2012年11月9日金曜日

蓼科だより・264号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2012年11月3日(土)★
★テーマ:初霜,中山道ウォーキングin たてしな,

   農村ツーリズムシンポジウム,うれしいコメント,南欧の街並
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 朝8時に畑は0℃,文化の日に初霜が降りました。冬の到来を肌で感じました。
 食べるホウヅキに設置した霜よけシートは役にたちました。外にはみだした部分は白くなっていましたがシートの下はOKでした。
 ダイコンやネギ類は真っ白になっても平気ですが,ミズナやコマツナは影響がでます。先輩に教わった散水を初めて実行しました。「霜が融ける前に霜を散水で融かすと害はでないよ」というものです。
 ミズナ,コマツナ,ピーマン,ナスなどを噴霧器で霜を流して,昼間確認してみるとシャンとしていました。これもOKです。

 トウモロコシの栽培が計画通り10月31日で最後の収穫を終えました。モロコシ作りの達人と言われる先輩から教わり,4月10日に第1回を種蒔きし,7月末までに都合6回種を蒔き順次収穫しました。
 成熟までに約90日。10月31日に最後の収穫をしたのは7月末に種蒔きしたものでした。ただ,2作目は土地が悪くて失敗し,4作目はハクビシンと狸にやられ全滅しました。しかし,他のものはまあまあに収穫できて孫達を喜ばせることができました。
 そしてあのラジオと電灯と暗闇のコンビネーションは成功でした。

 自慢するのも気が引けますが,自分の米を一昨日初めて食べてみましたが,すばらしく美味しかったです。問題は収量です。今年のリベンジは失敗してしまいましたが,来年こそ成功させます。
 少しばかりで恥ずかしいですが,100kgほど販売させてもらいます。詳細は下記デーランボーのブログに明日掲載致します。無農薬で有機肥料のみで育てたお米を味わってみて下さい。

ーーーーー好評だった「中山道ウォーキングin たてしな」

 10月21日(日),柿色鮮やかな秋晴れの下で行われました。
 中山道唯一の松並木,往事のままの屋敷が残る芦田宿本陣,200年以上の歴史を持つ現役の金丸土屋旅館,1000年以上の歴史の津金寺,銘酒をつくる二つの酒造会社等々を見ながら,説明を聞きながらのウォーキングでした。
 私も一緒に歩かせてもらい,宿場のボランティアのみなさんや,可愛い小学生の茶坊主や袴姿の中学生のおもてなしを受けながらウォーキングをビデオ取材しました。
 地元にいながら恥ずかしい話しですが,私は初参加でしたので知らないことも多くて大変勉強になりました。また,このイベントのために大勢の人々が裏方でがんばっていることが判り,すばらしいと思いました。
 私は食べられませんでした(お客様のみ)が,昼食「和宮御膳」がすばらしかったとの評判でした。
 1861(文久元年)に和宮親子内親王が徳川家に降嫁された際,中山道を辿りこの芦田宿で御昼食をとられたことに因んで,残っていた当時の食材記録を元に池の平ホテルの和食料理長が腕をふるったものです。
 「参加費3000円でこんなすばらしい食事を食べさせてくれるなんて安すぎる」という声がありました。(来年は,お出かけ下さい!)


 尚,ついでに下記URLで「皇女和宮について」読みましたが,幕末の凄まじい歴史の渦中に生きたんですね。我々は明治維新をもっと知るべき,学校で教えるべきと思いました。

ーーーーー農村ツーリズムシンポジューム開催!

1 開催趣旨
 「国際青少年交流農村宣言」の普及を図り、市町村、地域と一体となったグリーン・ツーリズムと農村の癒し体験を取り入れたニューツーリズムを推進することを目的として開催する。
2 日 時 平成24年12月19日(水)13:00~16:30
3 会 場  長野市「ホクト文化ホール」
4 主 催 長野県、長野県学習旅行誘致推進協議会、
      農村セラピー協会(ほっとステイの仲間が参加),他

(私)基調講演は以前にご紹介した「フランス田舎めぐり〜田園で過ごす癒しの旅のすすめ」や「フランスの教育ファーム」を著した大島順子先生です。グリーンツーリズムでは先進地であるヨーロッパの様子など今後の参考になると思います。
 一般参加ができます。問合せは下記です。
 長野県 観光部 移住・交流課
 Tel:026-235-7248(内)3553

ーーーーー嬉しいコメントを北海道から頂きました

かつてお世話になったガーデニングの白井温紀(しらいはるき)先生から,前号で書いた自然栽培に絡んで嬉しいコメントを頂きました。3年前に鎌倉から北海道に移住され,現地で活躍なさっています。
 長野県伊那市ご出身で,「蓼科便り76号」にご紹介させて頂いたことがあります。下記URLをご覧下さい。
http://www.hgs.co.jp/designers_a.php
 ご承諾を頂いてメールを転載させて頂きます。最近の先生のご様子が判ります。<>内です。

<安江さま 北海道へ移住して、まもなく3年が経ちます。
 関東の首都圏で暮らしていたころと、環境は激変しました。今日は、そのお話を少しと、それに関連して、来月全国でロードショーとなる映画についてお知らせをさせていただきます。

 私は長く東京、神奈川で暮らしましたが、日々の暮らしは全く別物となりました。著しい違いは、住まいのすぐ隣に手つかずの自然があること、そして十勝ならではの広大な農地面積です。
 鎌倉に居たころは、主に都市生活者のために庭づくりをしておりましたが、十勝へきて、自然の中に身を置き、人間について、人間の文化について改めて考えさせられました。

 お陰様で、移住後に、北海道初のガーデンショーに招待作家として庭造りを依頼され、今年6月~10月、十勝清水町の大庭園「十勝千年の森」(下記URL)で開催された「北海道ガーデンショー」にて庭の展示をさせていただきました。
URL: http://www.tmf.jp
題して「あなたに会いたくて -楡の木蔭の庭で」

 これまでお世話になった方々、過去に出会った素敵な人たち、これから出会うであろう新しい友人・知人を想い、私の知る限りの十勝の素晴らしさを庭という形に込めて、「素敵な庭を造って待っているから会いに来て」、という思いで作品を創りました。

 私の出会った十勝の素晴らしさの中には、最近安江さんのおっしゃる、「自然栽培」も含まれます。
青森のリンゴ栽培農家の木村秋則さんが十勝へ指導に来られ、運動は高まりましたが、それ以前からも、徹底した無農薬・無肥料の栽培をする農業者たちがいます。

 彼らの世界観、宇宙観に触れたのも、手つかずの自然に囲まれて暮らすことと同様に、庭造りの原点に返らされる衝撃でした。庭造りと農業は決して切り離せない、と確信するにいたりました。

 十勝千年の森でも自然栽培の試みは続けられ、食と風景の結びつきもまた、庭の考え方の一つとして重きを置かれています。その流れの中で、ショーのクロージングイベントとして、日本の宝と言える料理家・作家の辰巳芳子先生(下記URL)の講演が開催されました。
 十勝の旬の食材を用いた、辰巳先生のレシピによるランチも出され、宇宙と結びついた、いのちと食べることとの、深く感動的なお話がありました。

 辰巳芳子先生の映画(「天のしずく」下記URLにあります)が、来月3日から全国で封切られます。詳細を添付します。いま大切なものや、ものごとが、凝縮された価値ある映画です。
http://www.tatsumiyoshiko.com/

白井温紀 北海道広尾郡大樹町より>

(私)の妻も芳子と言いますが,「スープの先生」として尊敬していると話していました。

ーーーーー[matiza] 10/28メルマガより
 
 ”まちづくり”にご興味のある方はどうぞ!
 南欧の街並についてたくさんの写真と共に,興味深い街並論を展開していて,ステキです。

「世界の集落に魅了されながら日本の集合住宅のあり方を提案し続けられている江川直樹さんは、昨年4~7月の3ヶ月間じっくりと、南仏の小集落を巡りました。
 それは自らの仕事を振り返り、持論の「場所の声を聴く」旅であり、これからの日本の都市デザインのあり方を再考する旅でした。」という紹介です。

 Youtubeに投稿された下記動画から見ることができます。
「揃えないこと・揃えること~美しい南仏小集落から」

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「田舎暮らしコミュニティ」のすすめ!
http://shinshumachidukuri.blogspot.com/2011/10/blog-post_9187.html

農楽のすすめ!

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey
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