2012年5月27日日曜日

蓼科だより・241号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2012年5月26日(土)★
★テーマ:田植作業終了,乳酸菌の不思議,南京事件,宗教とは,

★蓼科便りは,”田舎暮らし”と地域(長野県東信地区)の情報をお伝えします
★後援:NPO法人信州まちづくり研究会
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

19日に,松本市の同志のと同日に自分の田植を行い,その後補植も行い,昨日は動噴(動力噴霧機)を使って,除草のためのEM活性液と乳酸菌の混合液の散布をおこないました。
動噴とピストル噴口で,EM活性液と乳酸菌を散布
一番神経を使ったのは,40%も減収になってしまった昨年と同じ間違いを起こさないことでした。

昨年は,田植前1ヶ月間,畦畔整備のために田面を干してしまったことが原因で,粘土が硬くなってしまい,想定外のことが起きてしまいました。
不耕起専用田植機の特徴である土を切り刻んでいく装置が,土が硬かったため,土をはじき出してしまったからです。そのため,稲の根張りが悪く大減収になってしまったのです。
ですが,今年は大丈夫そうです。昨秋から水を貯めっぱなしで,特に3月以降は約20㎝の深水管理を徹底したので,土はかなり柔らかくなり,苗は良い状態で土に納まっていました。第一関門は突破できたと思います。

次は,除草です。農業は雑草との闘い,とどなたもオッシャイマス。
 一昨年,昨年と20日以上も朝晩田んぼに入りっぱなしでしたが,自然耕塾@高山村の学習で,そんな労力を使わなくても除草できることを学んだので,今年はそれを実践することにしました。
 ただ,様々な条件と闘わなければならないので,一筋縄では行かないようですが,成功例がありますので,可能性十分です。

その方法は,乳酸菌散布とチェーン除草の組み合わせです。乳酸菌の散布は,既に昨秋と田植前に行ってあり,田植後に行う今回で3回目です。
乳酸菌について勉強したら,生物にとって非常に重要な様々な働きをしていることが判りました。腐敗や食中毒の原因になる微生物の繁殖を抑える効果があるため多くの食品に使われ,人体の各所で生体を守り,発がん物質の排出・分解をしたり,とかです。

今日,自然耕塾@高山村があり,その講座の中で,乳酸菌の除草効果についても教わりました。乳酸菌は田んぼにある草の種子の殻を柔らかくし,発芽させる作用をするそうです。
そのため,土中で殻を破られた種子は発芽できず腐ります。しかし,表面にあった種子は成長が促進されてしまいますので,乳酸菌散布3〜4日後にチェーン除草し,その発芽種子をトロトロ層に沈め発芽を抑えるという仕組みです。
これを少なくとも2回,できたら3回繰り返します。これで除草剤(農薬)を使わずに米作りができるという農法です。所要時間は,2反部ほどの圃場で,1サイクル当り2〜3時間です。

ところが初歩的な問題がありました。昨年から数回乳酸菌を所定のマニュアルに従い作ったのですが,毎回腐敗臭が出てしまうのです。自分のやり方が悪いのだろうと思い,田植前の時は仕方なくEM活性液(乳酸菌が主成分)で代用しました。
 困ったあげく,先輩に相談したところ一つの理由が判りました。高温殺菌(125℃)の牛乳だと菌がいないのでダメだとのこと。牛乳に高温殺菌と低温殺菌(65℃)があることを知りませんでしたが,スーパーに行ってみて良く判りました。

早速,低温殺菌の牛乳を使ったらうまく行きました。インターネットで調べたら福島式という方法があり,米の研ぎ汁と牛乳を8:2で混ぜ常温で放置するだけでした。やってみると,4日でみごとにpH4の良い味の乳酸菌ができました。
2リットルのペットボトルを使ったのですが,上の方に真っ白い柔らかい固形物ができました。牛乳とお米の研ぎ汁からできたものですから,悪い物の筈はないと思い,それを食べてみたらビックリです。チーズでした。
昨日の朝,トーストにその白い物をぬって食べてみましたが,爽やかで素直な味でした。いわゆるナチュラルチーズではないでしょうか。どなたかお詳しい方,ご教授をお願いいたします。

EM活性液の培養もうまくいきました。殺菌や温度管理をキチンとやりましたら,一次活性液は,前回書きましたようにpH3.5になり,味も匂いも良好で成功しました。更に,20リットルタンクに二次培養しましたが,これも成功しました。
 冒頭に書いた「EM活性液と乳酸菌の混合液」は上記の乳酸菌とEM活性液を使いました。

動噴は,「あるものはみんな使って良いよ!」と言ってくれる篤農家先輩からお借りしました。古い機械でしたが,エンジンは一発でかかり,90mほどのホースもおかりしたので,軽トラックの上に溶液と動噴を積んだまま作業できました。
その先輩は,役場農林課にピストル噴口という遠くまで噴散できる道具があるということを教えてくれたので,借りて装着してみると,実にうまくいきました。16アールの田に,40リットル4本の溶液を散布しましたが,準備から終了まで約1時間でした。

今日は自然耕塾@高山村の日でした。明後日はチェーン除草をやります。更にもう1回繰り返しますが,それで田植までの一連の作業は完了です。これまでの様子を動画にまとめYoutubeにアップロードする予定です。ご覧下さい。
ーー
 239号でお伝えした天然ミツバですが,だんだん良くなってきました。1日に一箱程度ですが,6月上旬頃まで出荷できそうです。蓼科の自然の味と香りをお楽しみください。ご注文(このメルマガの返信で)をお待ちしております。
当初,山ウドと組み合わせましたが,山ウドが終ってしまいましたので,他の山菜或いは野菜を一緒に入れさせて頂きます。

ーーーーー「南京」の真実は?
『河村発言を支持し「南京」の真実を究明する国民運動』より一部抜粋します。
http://ameblo.jp/nankinkokumin/entry-11260181263.html

5月19日、名古屋市で<自由な議論で「南京」の真実を究明しよう!公開討論会>(主催:南京事件を自由に議論する議員有志の会)が開催されました。

司会は山本久樹名古屋市議(民主)。冒頭に、この討論会を催した趣旨と今日までの経緯を藤沢ただまさ<有志の会発起人代表・名古屋市議(自民)>から報告、続いて河村たかし市長からの挨拶がありました。

ここから討論。
1.「南京事件」について
2.南京事件はなぜ議論できないのか
3.なぜ今回”あった派”に来てもらえなかったのか
4.『中日新聞』意見広告拒否事件について
5.今後の姉妹・友好都市の進め方について

の各テーマで、出席者から次々と発言がありました。その後、質疑応答、最後に河村市長から総括があり、終了となりました。

(私)は,「あった論」でも「無かった論」でもありませんが,この会員になっています。真相究明熱望論者だからです。この運動を進めている皆さんは,「無かった」ということを基調にしていますが,討論と究明を求めている姿勢は正しいと思います。

拒絶と無視からは何も生まれないと思います。「あった論」,「無かった論」,両論の人達が討論の場に出て,証拠を示して意見を闘わすべきではないでしょうか。
出ることさえ拒否するということは何を意味するのでしょうか。これだけ世論が多岐に渡っているのですから,討論する意味がないとは考えられません。となれば,何か政治的な意図と力,それとも狭量な感情論が働いているとしか考えられません。

ーーーーー加瀬英明先生のメルマガ
加瀬英明メルマガ「イスラム色に染まるアラブ社会のカンバス」より抜粋。
<パキスタン北部のギルギットとフンザで、イスラム教スンニー派とシーア派の抗争が激化して、高齢者を含む日本人観光客77人が危険にさらされ、日本政府がパキスタン政府に要請して、無事に救出された。

国際政治を理解するためには、宗教が何であるか、知る必要がある。
日本語には明治に入ってしばらく後まで、「宗教」という言葉がなかった。それまで日本語には、宗門、宗旨、宗派という言葉しかなかった。日本では宗派がつねに共存したのに、自分の信仰だけが真実であり、他宗を排斥する西洋語のレリジョンが、日本にはなかった概念だったから、宗教という新しい翻訳語を造らねばならなかった。
・・後略。>

(私)「ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか」につながります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「田舎暮らしコミュニティ」のすすめ!
http://shinshumachidukuri.blogspot.com/2011/10/blog-post_9187.html

”田舎暮らし”動画がYoutubeに300本
http://jp.youtube.com/user/takasukey

ケイタイ 090-3148-0217
Skype名 takasuke6(夜可。スカイプ同士は無料です)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Topに戻る
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

0 件のコメント:

コメントを投稿