2012年8月25日土曜日

蓼科だより・254号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2012年8月25日(土)★
★テーマ:メダカ,スズムシ,立科の夏祭り,「いつも何度でも」,

  8/15日に絡んで,チェルノブイリの真実
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 残暑お見舞い申し上げます。 

 日中は相変わらず暑いですが,朝晩は過ごしやすくなりました。
 今日は高山村の自然耕塾の日でしたが,ついでに昨年来の懸案を解決しました。田んぼからメダカをすくってきて私の田んぼに放したのです!
 土着の生物はできるだけ他所に移動しない方が良いと聞いていたので,地元で探していたのですが,ついに見つからず,園原先生の田んぼから頂戴したという訳です。30尾ほどです。
 問題は無事生育・繁殖してくれるかどうかです。祈るような気持ちで田んぼに放しました。

 今,トマト,ゴーヤそしてミョウガが旬です。子供家族にも送り毎日楽しんでいます。
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 盆が過ぎると,キリギリスとコオロギの鳴声に混じって,ひときわ澄んだスズムシの音色が日増しに大きくなります。7月半ばからキリギリス,8月に入るといろんな種類のコオロギが鳴きはじめ,そして盆過ぎにスズムシの登場です。
 スズムシはコオロギ科の一種ということですが,何といっても虫のプリマドンナだと思います。
 そして昼間はミンミンゼミが最盛期,声を限りにと鳴き競っています。
 遅れてしまいましたが,7月の体験農園記録をアップロードしました。
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 8月4日の「立科えんでこ」祭の夕べ,元住民やウルグァイからの帰省母子に町区のプラカードを持ってもらったことを書きましたが,その際,Youtubeにその映像をアップロードすることを約束していました。
 今日,やっとその約束を叶えることができ,その母親にメールで知らせました。今頃地球の裏側で見ていてくれるのではないかと思います。

ーーーーーソプラノで「チェルノブイリとヒロシマ」

 偶然見つけたのですが,Youtubeの「チェルノブイリとヒロシマ」!
「いつも何度でも」(「千と千尋の神隠し」の主題歌 )をテーマに,ナターシャ・グジーさんが語り歌います!感動しました!
あらためて,「千と千尋の神隠し」と歌「いつも何度でも」のすばらしさを知りました。金熊賞やアカデミー賞を受賞し欧米各国でテレビ放映された訳が理解できました。
http://www.youtube.com/watch?v=ry_WACFd8Ds&feature=plcp
この動画の説明にある「作詞の覚さん」も是非見てください。
「私たちは,からだをとおして,現実とむかいあっている。コンピューターには体がないから・・・」
・・・・・・さよならのときの 静かな胸
 ゼロになるからだが 耳をすませる
 生きている不思議 死んでいく不思議
 花も風も街も みんなおなじ・・・・・・・・・・

ーーーーー8月15日に絡んで・・・

 加瀬英明氏21日メルマガ「大東亜会議で人種平等を宣言」より,一部分を抜粋します。下記URLからホームページで本文を読むことができます。大東亜会議は昭和18年。

<ヘンリー・S・ストークス氏は、ニューヨーク・タイムズ、ロンドン・タイムズなどの東京支局長を歴任した、イギリスの大記者である。この8月に、私とともに著した『なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか』(祥伝社)が刊行されたが、同氏が第2部「ペリーからマッカーサーまで」を執筆している。
 ストークス氏はこのなかで、日本が先の大戦で侵略戦争を戦ったのではなく、「いったん戦端が開かれると、アジア人のためのアジアを創造する、強い情熱によって駆られた。これこそ、日本人による大きな国際貢献だった」と、説いている。
 そして、大東亜会議が「人類に人種平等をもたらした、出発点となった。まさに日本史における、輝かしい一瞬だった。今日、日本の多くの学者が大東亜会議は日本軍部が『占領地の傀儡』を集めて、国内向けに宣伝のために行ったと唱えている。このような日本人こそ、日本を精神的に支配しようとする外国の傀儡ではないか」と、述べている。>

(私)加瀬先生は,俗に右翼と称されているのだと思いますが,何故かこの先生の発言に惹かれます。
 100%正しいかどうか私の判断の及ぶところではありませんし,場合によると「そこまで言わなくても」と思う発言もありますが,「ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか」を読んで以来,メルマガも頂いています。

 戦争には暴走と悲劇が必ずつきまとうのは日本の戦争に限らないと思います。戦後の日本の歴史観はその暴走と悲劇にだけスポットライトを当てていて,歴史の真実から目を背けてきたように感じられてならないのです。
どんな人間にも国家にも過ちも間違いもあると思います。自分の主義主張に都合の良い部分だけを見る態度は間違いだと思います。素人感覚ではありますが,近現代史をおろそかにしていると思えてなりません。
 歴史の真実とは自分のルーツを知ること,真実の自国を知ることではないでしょうか。良いことも悪いこともありのままに見つめ,そのありのままを世界の規範と照らして自分のとるべき道を決めていくことではないでしょうか。
ーー
 偶然ですが,加瀬先生のテーマに符合する情報を,祇園祭のたくさんの写真を送って下さった方から頂きました。頂いたメールの一部を<>に引用します。

<8月15日、終戦記念日です。この暑さでこの日のことを考えてしまいます。
 最近ある方に薦められて、ヘレン・ミアーズの著作、『Mirror for Americans: Japan』 (アメリカの鏡・日本)を読みました。
 彼女はマッカーサーの日本占領時のスタッフとして派遣され、46歳で戦後日本の労働基本法の策定に携わった人で、48歳の時に本書を著わしましたが、マッカーサーから日本での翻訳を禁止されました。

 何故マッカーサーが発禁に? これはお読みになれば当然分かりますが、ここまで日本を公正に分析した人が女性の、しかもアメリカ人であることに驚かされました。
 小さい字で書かれた400ページ。極めて多くの引用や、詳細な脚注、膨大な資料に基ずき事実を誇張もなく実数で確実に記し、大げさな言葉による誇張は一切なく、云わんとすることを強烈に伝えています。
 私は読み進む内に、日本人の特に戦争を知らない若い世代の必読の書であると思いました。
 終戦の日、私は敗戦の日と呼んでいますが、毎年この日を迎えて、何故日本は戦争に向かったのか、そして何故、根こそぎ徹底的に敗れたのか。
 日本の進んだ道は、何故、アメリカ人達、この達には、イギリスやフランスを含めた西洋人達の意も含まれているようですが、これらの人達の鏡が日本なのか。>

(私)この本が数日前に届きましたのでこれから読みます。ヘレン・ミアーズは日米開戦前にも日本と中国を訪れ東洋学を研究していました。下記URLに書評があります。http://hon-ga-suki.at.webry.info/200710/article_10.html

ーーーーー報道されていないチェルノブイリの真実

 メルマガ「撤退の農村計画」より,一部分を<>内に引用しますが,下記URLを是非お読みください。チェルノブイリの実態が判り,日本の報道がかなりおかしいことも判ります。
 私はこのメルマガの執筆者の皆さんは信用できると思っています。少し前に書いた米ギャラップ社の調査(日本の報道の自由はまやかし)が正しいようです。

<7日はチェルノブイリ、8日はウクライナ国家戦略研究所を訪問しました。こちらの専門家は、「日本の規制は厳しすぎる。実現できないのではないか」と言っていました。
 その一人(物理学者)は「放射能汚染よりも情報汚染のほうが心配だ。前者はまだ除染などの対策ができるが、後者は無理である」とまで言っていました。彼はそれを福島大学でも話したとか。
 不思議なのは、チェルノブイリを視察して(あるいは彼ら自身が福島に来て)彼らの説明を聞いた人はたくさんいるはずなのに、そのように紹介した人を今まで私は聞いたことがない。チェルノブイリでは内部被曝が心配だという情報だけが日本に伝わっているように思います。
・・中略。
 福島の過剰な規制は、やがて見直されるでしょう。そのときに、過剰規制を求めたことが(ダイオキシンのように)タブーとなるのか、真摯に議論されるのかが問われるだろうと思います。>


ーーーーーあとがき
 またまた長くなってしまいました。できるだけご紹介したいと思いながら編集しているとこんなことになってしまいます。毎回,積み残しに悩みます。
 
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「田舎暮らしコミュニティ」のすすめ!
http://shinshumachidukuri.blogspot.com/2011/10/blog-post_9187.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

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