2015年8月23日日曜日

蓼科だより・409号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2015年8月22日(土)★
★テーマ:キリギリスとスズムシ、茗荷、信州まちづくり研究会、

     マッカーサーの占領政策、一国平和主義と安保
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 朝目をさます時はキリギリスの鳴声ですが、ベットに入った時はスズムシの方が勝って聞こえます。夜中になっても虫達の、セミも混じって、鳴声が絶えません。虫達は夜寝ないのでしょうか。この時期になるとスズムシの音色が本当にすてきで、すっかり秋の気配です。

 私のキュウリが本格的に採れだしました。立ちウリの育ちが悪かったので、補足で植えたハイウリがどんどんなりだしたのです。トマトもようやく採れだしました。桃太郎、麗華、ボンジョールノです。ですが、全てが2〜3週間遅れです。妻から「だいぶずれてるわね」と皮肉られています。
 今日の夕食は、そのボンジョールノで作ったスパゲッティで美味しかったです。

 昨年から、茗荷畑が老齢で小さくなり収穫量が半減しましたが、過去2週間ばかり収穫や近親者へのプレゼントを楽しみました。
 そして、今春植え替えた部分の木も順調に育っています。ただ、草取が間に合わずに茗荷の木より大きくしてしまったので、今頃やる草取は大仕事です。満身の力でないと抜けません。でも、きっと来年はすばらしい芽を出してくれると思います。
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 前回のメルマガで、頂いた誕生日祝いのメッセージに、「70〜80ははなたれ小僧!」とありましたとご紹介しましたが、もしや、と思い確認しましたら「働き盛り!」でした。スミマセン!
ですが、私には「はなたれ小僧」の方が似合っているかも知れません。(笑)

 もう一つ間違いがありました。当町の戦没者慰霊碑の環境整備作業の参加者には、「直属の遺族はほとんどいなくて、関係傍系者がほとんどです。」と書きましたが、自分のところがそうだったので、私の思い違いでした。訂正致します。

ーーーNPO法人信州まちづくり研究会の定例会

 毎月1回第三土曜日に定例会をやっています。今月は第三がお盆に重なってしまったので、第四にしました。今回のテーマは「東信スマート・テロワール研究会」立ち上げの今後の取組み方針。
 実は、7/23日に県の地域振興課に大きな期待と共に提出した「人口定着・確かな暮らし実現」戦略モデル助成金事業申請が書類審査で落選してしまいました。
 選考理由は公表しないことになっているので、落選理由は推測でしかないのですが、実現性において劣っていたようです。「この事業における実績が何もないこともマイナスだね」とは、皆の意見でした。29分の12の合格率でした。仕方ありません。自力でやるところに意味があるよ、との教訓かも知れません。

 今定例会は、この決定を受けて、今後のこの活動をどう進めていくかという戦略づくりでした。様々な意見がでましたが、「時間が、当初計画の1年ではできないかも知れないが、自力で資金調達をして進めよう」という方針になりました。我々の問題は常にマンパワーと資金です。

 他の会員の皆さんを私と一緒にしたら叱られますが、ひいき目に見てもゆとりのある方はなさそうです。(笑えない)。NPOって、貧乏人がやることではないと知らない訳ではないのですが、何故みんな、この夢のような事業に取り組もうとするのでしょう!自分で言うと照れますが、志は高いんです!(笑)

 ですが、皆、きっと理解してもらえる、できると思っています。
 この事業は、我々の子供のためには間に合わなくて、孫・ひ孫世代に間に合えば上等だと思っています。大上段な物言いで口幅ったいですが、日本の将来のために避けて通れない取組みだと考えています。

 東信スマート・テロワール研究会が立ち上がった暁の最初の仕事が「30年ビジョン」の作成です。

ーーー日本人のために戦後日本を作ったわけではない!

 当然のことです。メルマガPride&Historyからですが、何が本当なのか判らなくなります。日本の歴史学者の皆さんにしっかりしてもらわないと困ります。

<・・・戦後70年。今の日本は憲法に始まり、民主化、教育制度、自衛隊などすべての骨格がGHQによって作られています。もちろんGHQのマッカーサーは日本人のために戦後日本を作ったわけではありません。

アメリカの利益になるように日本を作り変えるため日本の教育制度に楔を打ち込みました。そしてそれは今でもわれわれ日本人の魂に深く刺さったままです。では、戦後のGHQ・マッカーサーは日本を作り変えるために日本人をどう教育してきたのでしょうか?

そしてあれから70年たった今、覇権国アメリカは日本をどう見ているのでしょうか?どう評価しているのでしょうか?

西鋭夫が吠えました。
http://www.prideandhistory.jp/sp/nihs/mag_2.php
・・・>


(私)日本の近代史は何が本当なのか訳が判りません。著者西鋭夫について次のような既述があります。
「世界中の天才が集まり100人中3人しか合格しない超難関、超名門と言われるスタンフォード大学。その中でも格が違うのがフーヴァー研究所です。元英国首相マーガレット・サッチャーは、「政治・経済・国際問題に関して世界で最も重要 な研究組織はフーヴァー研究所であります」と評価をしています。
 在籍する教授は133名(うち3名はノーベル経済学賞受賞者)。前政権時にはそのうち25名がホワイトハウスの要職につきアメリカを舵取りする。西教授はその世界の情報が一手に集まるフーヴァー研究所に30年以上にもわたり在籍している唯一の日本人でアメリカ政府の日米関係の機密文書からGHQ占領政策を研究する世界的な権威です。」


 どう判断したら良いのかどなたかご教授頂ければ幸いです。

ーーー戦争に巻き込まれる恐れが強くなった!

 私は、この安中さんの安保論に深く考えさせられます。

<・・・日本国内では、集団的自衛権によって日本が戦争に巻き込まれる恐れが強くなったといって反対論が根強い。それはその通りである。しかし、一方で、集団的自衛権によって東シナ海同様、南シナ海においても中国が戦争を仕掛けられなくなったとも言える。つまり、集団的自衛権で日本の危険は増すが、アジアの平和には寄与できるということである。

問われているのは、これからの日本の姿勢である。日本は、これまで通りの「一国平和主義」に閉じこもるべきなのか、それとも、アジア(ひいては世界)の平和への寄与を重んじていくべきなのかの分水嶺に立っているのである。そして、安保法案への反対は、「一国平和主義」に閉じこもる道の選択なのである。

一方の安保法案への賛成は、それはそれで厳しい道である。かっての大戦へと進んでしまった苦い過去を反省し、そうならないための政治の仕組みおよび国民の啓蒙が必要であろう。

苦い過去を反省する上で、最も重要な要素は、次の三点である。
第一に、中国との経済および人的交流を増やし、両国を運命共同体に持っていくこと。
これが戦争の危険を緩和する方策であることは、誰でも分かるであろう。

第二に、国家人事を硬直させないこと。
かっての戦争を導いたのは、ほんの一握りの軍人たちであった。それも、主役はわずか4~5名の中堅将校(大佐、中佐クラス)である事実に驚かされる。エリート主義、年功主義の軍部人事と、それを防ぐべき国家機構が未熟であったことが主たる原因である。
残念ながら、今の日本人の大半は、このことが分かっていない。単に「戦前の日本は悪かった」で終わって、それ以上深く考えようとしない。その結果、この人事硬直の反省もなく、A級戦犯に全ての罪をかぶせ、終わらせてしまった。かの戦争と同じ轍を踏む危険は、戦前と同様にあると言わざるを得ない。・・・>

フッターーーーーーーーーーー

農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
(月刊『ザ・フナイ』より)
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html

団塊世代の地方移住が日本を救う
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2014/11/blog-post_10.html

無農薬玄(白)米の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

籾殻燻炭の販売
http://daylanbo.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

農楽のすすめ!
http://tateshinadayori2.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本以上
http://jp.youtube.com/user/takasukey

メルマガ「蓼科便り」のアーカイブス
http://tateshinadayori2.blogspot.com/

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