2012年2月25日土曜日

蓼科だより・228号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2012年2月25日(土)★
★今回のテーマ:インフルエンザB型,もめた自治会,県政の情報公開
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

  私も流行を追えることを自ら実証しました。4日前の夜突然48.5度の熱が出て,翌朝ホームドクターに駆け込んだら何とインフルエンザB型とのこと,驚きました。可愛い孫からもらったようです。
 この年にしてインフルエンザは初めて,すごいでしょう!さすがタミフルはよく効きます。まだ完治していませんがほぼ大丈夫です。
ーー
 先週は,直売所菜ないろ畑で私の編んだコモが2枚売れました。コモの初売りです。1枚2,300円。手間賃にすると時給700円にもなります。私にとっては大稼ぎです。
 買っていかれた方は大事に乗用車の助手席に積んでいかれたそうです。嬉しいですね!早速3枚売り場に追加出品しました。50リットル入りの籾殻燻炭もぼつぼつ売れています。
 デーランボーの通販で,段ボール箱入り籾殻燻炭150リットルの注文も頂きました。
ーー
 1月中旬からつい最近まで,私が住んでる町区5班に町営の子育て支援住宅というのが完成し,3月下旬から一挙に16戸増えるというので,班を挙げて受入れるかどうか大騒ぎをしました。
 私は今年度,偶然会計役を仰せつかっていた関係上問題の中心に巻込まれてしまいました。現役中は自治問題には深入りしてこなかったので,この際良い勉強をさせてもらいました。

 現在の町5班は約30戸ですが,そこに新たに16戸が一挙に増えるというのは大変なことには違いありません。80才前後の皆さんにとっては恐怖の対象になったようです。
 長老を中心に反対意見が強まりました。理由は,自分達は年をとって動きが鈍くなっているので,とても若い人達の相手などできないし,配りものや集金などが大変だというのが主流でした。

 初回の会合では,5班への編入はお断りするということになってしまいました。町区の区長他3役は困ってしまい。区役員との話合い集会が開かれましたが,喧々諤々で結論が出ませんでした。
 私は受入れ賛成派で,若い人を中心に論陣を張りました。「若い人達がどんどん減って高齢者が増えるばかりの5班に,子育てをしている若い人ばかりが16戸も増えるというのはすばらしいことです。きっと我々高齢者の力になってくれるに違いない」という論調でした。

 2回目の区役員との集会では,賛成に傾いていたのですが,最後は5班の中で怒鳴り合が生じ気の短い長老が一人怒って帰ってしまうというハプニングとなり,敢えて結論を出さず5班内部の常会に持ち越しました。

 このままでは5班が分裂してしまう,何とかしなければと思い,説得の材料として立科町内のアパートの実情を調べました。何と,ほとんど問題はありませんでした。
 5班だけの常会の夜。やはり冷静に納得してもらうのが一番大切と思い,他所のアパートで問題がないこと,役場も区も自治上の負担を軽減するために様々な工夫を考えてくれていること,我々若い(方なんです!)者達が面倒見ること等,代わるがわる説得しました。

 雨降って地固まるです!前回怒鳴って帰ってしまった長老も矛を収めてくれて全員一致で可決されたのです。2回目の区役員との集会で敢えて結論を出さなかったことが良かったのです。班内に亀裂を残さず解決できました。

 記録すべきは,怒鳴って帰ってしまった長老に対して,お菓子を持って謝りにいった若者が一人いたことです。決してその70才の若者が悪かった訳ではありません。しかし,行ったのです!偉いなと思いました。目出たし,めでたしでした!

ーーーーー農薬空中散布問題3:村山氏の論証と提案
NPO法人信州まちづくり研究会1月21日のブログに「農薬空中散布「効果写真」の不適切性」としてご紹介した村山論文(ヤマンバの会事務局長)に対し,長野県林務部が迅速な対応をされ情報提供(宮報告)を頂き,その内容を2月11の同ブログに掲載しました。二つのブログは下記です。


村山氏は,県行政とこのような討論ができることを非常に悦んでくれましたし,私自身も県政のためにすばらしい情報交換だと思います。
そして昨日,村山様から,宮報告に対する疑義の考察・検証と提案をメールで頂きました。長いですが読み応えがあります。その全文を同ブログに掲載いたしました。ここから建設的な意見交換が生まれればと願っています。

私はこの論証文を読んでいて感動しました。自らをも絶対視せず冷静で客観的・論理的であり,現在の自治体が国の機構の中で難しい立場に置かれていることまで配慮した論述を展開しています。
 何よりも高い倫理・価値観に裏打ちされており,真に県政のあり方の向上を願っていることが強く表現されています。

前回も書きましたが,行政の情報公開が適正・適切であればこのような問題は起き得ない筈です。
 これらの現象は,行政の情報公開が,半世紀に渡って続いた55体制による政官業複合支配体制(悪く表現すると癒着)により歪められてしまった結果ではないでしょうか。
 行政の抜本改革が叫ばれて久しいのに未だに改善をみていません。何故こんなに改革ができないのでしょう。今船中八策に関心が集まっているのは当然ですね。

村山氏は最後に「単に空散問題を越えて「県民と行政との正しい在り方」を模索・創造する生きた実例となる可能性があるように思います。」と書いています。

下記URLをお読みになって下さい。ハッキリさせることができない(しては困るのかも?)行政の実態が浮かんできます。しかし,それは過去の話。これから長野県は変っていけるものと期待しております。


ーーーーー
住宅生産性研究会のメルマガを下記ブログに転載いたしました。
住宅産業に対する警鐘です。
「世界から学ぶ成功する「宅地開発」」

★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★
これが,公園です!
欧米の公園には,佐久も門もありません。
大学もそうです。何故日本の大学には塀と守衛があるのでしょうか?


炭,籾殻燻炭,コモのことなら

”田舎暮らし”のことなら
http://tateshinadayori2.blogspot.com/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

0 件のコメント:

コメントを投稿