2011年10月29日土曜日

蓼科だより・211号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年10月29日(土)★
★今回のテーマ: 冬期堪水完了,タマネギ植え &

       「田舎暮らしコミュニティ」づくりプレゼン
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16アールの田んぼに,13日に藁を撒いてから,続いて腐葉土を750kg,米糠を240kg撒きました。全部手撒きなので,腐葉土は延べで8時間,米糠は5時間かかりました。そして28日,田んぼには満々と水が溜まりました。冬期堪水の完了です。
腐葉土は昨年11月,落葉と米糠と山土で作ったものです。ミネラルが充分入っていると思います。米糠は昨年の3倍です。コイン精米がすぐ近くにあるので調達できるのがありがたいです。

最近米糠の成分を調べて驚きました。油分と栄養分が多いだけではなく,抗がん性のあるフィチン酸,コレステロールを吸収するオリザノール,脂肪肝に良いイノシトール,酸化防止のフェルラ酸等が多く含まれているのです。更にミネラル分を含んでいます。
 不耕起栽培の岩澤先生は10アールに200kgでも良いと本に書いておられますので,思いきって集めて撒きました。

こんなすばらしい米糠を美味しく食べることができたらスゴイだろうなと思い,試しに,米糠を細かい網でふるって小麦粉と混ぜて牛乳で溶いて薄焼きにしてみたら美味しかったです。研究すれば何か良いものができるような気がします。

23日からタマネギの定植を始めました。850本の予定ですが,初めて作った苗をとってみたら500本しか無くて,足りない分は買いました。ニンニクもタマネギもマイナス10℃以下になる冬を裸で越します。「すごいな」と思いながら植えています。他の作業と組み合わせてやっているのでもう2日はかかりそうです。

ーーーーー「田舎暮らしコミュニティづくり」プレゼンテーション
懸案だったNPO法人信州まちづくり研究会のホームページをgoogleのブログを使って作りました。無料でかつ素人にも作れるのが魅力です。末尾にURLを添付致しますのでご覧下さい。

前回添付しました提案書やYoutubeの動画を見られた方は,たぶん「これは非常に面倒くさい。手間ひまかかって大変だ」と思われたのではないでしょうか。
確かにそうです。優れた仕組みをつくるには,それもお仕着せではなく自分達でつくるにはどうしても手間ひまがかかります。

一番簡便な方法は,売りに出ている地方都市郊外のマンションか中古民家を買われることですが,それで折角の”田舎暮らし”の良いところが得られるでしょうか。
それに”幸せ”には値段がつきません。無上の価値があると思います。それがリーズナブルな価格で,自分達で創りだすことができるとしたら,相当な手間ひまをかける価値は充分にあると信じます。

 面倒なことは全て行政か大企業頼みの習慣がついている日本人にとって,自分達でルール作りから創りあげていくというのは最も苦手なことなのかもしれませんね。

実は,今のところ二人しかお申し込みがありません。残すところ1ヶ月を切りましたのでいろいろ努力しています。首都圏の10以上の地方紙にWebで告知公告をお願いしましたが,無料或いは格安でお願いしているのでなかなか見つかりません。

現在,横濱タウン新聞がウェブに無料で掲載して下さいました。本当に感謝です。

お金を使わずに告知と集客をするアイデアがございましたら是非ご教授ください。
 とりあえず知人ご友人,社内に伝達をお願い申し上げます。

NPO法人信州まちづくり研究会のホームページには,プレゼンの開催要領と提案書ばかりでなく諸情報が掲載されています。

Youtubeにも提案書の概要が動画になってアップロードされています。

 尚,素敵な本をご紹介します。「コウハウジング」(コウハウジング研究会/チャールズ・デュレ,キャサリン・マッカマン著/風土社/1890円/アマゾンでOK)です。
 著者二人はアメリカ人ですが,1984年~85年,北欧の46ヶ所のコウハウジングコミュニティに,それぞれ数日から6ヶ月間滞在しながらコウハウジングについて研究しました。

1987年に二人はコウハウジング社を設立し,以来全米にコウハウジングを広めました。NPO法人信州まちづくり研究会では,10年ほど前に彼等が来日した際佐久市にお呼びして講演して頂きました。

英語が達者な方は下記URLを開いてください。コウハウジングについて,欧米の歴史と現状が詳しく書かれています。

  欧米の現状だけ書きます。北欧には数百ヶ所,アメリカには使われているのが113ヶ所,計画中が100ヶ所,オランダでは300ヶ所以上,イギリスでも完成しているのが10ヶ所,計画中は多数,等々とあります。私の知る限りでは日本にはまだないようです。10年以上からかけ声はあるのですが何故かありません。
 もし,我々が創ることができれば日本初になるのかも知れません。

合理的・経済的で生活費も福祉費も軽減でき,何よりも人間疎外を最小にできる21世紀の理想的なコミュニティだと信じています。
皆さん,もし自分ができなくても子供たちに教えるために是非研究してください。ご紹介した本をお読み頂ければ手に取るように判ると思います。

ここにも開催要領を掲載致します。

【プレゼンテーション開催要領】
このプレゼンテーションの特徴は,単独家族で未知の地域に飛び込むのではなく,予めコミュニティをつくるところにあります。

日時:平成23年11月26日(土)午後1:30~4:30
会場:住宅生産性研究会の事務所 飯田橋駅から5~600m
大きな地図で見る
お出かけ頂きたい方:この提案書にある理念と手法にご賛同頂ける方ならどなたでも結構です。
参加費:お一人5,000円 但し,ご夫婦の場合は2,000円追加と致します。


内容:提案書の詳細説明,
長野県の”田舎暮らし”に関する諸情報,
長野県東信地区に関する諸情報
プレゼンテーター:NPO法人信州まちづくり研究会
副理事長 安江高亮
お申込み方法:このメールの返信にて,お名前,住所,性別,年齢,ケイタイをご記入の上お送りください。
お問い合せ:このメルマガの返信,或いはフッターの連絡先へどうぞ。

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このプレゼンテーションだけをお聞きになりたい方でも結構です。
”田舎暮らし”に関心のありそうな方に宣伝・転送をお願い申し上げます。
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