2012年3月25日日曜日

蓼科だより・232号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2012年3月24日(土)★
★テーマ:自然耕塾,信州せいしゅん村,犬と鬼,南京虐殺
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  昨日,今日と,高山村の自然耕塾に通いました。昨日朝は小雪だったので,仕方なく高速を使い須坂ICで降りましたが,後は全て菅平を越えました。高山村からだと丁度90分ばかりです。
 標高1500mの菅平は,昨日の帰りは小雨でした。夕方4時頃。まばらでしたがスキーゲレンデにはスキーヤーの姿が見え,ボードを抱えて歩いている若者の姿もありました。
 昨日の自然耕塾は,種籾の種蒔き。10人ばかりで,渡部式という自動機械を使って,説明・指導を受けながらの作業でした。

 催芽(さいが)と言って,籾から1~2ミリ芽を出したものを30センチ×60センチほどの育苗用トレイに撒き着けますが,約15秒に1枚づつ出てくるので,結構忙しい作業でした。
 以前に計算した時,米作りは,1粒が200~250粒になります。籾のどこにそんなすごいパワーがあるんだろうと思いながらの作業でした。因に麦はたしか20~50倍だったと思います。米は連作障害もなく本当に効率の良い主食です。

 今日午前中は,公民館で講義。「稲の生理と耕さない田んぼの特徴」と「田植の準備」でした。何故不耕起移植栽培用の苗は病気と倒伏に強いのかという原理,理由を学びました。科学的に研究された説明に納得しました。

日本不耕起栽培普及会のホームページ

ーーーーー0319小林一郎村長より
3月11日から1週間の台湾訪問の報告書が届きましたので披露します。ーーとーーの間です。
ーー
皆様へ
 台湾へ行って大歓迎されて、無事に帰ってきました。
これも私ども信州せいしゅん村を温かくご指導ご支援して頂いている
皆様方のお蔭だと感謝申し上げます。

台湾では信じられない歓待を受けましたし、新たな学びも得ることが出来ました。農村交流、学校交流、行政担当者・山岳協会との交流。また街歩き等、様々な貴重な体験を重ねてきました。

特に高雄市政府の氾特別顧問や彰化女子高中孔校長先生、華僑実験高中の陳校長先生にはお世話になり、また有意義な意見交換もすることが出来、将来への展望が開けてきました。
ーー
(私)信州せいしゅん村と台湾との交流は3年目だと思いますが,阿部県政が観光振興・地域振興の施策として大きなバックアップをしてくれています。昨年秋に県が出した「国際青少年交流農村宣言」を下記ホームページからご覧下さい。

 最近,立科町の「まちづくり協議会ユーユーたてしな」から,24年度のほっとステイ受入予定表が届き,私の受入れ予定を書き込みました。今のところ,7月までで12回ありますが,私は10回のOKを出しました。今年も子供たちと楽しませてもらいます。
 
 皆さんの地域も始めませんか。都会の方は田舎に行くことを!田舎の人は受入れることを!
 子供だけでなく,一般ツアーもあります。詳しくは下記ホームページを!

ーーーーー「犬と鬼・知られざる日本の肖像」(アレックス・カー著)
 この本は2002年の出版であり,過去に数名の方から読むように薦められていましたが,今頃になってしまったものです。
 記憶が薄れていますが,夢中で読んだカレル・V・ウォルフレンの「人間を幸福にしない日本というシステム」の兄弟編のような本です。
 「数々の文化遺産、美しい国土、すぐれた教育制度、世界一の個人貯蓄。それがありながら、なぜ日本は道を踏み外すのか?」という問いかけで始まります。
 たまらなく日本が好きな作者がやりばのない怒りを日本国民にぶつけている,と感じました。

 10年前の本であるだけに,その後の経過と照らし合わせることができ,様々な指摘が際立っています。原発問題も指摘されており,今その指摘の通りになっています。
 私の関心事である”まちづくり”についても多くのページを割いていますが,かねがね私が想い続けていた疑問が全て書かれており大きな共感を覚えました。
 その疑問とは,政官財による”まちづくり”の研究不足と無作為による取り返しのつかない失敗です。

 いろんな書評を読むと,記述の細部に調査不足と間違いがあるようですが,わたしはそれは話しの大筋に影響するようなことではないと感じています。
 もし,お読みになっていなければ,下記書評をお目通しください。私は佐久市の図書館で借りましたが,どこの図書館にもあると思います。 
 
ーーーーー「河村発言を支持し『南京』の真実を究明する国民運動」
 渡部昇一上智大学名誉教授が呼びかけ人代表となり上記運動が発足しました。
 私は,川村市長は「互いに言うべきことを言って仲良くしていきたい」として討論を呼びかけただけなのに,これを問答無用どころか恫喝で答えた中国はおかしいと思っています。

 この問題は原発問題と同じで,自分で検証することは不可能です。しかし,原発問題は科学の問題ですから,近い将来真実が明らかになると想いますが,南京虐殺の問題は論理の問題ではないので,遥かに面倒だと思います。
 ですが,日中双方で詳細に史実の検証を積み重ねれば,究明が不可能だとは思いません。しかし,問答無用と恫喝では話しになりません。国際信義にもとる話しです。
 これは,右とか,左とかの問題ではなく,国家の尊厳の問題です。私は南京虐殺には大きな疑問をもっています。日中に国際機関を加えた合同組織で,真実を究めるべきだと強く思っています。

 私は開設された下記ブログから署名をしました。面倒な問題を先送りしたり,見て見ぬ振りをしたり,訳の判らぬ笑顔をしたり,筋の通らないことにもヒューマニストの振りをするのは,もう止めなければと思うからです。
http://ameblo.jp/nankinkokumin/

ーーーーー原発興国論
いつも貴重な情報を頂くW氏から,渡部昇一上智大学名誉教授が書かれた表記の記事を頂きましたので,下記ブログに掲載させて頂きました。雑誌「WiLL 平成24年4月号」に掲載されたものです。

NPO法人信州まちづくり研究会ブログ
http://shinshumachidukuri.blogspot.com/2012/03/will_4701.html

ーーーーー農業による”まちおこし”の実例報告
世界各地で始まっている大きな動きです。その一例です。

やはり,NPO法人信州まちづくり研究会ブログ
現代版アメリカンドリーム「アグリカルチュラル・アーバニズムの実践」
http://shinshumachidukuri.blogspot.com/2012/03/blog-post_14.html

”田舎暮らし”のことなら
http://tateshinadayori2.blogspot.com/

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