2012年5月10日木曜日

今年初の「ほっとステイ」


今年の「ほっとステイ」が始まった。
今日は,横浜市の中学2年生一行が立科町にやってきた。
私の家には7名の男女がきた。
断根摘心栽培の大豆種蒔き

9:35,予定通り到着。
元気よく挨拶して,ゴーヤのお茶を飲みながら,自己紹介とミーティング。
昨夜は,白樺湖の八子ケ峰ホテルどまりという。
女子3名が吹奏楽部だった。がラッパが吹けるのかと心配になるほどハキがない。
珍しく男子の方が感度が良かった。

いつものように,地球生命誕生以来の生命の連鎖の中に行きていること。そして生きていることが奇跡であることを話す。
ミミズとカエルに喩えて,生き物が自然界を循環させ,人間に食べ物を与えてくれていることを話す。
ミミズとカエルが嫌いな子が多いからだ。もし本当に嫌いなら,食べ物を食べる資格がない,エコを口にする資格もないと。
土が生きていることも。

このようなことを,土いじりをしながら,ミミズとカエルを手にとって,命の循環を体験して欲しいと話すと,皆納得してくれたようだったが,果たして・・・。

天気予報は,午後雨だったので,午前中は体験農園のミョウガ畑で草取をやった。
皆ぎごちない,土を相手に作業するという経験がないのだろう。
いつも感じることだが,掘る,打つ,投げる,切る,抜く等の生活基本動作ができないのだ。恐らく家で何もやらせないのだろう。

午後は,野菜の苗を一人1本づつ植えた。植え終わること雨が降りだした。
続いて,昨年失敗した断根摘心栽培の大豆の種蒔きをした。
種の量とトレイの大きさの関係で,計算をさせたが,暗算できる子は一人しかいなかった。算盤をやらないせいだろう。

一人,かなり我侭で精神力のかなり弱い女子がした。蜂が側に来たら動けなくなり,泣きだしてしまった。他の子は,怖いなと良いながらも何ともなかったが。

毎回のように思うのだが,6名前後パーティーに1名は肉体的が精神的に弱い子がいる。率にしたら約16%程になる。
どうしてこんなことになってしまったのだろう。学校の先生も大変だと思うが,将来の日本が心配になる。


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Youtube「田舎暮らし」動画
http://jp.youtube.com/user/takasukey

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