、「ずばり」1冊にまとめられた著作は知っている限り他にはありません。
この1冊で、日本人なら知らねばならないはずのことがよく分ります。私も20-30%ぐらいは知らなかったことを教えられました。
池田さんや中島さんの人間性から、私が言えることでもあります。
ともかくこれは奨めたいだというので20人ほどの友人(いまの日本のリーダーたちと言っていい人たちです)に奨めました。買いそうにないと思える人には10冊余を送りました。>
(私)また図書館にお願いしよう!

ーーーーー長野県メールマガジンより小諸城址「懐古園」で、1022日から「懐古園紅葉まつり」が開催されます。
園内は、色づいた木々に苔むした石垣と、風情ある美しい景色が広がります。
続きは≫http://magazine.nagano-ken.jp/e5852.html 

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<わたしのサイト>・リンクを貼って頂けませんか?
田舎暮らし情報館(蓼科より): http://tateshinadayori2.blogspot.com/
田舎暮らし動画: http://jp.youtube.com/user/takasukey
追加アップロード
草堆肥づくり・田舎暮らし便り272号(蓼科より).mov
下記は昨秋ヒットした動画です
初秋の白樺高原・女神湖・田舎暮らし便り217号(蓼科より).mov

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