2012年4月7日土曜日

蓼科だより・234号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2012年4月7日(土)★
★テーマ:くん炭づくり,マーガレット・サッチャー,

     370km/hの電気自動車,南京事件
★蓼科便りは,”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします
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前号で,1ヶ月遅れの信州の冬も終りです,と書きましたが,今朝はマイナス5℃となり,昨日も今日も小雪が舞いました。やはり今年は例年より寒いです。
延べで約8時間ほどかけて腐葉土ヤードの切り返しを行いました。今年は去年の約倍,1.5トンはあると思います。今秋ですが,1トンは田んぼに入れようと考えています。これでミネラルは十分だと思います。
一昨年からお借りした隣の畑に,天然の三葉がたくさん出ます。毎日観察していますが,一昨日小さな芽を幾つか確認しました。大きな土手にもたくさんでるので,それらを畑に移そうと計画しています。

 籾殻燻炭(50リットル入)が町の直売所「菜ないろ畑」でぼつぼつ売れているので,生憎の小雪でしたが,昨日も燻炭づくりをしました。
 前回から,燻炭にEM活性液(有効微生物の液)を噴霧するという付加価値をつけて,6割ほど価格を上げましたが,その方が売れ行きが良いような気がします。

燻炭を作っていて,種火が大きいと燻炭のでき上がり所要時間が短くなるということに気がつきました。今日はいつもより1時間早く8時間で焼き上がりました。
どんなことでも最初の勢いが重要なんですね。三つ子の魂百まで,と言いますが,幼児期の動機づけが大事なんでしょうね。しかし,孫には甘くなってしまいます。(笑)

ーーーーー「マーガレット・サッチャーと住宅政策」
映画「マーガレット・サッチャー」が評判になっていますが,住宅生産性研究会の戸谷理事長が見てこられて,映画の内容とは直接関係ないようですが,世界から注目されたサッチャーの住宅政策について納得の論説をご自身のメルマガに掲載されました。
日本との違いが余りにも大きすぎてショックを受けました。戸谷理事長に許可を頂いて,NPO法人信州まちづくり研究会のブログ(下にURL)に掲載致しましたので,住宅関係でない人にもお読み頂きたいのです。

 ごく一部をご紹介します。<>内です。
<戦後の住宅政策として英国の住宅政策がもっとも先進的な政策であると考えてきた世界の住宅関係者(政策、行政、学術・研究)にとって、当時の「既存公営住宅の払い下げと新設公営住宅の廃止」というサッチャーの政策は、青天の霹靂でした。かく言う私も、大学時代にエンゲルス著「住宅問題」を読み、西山卯三著「住宅問題」や上野洋著「日本の住宅政策」などを読み、住宅政策を実践しようとして建設省に入省しました。>

いつもご紹介している住宅生産性研究会のホームページから読むこともできます。

Wさんが送ってくれたサッチャーの逸話をひとつご紹介致します。
<映画には出ていませんが、1989年のフランス政府による仏大革命二百年祭の招待を彼女は「あれは大虐殺に過ぎなかった」といって断ったことです。過去の声なき犠牲者の声を代弁したのです。政治家ですが歴史家でもあります。>

ーーーーー本「脱『ひとり勝ち』文明論」(清水浩著ミシマ社)
癒しと感性の「ユシカフェ」のマスターから薦められてお借りしましたが,驚きいっぱいで,痛快で,判りやすく夢のある未来車のお話しでした。
現にナンバーをつけて道路を走っているそうですが,未来車の名前は「エリーカ」。最高時速370km/h,1kmあたり電気代1円という驚異的な電気自動車開発のお話。本の一部ですが,<>内にご紹介致します。

<「ひとり勝ち」とは,「豊かさや,経済力などが,先進国の,世界全体から見たらごくわずかな人たちに集中していること」と定義し,それは工業化文明の一回目の革命に過ぎない。そして,「太陽電池をエネルギーにした二回目の工業化の地代」がくる。

「地球の地表面積の1.5%に,太陽電池パネルを貼れば,世界中の70億人が,アメリカ人と同じくらいの裕福なエネルギーを使えるようになる」
「そうすれば,世界で最も問題になっている貧困がなくなる」

「日本語でいう技術革新(イノベーション)には,「持続的イノベーション」と「破壊的イノベーション」の二種類がある」
「既存産業にはバリューチェーンができているので,破壊的イノベーションは非常に難しい」
「バリューチェーンの壁を破るには世論の後押しが不可欠である。そのために本を書いている」>

(私)この本を読んで,自分もエリーカに載れる日が近い将来くるという気がしました。今の日本の暗い世相にあって,まだ小さいけれども大きな希望をもたらしてくれる本だと思いました。

ーーーーー南京事件
前回,下記のご紹介をさせて頂きましたが,加瀬先生に対して失礼な表現があることに気がつきました。「良い反面教師になると思うからです。」の部分です。「結果として信じられないとしても,検討すべき内容だと思います」として下さい。

<私は「南京事件の真実を検証する会」の会長をつとめてきたが、日本軍が南京攻略に当たって虐殺を行った事実は、中国側の記録を丹念に調べてみても、まったくない。
・・中略。「温家宝首相への公開質問状 南京大虐殺を証明できますか?」
http://www20.tok2.com/home/nanking/on.htm >

(私)上記<>内は前回のコピーですが,前回のメルマガを発信した後,加瀬先生に「温家宝首相への公開質問状のご返事は頂けたでしょうか?」とお聞きしましたら,下記「」内のご返事を頂きました。
ご許可を頂いておりますので,掲載致します。
「私は人民中国と多年親しくしてきましたのにもかかわらず、回答を貰えないで、今日に至っています。回答のしようがなかったのでしよう。」

(私)上記質問状を読む限りでは,「南京虐殺」があったとはとても思えません。中国側は,完璧と言えなくも虐殺があったことの証明をすべきだと思います。決定的な証拠がなくても,傍証でも,現在の情報分析力をもってすれば,かなり真実に迫ることができるように思います。

川村発言に対しても,上海市は対話拒否と断絶と恫喝で対応しましたが,第三者からみれば,自分の不当性を証明していることになるのではないでしょうか。
もしかしたら,今の中国は真珠湾攻撃前の日本と似ているのかな,なんて思ってしまいます。私は,真実究明切望論者のつもりです。

ーーーーー農業による”まちおこし”の実例報告
世界各地で始まっている大きな動きです。その一例です。

現代版アメリカンドリーム「アグリカルチュラル・アーバニズムの実践」
http://shinshumachidukuri.blogspot.com/2012/03/blog-post_14.html

炭,籾殻燻炭,コモのことなら
デーランボーhttp://daylanbo.blogspot.com/

自己紹介
http://tateshinadayori2.blogspot.com/2011/09/blog-post_1048.html
Skype名 takasuke6(夜可。スカイプ同士は無料です)

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